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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jan 17, 2017
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カテゴリ: 北米地区


 以下は、呆けの感触に過ぎないから、

賢明な諸兄には周知であり、雑音に過ぎないと無視して貰いたい。


                    < アメリカ第一主義?


 民主主義的な社会では、人民の代表者は、その代表者を選ぶ投票者が、

「自分たちの意見を民主的に汲み上げていない」と理解したときに、

民主的な投票という手段で排斥される。



「期待に添っているのかどうかは判らない」部分が多いから、

一部の変革者が大衆に「変革の必要性」を訴える事になる。



 ポピュリズムは民主的な手続きを踏んでいるから、

極めて合理的に見えるのだが、意見の集約過程を見ると、

変革者の「意見集約への取組の成否」が左右するように思う。

 変革者同士の「情報の操作」、「駆け引き」などといった部分もあるから

必ずしも「民主的」や「独裁的」などとは異なる次元かも知れない。



 マルクスをよく知らないが、

「労働者」、「資本家」などという大枠で



「組織労働者」から分離した「非組織労働者」が増えてきており、

鷲づかみの「労働者」だけが大きな勢力ではなくなっている。

 共産主義国でも、代表者は労働者の利益を守らず、

自分たち勢力の核心的利益を守ろうとして必死である。

 マルクスが示そうとして示すことが出来なかった、



労働者=国民大衆の福祉とは異質な路線を歩んでいるのは皮肉であろう。

 以前は、国の指導的な政治家や知識人達は、

企業や、労働組合などを、「緊密な繋がり」で取り込むことができたが、

組織関係の希薄化とともに、浮動化した大衆によるポピュリズムが

台頭している。

 ポピュリズムで大衆の心を掴んだ変革者は大多数の人々の

指導者であると共に、独裁者になる危険も有している。

 よくアンケート調査が行われて大衆の意見を集約しているように

取り扱われるのだが、わずか300人~数千人のアンケートでは浮動化した

大衆の不満や捌け口などを把握することはままならない。

 EUからのBREXIT,米国大統領選挙などが、そのことを明確に物語っている。



 このような民衆の心を取り組む方法は、君主制時代などの権力や

宗教の信仰心に訴える力などではなく、

現代では、マスコミや電子メールなどではないだろうか。

 もちろん、TVやYou-Tubeなども含まれている。



 昨年の米国大統領選挙では、お互いに情報戦術を張り巡らし、

他国からも、予測できないような情報攪乱が起きている。

 大統領の政策を国民に十分周知できない時代になってきている。

 民主党大統領候補は現職での国家機密メールをロシアなどの手で流出され、

国家安全上の不備を指摘された。投票総数では僅かに勝ったが、

獲得選挙人総数で惜しくも落選した。 

他方で、当選したトランプ新大統領(20日からの)は

ツウィッター短文を自国・世界の企業家に「米国第一主義の

警戒信号」を送り続けている。

 このように、大衆への「情報戦術」が成功、不成功を問わず、

「キーポイント」になっているのが現代のポピュリズムの特色であろう。



 情報操作に成功し、次期大統領に上り詰めたトランプ氏であっても、

1.「ロシア・スキャンダルがまるであったかのような噂」、

2.「かつて身体的不虞者に対して蔑視的ジェスチャーを取った」などという

噂や、個人的な批判が「情報」として大衆に流れている。



 ポピュリズムは「情報」によって本来、有権者が知りたい情報以外の

情報雑音で満ちあふれる時代になってきている。

 ポピュリズムは大衆が大衆のために知りたい情報が、大衆達で

伝達すべきであるのに、一部のエリート層が旨く利用して、

極めて少数のケースにスポットライトを宛がっているように見える。

 ポピュリズムが大衆の意見を代弁すべきにも拘わらず、

エリート層は少数の不満をかき立てて、大衆からポピュリズムを

離反させる行動に出ている。

 米国では、ほんの0.1%~1%の富裕層の生活が飛び抜けて改善されて

それ以外の大衆の生活は改善されていないと聞く。

 その「怒りの葡萄」が民主党のサンダーズ氏や共和党のトランプ氏に

向かったのであろうか?



                
                  < Route66 in Texas Web

 米国のことはよく判らないが、トランプ氏がいう「米国第一主義」は、

かつての「古き良きアメリカ」を取り戻すことに主眼があり、

「メキシコに壁を作る」、「海外進出企業には高い輸入関税を設定」などは

「米国第一主義」の枝葉の部分であろう。

 なぜなら、秦の始皇帝のように万里の長城だけでは

 国が第一には成れないことを誰でも知っている。

 「米国第一主義」のためには、

単純に考えても自国が強くならなければならない。

 他動的ではなく、自動的になるべきである。

1.高い賃金に見合った高い生産性を米国労働者が

 実現できるように、米国の企業家および労働者達が努力する必要がある。

 そうでなければ、大衆である米国国民は、現在の輸入品に比べて

 バカ高い価格を払って国内生産品を購入しなくてはならない。

 昔であれば、海外生産が相対的な労働価格でみると有利であったのだが、

 現在では、コンピューターの発達でAI,IoTなどが発達しており、

 大部分の部品を輸入しても、国内でアッセンブリーするなどで

 価格を安くすることも出来よう。

 「大企業は、海外に出ようとするのでなく、

 現在の技術進歩を真っ先に国内製造に実装することに

 軸足を移す努力をするべきであり、米国内労働者にも創造的で且つ

 勤勉な意欲の発揮を求める」・・・一種のプロパガンダであるという風に

 トランプ氏は説明すべきではないだろうか。

 ポピュリズムの寵児のようなトランプ氏はツウィッターのような

 短文で情報を操作しすぎであり、狙いは「古き良きアメリカ」の復帰にあり、

 そのためには、「企業家の国内産業への新技術投資投下、労働者の革新的な

 生産技術への適応努力」などが啓発されるべきであろう。

 「古き良きアメリカ」のためには、「シリコンバレー」等の知恵者の協力が

 「米国労働者の革新的生産性向上」に是非とも必要ではないだろうか。


                          < Silicon Valley :WIKIPEDIA >

 呆け頭にはよく判らないが、 RUST-Belt に住む米国大衆の一般的希望は、

 「古き良きアメリカ」に戻るための米国産業社会の一大革新であるような気がする。

 新大統領(新城主?)は、

その希望に応えて、そのような雇用機会や生産構造を再構築するべきである。

//////////////////////////////////

 立派な城壁・防塁・万里の長城を築いても、

城壁の中の意欲が消沈していては自滅するしかなく、

城主が城内の士気を高めなければ「 城は守れない 」ことは明白である。

 また、城壁を作る費用を他国に求めるのは本末転倒であり、

必要とする?防塁は自前でつくるのが常道であろう。



    < 万里の長城一部:WIKIPEDIA >



   < メキシコ国境左側=ティファナ、右側=サンディエゴ:WIKIPEDIA




 リンカーン大統領、ケネディ大統領は偉大な大統領であった。

 トランプ氏も歴史上で偉大な大統領になろうとしている。

 トランプ氏がツウィッターの短文操作で誤解されるようなこと、

世界を混乱させることが起こらないように、メディアを十分に利用して、

詳しく丁寧に説明することを祈る。



 呆けが言っても仕方がないが・・・。






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Last updated  Jan 17, 2017 10:28:14 PM
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