(6)1934年に米国で出版されたカクテルブック「Pioneers of Mixing at Elite Bars 1903-1933」に、禁酒法時代のジン・ベースのよく似たレシピのカクテルが掲載されている=名前は不詳。レシピは、「ジン45ml、コアントロー15ml、レモン・ジュース30ml、ラズベリー・シロップ1tsp」。このカクテルが原型となり、ベースがウオッカに代えられて、後年「コスモポリタン」となった可能性があるという(出典:Wikipedia英語版)。
コスモポリタンとは「国際人」「世界主義者」の意(あるいは「ニューヨーク」そのものを指すとも)。その甘酸っぱくて爽やかな味わい、美しい色目もあって、90年代以降、大都市を中心に全米で爆発的な人気を得るようになりました。とくに米国の人気TVドラマ「Sex And The City」(1998~2004年に放映)で、主人公たちがバーでよく頼んだことから、さらに人気に火が付きました。
「コスモポリタン」が欧米のカクテルブックに登場するのは、、現時点で確認できた限りでは、「Complete world bartender guide」(Bob Sennett著、1993年刊)、「New York Bartender's Guide」(Sally Ann Berk著、1995年刊)あたりが最初期です(後日、もう少し早い時期の紹介例が見つかるかもしれませんが)。