After22

2006/07/13
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カテゴリ: ヴィッセル神戸
第27節 ホーム(神戸ウイングスタジアム)  神戸3-2草津

何とか勝ちました。

この日は事前の噂通り、アツとトーメが怪我で欠場。
代わりに茂木と柳川が先発で出場しました。
左からツボ、河本、柳川、北本と若い生え抜きの選手で構成されるという、
不安ながらもちょっと嬉しいDFラインでした。
茂木が右のワイドストライカーに入ったため、いつもと違ってカンジョが左に。
あとは定番の布陣です。

序盤は押し気味に試合を進めながらも、要所でミスが出たり、

そんな中、前半23分にカンジョが左サイドを突破して上げた低くて早いクロスが
相手GKとDFの連携ミスからそのままゴールに。
ラッキーな形で神戸が先制。

ここから試合を落ち着かせて主導権を握りたいところでしたが、
直後の前半25分、PA前の不用意な対応から相手にキープを許し、
左サイドから上げられたクロスをボレーで叩き込まれてしまいます。
DFの不安定さを突かれたものでしたが、精神的にも重い失点。

その後もホルヴィのミドルなどでゴールを狙うものの、
相手の体を張ったDFに防がれ、1-1で前半終了。

後半に入り、徐々に試合をコントロールし始めますが、ゴールは割れません。
茂木に代えて近藤を投入して、神戸にリズムが出てきた時、

1点目と似たような形での失点でしたので、クロスの対応が悪かったのかもしれません。
失点した直後は本当に悔しくていろんな感情が込み上げてきました。
何とか選手に発奮して欲しくて、応援にもますます力が入りました。

そんな思いに答えてくれたのか2分後、
平瀬のキープからカンジョのセンタリングを近藤が合わせてすぐに同点。

個人的には勝利しかないと思っていたので、時間を考えてすぐにリスタートして欲しかったですね。

その後、流れは完全に神戸に。
平瀬のゴール取り消しなどがあって、もう同点どまりか・・と思いかけたロスタイム、
CKを河本がヘッドで合わせて勝ち越し。
その直前にも同じようなシーンがあって、その時はわずかに外れたのですが、
今度はしっかり決めてくれました。

最後は時間を使って、試合終了。

今日は近藤の投入がキーポイントだったと思います。
相手の足が止まりかけている時間帯でのドリブルでの仕掛けが効果的でした。
一時期よりは調子が上がってきているのかもしれません。
茂木も動きは悪くなかったのですが、1対1での強さ、武器が欲しいですね。
判断をもうワンテンポ早くできれば、ゴールできるところまで来ていると思うのですが、
運もなくて未だノーゴール。きっかけを早く掴んで欲しい。

平瀬のCFはやはりいいですね。
キープ力はさすがで、うまくタメを作っていました。
もう少し前で勝負しても良いような気がしますが。
カンジョは今日も貢献してくれていましたが、いつもよりはキレとスタミナが無かったですね。
試合中に屈伸したりしていたので、何もなかったらいいのですが、少し心配です。

若いDF陣は反省点が多いですね。
河本はまだ守備が軽い。得点力はさすがですが。
CBの二人は連携面のミスもあったので、これは修正していって欲しいです。
SBの二人は攻撃に課題が残ったと思います。

内容はあまり良くない試合でしたが、
アツとトーメという戦力&精神的なを欠く中での勝利は大きいですね。
若手の多い神戸の選手にはいい経験になったでしょうし、自信もついたでしょう。

これでついに3位に浮上。
やっと「昇格」という言葉を口に出せる順位になってきました。





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最終更新日  2006/07/13 01:19:13 PM


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