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8月26日~28日 夏合宿。 キャンプが楽しいのと一緒。いつもと違った環境で仲間と一緒に寝て起きて。少しの緊張とみんなでお泊りのワクワクとでにやけた顔の子供たち。 他の子に比べて(食事や片付け、布団敷きなど)時間の掛かる(大抵は集中できなくて効率が悪い)子はコーチに急きたてられる。周りを見渡すと自分だけ取り残されているのに気がついて急ぐ。まあ他人や世の中のペースを少しずつ体験してみること。 自分でやる。当番の班が、全員の食事準備。班毎にみんなで食器を片付ける。 二日目の夜は、班毎に出し物を考えてみんなの前で発表。元気のいい班が優勝する。 6年から3年まで混ぜたチームで試合。6年の指示のもと、3年のチビたちも動く。実力は、大して変わらないが、上級生は自覚が出るみたいだ。「下級生に負けるか!」と上級生が頑張ってみせる。「上級生に負けるか!」と下級生がついていく。時にはタメで張り合う、3年が6年を追い越す。「クリ、合宿で一番楽しかったことは?」「スイカ割り。」「おまえ、空振りしてたじゃん。」「うん。でも面白かった。」「スイカうまかったか?」「うん。白くなるまで食べた。」「あのなあ。育ちが疑われるだろ。」(オレもそうだったけど。)「一番うまくいったこと何?」「ドリブル。試合のときね、五年のウカが<おまえ、ドリブルすげえじゃん。>て言ったよ。」「そっかぁ。」「リフティングが出来るようになってきたし、マスタリングもうまくなってきたから、ドリブル早くなってきたな。」「そう?」「そうなの!」「あとは、スピードだな。」「クリ、早いよ。」「クリ、おまえ飯食うの、遅せえなあ。」「そう?」「一番最後まで食ってたじゃん。飯食うの遅せえのは、走るのもボールに寄せるのも遅い。」「そんなこと無いよ。」「はよ、食え。」「うまく出来なかったこと何?」「ボレー。」「何で?」「ポ~ン、ポ~ンって来るボールのタイミングがムズカシかった。」「夏休みにボレー練習しろって言っといただろ。」「したよ。でもぜんぜんだめだった。」「ボレーは、慣れだ。練習あるのみぞ!」「へ~い。」「一番きつかった練習は?」「べーつに。」「振り子は?」(左右に振られるボールを一人が何本も続けて打つシュート練習。野球の個人ノックみたいなものです。)「面白かった。」「じゃあ。来年は、もっときつくしなきゃだめだな。」「いいよ。」(こいつ。) 初日に熱が出て、二日目の朝、帰って行った6年生がひとり。迎えに来たお父さん、手伝いに来ていたお母さんと一緒に帰っていった。去年の合宿でも熱を出した子。クリなら、怒鳴られていただろうに。まあ、みんなと泊まれる楽しいイベントでクリが熱を出したりするわけないか。帰れといってもいやだと言うだろう。規制や強制よりサッカーが楽しいのだから、イヤだと感じる隙もない。 子供は気持ちでも熱をだす、腹痛を起こす。6年生にもなれば、集団行動にも耐えられる気持ちの強さが必要だと思うが、二日目の朝には熱も下がっていたのだが、片道2時間高速を走って迎えに来るのも愛情なのだろうか?6年生コーチによれば、気持ちの問題とのこと。わかっていたなら、親とコーチ、両方ともに問題ありと感じる。甘やかすことでいいことなんてない。その子をよーく見てやることが出来ればいろいろなことを子供たちは自分の力でクリアしていくはずだ。集団のなかで一人一人を見ていくと、普段の生活での親のしつけなど何となくわかる気がします。 合宿~我慢することを覚える場所。スポーツ集団の規律のなかで、自分のものではないペースを体験してみる機会。わがままなペースは無視され、色々なことが一日中、強制される。しかし、サッカーでも社会でももっと理不尽なことやファールも生ずる。審判という保護者の見ていないところでも。 強くなければ生きて行けない。・・・なんて言うほどのハードさでもなく、ワイワイ、ガヤガヤ楽しい合宿でした。心配していた台風も去り、また陽に焼けたコーチでした。(節々も痛い。)
2005.08.30
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長い夏休みの帰省を終えて、マー(お姉ちゃん小6)とクリが帰って来ました。おばあちゃんちに帰省している間、ひとりで練習するようにメニューを渡してしつこく言って送り出しましたが、着いたその日から、近所の公園で仲間を見つけて毎日練習。近くのクラブチームに所属している6~7人の子供たちです。集まってくるのは、中学生2人、小学5年生2人、4年生、3年生、幼稚園各1人ほど。夏休みのクリへの宿題は、リフティング右250回、左右で50回。左右は夏休み早々にクリア。現在85回。右は今のところ、205回が最高。それから、左足のキックを練習すること。右足と同じようにまず、インステップでちゃんと当てられるように。練習メニューは、プレースキック、前に転がしてのステップキック、ワンバウンドさせてのパントキックなど。左足にボールが当たる感覚を覚えてほしい。電話では、「毎日やってるよ。」と言っていましたが、「うまくなったか?」の問いには、「うまくできない。」だまされては、いけません。クリはまじめにやれば、必ずできる。1週間もあれば十分です。たいして集中して練習してないはずです。もともと左利きのクリですが、なぜかボールを蹴るのは右足。そのためか他の子より左足の使い方がうまい。幼いころ、左利きのクリを見て、左で蹴らせていたからでしょう。いつの間にか親父の真似して右利きになったのです。マスターアイは左目。これは、野球ほどではないが、横からくるボールやボレーの時には関係してくる。我がチームの3年生にレフティはいない。右サイドのポジションが多いクリですが、2年生の終わりの試合で右タッチライン沿いから中に切れ込んで相手をかわし、左足であげたゴール前へのクロスが目に焼きついている。成長を感じるとともに、左足を武器にできると感じたのでした。強制する気はありませんが、可能性があるのかないのか、しばらく試してみるつもりです。小学校低学年では、あまり感じないのかも知れませんが、だんだんと攻撃が右に片寄ってくる。サイドからクロスをあげる方も右利きなら受けてシュートを狙う方も右利きなので左サイドからはなかなかクロスが上がらないし、点に結びつかない。チームの攻撃の幅を広げる、左が使えることによってポジションがつかめる。右サイドになっても忘れられない左足クロスが見せられる。クリに言っても、今一理解していないようですが、「中村俊輔、レフティカッコイイだろ。」「小野伸二、左右利き、すごいだろ。」「うん。」「練習する?」「うん。」「左サイドからの攻撃の時に、アーダコーダ、アーダコーダ・・・。」というわけで練習しています。公園での練習仲間のうち、ケント君という5年生がいます。クラブの選抜チームに選ばれ、初めて公園に行ってひとりで練習していた日にクリを誘って仲間に入れてくれた子です。5年生とは思えない、スピード、テクニック、キック力あり。クリはすぐに憧れてしまい、毎日一緒に練習。「ケントくんのシュートやドリブルを良く見て真似しろ。」と言っておきましたが、そんなことより、お兄ちゃんを見つけた感じで、的当てゲームやミニゲームを一緒にやるのが楽しい。ケント君にぶつかってチャレンジするのが楽しい。それはそれでいいことなのですが、親父の大切なアドバイスより、ケントくんがいいのか!妬けてしまうバカ親でした。というわけでリフティングと左足キックは、未だ目標達成ならず。。ケントくん、ありがとう。すぐにクリが追い越すからな。
2005.08.24
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最近の小学生、生意気にキムタクと同じ顔をしてウィダー何とかやアミノ何とかを飲んでます。クリには今まで与えたこともなかったのですが、さびしげな顔をしているので買ってやるとそれだけでサプリ効果が出て、元気になる。(気持ちの問題だろ。)(ちなみに飲むときは、自慢げに、遠くを見つめるキムタク風でした。) 特にこの夏の猛暑の日などは、勘違いでも、モチベーションを下げないために効果大でした。特にクリには免疫がなかったため、ウィダーインゼリーの効き目が強い。(浮かれるくらい。) スポーツ少年にとって、プロテイン(たんぱく質)摂取の問題などがありますが、小学校低学年では、まず、食事をきちんと取ることが習慣となるよう、あまりサプリメントなどを与えない方に賛成です。薬に頼るって、例えば眠れないとき、気分が落ち込んだとき、フラストレーションなど、将来子供たちがそれを薬で解決しようとする習慣を身につけたらと思うと恐ろしい気がします。まあ、今はどの子もジュースやお菓子感覚みたいですけど。 小学生の高学年(5~6)になり、中学生になれば、体作りのために必要になると思います。問題は、目的を明確に持っているかどうかです。 試合や練習途中のエネルギー補給と普段から、トレーニングとともにサッカーのための体作りをするのとでは違いがあります。 サッカーはコンタクトが多く、瞬発力と持久力の必要な激しいスポーツです。体作りを目的とすると、コンビニで買うものよりも、専門家などに相談した上で、ちゃんとしたサプリメントを摂取するべきではないでしょうか。 試合前や試合中のエネルギー補給には、今はやりのBCAAやグリコーゲンなどが集中力を持続するのに適しています。 水分補給ですが、アイソトニック(成分が体液に近い)飲料は、血液や体液と同じ浸透圧のもので、体に良い水分補給を考えたドリンクです。汗をかいて失われたミネラル分の補充に適しています。 但し、運動中や運動後、体に吸収されやすいのは、ハイポトニック飲料(簡単に言うとアイソトニックを水で薄めたもの)。運動前には、浸透圧が体とほぼ同じでグリコーゲンをはじめとした糖質濃度の高いアイソトニック飲料がエネルギー補給に適していますが、運動中や運動後は、汗をかき、水分が不足し、体液の濃度(浸透圧)が変わります。そのため、糖質濃度や浸透圧の低いハイポトニックの方が体液の状態に近くなり、吸収されやすくなるのです。 と言うわけで試合や練習などの合間に飲む飲料水は、スポーツドリンクを水で薄めたものが適しています。 練習のときは、クリも私も砂糖を少し入れた水を水筒に入れて飲んでいます。スポーツドリンクより、さっぱりしているので私は好きです。水分補給のみであれば、それで十分ですが、クリは、どうしてもキムタクになりたいようです。(補足) 体作りのために必要なサプリ。引用です。 瞬発力(パワーアップ)と持久力のためには、クレアチン、プロテイン、ビタミンB群、糖質、BCAAが必要。特にクレアチンは、ダッシュやスプリントなど瞬発的な動きを発揮させ、乳酸の蓄積を抑える。トレーニング後に、ぶどうジュースやエネルギードリンクなどの糖質と一緒に摂取すると効果的。クレアチンの筋への取り込みは、血糖値が上昇してインシュリン分泌がおこっている状態がベスト。 集中力とスタミナには、糖質、鉄、ビタミンB群、ビタミンE群。疲労をスピーディに回復して高い集中力で最後までゲームに望むには、スタミナを支える糖質の補給が重要。糖質の中でもブドウ糖は脳のエネルギー源となり、瞬時の判断力や集中力に働く。ハーフタイムの糖質補給が後半のプレーにつながっていく。また、脳の疲労感はBCAAで抑制される。 コンタクトの危険性に対する予防はプロテイン、カルシウム、ビタミンC、コラーゲンなどで。ケガをしにくい身体作りには、骨・靭帯・筋肉の強化が必要。たんぱく質は筋肉や骨、血液や内臓などの基本材料です。(筋肉の80%はたんぱく質)*BCAAとは、 BCAAとはバリン・ロイシン・イソロイシンという3種の必須アミノ酸のことを指す。筋肉のエネルギーとなり、持久力と瞬発力の両方に働く。瞬発時エネルギーの一部となり筋タンパクの分解を抑え、持久時にはエネルギーとなって筋グリコーゲン消費を節約する。脳の疲労感も抑制するので集中力を上げ、やる気の向上にも働く。吸収が早いのも特徴なので運動前と途中などに摂ります。
2005.08.23
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ソノの右耳は難聴でよく聞こえません。ベンチの指示も聞こえないことがあります。 1年生で入ってきたときから、ボールを追い掛け回す、いわゆるだんごサッカーの申し子みたいなプレースタイル。 当時のコーチは難聴のことを知りませんでしたから、指示しても聞かない、しようのない奴という判断をしていたようです。そのおかげか、1年生がそのまま大きくなったように当時からのプレーを今も続けている。その追い掛け回す勢いは、3年生になっても衰えない。これは、大変なことなのです。5人制やミニコートでの試合ではできても、今は、8人、11人制でフルコートに近い。その広いピッチでも右に左に前に後ろにボールのあるところソノあり。 ボランチやバックのポジションに入れるとこれが実によく機能する。顔中、汗を噴出しながら、相手の攻撃の芽を摘み取っていく。猛暑の試合でも疲れ知らず。ボールだけ見ているから、物怖じしない、出だしが早い。今や我がチームの今野。ひとつ上の4年生の試合に出しても頼りになります。 黄金期のオランダ・トータルサッカーとはこの子のような運動量のプレーヤーたちで構成されて世界を驚かせたのだろうと思うぐらい、その運動量には驚かされます。 普段のソノは、体は大きいけれど、どちらかというと頼りない。いつもキョトンとしてるような子です。しかし、一旦ピッチに入れるとボールへの集中力がすごい。耳の障害のためなのかどうかは分かりませんが、他には何も見えない、聞こえないかのようです。左耳に指示を出してもキョトンとした顔でうなずきもせずにまた走っていく。聞こえているのかどうかはいまだにわかりません。 ソノの課題は周りを見ること。それから、ボールタッチ、キックなどのテクニックを磨くこと。もう1ランク上がってプレーできれば、素晴らしいプレーヤーになるはず。 守備的位置から自由に駆け上がり、前線へパスを出す、ゴールを狙う。そこまでやってもらいたい。今はまだボール奪取に燃えています。その次のプレーが課題です。 今は、ソノの飛び出した後のスペースをコウやナカがケアしてくれる。いつの日か振り向いて、仲間の大切さに気づいて、感謝できるとき、素晴らしい人にもなるでしょう。 ソノまま。ソノまま。その純粋で果敢なプレーは、我がチームの指針です。 今はそのままソノスタイルで。
2005.08.20
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(キョウタがみんなと走るとき、どんなに大変なんだろう。) キョウタは、両足に歩行補助具を着けたサッカー少年だ。 小1からサッカーを始めた。 左右の足はそれぞれ向きが違う。歩くときは右足がちょうどインサイドキックを蹴る形。左つま先は前を向いている。インサイドキックは右足で、左ではトゥキックかインステップのキックになる。走るときは、ヒョコヒョコという感じだが、根性はすごい。 他の子がウォームアップの軽いランニングをするときも彼だけは全力で走らなければならない。他の子と区別した特別扱いをキョウタは潔しとしない。情けをかけられることを嫌がる。負けるものかと心で言っているのが声に出なくても伝わってきて「キョウタがんばれ!」と応援したくなる。 ころんでもキョウタ独特の身のこなしでクルリとすぐに立ち上がる。ボールに集中したまま、なかなか颯爽としていていい感じ。ゲームのときは、FWにおいて前で張らせる。キョウタにシュートチャンスが来ると、全員が「打てー!」と叫ぶ。 5人制までは何の問題も感じなかった。3年になると8人、11人制の広いグランドでのゲームが増える。キョウタの性格は、前にいろと言っても思わずボールを奪いに下がって行くからなおさら大変。オフサイドラインの上げ下げについていくのもハンパではない。それでもキョウタは、噴出す汗をものともせず、肩を揺らして走る。 プレースピードやテクニックが上がるにつれて、だんだんキョウタの頑張りだけではどうしようもなく、練習でも少し違うメニューになることが増えてきた。もどかしさと悔しさもあり、迷惑をかけていると思っているのか、壁を感じるようになってもきているようだ。練習でも懸命にチームメイトについて行くのでかなり疲れるらしく、土日のうちどちらかは欠席して休養をとるようになってきた。 「義足であろうがサッカーは楽しめるはずだ。」とイキがるのは簡単だ。しかし、手を使わないサッカー。足には、体を支え、走るだけではなく、微妙な感覚や動きも要求される。いくら子供とはいえ、そのハンディキャップはかなり大きい。 誰かがミスをしたり、力及ばないとき、チームメイトがそばに来て助けることができるのもサッカー。人を尊重することを学べるスポーツでもある。 だけど、キョウタには、それを当たり前と思ってもらいたくはない。今までどおり、キョウタの愛すべき気持ち~助けられることを潔しとしない気持ちを忘れないでいてほしい。 子供にとって仲間と一緒に遊べるサッカーでなければ意味がない。大人の思い込みで、押し付けにならないようにはしたいが、キョウタが自分から言い出さない限り、このままいつまでも続けさせたい。サッカーを楽しみ、いつまでも続けられるように、苦しい思いも彼にとって糧になるように、支えてやりたいと思う。 小学生のサッカーで大切なもの。 本人が楽しいこと。自分自身で判断すること。人を尊重し合うこと。 (キョウタ、負けるなよ。もっともっと努力して、仲間と一緒にもっともっとうまくなろうな。みんなキョウタのゴールを待ってる。) 車椅子のサッカーコーチ・羽中田 昌(はちゅうだ まさし)サンの手記を読んだ。 羽中田 昌(はちゅうだ まさし) 山梨・韮崎高校の黄金期のエースとして活躍。高校卒業後、交通事故で下半身不随。30歳で公務員を退職し、サッカーコーチング修行のため、5年間バルセロナ(スペイン)に留学。現在は、スポーツエッセイストとして多方面で活躍する傍ら、サッカー史上初の車いす監督を目指す。 著書:「みんなの声がきこえる~車いすのサッカー修行」(四谷ラウンド) 彼を支え続ける奥さんの言葉「挫折してもあきらめなければ目標は逃げないよ。」
2005.08.19
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愛・地球博に行ってきました。朝6:30北ゲート前に並んで開場を待つ。酷暑の夏。こんな時間から猛暑。すでにすごい人。列を離れるといたところが分からなくなるし、缶コーヒーをこぼしてシャツが染みるし。(回転が速く、ぬるくてまずい自販機の飲み物の中では缶コーヒーが冷えている)もっと分かりやすくて快適な誘導ラインは作れないのか!クリ、「トイレー。」男子トイレも行列。小はすぐに入れるが、大の順番はえらく時間かかりそう。クリは、大。顔を見ると間に合いそうにない。まだ帰り便は動いていないリニモ乗り場に行き、「この子にトイレ貸してください。」 OK。8:30 開門。日立館の整理券取りのため、クリと二人ダッシュ。「お父さん、見て見て。」人ごみの間を日ごろ培ったドリブルのステップでスラロームしながら走る。「抜け、抜けー。」おかげで整理券ゲット。と安心する間もなく、トヨタ館整理券に並ぶ。夏休み企画の小学生優先(親ひとり分ももらえる)整理券配布でらくらくゲット。しかし、日立館の時間とバッティングしていたので、4人組親子を物色。ちょうどいい時間の券と交換。相手の家族も「助かりましたー。」と喜ばれる。小市民的幸せ。日立館の入場前にアジア諸国のエリアを回る。子供はみんなそうだが、各国のスタンプを必死で集める。何も持っていなかったので、コンビニでノートを買う。(ところどころにあるコンビニは本当にコンビニエンス。もちろん万博仕様の品揃えだが。)各国館では、日本のシャチハタが用意した(デザインは各国らしいが)スタンプを準備。毎日、シャチハタの営業マンがパビリオンを回って、新しいのに取り替えている。混雑しているところでは、「スタンプハ、コチラデース。」の声も聞こえる。子供たちがその声に反応してドド―ッ。もちろん、クリやお姉ちゃんも。イラン、インド、中国、サウジアラビア日本のライバル国他、アジア各国を総なめ。イエメンで試飲したモカマタリはうまかった。韓国館は、ヨン様サイン会でもないのに韓流ブームか行列。妻が「チャンドンゴン、いないからいい。」というので韓国館はパス。クリ、「だめじゃん。韓国に負けるよ。」「この前、東アジアで勝ったから、いいじゃん。近いし。」「エー。」「夜、また来てみよう。」「へ~い。」11:50日立館入場。前評判の高かった、双眼鏡で除くと鳥や動物たちが手のひらに乗ったりするアトラクション。これは、大人でもそこそこ面白かった。トヨタ館は、ロボットと人の踊り。最初にロボットが出て来てラッパを吹くところまでは良かったが、宙吊りの人間や乗り物に乗ったボディスーツの人が、延々、眠い音楽に乗せて踊るのに我ら親子爆睡。妻とお姉ちゃんに他人の目をされる。ハーフタイムにモリゾウゴンドラに乗り、瀬戸会場へ。こちらは涼しい風が吹き、なかなか気持ちよい。お弁当を広げ、自由参加のお絵かきなどでしばらく過ごす。いざ後半開始。長久手会場に戻る。行きのゴンドラに忘れたらしいクリのスタンプ帳を係りのお姉さんに尋ねてみると答えより早く、忘れ物置き場で見つけて奪い返し、満足げ。「ボールを取り返したわけじゃないんだから、ちゃんとお礼を言わんかい。」(良かった。もう一度回ると言い出しかねない。お姉さんありがとう。ありがとう、モリゾー君。)パシフィックエリアを経てアフリカエリアへ。太鼓や木琴など楽器とカレーに近いフードが多い。辛い辛いとぼやきつつ、アフリカ各国料理の盛り合わせプレートを堪能。カメルーンでは、エムボマのポスターと写真に納まり、新たな誓いを胸にした。(何の?)クリ、ティンガティンガ(カラフルな色彩や水玉模様が強烈な印象で描かれている動物の絵)に夢中。実演を食い入るように見つめていた。画家にでもなるつもりか。素朴かつ大胆な色彩が力強く、家族そろって時間を費やす。そういえば、どこかの天然石削り職人の実演もじっと眺めていたなあ。お姉ちゃんは、スタンプを押すたびに、近くにいる現地の人に「プリーズ ライト “サンキュー”イン ユア ランゲッジ。」とお願い。時々、名前のサインをするだけの人もいたが、これぞ万博的コミュニケーション。クリは、スタンプからスタンプへワンタッチパス。「おまえ、展示物も見ろよな。」「見てるよ。」「ほんとか?」「ツタンカーメンのマスクつけたら強い?」(なんかのマスクと勘違いしている…。)夜になり、ヨーロッパエリアへ到達。ここでは、各国強豪ぞろいなので、気合を入れる。トルコ、ギリシャ、スペイン、イタリア、そしてフランス。一番は、ヨルダンの死海の塩をなめたことだったようだが。時間がなくてドイツに行けず。「ワールドカップの開催国に行けなかったとは、残念。クリ、おまえ、もう一回来て、ドイツの偵察もしておけよ。」「うん。負けない。あとブラジルとアルゼンチンも行かなきゃね。」「勝つ気だな。」「あったりまえじゃん。」夜9:00を回り、ふらふら、帰路へ。6:30~9:30まで13時間の苦行。(帰り着くのは11:00だなあ。)9:30北ゲート前の閉まりかけた売店で生ビールをゲット。万博一番の思い出になるぐらいうまかった。子供たちも、シロップかけ放題のカキ氷で満足。帰りのリニモ。クリも、さすがに疲れたか、ヒザをカクカクさせながら立ったまま寝る。感想:アトラクションの少ない万博より、ディズニーランドの方が面白い。各国の人々とのコミュニケーションがもっとできるようにしたらいいのに。その意味では、ほとんど土産物屋化しているとはいえ、発展途上国の館の方が良かった。アジアやアフリカが印象に残る。先進国は、建物が大きく、金はかかっているのだろうが、その国の文化を伝える意思はないし、整然としていて積極的にコミュニケーションをとろうとはしていない。イタリアなど、工業、デザイン製品の展示会。サッカー一色に染めてくれれば面白いのにと思った。長い万博の歴史の中で、開催者側からすると、民族や文化の紹介はもう飽きてしまったのだろうが、はじめてみる開催国や近隣諸国、特に子供たちにとっては、いいことだと思うのだが。スポーツ万博はどうだろうか。ふれあい、体験できれば最高。せっかく海外の人たちとコミュニケーション取れるのだから、楽しく外国に慣れるのは、将来の日本代表にとってもよい。実家に帰ってから、突然、クリ。「お父さん、すごく暑いときもエアコン消して扇風機にして、少し暑いときは窓空けにして、寒いときもエアコンやめて毛布にした方がいいんだよ。」「何で?」「温暖化だよ。」(フランス館で上映していたのが環境問題。温暖化、エコに関するフィルムでした。)「えらいなあ、おまえ。」(だからって、おばあちゃんや親戚みんなに自慢げに言って回らなくても…。)サッカーとはあまり関係のない一日でしたが、人ごみや行列の中で、「マリーシア」(ずるがしこさ、要領のよさを表す南米語。サッカーでよく使われる。)という言葉を思い出した一日でした。
2005.08.14
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スズの転校。 8月末にお父さんの仕事が転勤になり、スズもクラブをやめることになりました。 勝気で面倒見のいい、チームのお母さん的な存在だったスズの転校は残念。「こらぁ。そんなことしちゃ、だめでしょ。」とチームの男子を叱る声が聞こえてきます。さびしくなります。秋田に行ってもサッカーを続けてくれることを願います。 3年生の中で、女の子はスズとアヤの二人だけ。サッカーの時は練習パートナーとしてもいつも仲良く一緒にいたので、残されるアヤの気持ちが特に心配。遠慮が取れ、キック力も尽いてきたところなので、気持ちさえ萎えなければ、男の子に混じっても十分いけるのですが。 小学生のサッカーは仲間と一緒に遊べるのが、一番の楽しみ。サッカーの楽しさの原点でもあると思います。二人いることで頑張れた女の子がひとりになっても続けてくれるでしょうか。男にはしない話も女の子同士ではコソコソしているようだったし、それもまた楽しかったでしょう。女心は分かりませんが、さびしくなるはずです。 夏休みでもあり、しばらくは様子を見ますが、アヤのモチベーションが落ちないように、孤立しないように、アヤの気持ちを見守りたいと思います。 仲間の一人がいなくなっても他にも仲間はいる。(キタナイ悪ガキばかりだけど。)うまくなってきたし、これからもっと楽しくできるはず。続けていこうな。 アヤヘ。 なかまコーチ。
2005.08.10
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中村俊輔 鮮烈デビューの報が入ってきました。8月6日スコットランドリーグで先発デビューして84分間出場し、おしいFKやDFの裏に落とす絶妙のパスなど観客を魅了し、MOM(マンオブザマッチ)に選ばれたそうです。 俊輔も日本にいた頃は、やや線の細い控えめな感じを持っていましたが、あっというまにここまで来ました。自信をつけ、努力し、大きく変貌を遂げていく。わが子やクラブの子供たちもいつか大きく成長してくれるでしょうか。 これからも子供たちのいい目標になってほしいと思います。 サッカーで大切なことのひとつ「勇気」。始めたばかりの小学校低学年の臆しがちな子供たちにとって、うなりを上げて飛んでくるように見えるボール、鬼のように見える突進してくる敵チームの選手、時には遠くて気高く、触れてはいけないもののように見えるチームメイトのドリブルなど、気後れしてしまうものがたくさん現れます。 ヒロは、体は大きいけれどやさしい子です。 ゲームになるとチームメイトにボールをゆずり、敵の選手にも道を空けてしまう。本人は、そんな気はないのに周りで見ていると腰が引けているのが分かります。 クラスで女の子に散々言われ、泣きながら窓の外に飛びだそうとして先生に抱きかかえられたことがあったそうです。(窓は3階です。)やるときはやるタイプ?。その時は見境なく爆発する。 泣かされて、サッカーの練習に行きたくないということもあるけどやめずに続いている。 臆してしまいがちな子を大雑把に分けると2つのタイプ。 ひとつは、クリのようにぶつかっても「負けるな、チャレンジしろ。」と励ます、おだてる、怒るなどしてると、自分でぶつかって、だんだんと慣れてくるタイプ。慎重派でもおだてりゃ気に上るので褒めてやることで少しずつ改善していけます。 もうひとつは、自分が納得して動き出すのに時間のかかる慎重派。時間をかけて順応するタイプ。このタイプは、怒るのはもちろん、励ましてもだめで、かえってかたくなになってしまう。本人にとっての時間の流れはゆっくりしているのであせりは禁物ですが、練習の中で何かひとつ見つけて笑うとそれだけで変わってくる。それが何かは、あせらずチャンスを待つしかない。注意深く見逃さないようにしていないといけない。 タイプをよく見極めてやることは、大切です。ひとつひとつの言動、家庭の環境など色々な要素があり、変化もして行く。いずれにしても小学生のうちは、生まれたばかりの子馬が立ち上がるようにスゴイ速度で成長していく。 ヒロもその慎重さを今度は武器にして、周りの見える、考えることのできる選手になることができると思うよ。恐れを知る人は、考える素質がある。突進だけで考えない選手には限界が来る。今のうちにテクニックを磨いておきなよ。自信を持ってプレーできるために、必要なのはきっかけだけなんだから。
2005.08.08
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昨日の練習は、夏休みで欠席が多く、最後の練習ゲームは3年生から6年生まで混ぜて紅白に分けました。見ていると暑さのせいもあるのかだらだらとしまりのないゲーム。ハーフ2回終わったところで、6年生のコーチに「3、4年生で5、6年チームに挑戦させてください。」 3、4年生を集めて、「相手は強いが絶対勝つぞ。」とマークする相手、サイド攻撃を指示。「相手が6年でも勝負して抜いて行け。」(いきなり言われて目が覚めたようです。)「オウ。」いい気合です。本気で勝ちに行きました。 ところが、そんな下級生を見て上級生も気合を入れてきました。3,4年生のトライは、上級生に臆することなく、取られてもしつこく追いかける。上級生も呼ぶ声、指示する鋭い声が出て本気モード。さすがに上級生。点を取る気でいったのがカウンターを喰らい、0-1で負けてしまいましたが、3、4年も対等に戦った15分間、充実した練習ゲームになりました。 ジーコジャパンの総入れ替え作戦は、代表レベルではめったに見ないものでしたが、国内の控え、初召集組みにとってもレギュラーに近い選手にとってもいい刺激になったでしょう。特に中国戦で結果を出した田中達也と今野の献身的な働き、韓国戦後半の巻の必死のプレーは感動的でした。控え組みの中には、もっと自分で行け、シュートだろ!と思う選手もいましたが、総入れ替え作戦は、それなりに楽しく、また、途中出場、大黒、中澤、小笠原の頼もしいこと。韓国も若いチームでしたが、けっこう面白い試合をしてくれたと思います。 悲壮感漂うほど気持ちの入ったプレーを見せてくれる選手の方が、見ていて感動的。W-カップでは、これぞ日本サッカーと呼ぶにふさわしい布陣で、「日本サッカー」「魂のこもったサッカー」を世界に発表してほしいと思います。 3,4年生でも5,6年といい試合ができる。体の大小、パワーやテクニックより、要は気持ちの問題。代表には比べようもないが、勝敗に関係なく、個人個人がチャレンジする姿勢を持ったチームにしていきたい。 目標や目的を明確にしてやる、刺激を与えてやると力を発揮する。見ていて控え組と3,4年生の姿がダブった韓国戦でした。
2005.08.07
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8月7日(日) クリから報告。「今日ね、リフティングで205回できたよ。」「205回?」(思わず)「どうしたんだ?」「がんばった。」「そっか―。」「夢の300、もうすぐ達成だな。」「えー。」「200回できたら何買ってくれるって言ったっけ?」「そんなこたあ、言ってねえよ。」「言ったよ。」「夏休み中に200回できなかったらお風呂掃除1ヶ月って言うたんじゃ。」「できたら?」「わかった、わかった、何か考えるから、300回達成を目指せ。」「クリねぇ…。」「やかましい、欲しいもん考える前に300!」「左右では何回できた?」「足が痛くなってできなかった。」「足のどこ?」「ふくらはぎのとこ。」(また、大げさに。)「今日もサッカー兄ちゃんたち、公園に来てたか?」「うん。あの人たちね、A-FCなんだって。」「へー。クラブチームだな。一緒にやったのか?」「うん。またゲームやった。」「どうだった?」「楽しかった?」(サッカーの練習やゲームのあと、私はまず、「楽しかったか?」と聞くのでクリの答えはいつもこれだけで終わってしまう。)「勝負して勝ったか?」「うん。何回も抜いた。」「そっかー。いい友だちできてよかったな。」「うん。」 父を残し、実家に遊びに行ってる。私がいなくてもちゃんとひとりで練習できるかやや心配だったが、すぐに友だちになった近所のサッカー少年たち(中学生から幼稚園までいるらしい。)と毎日練習している。 サッカーがなかったら、友だちもいなくて実家でボーっと過ごしていただろうに。サッカーがあって良かった。 親がいなくても お兄ちゃんたちから刺激を受けて、ちゃんとリフティングの記録は伸びてるし、キックの練習もしてるみたいだ。ほっとしたり、なんだか少し、さびしくもあり。 日本代表もやっとだけど、勝ったし、まあ、いいか。中澤ありがとう。
2005.08.07
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キック力(3)その1)プレースキック・・・その名の通り、走りこんでのフリーキック。釜本さんに言わすと「止まってるボールが蹴れずに動いているボールが蹴れるわけがない。」狙いを絞ってしっかり集中し、蹴る瞬間は、ボールの芯に当てるように。子供には理解が難しいので、「インステップキックでボールが回転しないように蹴る。足の甲の中心に足首をしっかり伸ばして立てる。」と教えました。足がボールに当たるのは60度ぐらいの角度。踏み込むたち足が近づきすぎるとうまく蹴れません。ボール1個分ぐらい横に踏み込む。その2)ボールを前へ転がし踏み込んでキック。ボールを出す位置は前30度。(右利きは)右足の前1m。一歩踏み込んでシュート、又はパス。こちらも常に足首を曲げない、足の甲を伸ばすと教えます。甲を伸ばすのは、「足の指でシューズの底をつかむように。」と教えてみました。分かったようです。 *パスを出してワンタッチで自分の蹴りやすい場所に転がしてキック。 *うまくなったら、ディフェンスをつけてのシュート練習も。 以上、3回に分けてキック力(正確にボールを捉える)をつける練習でした。(3)の練習は、TVで伝説のFW釜本邦茂さんが話していたシュート練習を参考にしました。DFをつけてのシュート練習は、ゲーム性があるのか「キャッキャ、キャッキャ」喜んでやってます。 3年生の夏。小学生のうちでも一番伸びる時期と聞いたことがあります。クリ、この夏伸びてフリーキックを蹴らせてもらえるぐらいになれ。実はクリ、中村俊輔に憧れているのでフリーキックやコーナーキックが蹴りたくてウズウズしています。まだパワーや正確性がありませんが、一人の時も練習しているようです。但し、できもしないのにカーブだ、落ちるボールだのをイメージして足をこね回し、一人で悦に入ってるようですが。(まっすぐ蹴れもしないのに困った奴。)
2005.08.06
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8月2日 「今日の結果、右153回、左右で50回」 夏休みで実家に遊びに行っているクリから電話。 リフティングで初めて右で150回を超え、左右で50回を達成。「スゲーじゃん。」「たまたま。」「たまたまでもスゲーじゃん。」「もうできないと思うよ。」「そんなことあるかい。自転車と一緒じゃ。夏休み中に集中して続けていけば、200回超えるな。」「無理だよ。」(なんという弱気な。親を微笑ませる気配りはないのか。まったく。) 前の日に公園で練習していたら、サッカーのコーチらしきおじさんと中学生、小学生のお兄ちゃんたちがやってきてミニゲームに入れてくれたとのこと。そこでその指導者資格を持っている(妻が取材)おじさんに「縦への突破力があるのがすごい。おじさんはコーチだから分かるけど、君は絶対、いい選手になれるよ。」と一言言ってもらったのが効いたらしい。(お世辞だろうが。) 今日はその人たちがいなかったのでリフティングをしていたようだ。しばらく、やる気をなくして20~30回と低迷していたのに知らないおじさんに褒められただけでもうこの結果。気持ちの問題って大きいよなあ。(俺もコーチなんだけど効かないのは何で?とも思うけど。) 改めて、コーチ、指導者の言葉の影響力を考えさせられた話でした。
2005.08.03
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「クリ、早く大きくなって日本代表を救ってくれよ。」「うん。」「今日はリフティングやったか?」「朝からプールにずっといて、かえって来たらね、寝ちゃった。」「それで?」「何もしなかった。」「日本代表が寝とったら、日本中が泣いてるど。北朝鮮に負けて、中国に引き分けて悔しくないのか!」「だって眠かったもん。」(そうだよなあ。) フランス代表が98年にW-Cup優勝した時、それでもフランスはFWのストライカー不足といわれ、FWの育成が急務という方針を打ち出した。その後、アンリ、トレセゲ、アネルカ、シセなどが出て世界に誇るストライカー王国になった。 98年WC直後、フランスで打ち出された方針は、FWとしての黒人選手の育成。それまでスピードとパワーのある黒人選手をDFにおくことの多かった方針を破棄し、身体能力の高い黒人選手をFWに起用し、一人の力で敵のディフェンスラインを突破できるFWを作ろうという方針を打ち出した。別に育成に多額の投資をしたわけではない。情報網をフル活用して、上から下、下から上への伝達、確認をしていっただけとのこと。 考えてみれば、ジダンもアルジェリア移民の両親を持つ。フランス代表はほとんどが、移民系で占められている。人種の坩堝たるフランスでは、それが普通。自分の国を出て外国に住むということは、それなりの苦労があり、いわゆるハングリー精神を旺盛に持った若者も多くいるだろう。 こういう選手たちと戦える選手を生み出すには、小学生年代からの育成が必要だ。 クリたちの世代が代表になる頃、日本代表にはどういう選手が要求されるのだろうか? 日本のサッカーの歴史は浅い。ストリートでサッカーをやっているとすぐに追い出される。ハングリーって日本人にあるのか。今の子供たちに教えておくべきこととは何だろう。 日本人の器用さと勤勉さを持って、ボールタッチや、大きな体の相手に負けないテクニックを磨くのが一番。後は、勇気と献身的なフォロー。小学生の試合で何度も何度も突破にチャレンジして失敗しても「よし、次もまた行けー!」と叫ぶ指導者はほとんどいない。「今のは、こっちサイドの○○が空いていたぞー。」と教えることはあるけど。 日本サッカー協会は、資金集めの審判講習会を開いているより、(関係ない話ですが、審判資格継続が面倒くさく、あまりにお役所的なので、あれじゃあ、審判のなり手が益々いなくなるぞと少々いらだっているものですから。)将来を見据えた指導の方針をもっと広くメディアを通じてサッカー少年たちに分からせてもいいのではないだろうか。10年後、20年後に目指す日本サッカーのビジョンに沿った育成義務を持っているはず。方針は出していても本当に将来を見据えた方針なのか?永遠に日本サッカーは、世界で優勝できないのでは? 練習メニューは変わらないのだろうけど、目指すものがはっきりすれば、プライオリティや重点が違ってくるはず。身体能力の高い海外の選手に打ち勝つにはどうするか?指導方針は相変わらず、「楽しめ。」?サッカーは楽しいのが当たり前だ。日本代表が強ければもっと楽しくなるはずなのに。
2005.08.03
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7月31日、酷暑の中、招待試合がありました。3年生は6チーム参加。8人制。クリは、MF。先発で出ました。小さな大会といえども優勝です。 クリ、シュート4本。得点は1。本人も、監督含め周囲もはずしたシュートに納得はしていなかったようですが、バカ親にしてみれば、「よくぞここまで。」という感じです。8人制だとレギュラーから外れるのが今までのクリでした。能力別にすると第二グループにいるクリにしては上出来です。 試合中にアリの巣を見つけては、チームメイトに真剣な顔をして教えていたり、試合の感想を聞いてもそれを話題にする子でした。「今日の試合はね、アリがいっぱいいた。」忘れもしないクリの試合後のインタビューコメント。 うちのクリが小1(年長組の冬から参加してましたが。)の時、チームの中でも頼りない奴でした。12月生まれのせいもあるのか、体も小さく、(今でも一番チビですが。)パワーがない。おだてたり、すかしたりしてやらせていました。ボーっと指をくわえて、ドリブルして来る相手にわざわざ道を譲ってあげる始末。 練習は見に行っていましたが、どうにもイライラするばかり。家に帰ってから、それこそあれこれと指導(のつもり)していましたが、ある日、それがクリにとってのプレッシャーになっていることに気がつきました。 私は、そこで、今まで経験のなかったサッカーを自ら知ろう、子供と同じ体験をしてみようと、同じクラブのコーチと父兄で作っているフットサルチームに参加することにしました。毎週、日曜日の夕方、小学校の体育館でハアハア、ゼイゼイ、大変な思いをします。そうしてだんだんとサッカーの詳しいルールや、練習の目的を理解していったのです。 次に自分の練習パートナーとして、クリを誘って自主練を始めました。クリも楽しそうにやります。それが親には楽しい。そうこうしているうちに、フットサル仲間でもあるコーチ達に引き込まれ、クリの学年のコーチになったのです。 自分の子供のためになったコーチでしたが、クラブ練習の間は、チーム全員一人一人を見るように心がけています。クリもクラブの時間は「コーチ」と呼びます。 私がコーチになって変わったことがあります。クリに少し積極性が出たことです。そのうち、頑張る回数が増え、今では結構、積極的になってきました。 親がコーチや監督でいるとその子供も中心になって、もしくは自分からやらなければという自覚が出るように思います。チームのキャプテンの親が父母会の世話役を務めるという話を聞いたことがありますが、子供にとっては、親がバックアップしてくれている安心感を持ってチーム全体を考えるようになる。また、何も言わなくても親への信頼や感謝の気持ちも生まれる。周りの子供や親もそれを認めてチーム全体が納得し、もっともうまくいくそうです。 最初は、親に褒められようと、それから期待に応えようとしながら、子供は頑張る。親の背中を常に見ている。考えてみると、何であれ、親が頑張って汗をかいている姿ってなかなか子供に見せる機会がないですよね。サッカーやってて、子供と一緒にやれて、ホントに良かったと思います。私がコーチになってなかったらクリはこんなに成長しただろうか。サッカーやめていたかも。ひ弱なままでいたかも。親が積極的に参加していると子供の自覚が違うように思います。プレッシャーにならないように。自立心が芽生えてくれるように。付かず離れず見守る度合いが難しいですけど。 方法はいくつもあると思います。私みたいにコーチは無理としても、できれば、送り迎えだけでなく、練習からしっかり見守ってあげるのはいいことと感じます。子供は育つ。すぐに「見に来るなよ。」なんてことをえらそうに言い出すに決まっていますが、そうなるまでは、できるだけ抱きしめるように接してやる方がいいと思います。
2005.08.02
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「何でセルテック?」という私の疑問に答えることもなく、とうとう俊輔がスコットランドに行ってしまいました。本人もスペインを希望していたらしいですが、お金のこととか、ポジションとか色々あって彼にとって一番の選択をしたのでしょう。(チームの意向もあるし。)ビッククラブだけあってクラブハウスにドアボーイまでいるすごい施設と環境らしい。 しかし、子を持つ親としては、スペインに行ってほしかった。だってスコットランドでやってるプレイヤーなんて誰も知らないもの。スペインだったら、ロナウジーニョだ、ベッカムだ、ロナウド、フィーゴ、エトーに大久保まで、大人も子供も知っている選手がたくさんいて、その選手と戦う姿が絵になり、話題になり、映像になり、子どもたちの手本になり、夢になり、子供たちのモチベーションにも繋がっていく。次世代の日本のサッカーのためでもあったと思うのですが。子供たちに見せてくれるという意味では、それほど俊輔を買っているのに。 こうなったら小野伸二のスペイン移籍しかない。おまけに平山もつける。英もスペインの方がいい。組織的守備は、国内組でいくらでも強固にするから、MFから前の選手は、スペインのこれでもかと攻撃するサッカーを学んで来てもらいたい。 前にも書いたが、倒されても、倒されても、失敗しても失敗しても、入れ替わり立ち代り、次々にチャレンジしていくようなサッカー、これぞ日本というサッカースタイル(私が描いているだけですが。)を早く実現し、日本人に、子供たちに感動を与えるサッカーを見せてほしいのに。 「何でセルテック?・・・・。」
2005.08.01
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