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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Sep 21, 2011
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カテゴリ: 会社時代
函館山にロープウエイで昇ると、長崎、神戸に加えて、もう一つの1,000万弗の日本三大夜景がみられる。
他に比べて、美しいのは、海に浮かぶ星空のような街が、なだらかな山の直前に、鯨の尻尾か、三味線の撥のように綺麗に展開していることである。
小生には、お天気が良かったせいかもしれないが、日本で一番の素晴らしい夜景と思う。

昼間なら、右手に立待岬、津軽海峡、左手に外人墓地、前方の近くに、ハリストス正教会、旧函館区公会堂、遠くを展望すると、ウオーターフロント、函館駅、縦横に走る市電、石川啄木一族の墓、土方歳三達が戦った星形の五稜郭公園、トラピスチヌ修道院、などが展望できる。
また、神戸、長崎も魚は美味しいが、函館は、対岸の青森との間の津軽海峡激流で揉まれた新鮮な魚がぷりぷりとして旨い。
巨大で、超高級な大間の鮪でなくとも、充分に美味しいのである。
イカなどは透き通っていて、見た目も美味しく感じる。

優秀な同期生が単身赴任で旭川支店長をしていて、後述3社のうち1社の工場竣工式に際して泊めて貰ったのもこの時期だ。
旬のホッキ貝などを買ってきて、自分で料理してくれたが、酒もつまみも、彼の好意とともに、美味しくご馳走になった。



札幌雪祭りの頃にも、ずうずうしく札幌を訪れたが、言うまでもなく、雪像や雪の建築物はおとぎの国の物語だった。
熊ちゃんラーメンや、さっぽろジンギスカン、二条市場、時計台なども思い出である。
釧路の幣舞橋付近では、バーに入ったらお客は一人もいないのに、おもてなしの方は8人くらいいて、酔って集られた苦い経験もある。
小生は、なぜか北海道が好きである。
裕次郎の唄のように、「時計台の下で会って」、「なぜか私にやさしくする」の札幌である。
坂本龍馬も自由を求めて憧れた土地である。
随分とこの地を東西南北に、一人でも旅行したものだった。
別の機会があれば、その辺を話したいとおもう。

さて、自分の仕事関係では、本社が東京にあり、北海道に工場を持つ企業を4社担当して、うち3社は小生が工場新設に際して、幸い現地で立ち会うことができた。
企業秘密ではないので記載する。
工場新設の3社はともにニット繊維産業である。

単に仕入れて販売するだけの商社でなく、企画・デザイン力に優れ、独自の製造技術を内や外に抱える優秀な製造能力のある企業群であった。

面白いのは、ファッションの先端を行く、イタリアのミラノなどと北海道はおなじ緯度にあると、かの社長達は言っていたことだ。
ファッションの発信基地を北海道に、と言うわけである。
確かに、留萌市とミラノはほぼ同じ緯度にある。
しかし、ミラノは緯度で見るとほぼ同じだとしても、片や地中海気候にあるので、感じる寒さが違うのではないかと、心配したものだ。



彼たちの北海道工場は、外見上は立派な外観を持った建物であった。
もし、縫製工場が成り立たなくなっても、なんらかの用途に転用できるくらい、素晴らしい建物であった。
立地も、当地としては良い立地にあった。
従業員の厚生のためでもあり、会社が成り立たなくなっても、対応できるような措置を予め準備していたのだ。

最近のWEBでトレースしてみよう。

そのうち1企業だけが、ホームページを持っているのが判った。
元理事長には大変お世話になったTNFの有力メンバーである。
それによると、当時のメイン東北工場はそのままあるが、北海道の工場(立地条件はよかった)は「事務所」となっている。
代わりに中国に大きな協力工場を持っている。
やはり、他の企業と同じく、労働力の豊富な、また、将来の需要の高まりを期待して、中国に協力工場を確保するべく、あまりに寒い工場を閉めて、大陸に乗り出したのだろう。
国内工場では、高品質素材の使用、高度工業技術による製法、クリエイティブで高い芸術性をかもしだす高級品を創り、急なデザイン変更や小口・突発受注にも対応できる、安定した生産体制がある。
中国協力工場では、遠隔地でも意思疎通が問題ないような報・連・相NETWORKが敷かれて、生産工程、品質管理すべてに目が届いている。
製品はスポーツ&カジュアル・ニットウエアーで、当時と同じく、その方面の優良取引先をたくさん抱えている。
社長は息子さんに代替わりして元気にやっており、こちらが年賀状を出すものだから、挨拶だけは型どおりにしてくれる。
お互いに迷惑だろうと思うが、なかなか当方から止めることが出来ない。
会社のProfileに、金融機関の欄で、真っ先に小生の務めたところを掲載してくれているのが有り難い。

もう一つの企業については、TNFのメンバーであり、営業品目も以前と同じである。
HPは持っていないので、Mapion電話帳情報で北海道工場を見ると、そのまま操業している。
この企業は、北海道でも最南端に工場があるが、他の2社は旭川市よりはるか北に工場があった。

あとの1企業はMapion電話帳で東京の本社住所は見られるが、TNFのメンバーでもなくなっており、北海道にはそのような工場名が存在しない。

知り合いがいるので、その辺の事情を聞けば判るが、特別必要がないので止めておく。

たったこのことでも、北海道に20年ほど前に、ニット製品製造業者3社が工場進出して、1社が残り、1社は閉鎖・中国に転出、1社は全く失敗した事実がわかる。

これは、サンプルが極めて少ない小生だけの情報で「統計学上の有意性はない」が、すこしだけ、日本繊維産業の現状を顕している。

WEBの我が国繊維産業の現状と課題(辻村、溝下両氏)から引用・加筆補足する。
・・・・・工業統計による繊維製品製造業のうち縫製業・・・・・
1994年→2001年
事業所数      34.2千所→20.7千所(-39.5%)
従業員数(A)    633.9千人→244.5千人(-61.4%)
付加価値(B)    2,5380億円→1,4280億円(-43.7%)
A/B 400万円→  584万円(+46%)

貿易統計でも、日本は、素材や生地という原料や中間財を生産基地の中国などに輸出して、縫製した完成品を輸入する方式を採っていることが判る。

つまらない事例であるが、呆けの記憶から述べてみた。

長くなるが、アジアへの企業進出のノウハウ・最新情報は、クロスボーダー・ジャパン(株)の大場由幸社長が詳しい。
若い頃、鈴木杏樹によく似て悩んでおり、英検1級であった優等生・美男である。
ホームページは下記。
http://www.sailing-master.com/





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Last updated  Oct 31, 2013 03:52:55 PM
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