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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Oct 27, 2015
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福島原発事故はメルトダウンの処理が未解決の儘で

冷却貯蔵された燃料棒の抜き取り作業が進められつつある。

メルトダウン燃料棒については人間が近づけず、

建物を透視する宇宙線の利用開発、

強い放射能の中を障害物を除けながら進むロボットの開発など

前途多難である。

遮水壁を海側に設置しているが、原発は山側にあり、山側からの

地下水は原発の地下を通過するために、原発そのものを凍土壁で

覆う計画を遂行中である。

山側からの地下水を原発敷地を経由するもの(必要な冷却水用)と、

不要な地下水を原発敷地を迂回して海に流すもの、

の2つのルートに分けないと余分な放射能を含む水が増えてしまうであろう。

・・・・・・ 

冷却保存中の燃料棒の取り出しはこれからが本番である。

さらに大変なのは、見えない、かつ、人間が近づけないメルトダウンした燃料棒は

冷却を継続しながら取り出すという

前代未聞の作業を構築していかなければならない。

・・・・・・

★・・原発敷地内被爆・・

壊れた原発構造物の補修、被覆建物工事なども多い。

原発作業員は事故後以来、今年8月までで

約4万5千人いて、累積被爆量は20ミリ以上が9千人、5ミリ以上~20ミリ未満が

約1万2千人である。

うち、今年4月~8月までの作業員約1万5千人では5ミリ超の被爆者が2200人いる。

原発敷地内作業者の2011年3月分被爆量は平均21.57ミリシーベルトで

最高670.36ミリシーベルト、上空・地上で放水作業消防員の

被爆の最高値は29.8ミリシーベルト。 

・・・・・・・

このなかで、放射線業務従事者の労災認定白血病の該当者

(最初の被爆を伴う作業で年5ミリシーベルト以上被爆し、

一年超経過して、ウイルス感染などの他の要因でない白血病の発症者)が

初めて急性骨髄性白血病と診断された。

この41才の男性の累積被爆量は福島原発約16ミリシーベルト、

玄海原発で約4ミリシーベルトであり、

医療費のほか休業補償が支払われる第一号となる。 

福島原発関係での被爆に関係する労災認定申請者は8件で、

上記を除くと、3件は不支給、1件は本人取り下げ、3件は調査中。

★・・原発敷地外被爆・・

内閣府が26日に公表した2011.3.12~3.31の期間に

原発敷地外の20km圏内で職務に就いた

自衛隊員・警察官・消防職員2800人の被爆線量は

1ミリシーベルト未満が62%を占め、

1~2ミリシーベルト未満が19%、

5ミリシーベルト以上は全員が自衛隊員で5%を占めた。

消防職員・警察官らは原発従業員に準じ緊急時には100ミリシーベルトが

限度だが、最高値は自衛官の10.8ミリシーベルト。 

住民については県の調査で平均0.8ミリシーベルト、最高は25ミリシーベルト。 

英医学誌BMJによると、1944~2005年における英米仏原発就労者約30万人

(大腸平均被爆量は約20ミリシーベルト)のうち白血病以外の癌の死亡者は

約1万9千人で、そのうち約200人が被爆によると推定している。

被爆量が1ミリシーベルト増える毎に癌で死亡するリスクが0.048%高まり、

100ミリシーベルトの被爆の場合には生涯癌死亡リスクが約0.5%増えるという。

他方で、理研などが「人工白血球幹細胞」を増殖する研究に成功したと

米科学誌ステム・セル・リポーツ22日付で掲載される。

体外で無限に増殖する造血幹細胞は白血球となり、体内に戻すと

癌細胞を攻撃させるという治療法が確立されそうである。

福島原発から立ち直るためにも、癌治療法(免疫療法を含む)の

早期の発達を希望したい。 

以上は朝日新聞2015.10.20、10.23、10.26の写経に 

呆けの意見を加えてある。

九州、四国の原発の再稼働が熱気を帯びる中で、

一旦原発事故を起こした時の凄まじさと、

後処理さえ途方に暮れている現実の矛盾が

同時進行している。

原発は一旦、建設・稼働すれば元には戻れない。

休止していても冷却を継続しなければならない。

休止していても地震・津波・火山などで

燃料棒が冷却されなければ危険であるからである。

それならば、原発に頼らないエネルギーを利用できるまでは、

原発を利用することもセカンドベストとしてありうるであろう。

その道は、しかし、ナイフエッジの如き険しく危険な道であろう。

決して、嬉しがって原発利用を選択してはいないことを

政府、国民は自戒しなければならない。

呆けの独り言である。

★ 






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Last updated  Oct 27, 2015 09:25:52 PM コメントを書く


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