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2010年02月24日
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カテゴリ: ニューヨーク



この日の目玉の展示会は、メキシコ人のアーティスト、
Gabriel Orozco(ガブリエル・オロスコ)

写真撮影は禁止だったので、興味のある方は こちらのサイト を見てくださいませ~

このアーティスト、とてもおもしろかったです♪
いわゆる、コンセプチュアルアートなのですが
カテゴライズするのが難しいというか
コンセプトがわからなくても、美しいと感じる作品も多く
使っているものも、写真や焼き物から、廃材を使ったオブジェから
工業的な製品から、とても幅広い。
また作品のテイストも、同じ人が作っているとは思えないほど、
それぞれが全く違います。

サイトにあるのは、シトロエンという車を縦に二つに割ったものを
幅を縮小し、一人分の人間が座れる幅の車にしたもの。
どうやって作ったのかわかりませんが、とてもユニーク。
こんな車に乗ってみたい

また、NY市内のすべての電話帳に載っているナンバーだけを切り取って
和紙にはったものや、がらくたを組み合わせただけのオブジャがあるかと思ったら
同じモチーフを色や形を変えて、何百種類も描いたものを
大きな部屋に一面、張り巡らしていたり
かと思えば、ヨーグルトのふたを、壁にぽんと張ってあったり、、

友人と、ああでもない、こうでもないと言いながら見るアートという感じで
今回、2度目に訪れた友人曰く
『見ている人たちの会話がはずむアート」
なんだそう。

なるほど~

生活のすべてがアート。
そんな彼の意気込みや想いが伝わってきます。


それから別の階で行われている映画監督のティムバートンの展示会へ。

このティムバートンの作品数は、とても多くて圧倒されました。
ガイコツ、異星人、動物、魔女、その他、ありとあらゆる
奇妙な姿をしたいろんなキャラクターの絵や人形、オブジェが所狭しと
置かれていて、彼の尽きることのないユニークな発想、クリエイティビティに
驚きます。

ここも写真撮影は、禁止なんですが、1階のロビーに置かれている
この作品だけはオッケーでした。

DSC_2476 のコピー.JPG

ティムバートンは、映画「シザーハンズ』や『バットマン』などで
有名な監督。
この3月初めに「ふしぎの国のアリス 3D」が上映されるのですが
もともとアリスは小さな頃から大好きなお話ですし、
この 予告編 がAvatarの映画の前にありましたが、やはり3Dで見るとすごかったので、
今から、映画の公開がとても楽しみ


それから常設展をのんびり回りました。
MOMAの常設は、グッケンハイムやホイットニーなどに比べると
とても充実しています。
ピカソ、マチス、カンディンスキー、シャガール、マルグリット、クリムト、レジェ
モネ、ミロ、ゴッホ、モディリアーニ、ダリ、クレー、ゴーギャン、ブラック、
誰でも知っている有名な絵がずらり。

DSC_2478.JPG

今日は、その中で、アンリールソーの「眠れるジプシー女』をパチリ
DSC_2489.JPG



こちらは常設ではなく、Ernesto Netoというブラジル人アーティストの作品。
足が猫?になっていて、かわいい。

DSC_2494.JPG

ネットでできていて、中に入れるようになっているのですが、
みんな靴を脱いで、一人一人、順番に中に入っていました。


最後に別の階で行われていた特別展、モネのwater lilies(睡蓮)
モネの睡蓮は、以前からMOMAに常設であったので
何度か見たことがありますが、今日は、別の作品もありました。

その中で、光輝く池を描いた巨大な作品を見ていて
あらためて感じたのは、なんという「光」なんだろうということ。

私が絵を描く時には、どうしても一つの絵の中で濃淡をつけたくなります。
その方が作品が「しまる」感じがするし
濃淡をつけないと、ぼやけてしまいがち。
でも、このモネの作品の一つは、ほとんど濃淡なく
微妙に違う淡い色のみで、コントラストが全くない状態。
そして、その濃淡のない感じが、光輝く池を見事に表現しています。

そして、これは巨大な作品だから、伝わること。
けして小さな作品や写真では、この光は伝わらないだろうなあと思います。

素晴らしい作品は、何度見ても、新たな発見がありますね♪

多くの人が知っている素晴らしい作品を見直すことも
これまで見たことがなかった新しい発想のアートを見ることも
どちらも新鮮な驚きや新たな視点を与えられる感じがします







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最終更新日  2010年02月25日 00時20分31秒
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