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March 4, 2016
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カテゴリ: 今日もいい日だ
 毎年私が単独で担当しているうちの科の紀要ですが、ようやく今日、校了となり、明日入稿の運びとなりました。同僚の論文原稿を編集しつつ、自分でも論文を書くという、いわば綱渡り的な作業だったわけですが、それもようやく終了。一仕事終わったって感じですね。意外に時間が掛かってしまいましたが。

 また、ちょうどその仕事が終った頃、今年度のゼミ生3人が研究室に遊びに来てくれました。ガールズは昨日、北欧旅行から帰ってきたということでお土産持参。北欧なら、趣味のいい置物があるだろうから、そういうのがあったらお土産に買ってきてと頼んでおいたのですけれども、私の好み通りの可愛い、そして色使いのいい水鳥(?)の妖精みたいなのを買ってきてくれて感謝感激。土産話を聴いているうちに、私も北欧に行ってみたくなっちゃった。

 一方、白一点のキング君は、アカペラ・サークル部活の追いコンが大感激だったらしく、号泣したとのこと。帰宅部だった私の学生時代とはまた異なる青春を過ごしたようで、それも良かった。彼は作家志望ですから、卒業式まで頑張って書き進めるとのこと。

 彼らと次に会うのは、卒業式かな? そう考えると今から少し寂しいですな・・・。




 さて、先日は私が小学校低学年くらいの時によく食べていたお菓子の話を書きましたが、今日はその頃観ていたテレビの話を一つ。

 1972年とか1973年頃に観ていたテレビと言いますと、何と言っても思い出すのは『パパと呼ばないで』なんですよね。石立鉄夫と、そして天才子役時代の杉田かおるさんが出ていた奴。

 特に杉田かおるさんと私はほぼ同年代で、その同年代の子がテレビで活躍していることに妙に嫉妬したというか。ちなみに私は皆川おさむさんと同い年で、「黒ネコのタンゴ」が流行った時もちょっと嫉妬したことを覚えております。子ども心にライバル心ってのがあるんですよね。

 しかしね、杉田かおるさんってのはね、あれは天才ですよ。『パパと呼ばないで』の「チー坊」役の杉田さんは、ほんとに魅力がありましたから。今時の子役なんて束になってもかなわないんじゃない? 

 で、ドラマも良かったんだよね。死んだ姉の子であるチー坊を引き取ることになった「右京さん」こと石立さんが、下宿した先に松尾嘉代さん演じる「園ちゃん」という娘さんが居て、ことある毎に右京さんとぶつかって喧嘩するんだけど、ドラマの進行と共にこの二人の関係が少しずつ近づいていって最後にはチー坊も含めて右京さん、園ちゃん、チー坊の三人が家族として一つに収まるって話でね。



 平成の今だと「シェアハウス」なんてものもありますが、昔は田舎から上京する=下宿だからね。その時点でシェアハウスですよ。

 それからさ、『パパと呼ばないで』もそうですけど、この時代のテレビドラマって、1年続くのが普通で、もっと長く続くドラマなんていくらでもあった。1年4クールとか、そういう忙しないアレじゃないわけ。だから、我々お茶の間でテレビドラマを観ている側も、右京さんと園ちゃんとチー坊が、少しずつ、1年かけて互いに馴染んでいくのをゆーーーっくり見守っていられた。彼らと春夏秋冬を一緒に過ごせたわけですよ。そののんびりした感じが、良かったんだよね~。

 それにしても、この時代の石立鉄夫のモテぶりはどうよ。『パパと呼ばないで』の前に岡崎友紀と組んだ『おくさまは18才』も面白かったしね。決してハンサムではないのだけれど、コミカルなシチュエーション・コメディをやらせたらピカイチだった。

 で、また『パパと呼ばないで』の後の『雑居時代』も、いいドラマだったんだよね。これにも杉田かおるさんが「あまり」ちゃん役で出ていて。石立さんは「十一」という名前のカメラマン役で、トランプになぞらえて「ジャックさん」とも呼ばれるのだけど、このドラマのヒロイン役が若き日の大原麗子だったんだよね。十一の写真道の師匠が川崎敬三さんで、山が好きで山ばかり撮っている気の弱いカメラマン役を好演していたのも懐かしい。

 『パパと呼ばないで』の園ちゃんも気の強い女でしたが、『雑居時代』となると、冨士真奈美さんを筆頭に、大原麗子、川口晶、山口いずみ、そしてあまりちゃんまでの5姉妹が石立さんを圧倒する、というシチュエーションがドラマの見せ場なんですけど、この時代、「強い女」ってのが「下宿」と並ぶキーワードだったのかもね。男は下宿している時点でそもそも立場が弱いわけで、その立場の弱い男が強い女に押されまくるという、その面白さがこの時代のテレビを面白くしていたのかもしれません。

 ところで、この時代のテレビドラマは、まずは時代劇。そしてファミリー向けのコメディがあって、もう一つの柱が刑事もの。

 刑事ものでは『7人の刑事』ってのが人気でしたけど、これはね、私には少し時代がずれていて、あまり覚えていないの。私にとって刑事ものといえば、やはり『キイハンター』からですね。もっとも、これも子供向けのものではなかったし、子どもが見る時間帯のものではなかったので、内容についてはあまり覚えていない。

 その意味で、やはり私の世代の刑事ものといえば、『太陽にほえろ!』なんですな。

 だけど、その話をし出すとまた長くなるので、その辺りの話はまた後日。





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Last updated  March 4, 2016 11:05:01 PM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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