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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Sep 3, 2018
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カテゴリ: 思考紀行
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​簡単な考察:

小生が約1ヶ月に渡りメキシコを訪問したのは

半世紀前である。

メキシコシテイを中心に

北部のモンテレイ辺りまでの工業地帯?だ。

海抜1、500mくらいの高地にあり、

空気が薄い中での、

米国から安く送られてくる大型中古(廃)車の

渋滞と大量の排気ガスがシンボルであった。



電気・水道などを無断で利用する地区もあったと

記憶している。

街では駐車のために互いに車をぶつけあうから、

車の前には家畜除けのバンパーが付いている有様。

日本人は自家用車を貴重品のように扱うが、

この国では「乗るための道具」でしかない!



メキシコシティ(=Ciudad de México)は

コンキスタドール

(=conquistador、Conquistadores)である

西洋人征服者が原住民の宗教神殿を破壊し、

その礎の上にカトリック教会

Catedral Metropolitana de la Ciudad de México

 Catedral Metropolitana de la Asunción de María)

を建てて、湖を埋め立てて建設したが

その経緯は最近まで隠されていた。








<メトロポリタン大聖堂と中央祭壇:
 諸兄はこのような建造物を見ているだけで



また、西洋人の本国の、

西欧にある巨大な教会群は、

南米から略奪した財宝や銀山からの財力で

建設されているのがお判りにはならないであろう。

それは、この地を征服したコンキスタドール達が

カトリックでは  ​聖人?​ として記憶されていることで

およその推察が付くかもしれない。

また、

新世界は大航海時代に西洋人により発見されたものである、

というのが「世界の歴史」として公認されており、

古代以前には世界地理が出来上がっていたというのが

「世界の常識」なのだ?


それでも、善良な性格の原住民は何も知らされず、

気付こうともせず支配者や、支配者と交配した子孫らに

服従してきたのではあるまいか。









<ソカロ広場Plaza del Zócaloの
 地下に隠されたアステカAzteca遺跡>


西洋人からピストルをすり抜ける術を理解した彼らは

決して逆らわないでその場を凌ぐ。

道を聞いても何も抵抗なくにスラスラと教えてくれる。

それを信じて行っても目的地には到底たどり着けない。

その場を如何に凌ぐか、

Gone with Wind の

明日は明日の風が吹く

Después de todo, mañana será otro día!  」という

「そよ風のような処世術」

After all, tomorrow is another day.


が身についているのである。

「うそを言うのは悪いこと」という「公衆道徳」よりも、

凶悪なゴロツキから如何に自分の身を守るべきかの

処世術が優先する歴史を持っていた原住民なのである。

その彼らは、米国企業の植民地張りの支配の中で、

アジアからの異文化でありながら、太陽を同じく崇める

日本の風土をバックにした工場進出を受けるようになった。

自国国民の雇用を優先させる政策は、当初は工場空き地の

草引きなどの単純作業や、工場内の一定の単純工程作業に

自らを甘んじたが、

次第に賃金にも差が付く「付加価値」への

理解が進み、熟練工、多機能工などへと歩んで行って、

かなり日本の労働者に近い水準に近づいて行った。

米国企業が一貫巨大工場を建設し、

自工場内でほぼすべてを賄おうとしてきたのに対し、

日系企業は自社工場の労働力の水準をやる気から高めて、

日本からの輸出供給部品を次第に少なくし、

地元中小企業の育成に血のにじむような努力を行い、

サプライチェーンを地元を含めて纏め上げることとして、

最終的には現地で作ることとができない最重要保安部品に

ギリギリに絞ってきている。

トランプ大統領はこのような日本企業の血のにじむような

メキシコ自動車産業の育成過程を無視し、

単純に昔失敗した一貫生産の巨大企業の概念で

米国内の賃金水準に合わせた工程の作業を

米国内に再び持ち込ませようとしているが、

日墨企業のたゆまぬ努力の結晶を

政治暴力で掠め取ろうとするものである。

喩え、

米国民から「雇用創出」の効果と喝采を一時的に受けても、

衰退に向かっていた産業への

現政府からの「 口だけの=リップサービス

(=補助金無償給付)である。

一時的なカンフル剤になっても、麻薬のように、

死ぬまで麻薬注射を打ち続けなければならない。

そのような死に体に米国の自動車産業を替えることは、

同時に米国の自動車の購買層である

米国民を必要以上に高価な

購買価格を押し付けるという、

一種の独占的管理価格に政府が

関与するということになる。

自由主義による自由競争で、

価格が市場価格に落ち着く消費者利益が

トランプ大統領の下で

独占価格・寡占価格の時代に突入する。

メキシコとの国境を建設するというが、

国境沿いにはマキラドーラという

加工貿易地帯まで設けてきたのが

米墨関係である。

無駄な国境というハード面よりも、

マイナンバー制や就業機会や就学機会などのソフト面で

国境を意識させるべきではないだろうか。

現代では、本人の個人的な認識が

超小型チップでも可能な時代であるから、

顔認証などとの組み合わせも技術的には

可能ではないだろうか。

トランプ大統領の裸の王様気取りも

自由の国アメリカならではでの通用だが、

嘗てのオバマ大統領も最近には後輩の大統領が

世界から顰蹙をかっているさまを批判しており、

同じ共和党の重鎮からも酷評されているから

間もなく新しい大統領を迎えるだろう。

米国大統領は兎も角、メキシコ大統領は間もなく

選挙で代わるから抜本的な行政組織が入れ替わる。

米国だけの独善政策がカナダやメキシコに

すんなり受け入れられるわけはないし、

国際協調を理解しないトランプ大統領の孤立した

貿易体制は米国民の長い支援を受けられはしないだろう。

ましてや、一神教の信条を政治のなかに、

さらに一国でなく、世界秩序の中に持ち込もうとする姿勢は

​ナチス・ドイツが

アーリア人を優性人種とした時代​


を想起させるものである。

一神教が地球の大異変を避けて

エルサレムを去らねばならなかった

古代の事象を紐解き

人類はこのような事象が再来したら

如何に対処すべきかを

​世界賢人代表会議​ で腹を割って探るべきであろう。



脱線したので、土佐の後免駅である。

☆​​​​​​​​​

番外編:

小生は次の言葉が耳に残っている。

明日に会う予定のある人に使う別れの挨拶です。



「この案件はいつ終わる?」

「アスタ・マニアーナ」との答えだと


「そのうち、いつかはね!」


これは、「明日は明日の風が吹く」=

「人生、あまりくよくよせずに、

なるがままに任せて生きよ」

にもつながらないか?

メキシコ人は「日本人が高度成長に酔いしれている」とき、

「そんなに慌ててどこにいきんなさるのか」と

訝っていたのでは?

メキシコ人は自分たちにあった生活のテンポを

とても大事にする。

「宵越しの金は持たない」ように、

真夜中まで大騒ぎをする。

日本人はせっかちで自分以外の流行、

世相の流れに身を任せて

自分流の生活のテンポを守らず、

流れに棹さすことをしない。

それでも日本人はかつては自分たちもそのようなゆとりを

もっていたのでは~~~と懐かしく感じる次第。







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Last updated  Apr 30, 2020 04:11:02 PM
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