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2026.10.13
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カテゴリ: 政治経済

数多の財政破綻論者の中でも、小林慶一郎氏だけは、何というか「自分が間違っているのでは・・・」と思いつつ、それでも破綻論を主張せざるを得ないという 「印象」を受ける人物 です。

 小林氏は、 2021年の文藝春秋 で、中野剛志氏と財政破綻について議論しています。タイトルは『激突!「矢野論文」<バラマキか否か> 小林慶一郎vs.中野剛志』。

『(中野)この論争に関する積極財政派の主張はだいたい次の三つです。

 ① 日本政府は自国通貨を発行 し、 国債は自国通貨建てなので、財政破綻 しようがない 。

 ② 財政赤字の拡大は 金利の高騰を招くことはない。

 ③ 財政赤字が 制御不能なインフレを引き起こす可能性は低い。

(①について小林)国債を発行すれば最後は日銀が買うことが可能ですから、確かにその通りです

(②について小林)現状では名目金利は日銀が長期金利も含めてコントロールできる ようになっているので、おおむね正しい。ただ先ほども申し上げた通り、想定外の材料にマーケットが急に反応し、日銀のオペレーションが追いつかなくなる可能性はゼロではないと思い ます。

(③について小林)通貨への信認が失われるからです。借金をしすぎて返せないレベルに達してしまえば、国民の側が「返してもらえないんじゃ、日本国債はやめてアメリカ国債にした方が確実だ」と逃げ出してしまいますよね。最後は国債をすべて日銀が買うしかなくなりますが、そうなると円がどんどん市場に溢れて、制御できないインフレになる恐れがある。』

 まあ、皆さんにとって突っ込みどころがあるのは分かりますが、小林氏は ①を認め、②について日銀が国債金利をコントロールできることを認めている。

 ③については、

「そもそも、国債を購入しているのは日銀が半分で、残りのほとんどが金融機関で、 『日本国民』ではない 」

「日本銀行が国債を購入する際に発行する貨幣は日銀当座預金で、市場(よく分からん表現だが)に溢れるなどあり得ない。何しろ、 銀行や証券会社以外は、日銀に口座を持てない 」

「実際、日銀は2013年から24年にかけ、 560兆円(!)の日銀当座預金を発行した が、制御できないインフレ(これも分からん)になっていない」

 などなど、事実に基づき指摘させて頂きますがね。

​​​========================続く=================


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Last updated  2026.10.13 18:49:39
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