めいてい君のブログ

「真夏の夜の夢」か

小生の自宅の玄関チャイムは有線

「ピーンーポーン」である。

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１階の台所に受信機を設置してあるが

二人とも二階の自室にいると気がつかない。

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冷房で締め切っているから尚更である。

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宅配業者の不在配達不能通知記録が

新聞受けに入っている。

夕方、再配達してくれる

黒猫ｏｒ飛脚etc.の若人には

気の毒である。

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台所から２階までの有線敷設は

美観上許されないので、「無線チャイム」を

用意した。

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つまり、玄関に人が近づいたら

「無線チャイム」が鳴るように

設定してある。

受信機は小生の部屋にある。

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「ピンポーン」の音は夜間では五月蠅いので

「光発信」に切り替えてある。

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少し過敏なようで、大型トラックや

強風にも反応する。

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ところが、先日は、急に

「子犬が噛みつくようなわんわんワン」

と言う声と、「・・・そんなことすると怒られるわよ」

という主婦の声が聞こえたような気がした。

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慌てて、「無線チャイム」の仕様書を調べると

チャイム音はかなりの音色種類を選択可能（16種類）である。

中には、「楽曲」の他に、「子犬の声」もあるから

生きた犬ではなく合成音色であったかも。

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しかし、主婦の肉声が聞こえたのは不思議である。

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機種名は「REVEX　X800」とあり、

リーベックス株式会社なるメーカーに問い合わせると、

「発信器、受信機の両方についている２つのネジの

方向を同じ一定方向に合わせるだけでいい」という。

組合せ（周波数のようなものか）は16X16＝256あるようだ。

同じ機種を隣家で使用している懸念があれば、

組合せを変えることで

共鳴しなくなるという。

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組合せを選択する方法などは、

販売元のアイリス・オーヤマ

では細かく指示していないように思う。

細かいことは製造元（メーカー）任せであろう。

若者は商品を見たら使い方を理解できるが、

小生などは今少しの親切心が欲しい。

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「申し訳ないが、お盆休みになるので、とりあえずは、

両方のネジの方向を同じ方向に、ずらして変えておいて下さい」

がメーカーの回答であった。

メーカーでは、犬の声は仕込んであるが、主婦の声はどうして

聞こえるのか不思議であるらしい。

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小生の幻聴かも知れない！

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五月蠅いほど鳴っていたREVEXも暑さや、老朽化で

あまり五月蠅くなくなっている。

すでに、ネジを切り替えてあるので、主婦の声も聞こえない。

「エリーゼのために」も内蔵楽曲にあり、

これならあまり使わないかも知れない？

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「盗聴器」でもあるまいに、

「無線チャイム」の不思議な幻聴であった。

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しかし、最近は、自動車でも

無線機能と、コンピューター機能 を具備した

高級乗用車が容易に ハッカー によって操作される

時代である。

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小生宅の「ピンポーン」くらいなら

ミニ・ハッカーでも容易く

幻聴を聞かせる ことができよう。


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