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May 28, 2026
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カテゴリ: カテゴリ未分類
アメリカの「エヌビディア(NVIDIA)」と云えば世界一のAI用半導体製造企業として有名ですね。

NVIDIAの株価は2015年ころには約200円~300円でした。
それがここ10年あまりで約200倍~300倍以上の驚異的な成長を遂げて、現在では世界最高の時価総額を誇る企業へと成長したのですね。
昨年7月時点で時価総額が4兆$に達し、この水準に達した最初の株式上場企業となりました。


以前、この会社にふれたときNVIDIAの創業者でCEOは台湾系アメリカ人のジェンスン・フアンと云うこと。
そして創業期のイチバン苦しい時期に援助したのが、当時セガの副社長だった入交昭一郎の支援だったと述べました。
現在AI関連の開発拠点は台湾の台北市と高雄市に設置されています。
そしてNVIDIAの製品を製造してるのは、世界最大かつ世界トップのシェアを誇る、半導体の「受託製造」に特化した企業TSMCなんです。

Apple 製品もTSMCの手によるものですが、私たちには熊本県に巨大生産拠点を作ってることで有名ですね。
しかしPCの頭脳であるCPUは世界最大級の半導体メーカー「インテル(Intel)」とそれを追従する「AMD」2社の寡占状態です。
AMDはソニーの「PlayStation」なんかのカスタムチップを製造してることでも知られてます。
どっちにしても、このCPUが無ければ、いくら優秀なNVIDIA製品を搭載したPCでもピクリとも動きません。
ところが今年3月、NVIDIAのCEOは突如、自社製のCPU「Vera 」を発表したのです。
しかもVera は現在のインテル製CPUより処理速度が1.5倍も早い!
さらに一度に処理できる情報はインテル製CPUの4倍。
さらにさらに電力消費は従来のCPUが300Wくらい食ってたのに、脅威の50Wととてつもない省エネです。
そのCPUはAI生成に特化したCPUなんですね。
インテルやAMDの最新CPUでトランジスタ数は約100億個ですが、Vera は1個のCPUにトランジスタが2,270億個も搭載されてます。
まさに怪物のようなCPUですが、この技術の裏にTSMCの製造技術が有るのですね。

その他にも優位性がものすごく有るのですが、専門的な話になるのでこの辺りで...
ところが、こんなスゴイCPUにも泣き所があるのです。
それは独自のプログラム内部構造やモジュール同士の連携ルール(アーキテクチャ)を採用せざるを得なかったため、現在PCで使えてるソフトは全く動かないと云うこと。
Vera 専用のプログラムが必要なんですね。

もともとVera はPC用として開発しておらず、ネットワークを通じてデータや機能を提供するAIデーターセンターの専用PC「サーバー」用として設計されてます。

しかもNVIDIAは、Vera と自社のAI部品GPU「Rubin」を組み合わせた統合プラットフォーム「Vera Rubin 」も発表。
これによりAI推論コストは最大1/10に削減可能になりました。
プラットフォームはすでに量産段階に入っており、今年後半から市場へ投入される見込みです。
Vera Rubin を導入することによってAIデーターセンターは年間何十億円の経費節減になるのです。
しかもデーターセンターの敷地面積は大幅に縮小できる。
上手なやり方ですね、NVIDIAの割り切った方針。
汎用PCのことはインテルとAMDにまかせて、AIに特化したCPUだけに注力する。
しかもインテルとAMDは自社一貫製造ですが、NVIDIAは外注先TSMCの世界一の製造技術を利用するので製造に関する開発コストが0(ゼロ)。

NVIDIAは宇宙空間のようにサイズ、重量、電力に制約のある環境向けに「NVIDIA Space-1 Vera Rubin Module」まで発表してます。
宇宙機器向けの製品開発を本格化する取り組みの一環で、宇宙空間におけるAI処理性能は従来の実験製品の25倍に達すると云います。
NVIDIAの株価急騰はトレンドの伸びではなく、あくまで製造能力が増強されたためなんですね。
実はAIに関する需要は現在の市場規模よりもっと高いのです。
しかし実際に製造してるTSMCの生産能力の限界や、昨今問題視されてるメモリーチップの供給頭打ちによって生産が追いついてないのです。

すなわち業界の需要そのものがとんでもない量なのに供給が追いついてないための決算数値なんです。
なのでこれらが改善されるとNVIDIAの売上はさらにさらに上昇します。

ジェンスン・フアンCEOは需要が実は1兆$を超えてると発言してます。
昨年の半導体市場全体の売上が約8,000億$ですから、たった1社の受注額が世界中の半導体市場規模1年間の出荷額を上回るワケです。
つまり製造能力の延びよりも、需要が常に上を行ってるワケですから、NVIDIAの売上や株価と云うのはとめどもなく延びていくのですね。





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Last updated  May 28, 2026 05:17:12 AM
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