めいてい君のブログ

めいてい君のブログ

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

Category

寄稿(宇治見、マドレーヌ、トキめき橋氏ほか)

(64)

自由が丘氏寄稿文

(189)

Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など

(326)

政治・経済(国内統計etc.)

(695)

世界、国際比較(国際統計etc.)

(226)

生活全般

(128)

基本事情(各国)

(114)

アジア州

(255)

ヨーロッパ州

(287)

北米地区

(199)

中南米地区

(112)

オセアニア州

(100)

中東地区

(51)

アフリカ州

(126)

宇宙の不思議・開発etc.

(71)

気候変動など

(7)

津波・自然災害

(30)

自然の脅威、驚異etc.

(47)

資源・エネルギー(陸・海洋etc.)

(49)

発電・原発事故・放射能事故

(74)

金融(事件含む)

(128)

PC・家電

(229)

スポーツ・余暇・車

(264)

栄養・健康

(143)

病気・伝染病など

(184)

事故・災害

(102)

福祉・厚生・年金問題

(59)

公害

(15)

流通(商品)・廃棄関連

(17)

新技術

(30)

友人・知人・地縁等

(40)

土佐の高知

(63)

(49)

お墓・葬儀・戸籍

(24)

ガーデニング&DIY

(14)

TV番組

(15)

海外旅行

(6)

国防/テロなど

(41)

財政・税・電子証明など

(28)

自治体、地元、遺産など

(37)

店舗

(6)

公衆道徳/法律など

(26)

裁判/調停

(7)

宗教

(21)

ブログ

(31)

テンプレート(表形式etc.)

(3)

DVD収録など

(6)

ホームページ、ウエブ会議など

(48)

祝い事など

(13)

会社時代

(22)

学生時代

(7)

物語り

(43)

経済学研究

(26)

思考紀行

(73)

作業中マーク(終了次第削除)

(0)
Oct 22, 2011
XML
カテゴリ: アフリカ州
昨日は、リビアのカダフィ独裁長期(42年間の最長であった)政権が崩壊したというニュースが新聞の一面をほぼ埋めている。

まだ、生存中と思われる、拘束されたばかりのカダフィ氏が映っていて、拘束後に頭を打たれて死亡か、と掲載されているのだから、間違いなく死亡したのだろう。

彼の生い立ちは、中部のシルテ生まれ、遊牧民・ベドウィン出身で、陸軍士官学校出の大尉の時に、青年将校団を率いて、トルコで療養中の国王を無血クーデターで追放して、軍事政権を樹立、反帝国主義を掲げて、石油資本の国有化などを行った。

豊富な石油資源による外貨収入を背景に、側近を親族で固めて、反対派を粛清した。

パレスチナ過激派を公然として支援し、米パンナム機爆破事件にも関わり、米軍・NATOから反感を買い、米国とは一時和解も見られたが、カダフィ氏の国連会議・対米非難演説で、中・ロ以外の支持を失い、NATO空爆と反カダフィ派部隊の攻撃で劣勢に追いやられていた。
中国、ロシアもすでに見放さざるをえない状況にあった。

リビアは北アフリカの地中海沿岸諸国の一つであり、古代から、地中海の覇者達(フェニキア、カルタゴ、ギリシャ、ローマ帝国、ヴァンダル、ビザンチン帝国、アラブ系諸国、オスマン・トルコ帝国など)の植民都市として支配を受けた地域である。

サブラタ遺跡(トリポリの西65km)、レプティス・マグナ遺跡(トリポリの東130km)、キレーネ遺跡(シルフィウムという絶滅した薬草で繁栄。ギリシャの対岸、リビア東部のベンガジ地方)という古代遺跡があるが、古代には繁栄したものの、地震によってか、衰退して、うち捨てられ砂漠に埋もれたままで発掘されている。

現在は、砂漠(サハラ)が大半を占めるこの国は、石油資源が豊富であることが生命線になっている。


リビアの独裁政権からの解放運動は、国民の中から自然に発生したものではないだけに、暫定政府の中でも内紛が起きかねず、また、暫定政府を支持するNATO諸国(英仏など)、米国、および、ロシア・中国なども石油資源を巡った思惑が見え隠れしている。

古代から独裁政権が倒れたのをみると、ジュリアス・シーザー(BC100~BC44刺殺)、ナポレオン(1769~1821ヒ素毒殺)、ヒットラー(1889~1945拳銃自殺)、ムッソリーニ(1883~1945銃殺)、サダム・フセイン(1937~2006絞首刑)、チャウシエスク(1918~1989銃殺)、アミン(1925~2003亡命先・多臓器不全)、ポルポト(1928~1998毒殺or服毒自殺)などがあげられるが、いずれも50歳から70歳での死亡であり、独裁者はほとんど殺されるまで元気で長生きしており、生命力は強かった。

新聞の報道のように、「アラブの春」が来ればよいが、と願っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Oct 31, 2013 09:39:56 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: