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moto,jc @ Re:困惑する中国(11/25) New! こんばんは いずれは中国は落ちてどうに…
Feb 27, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
Nikki_filmMaker


どう考えてもチャイニーズの色彩感覚と一致しません。
映画自体はチャン・イーモウが監督して、金城武、チャン・ツィイー、アンディ・ラウという豪華スタッフ、キャストを集めながら、あまりに荒唐無稽など評価は惨憺たるありさまが一般的ですね。
でも大抵の方が「映像は綺麗」とコメントしてらっしゃいます。
ところが私には、この「画像=>色彩」が腑に落ちないのです。
この映画の「色づかい」は「東洋」のものでは無いような感じです。
確かにワダエミさんがデザインした衣装は目にも鮮やかで、チャン・ツィイーの舞踏シーンなどは息も飲むほどです。金城武、チャン・ツィイーが竹林で刺客に襲われるシーンでの「竹」のあでやかな色彩は秀逸そのものです。
ところが、この鮮やかさは「どこかで見た」鮮やかさなのです。
ほとんど邦画を見ませんので確たることは云えませんが、例えば唐十郎(若い方には大鶴義丹さんのお父さんと云った方が分かりやすい?)さんの「修羅」や深作欣二さんの「忠臣蔵外伝 四谷怪談」などで表現されてる色彩なんですよ。



例えば中国映画の「山の郵便配達」はご覧になりました?
ここに描かれているのは、ハリウッド作品とは対極をなす、余情あふれる農村の「民」の生活を切りとってます。
日本映画では、もう見ることのできない「詩情」が「風景」となって描かれてます。
だから、この作品には「色彩」と云う言葉さえ陳腐になるほど、色が押し出してこないんです。
自然の中に「点描」のように「人物」がいます。
私は、この作品に東洋の色彩の典型をみるような気がします。

日本映画も以前は色彩的に東洋の一部だったような感じですが、いつの頃からか独自の色彩を作り上げてしまったと思います。
あるいは「艶やかな」色彩感覚は日本人の底辺にもともとあったものかも知れません。
そして「LOVERS」では、この日本的な色彩を映像に取り入れていった気がします。
どちらが良いとは云えませんが、私的には「山の郵便配達」の方が心にしっとりきます。

今日、妻から「うちの子を猫っ可愛がりしすぎ!しつけできへん」とクレームもらいました。だってネコなんだも~ん





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Last updated  Feb 27, 2005 12:15:21 AM
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