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fwkk8446 @ Re:潜水艦の乗組員(11/27) New!    「浅すぎて泥にはまるだけです」 …
パパゴリラ! @ Re:潜水艦の乗組員(11/27) New! 絶対に乗りたくない乗り物は潜水艦です。 …
空夢zone @ Re:カワウソのシベット(11/26) New! キノガーレってとっても面白くて可愛い顔…
moto,jc @ Re:困惑する中国(11/25) New! こんばんは いずれは中国は落ちてどうに…
Jan 24, 2016
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カテゴリ: カテゴリ未分類
    国際宇宙ステーション(ISS)とはアメリカ、ロシア、カナダ、日本と欧州宇宙機関(ESA)ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイスが共同で開発、運用している宇宙ステーションですな。

    この開発費用と云うのはハンパな金額ではありません。
    なんと18兆円と云うとほうもないお金がつぎ込まれているのです。
  • img_cyapi_9859.jpg
  • 2010年までの国別の支出で見るとアメリカがダントツで6兆4,400億円。
    次いで日本が7,100億円、欧州宇宙機関が4,600億円、カナダが1,400億円。
    それ以降も2015年までに追加でアメリカが1兆8,900億円、日本が2,000億円、欧州宇宙機関が2,500億円。
    ロシアは自国管轄部分の費用をすべて負担し、その代りその全ての利用権を所有しているのです。
  • img_ISS_001.jpg
  • ちなみに日本の公立の小、中、高等学校の校舎改築などのための1年間の予算はざっと1,500億円です。
    ガン関連の年間研究予算はざっと140億円。
    ES細胞を利用したクローン研究のための年間予算に至っては80億円しかありません。
    日本が今までISSに費やした1兆円弱って費用がどんだけスゴイ額か分かるでしょう。
  • img_ISS_002.jpg
  • このISSは2020年には役割を終えて海洋に投棄される予定だったのですが、日本なんかの反対で2024年まで延命されました。
    ISSの開発費用には、例えば日本で云うと「きぼう(宇宙実験棟の中では最大の実験棟)」開発費に2,500億円、その実験装置開発費が450億円、「こうのとり(宇宙ステーション補給機/HTV)開発費に680億円、地上施設開発費、宇宙飛行士訓練費、シャトルによるきぼう打ち上げ費に2,360億円、管制などの運用費とISS実験関連利用費1,100億円です。
    これにH-2Bロケットの開発費と打ち上げ費が別にかかってきます。
  • img_ISS_003.jpg
  • と、かように多額の費用のかかるISSですが、スペースシャトル1回打ち上げるだけでも600億円の費用がかかっていたのですから、さもありなん。
    無人ロケット打ち上げ1回が100億~200億円(日本のH-2Bロケットで200億円です)。

    これが他の星に人間を送り込むとなると、そんな額ではとてもとても。
    無人探査船とくらべて有人探査船では、月へ行くのに約10倍、火星だと約100倍の費用がかかるのです。
    なのでアメリカでさえ、アポロ計画以降は有人探査船を月に送り込むことを諦めました。
    もし人間を火星に送り込むとなると、10兆円~数十兆円かかると云われています。
  • img_ISS_004.jpg
  • 現在の技術でも人間を火星へ送り込むことは可能なんです。
    なのに、いっこうに計画が実現しないのはやはりお金の問題があるからです。
    いくらなんでも、数十兆円の費用をかけてそれに見合うものなどとうてい期待できません。
  • img_ISS_005.jpg
  • さて、こんなに費用のかかるISSミッション。
    その費用対効果はどうなのか?
    宇宙を探索すると云うことは目に見える効果ばかりではないと云っても、我々は霞を食べて生きてるワケでは無いのでやはり費やした費用に見合う効果が無いと。

    アメリカやロシア、中国は軍事費の予算枠で宇宙開発してるので、例えば戦車1台30億円、巡航ミサイル1発2,000万円と云う世界から見れば、ロケットの打ち上げ費用もそう突出した金額ではなくなります。
    しかし日本のように純粋に科学の分野でのみ貢献していると、そうも云ってられないワケです
  • img_ISS_006.jpg
  • 例えばISSにコップ1杯分の水を運ぶ運賃は30~40万円です。
    ISSの乗組員に補給しなければならない水の量は1ミッションで6,800Kg なので、これを地上から運ぶなんてことは現実的でありません。
    最初はISSの空気中の湿気を凝結させて利用する装置を使っていましたが、これではものすごく効率が悪い。
    それで開発されたのが乗組員が体内から排出したり、洗浄などで使用した水などの浄化で水を循環させる装置で、これらの装置を併用することで地上からの水の補給はほとんど必要としなくなりました。
    こうした装置の開発は例えば砂漠の国なんかで水を浄化する装置に転用されているのですね。
  • img_ISS_007.jpg
  • 国際宇宙探査小委員会はこう云ってます。
    「微小重力環境を活用した画期的な製品開発については道半ばであるが...
    ・宇宙医学や生命科学実験を通した骨粗しょう症研究等の進展
    ・創薬に繋がるタンパク質結晶生成
    ・次世代半導体に関する材料創製
    ・超小型衛星放出技術等といった地上では得られない研究開発成果が創出されており、今後も更なる成果の拡大とその地上への波及が期待される」と。
  • img_cyapi_9860.jpg
  • また「きぼう」「こうのとり」の開発、運用にはそれぞれ650社以上の日本企業が参画しており、高い安全性と信頼性が要求される大規模システムの設計、解析、インテグレーション技術等、我が国宇宙産業の各種技術基盤の強化に貢献しているとも。
    要するに宇宙開発における目に見える効果はまだこれからってことなんですね。
    しかしスーパーコンピュータ「京」の開発なんかは、この宇宙開発の後押しがあったから迅速に進んだとか、付帯効果は計り知れないものがあります。
    その付帯効果の方が直接的な効果と云えるのでしょう。
  • img_cyapi_9861.jpg
  • 中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-」
    整備工事で閉鎖になった大阪の中之島公園。そこに暮らしてた約70匹の子供たち。
    心あるボランティアのご尽力で「猫の部屋」と呼ばれる仮住まいを得ることができました。
    すこしずつ里親さまも決まってきてますが、まだまだ多くの子供たちが良いご縁を心待ちにしています。
    なを「中之島公園の猫たち」では恐縮ですが現金によるご支援は一切お断りしております。

    「公園ねこ適正管理推進サポーター制度」が実施されています。
    そちらのリンクもありますので、大阪市在住の方はぜひ見てください。
    中之島公園の猫たち





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Last updated  Jan 25, 2016 05:07:55 AM
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