PR
Calendar
Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
<注:エジプトは北アフリカにあるが、「マグレブ」はエジプトから見て西の国を指す。
北アフリカをホワイトアフリカとも呼び、アルジェリア、エジプト、リビア、モロッコ、スーダン、
チュニジア、西サハラを指し、また、エチオピア、エリトリア、モーリタニアを含むこともある>
サブサハラ アフリカ地区(49ヶ国)=ブラックアフリカ
<資料:世銀、JETRO、WIKIPEDIA、三井物産戦略研究所、丸紅経済研究所など>
項目 |
説明 |
---|---|
名目GDP(A) |
1兆2832億ドル(2011年)・・・全世界70兆ドルの1.8% 国別構成:南アフリカ28%、ナイジェリア21%、アンゴラ5%、エチオピア5%、ガーナ4%、ケニア4%、タンザニア3%、ウガンダ2%、カメルーン2%、コートジボアール2%、その他23% <49ヶ国のうち、南ア、ナイジェリアで約半分を占め、経済規模の大きい10ヶ国で8割弱を占める。> <1990年2911億ドル→2012年1兆2734億ドル> |
人口(B) |
2011年8.8億人(世界の12.6%を占める) |
生活水準 |
A/B= 1458ドル・・・2011年 一人当たりGNI・・・1269ドル(世界平均9511.2ドル) 人口のうち半分が1日約1.25ドルの、貧困境界線以下の生活者。 貧困、経済格差に起因する暴動・デモが発生、経済に悪影響:南ア・・鉱山労働者がデモを数ヶ月継続、治安当局との衝突でプラチナ生産が停滞。 |
経済成長 |
1990年代は年平均2.3%から、2000年代に入り5.8%まで上昇、2012年の成長率もマリの混乱(40万人の避難民)、南アの鉱山部門生産停滞で4.8%とやや鈍化。IMFは今後回復により2013年5.6%、2014年6.1%と成長加速を予想。 |
資源 |
世界の金属資源確認埋蔵量の約3割、原油などエネルギー資源で約1割弱が存在し、20ヶ国が資源輸出国となっている。 中国、印度など新興国成長に伴う需要増大をバックに、2000年代前半から資源価格高騰もあり成長を支えている。 |
貿易額 |
2000年代以降、資源高騰、資源輸出量増加をバックに輸出は増勢を辿り、輸入も内需増大で増加した。 2011年の貿易は7357億ドルで、2000年対比4.3倍(総輸出は3723億ドルで同3.9倍、総輸入は3634億ドルで同4.9倍、貿易収支は90億ドル) 2011年の国別では、南アが28%、ナイジェリアが23% を占める。 最大の貿易相手国は、中国14.8%で、米国12.3%、印度5.9%、独4.3%、仏4.1% が続く。上位5ヶ国で約4割を越える。欧州各国よりも、新興国で成長著しい中国、印度が上位を占め、特に1位中国と2位米国の差は183億ドルと、存在感は2009年以降大きい。 |
輸出相手国 |
上位輸出国は米国、中国、印度、スペイン、独。上位10ヶ国で全体の6割を占める。 |
輸入相手国 |
輸入上位5ヶ国は中国、米国、印度、独、仏、上位10ヶ国で55%を占める。 |
対内直接投資 |
2000年の64億ドルから2011年の350億ドルと、5.5倍に拡大。 国別構成はナイジェリア25.5%、南ア16.6%、ガーナ9.3%、コンゴ8.4%、モザンビーク6.0%、ザンビア5.6%、チャド5.2%、その他23.4%と、ナイジェリア、南アの二国で4割を越える。 <Cf.アフリカ全体の対内投資ではサブサハラは82.0%で、拡大しているが、北部アフリカ18.0%は「アラブの春」以来停滞している> |
1.西部アフリカへの投資 |
ナイジェリア、ガーナが7割を占める。ナイジェリア(1.6億人の人口大国・産油国)では、エネルギー、小売、情報通信分野、ガーナ(金産出国)では2010年石油生産が開始されエネルギー投資分野。 |
2.東部アフリカへの投資 |
モザンビークではインド洋沖の天然ガス投資、ケニアでは中国を含む先進国自動車企業の販売・生産両面の投資 |
3.南部アフリカへの投資 |
自動車・同部品企業(トヨタ、BMW,Ford)の設備投資、小売(米国ウオルマート)の事業展開 |
インフラなど |
発電、水道、交通などのインフラ未整備、教育・職業訓練不足。HIV,マラリアの感染症蔓延のリスクは残っている。 |
政治的対立 |
スーダン、南スーダンでの国境を巡る対立。 中央アフリカでの反政府軍による首都陥落 マリ、ニジェールで仏主導の対テロ作戦継続 |
1.北アフリカ諸国 (1ヶ国) |
スーダン |
2.西アフリカ諸国 (16ヶ国) |
ガーナ、カーボベルデ、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、 コートジボワール、シエラレオネ、セネガル、トーゴ、ナイジェリア、 ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マリ、モーリタニア、リベリア |
3.中部アフリカ国(11ヶ国) |
アンゴラ、ガボン、カメルーン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、 サントメ・プリンシペ、赤道ギニア、チャド、中央アフリカ、ブルンジ、 ルワンダ |
4.東アフリカ諸国 (16ヶ国) |
ウガンダ、エチオピア、エリトリア、ケニア、コモロ、ザンビア、ジブチ、 ジンバブエ、セーシェル、ソマリア、タンザニア、マダガスカル、マラウイ、 南スーダン、モーリシャス、モザンビーク |
5.南部アフリカ諸国 (5ヶ国) |
スワジランド、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ共和国、レソト |
人種 |
ほぼ全域でネグロイド(黒人)が多数派のため、ブラックアフリカとも呼ばれる。ただし、マダガスカルにはモンゴロイド、南部アフリカのナミビアなどにカポイド、南アにはコーカソイドも住む。 |
言語 |
北アフリカの多くの国ではアラビア語がほぼ単独言語社会であるのに比較して、サブサハラでの多くの国では全土で通用する単一の民族言語が存在せず、旧宗主国の言語が共通語であり、複数のスワヒリ語などの民族言語が分布する。 アフロ・アジア語族・・コーカソイド系、北部、北東部諸国、コモロの公用語 ナイル・サハラ語族・・ネグロイド系、多くの国で公用語 ニジェール・コンゴ語系・・ネグロイド系、多くの国の公用語、サブサハラ最大語族 コイサン語族・・カポイド系、ナミビアでの主要言語 アウストロネシア語族・・モンゴロイド系、マダガスカル公用語 インド・ヨーロッパ語族・・コーカソイド系、南アなどで公用語。 |
ニジェール共和国と世界の鉱物資源~ロシ… Aug 15, 2023 コメント(4)
人道無視のボコ・ハラム(Boko Haram) Dec 19, 2020
カメルーン共和国の基本事情の改訂 少… Dec 4, 2020