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島田紳助氏(以下紳助という)が芸能界を退陣するという。
その理由は、かれが、娯楽会社・上場会社の吉本興業に、「自分はセーフと思うが、アウトかセーフか」、と聞いたところ、「残念ながらアウトです」と言われたと、悔し涙の退陣表明をしているのを見た。
プロ野球で昔、背番号キャチャーの選手が、バッター席でボールが当たってもいないのにイタイイタイと審判に「デッドボール」と泣きついたが、審判は空振りと切り捨てた。
プロテニスでは「選手」に3回までホークアイのVIDEO判定を受ける「権利」があるが、プロ野球には、「審判」への回数制限の無いVIDEO判定利用があり、正確性を貫いている。
それでも、審判や塁審が誤った判断をすればそれがルール通りであれば従わなければならない。
上記の打席の演技例はともかく、審判の誤った判断だと判っていても、良心的には辛くても味方の有利になるなら、知らぬ振りして試合を続行するのがプロである。
「ノーサイド」までは、魂は鬼になっても、味方(監督や選手全員)のために戦うのがプロなのだ。
吉本興業は「審判」ではなく、「監督」なのに、なぜ「選手」の伸助は「判定」を聞き、それに従ったのか?
紳助自身の良心は「セーフ」と言っているなら、聞くことが必要ないのではないのか。
吉本興業(「監督」)は「世間体」を気にする客商売なので、その「判断」は「ルール」ではなく、「風聞」に左右される。
選手は、味方の不利になっても、もちろん、審判に従わなくてはならない。
それほどむかしではないが、殿堂入りを果たした「元監督」は選手に対する「審判の誤った判定」に血相を変えて、審判に殴りかかって(選手への激励のつもりだが)何度も退場処分を受けた豪傑がいた。
このような素晴らしい監督までとはいわないが、少なくても、自分が退場させられるほどに、選手の気持を鼓舞する姿勢や、選手への愛情が表に顕れるべきではないかと思う。
吉本興業・監督の「選手」紳助への「アウト」の「判定」には、甲子園の観客席からブーイングの嵐やゴム風船を送りたい。
紳助は、いまどきのちゃらちゃらした番組とひと味違った番組を司会しており、時々の言い過ぎには驚くこともあったが、「深ぃー話」が似合う良心的な司会者である。
面白くない芸能界を面白くすることが紳助の役割であり、生粋の大阪人の意気込みを再び見せてもらいたいものだ。
紳助の良心を信ずる者の意見である。
本日は、日記を書きすぎて疲れたのでしばらく休みたい。
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