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Jan 24, 2020

第50回「ダボス会議」の資本主義の再定義について（Tsunami氏）→株主利益優先が地球を滅ぼす？！トランプ主義からの脱皮が必要かも。

カテゴリ： Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など

賢明なる諸兄へ

from 　Tsunami氏

　第５０回世界経済フォーラム（ダボス会議）
年次総会が今月２１日（火）に開幕しましたが、
日経朝刊は「資本主義の再定義」が主題
になっている、と報じています。

　それによると、
いまから５０年前の１９７０年、
経済学者ミルトン・フリードマン
（1912～2006、76年ノーベル経済学賞受章）は
「企業の唯一の目的は株主価値を最大化することだ」
とエッセーに書いたそうです。

　その後１９７３年のダボス会議で打ち出した

「社会全体の利益貢献」
　　　　の宣言に基づき、

　今回５０回のテーマは

社会の分断や環境問題に向き合う
「ステークホルダー資本主義」を指針に、
持続可能な企業の取り組みを測る
指標作りを始め
経営者が長期の成長を重視する環境
を整いつつある、
と報じています。

　巷間に行き交っている、
ＣＳＲ （Corporate Social Responsibility）
ＳＤＧs （Sustainable Development Goals）
ＥＳＧ （Environment Social Government）など
３文字イニシャルで、頭のなかがゴッチャです。

☆
・
☆

 ＜めいてい君の追加欄＞ 

１．寄稿者のファイルは「PDF形式」
　　なので
　　Tracker社のPDFXCViewerなどで
　「JPG形式」に変換してあります。

　さらにJPGを「ペイント」で分離・加工し
　見やすくしてあります。　
　
２．＊文字が見辛い方は、

（１）．PCでは
　　　「CTRL」＋「＋」を押して拡大
　　　　できます。
　　　　3回で十分です。
　　　　あとで、「CTRL」＋「０（数字）」を
　　　　１回押して、元に戻してください。
（２）．スマートフォンでは、
　　　　二本指で拡大できます。
（３）．「HAZUKI ルーペ」なら問題なし。

☆

３．小生の浅はかな推測

マルクスが懸念した資本家の概念が
　　「 労働を搾取する資本家
　　　＝機械所有の個人 経営者 」
＜所有Owner＝経営Enterprise Manager時代＞
「 オーナー資本主義→経営者資本主義」

　　→会社経営を 金融資本 が牛耳る「 株主資本主義」
（「物？」言う株主・・・金の亡者？）
＜所有と経営の分離時代＞

　　→儲けの分け前を獲ようとする動機最優先

　　→ 短期的な視点への移動
＜株主の利益（最）優先時代＞

　　→「企業存続への視点の欠如」

　　＝労働者無視、社会無視、企業さえ無視、
「社会の分断＝ トランプ主義の帰結 」

　　→ 地球環境さえ無視 → 人類の滅亡
＜グレタ・トーンベリさんの懸念する時代＞

　　　　　　　　　↓↓↓
　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ものを作り出す本来の人間の特徴

　　　次々と新技術、新組織、新機軸などの
　　　革新・開発・融合等で生産カーブを
　　　飛躍的にシフトアップ
　・・・・・・・・・・・・・・・・
　　→分業ができるのは人間のみ
　　　比較優位な商品・サービスの交易＝
　地域から世界へと貿易の拡大

　　→貿易の利益の活用

　　→世界が貿易で協力しあう互恵体制

　　　　　　に戻るべきである

　　分断・反目を生み出すトランプ主義
　　　（＝自己グループのみの幸福主義）
　　　　　　　　←→

　　　　から脱皮が必要かも

人類全体の福音主義＝キリスト教の原理主義

　　　　　トランプ主義は
　　　　　　福音主義に
　　　　　反する生き方
　　　　　に違いない。

☆

４． 「技術進歩」

　日本大百科全書（ニッポニカ）の解説

（以下略）

https://kotobank.jp/word/技術進歩-50456

☆

５．３つの資本主義の３"S"

　　　　　　オーナー

　　　　　　　↓

（１）株主資本主義
（ S hareholder Capitalism）

（２）国家資本主義
（ S tate Capitalism ）

（３）Stakeholder資本主義
（ S takeholder Capitalism ）

　　　企業に対して利害関係を持つ人。
　　　株主・社員・顧客だけでなく、
　　　地域社会までをも含めていう場合が多い。

☆

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