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脳梗塞で頭が呆けている
(もとからだという輩もいるが)
ので誤った認識であれば、別の解釈をお取り下さい。
あくまで、脳幹梗塞の自主トレ日記である。
「東電の実質国有化」の表現は不正確ではないか。
もし、東電が破綻処理したら、全ての一株の資産価値は
消滅するであろう。
なぜなら、清算すれば原発賠償などでの費用予測は莫大で
あり、これらを未払勘定とすると負債が資産を上回り
純資産はマイナスとなる可能性が高い。
純資産がマイナスなら株価はゼロであり、
株主は資産を失う
のである(資本主義時代)。
今回の実質国有化というのは、
(公益企業的性格の企業の)
株主の資産を守る最善の手段
を「国民が与えている」。
国民というか、
国民の代表である行政機関が与えているのであり、
東電の株主はこれだけの温情を国民が、
行政機関を通じて与えて
いることを忘れてはならない。
本来は、
「東電が事前に津波が襲来したら危険な状態を認知して
いながら、対策に後手を取ってしまった、という大失敗と、
事故発生にも当事者として(行政との連携もさることながら)、
自社事業の原発のコントロールができずに、大量の放射能・
死の灰(注)を東方国土にまき散らしてしまった罪」を国民に
詫びるべきである。
政府が干渉したとか言う前に、
自分で気がついていながら、
対処しない経営体質を改善すべきである。
例えてみると、
「自社の大型トラックの車軸のネジが古くなり、
のと類似した
危険性である。
原発付近の堤防が過去の津波の大きさでみると、
低すぎており、
津波発生時に原発構内に海水が浸水すると
構内の電源が機能しなくなり、
そのために燃料棒を制御するための貯水槽の水位が維持
できなくなって、超高温になり、さらにそれが水を蒸発させて
燃料棒の露出から、原子炉熔解へと繋がり
最悪時はチャイナシンドローム
が起こりうるという課題を内部で指摘されていたのである。
チャイナシンドロームまでいったか、
これから行くかは素人は知らないが、
少なくともその前の
「水蒸気爆発とともに溶解した燃料棒は放射能を降らせた」
のは事実ではなかったのか。
「死の灰」といわずに、
「放射能○○京ベクレル」と
途方もない数字を言うものだから、
マスコミも国民も漠然とした「対象」に映っているが、
地元の国民には数十年も帰還できない
不幸を与えてしまったことを
認知しないといけない。
このようにセンセーショナルな「死の灰」という
言葉を嫌がる
向きが多いが、
東電のした失敗を、「たかが放射能」というのでなく
「死の灰」ととらえてこそ、「国有化」の意味がある。
東電の社員や、それを取り巻く事業者や家族も
大勢いるのだから、
その人達も国民であり、
日本国全体で考えなければならず、
さらには
「死の灰」は黒潮に乗って
海外にまで汚染しているかもしれず、
環太平洋問題となるかも知れない。
「TPP加盟問題」どころではない話を心配する。
一企業の経営体質が環太平洋を
揺るがす事になるかも知れないのだ。
東電は、
「実質国営化」という温情を与えてくれた「主権者・国民」
の恩に報いるべく、
資産売却を可及的速やかに行い、内部資産圧縮など
身を切る経営努力を進めるべきではないだろうか。
国民は、
予想外に早い消費増税の課税に加えて、
電気料金値上げの
ダブルパンチに苦しむのだから、
東電もいくら努力しても惜しくは
なかろう、と呆け頭は考える。
<参考:WEBLIO類語辞典>
死の灰(しのはい)
「核分裂生成物 ・ 放射性降下物 ・ 放射能を帯びたチリ」
P.S.
書いてみて、判ったような気がするのは、
東電の会長、社長達はもしかしたら素晴らしい経営者で
(歌舞伎もので)有ったような気がする。
なぜなら、
本来は自己の責任であるにも拘わらずに
当時の首相の「性」に責任を押し当てて、
自社の破産を
免れる離れ業を演じたのであるのだから。
この演技を見物した国民は激怒せずに、
見守った
のであるから、やさしい国民感情が他国から羨まし
がられるに違いない。
株主総会という、
利益集団の部分を社会奉仕集団に
優先させたなかでも、
自治体の代表がもの申したのは
今後の日本にとっての貴重な礎となる気がする。
今日の新聞には、事故当時の経営陣を訴えている
株主代表訴訟の原告が事故当時の東電本部の
TV会議システム記録を差し押さえすると
息巻いているが、これでは経営陣の小泉劇場の
ような大演技が台無しになって、
東電さんが危ないかも知れない。
一株くらいなら危険はないが
自治体や、大企業では
実質国営化がなくなると
大量の株券が紙くずと化すほどのリスキーだ。
当時の首相は濡れ衣を着せられなくて
ほっとするだろうが、
国会劇場は法廷に移ることになるようだ。
小沢さん事件で検察証拠のねつ造が批判されたが、
今回のTV会談は「停電」でもないと消去・抹消はできないだろう。
お得意の「計画停電」で消えるかも知れない。
大呆けのつまらない夢の感想である。
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