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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Aug 13, 2011
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日本の理論経済学を学ぶ学生は鈴村興太郎教授をご存じであろう。
厚生経済学や社会的選択の理論についてノーベル賞受賞を受けた、経済学者のアマルティ・セン教授らとともに、あたらしい理論厚生経済学を先導する学者として名高い。
その彼が、岩波書店「思想6月号」の巻頭 「思想の言葉」を著述している、と友人からメール便があった。
以前に、市の図書館から鈴村教授の著作「厚生経済学の基礎」(合理的選択と社会的評価)を借りたことがある。
なんとその本は21、552ページもある分厚い本であり、数学的な素養がよほど無いなら完全なる理解は期待できないものである。
小生の解るのは、微分積分学や、図解から解ける幾何学が上限であるが、鈴村教授は多変量解析や集合論まで、奥深い数学を駆使して、理論を構成しているように感じた。
興味を引かれるものと、理解できるものだけを読んで、そのほとんどが分からないままに時間切れと共に、図書館に返却して、自分が学生でないことにほっとしたものだった。
今回の、寄稿文は果たして理解できるかどうか心配であったが、数式は見あたらず、なにせ3枚の文なので勇気を出して読み始めた。
今回、小生が解る範囲にすべての文章があった。

さらに、この津波が惹起した福島第一原発の重大事故についての、危機管理に関する社会的選択に際して、科学の知をはじめとする専門知をどのように政治的な決定に組み込むべきかを述べている。
政治家のあり得べき任務を、「国民の福祉の増進に献身すること」と明言しており、世の政治家はこの論文をよく読んでもらいたい。
鈴村氏のような学識者が、混沌とする政治家の政争を糺すことができる政治倫理委員会や、政策決定機構を備えることが、我が国の福祉国家への道を固めることになるだろう。





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Last updated  Oct 31, 2013 11:06:40 AM
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