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第50話「GP-FINEL 正義ノロード」今回はおもしろかった。どんなに窮地になってもあきらめずにいた彼らに、思わず拍手。素顔のままで、変身後の名乗りを上げたところはよくできましたと、つい言いたくなってしまう(笑)。たぶん彼らにとってはこれが初めての本当の名乗りだったと思うのだけど、なんの違和感もなかった。美羽がちょっと気にはなったけどね。ヘルメットをかぶっていたときは、もっと体制が低かったと思うけど……。でもいい感じだった。攻撃を受けて、走輔の赤いヘルメットが破壊されたシーンを見て、思わずジェットマンのラストを思い出してしまったけど、凱のようなかっこよさはなかったけど、そのシーンが本人たちの名乗りにつながっていくところはよくできていたと思う。さりげないシーンなんだけど、そういう細かいところに気を遣うと、違和感がなくなる。ヨゴシマクリタインがボスという割には、少々は早い退場だったけど、後半彼らのその後が見られると期待してCM明けを待った。スピードルとの別れは切ないけど、あれでよかったかなとも思う。別れなければいけないとわかってから、彼らの切替が早かったけど、それはそれで彼ららしいんだろうな。そして彼らのその後が描かれていたのだけど、今までの戦隊とはちょっと違っていたのは、彼らが再び戦士として別の世界を守るために旅立っていくところかな。総理大臣の次は大統領らしい。次に少しばかり含みを持たせているのは、ゴーオンジャーVSシンケンジャーのためだったりして……。とにかく「一年間、ありがとう」で終われる作品だった。
2009.02.08
第49話「GP-49 最終ケッセン」今回はちょっと予想外だった。ヨゴシマクリタインは大ボスだから、消滅するのは当然としても、キタネイダスとケガレシアは、きっと生き残って別の世界に行くのかなと思ったりしていたのだけど。ああいう結末になるとはね。独裁者は不要だというケガレシアたちの思いに、彼らは彼らなりの正義があったのかと納得してしまった。たとえその正義が、ゴーオンジャーの正義とは相容れなくても、それはそれで立派。しかも、ともに手を取り合ってヨゴシュタインの元へ行こうと言った彼らの手が力尽きて握れなかったところは、グッと来てしまった。早輝がそっと二人の手を握らせるためにそうしたのは確かなんだろうけど、でも思ったとおりにはいかないんだよね。とついつぶやいてしまった。また今回、音楽がよかったな。海岸みたいなところで三人が立っていて、炎神たちに出会わなければ確実に死んでいたという台詞のシーン。初めて、彼らの出会いが、明らかになったし、そのところの音楽にじんときてしまった。これであらかたの謎は解けたかな? 何しろ番組の最初から、走輔、早輝、連はゴーオンジャーだったからね。さて後は、消えてしまった4人の復活だけど、どうやって復活するのか、期待して次週をまとう。
2009.02.01
第48話「GP-48 正義カイサン」見る前は正直言って、期待していなかった。と言うのも、汚しまくり他院の登場が少し遅いと感じていたためで、大ボスの登場で翻弄される彼らの成長が、時間的にあまり期待できなかったから。でも思いの外、よかった。大翔と美羽の言葉で、再び立ち上がるところはもう少し時間があった方がいいとは思うけど、まあまあだった。特に美羽と先の立場が逆転してところとか。いつもなら早輝が励ますのだけど、今回は美羽が早輝の変わりをした。また大翔と走輔の間にようやくお互いを同じ場所に立つ仲間として認め合うという感じが出てきた。ただ気になるのは、連たちの怯えようが、そぐわない感じがした。まあ作品としてはああやって怯えさせることでヨゴシマクリタインの強さを表現したのかもしれないけど、ああいう怯え方は初期の段階ならわかるのだけど、この段階でやられると、彼らは今まで何をしてきたの? と聞きたくなってしまう。とりあえず次回は見逃せない。
2009.01.25
第47話「GP-47 内閣カイゾウ」今回は軍平と範人がメインで、二人の掛け合いがとてもおもしろかった。銭湯のシーンでは二人が生身でも傷を負っているのだと言うことを魅せてくれて、ちょっとうれしいかな。彼らは本当に戦っているのだと思わせてくれるシーンだったしね。この作品は、誰かがメインになって話を進めていっても、その他の仲間の存在感が残っている。今回も軍平と範人の話ではあってもそれに絡むように走輔がいたり、そういうところではゲキレンジャーとは違うと思う。ただ敵の扱いはちょっと問題ありかな。今回もとっても強い敵が出てきたのに、この1話で消滅してしまうのはとてももったいない。もう少し前から出していくともっと盛り上がると思うのだが……。次はいよいよラストに向けてという感じなのだろうけどね。
2009.01.18
第46話「GP-46 家出ボンバー」話自体は悪くはなかった。ただ、すでに46話となり、あと少しで終わりとなるのに、この時期に出す話かなとの思いがあったのも事実。もう少し中盤で出していれば、きっと感想も違っていたと思うのだけど。今の時期見たいと思うのは、これからクライマックスに向かっていく勢いだと思う。次回はかなりの強力なボスが現れるようだけど、やはり少し遅いと思う。出た回はたぶんボスの強さに翻弄されるゴーオンジャーたち。そしてその次の回もしくはその次の次の回で、それぞれ何とかして、敵を倒して終わりという感じがする。ヨゴシュタインとの戦いの後、ボスクラスらしき敵は1話か2話で話が終わってしまい、とても強いと実感できない。ゴーオンジャーが翻弄されるシーンを見せれば敵が強いと感じることができると思っているのなら、それは少し違うと思う。そういうやり方は、小説でいうなら、描写をしなければならない部分を、地の文で説明してしまうというパターンだと思うのだけどね。とにかくここまで見たのだからラストはどうなるのか。とりあえず最後まで見る予定ではある。
2009.01.11
第45話「GP-45 初夢キカク!?」まさにお正月のためだけの回だった。全体的には総集編で、また久々にサスペンスドラマなどでよくある、利用しているホテルの看板を出したりする形のロケだった。こういうやり方の苦労話は根岸泉著「誰にも言えない特撮話の舞台裏」にも書いてあって、けっこう大変なのがわかっておもしろかった。プロデューサーがロケで使うホテルの温泉まんじゅうを持って帰ってきたのを見て、スタッフの人がそれを作品の中でカメラに撮るのかと思って叫んだというところがけっこう笑えた。結局それはただのお土産だったのだけど。ゴーオンジャーでちらりとホテルの看板が映ったときに、そのことを思い出してしまって作品とは関係なくクスリと笑ってしまった。ホテルに出た座敷童は、ゴーオンジャーの男性陣にユニットを組ませるための一時的な小道具でしかない事がすごく残念だった。座敷童の話をふくらませて、そのついでに男性陣がユニットを組んで歌う方が、ゴーオンジャーの作品としてはよかったと思う。これではまさにゴーオンジャーの流れから外れてただの特別版、まあ、タイトル通りではあるのだけど。今回の脚本家が今まで特撮ヒーロー番組ではあまり聞いたことのない人だったので(他の作品では滅多に脚本家を気にすることがないのでわからない)、なれていないのかなとも思うのだが。ただいま試用試験中なのかな?
2009.01.05
第44話「GP-44 聖夜ヲマモレ」今回はおもしろかった。飛ばされたゴーオンジャーたちの活躍がおもしろかったというか、とてもよかった。走輔たちが強盗に入り込まれた幼稚園に飛ばされて、「人間相手に変身するのは反則だけど……」などとのたまわって、変身した姿で強盗たちをやっつけるのはおかしかった。今まであまり人間相手に変身したヒーローはいなかったと思う。ぐにゃりと銃身を曲げてしまうのもこの手には定番だけど、でもこういう感じで話が進むと、陳腐には感じないから不思議。ゴーオンジャーは今までの戦隊とは違って、一般人がしっかりとゴーオンジャーのことを知っている風だしね。そういうところめでひと味違うのかな?一方、大翔と早輝シーンでは、お化けが怖いとクールな大翔が身を小さくしているシーンは、ちょっと興ざめだったけど、早輝が方言で彼を叱咤しているところがおもしろかった。大翔に関しては、無理にキャラを崩そうとしている感じがしてあまりいい感じはしない。お化け嫌いでもそういう伏線が夏頃にひとつあったらまた印象も違ってのだろうけど。もしかしたらそういう伏線があったのに私が覚えていないだけかもしれないけど。二人が飛ばされたところが異次元ではなく、お化け屋敷だったところがみそで、早輝と大翔の攻撃を受けた幽霊は当然人間で、ちょっと同情してしまった。また美羽と軍平、範人はサンタクーロスと一緒に飛ばされて、サンタの袋を取り戻すためにゴミの焼却所でゴミの山からそれを探すことに。美羽がゴミの山にうんざりする範人たちにあきらめない事を諭したり、また範人たちは奇跡を信じて、美羽の能力を使うように美羽にいったり。そのおかけでサンタの大切な袋は見つかるのだけど。今回、感心したのはロボット戦。こんなにロボットが出てくると最初の頃のロボットは忘れ去られがちなんだけど、この回はそれぞれのロボットが自然な形で集まったうえに、しっかりと名乗りを上げて、しかもそれぞれに活躍していた。こういう回はなかなかないと思う。
2008.12.21
第43話{GP-43 年末オソウジ」今回はおもしろかった。ほろりとさせられたところもあったし。久々に満足した気分。12月といえば、クリスマスで最近の戦隊ではよくサンタが出てくるけど、今回のサンタは口調がサンタのイメージのぎゃっ部もあっておもしろかった。でもそこで表現されていることは、戦隊ならではというか、このいうヒーロー作品だからはっきりと告げることのできるものだった。「夢を信じ続ければいつかかなう」その言葉はとても大きいと思う。たとえ荒唐無稽な夢でも、たとえ冷静に考えて見てもぜったいに実現しない夢であっても、そこにたどり着くまでに努力したことは決して無駄にはならないと思う。そういうことを表現できるのはこういう作品ならではだし、だからこういう作品が必要なんだと思う。また構成的にも前回からいい感じでつながっていたし、作品としてもまずまずだったかな。次回も今回の続きだけど、大ボスの感じがあった彼だけど、なんかすぐに倒されてしまいそうな予感がする。本当の大ボスは出てくるのだろうか?それにしても桜金造さんのサンタは思いほか様になっていたし、ゴーオンジャーたちにプレゼントを渡すときの顔がとてもいい。
2008.12.14
第42話「GP-42 学園ノヒミツ」今回はおもしろかった、かな? まあ、悪くはなかった。ケガレシアがかわいく見えたり、学校生活に内心憧れていた美羽の心情なんかがきちんと描かれていて、そのあたりのところではクスリと笑えたし。今回は美羽がメインでほとんど美羽しか出ていなかったのにもかかわらず、他のメンバーたちの存在が感じられたのもよかった。前作のゲキレンジャーではどうも誰かがメインになると、他のメンバー影が薄くなる傾向にあったけど、不思議とゴーオンジャーは誰かがメインとなっていても、他のメンバーの存在も感じられるところがすごいと思う。どこが違うのか、ちょっとわからないのだけど。ただ話の全体的な印象としては、とっちらかっている感じがしている。まとまりがないというのと同時に。あまりにもパロディを盛り込みすぎだと思う。美羽の相手となる「湯島学」はガリレオの「湯川学」のひねりだし、魔法を使うというところも、「マジレンジャー」か「ハリーポッター」。まあその二つは許容範囲だけど、「スケバン刑事」はやり過ぎだったと思う。魔法を使うというところはこの話の根幹にかかわることだからいいのだけど、ここで「スケバン刑事」をやる意味がないと思う。むしろそれをすることでぎょっと後ろに引いてしまった。ふざけすぎという感じがしてね。こういうのも、いくらおもしろいだろうと思ってもやり過ぎはかえって興をそぐ。もう少しやりたいな、と言うところでやめておくと、ちょうどよくなると思うのだが。さてラストで強そうな大ボスが登場という感じ。ケガレシアたちはお茶目でかわいいのだけど、ゴーオンジャーが倒す敵というには、あまりにもかわいいすぎて、ちょっと物足りなかった。とはいえ、もし次に登場するのが大ボスだったら、登場する場所が少し遅いのではないかと思う。あと10話もない段階での登場は、なかなか盛り上がれないのではないかな。もっと前から登場していれば、ゴーオンジャーたちが少しずつその大ボスを倒すためにチームワークを強化し、実力を上げていくというところがもっときめ細かく見ることができたと思うのだけど。もっともこれが本当の大ボスになるかどうかはわからないけどね。
2008.12.07
第41話「GP-41 育児ノススメ」今回はまずまずだった。大翔がメインで、彼が子守りをすることで、クールな彼がどのようにコミカルなところを見せてくれるのか期待していた。若干その期待が大きかったらしい。でも悪くはなかったかな。部屋をめちゃめちゃにされた美羽の怒る様子もいつもの彼女とは違って、普通の人間らしさが垣間見えてよかったし。大翔が振り回される様子にもクスリと笑えたし、マスクをつけるとつけないとでは、強さに差があるらしいこともわかった。最後は心を鬼にして、かわいがっていたワメイクルを倒すものと思っていたのだけど、野菜ジュースを飲ますことでワメイクルの攻撃を止めさせるところはちょっと意表を突いていたかな。泣き声で何を求めているのかわかるところは大翔もやるけどね。まるで母親のよう。ラストは、ワメイクルが自分の世界に戻る形のお別れ。まあ、悪くはなかったし、たまにはこういうのもいいかなとは思うのだけど、前回も似たような形で終了したような気がする。ところで、キシャモスたちはまだサムライワールドから戻ってきていないのかな? 見かけなかったような気がしたのだけど。今回の話は定番と言えると思うけど、今でも印象深いのは、メガレンジャーの話。今回の話を見ていて、すぐに思い出してしまった。ゴーオンのと比べるとメガレットの健太が、必死に守る様子があったからこそ、ラストでメガレッドをかばって死んでしまうシーンが生きていたと思う。今回は少々表面をなでただけという感じがしなくもないかな。また話は変わるけど、ゴーオンゴールドの俳優さんは、発声があまりよくないような感じがする。ああいうしゃべり方をすることがクールと勘違いしているような。むしろああいうしゃべり方だと、何を演じているのかわからないような感じだし、彼の心情に入り込めない感じがするな。特撮ヒーローではよく見かけるのでアフレコとかになれていないことはないと思うのだけどね。予告編を見る限りでは、次回はちょっと期待薄かな。「スケバン刑事」のパロディをする必要はないと思うのだけどね。脚本家だけが悪いとは思わないけど、もう少し新しい血を入れた方がいいかも。とはいっても、ゲキレンジャーのときのように、新しい人がメインライターになったら同人誌並みになってしまったのはいただけなかったしな。仮面ライダーもそうだけど、戦隊も原点に戻る時期が来ているような感じがする。
2008.11.30
第40話「GP-40 将軍フッカツ」今回はおもしろかった。映画とのつながりの話だから、映画の部分をどう見せるのかなと思っていたけど、オーソドックスに要点のみの説明というところだった。これは時間の関係上仕方ないことだけど、もう一工夫あればもっとよかったと思う。でもやはりしかたがないか……。烈鷹似の青年はやはりゲスト。一話限りの登場は、少し残念な感じもする。おいしいキャラクターになりそうな感じがしていただけにね。でも青年が自分の境遇を世界のせいにしてみんな破壊してしまえと叫ぶところは、世相を反映しているけど、最近そういうのが続いていて、ちょっとため息が出てしまう。作品に対してではなくて、この現実にね。走輔たちがヒーローなのではなくて、誰でもヒーローになれるというメッセー座は伝わったかな。ただもう少し、その部分をふくらませればもっとよかったと思うけど。ホームレスだった青年が、前を向いて歩いていくシーンはよかったかな。身の回を前後編にして、青年がもう少し積極的に戦いに参加してその中で自分を見つめ直したと言う形で前を向いて歩いていくシーンにつなげられたら、もっと説得力が会ったんだろうけどね。戦うといっても、一般人だから、一般人ができる戦いをしてという意味なんだけどね。たとえば恐怖心を克服して限界までの力を出してウガッツを一人倒すとか。後は走輔たちが助けにくるとかさ。そうすることで、一般人にもヒーローになれるということ証明ができると思う。そして走輔たちとは共に戦うことはなくて、一般人として現実の社会に向かっていく……そういうのもおもしろいと思うのだけど。さて次回は、大翔がメインで子育てがテーマかな。大翔がどういうふうに反応するのか楽しみ。
2008.11.23
第39話「GP-39 郷愁ノコドモ」今回は、次回へのつなぎの話のわりにはそれなりにおもしろかった。話自体はたいしたことはないのだけど、大翔たちの登場シーンが、少しかっこがよかったりしたせいもあるかも。あと範人の優しさもよかった。でも大きな要因は、予告編かな? 次回への期待がかなり高い。映画に出ていた烈高に似た青年がいろいろと絡んでくるようで、今から少し期待している。ゲストとだったら悲しいけどね。彼を含めた形で話が進んでいった欲しいような気がしているのだが、どういう立場の人間かわからないから、あまり期待しない方がいいかな?敵方は、ヨゴシュタインがいなくなって、二人では少々寂しいのがはっきり見えたかな。またケガレシアたちは正義のヒーローが死闘を重ねる敵としては重みがない。今回、新しい敵が出てきたようだから、それが何とかしてくれるかもしれないけど。でも次回はどうするのかな? 映画を見ていれば、突然炎神大将軍が石化したまま落ちてきても、いきさつはわかるだろうけど、映画を見ていなければ「いったい何?」となってしまうだろうし。映画の設定をそれだけでおしまいにしてしまうのは確かにもったいないということもあるのだけど、次回はそれをどうつなげていくかそれも楽しみかな?
2008.11.16
第38話「GP-38 乙女ノホンキ」今日は大失敗。最初の十分ほどを見逃してしまった。録画はしているのだけど、いろいろとあってみる時間がなくこれを書いている。だいたいの内容はわかっているし、最初を少々見なくても不便は感じない内容だったけどね。今回は女の子たちがメインという感じで、男の子たちが使えなくなってしまった後を必死にカバーし、がんばっていくところがよかった。早輝と美羽の性格の違いもはっきりしていたしね。美羽は大翔という存在がいなくなってしまって、すっかり元気がなくなってしまったのにたいして、早輝は一人だからこそがんばろうとしている姿がいい。彼女の落とし穴作戦も意表を突いていたし。話の流れから、ああいうふうになるとは思っていなかったから、思わずにやりとしてしまった。ギンジローの中で、男の子たちが早輝の運転で揺れているのがわかって、あの揺れを演技するなんて、彼らも意外とやるじゃないと思ったところだったんだけど、あれはマネキンだったんだね。今回、男性陣がみんな女装していたけど、もっとアップで見せて欲しかったな。なんかみんなよく似合っているようだったけど。苦言を一ついえば、男性陣を戦闘不能にするのに、固まらせるというのはどういうものだろうか。と言うのも走輔が番組中にも言っていたけど、前回、走輔が固まって動けなくなったばかりで、また今回もというのが、どうも納得できない。同じ手をなぜすぐに使わなければならないのだろう?もうアイディアが枯渇してしまったのかな?一年間を通した構成をしっかりと立てるべきなのではないだろうか。
2008.11.09
第37話「GP-37 炎神バンキ!?」今回はまあまあかな?今、平行してジェットマンを見ているので、ジェットマンの方が断然おもしろいと感じるのだけど。前回ヨゴシュタインが死んでしまったことで、ガイアークではヨゴシュタインを追悼しているのが、何とも言えなかった。以前にもヒラメキメデスがゴーオンジャーに倒されたときも、お葬式をしていたけど、今回もヨゴシュタインを追悼していた。みんな泣いていたようだし。それにしても倒された幹部を追悼するガイアークは珍しい。今までそんな敵はいなかったのではないかな。そして今回は古代炎神が家出してしまうから、大変なことになるんだけど、それでも必死にがんばる走輔は偉いし、だんだんと連が格好良く見えるようになってきた。初めの頃と比べると成長しているのかも。大翔はゴーオンジャーの中では、「クール」を担当していると思うのだけど、時々はっとかっこいいと思うときもあるのだけど、なんか少し地味。声質のせいかなとも思うのだけど、もう少し大翔のクールさが出て欲しいとは思うのだけどね。次回は女性陣がメインのようだし、敵幹部が一人減ってしまってこのままではクライマックスに向かって盛り上がれないと思うのだけど、たぶんこれから大きな敵が出てくるのかもしれないと期待している。
2008.11.02
第36話「GP-36 走輔……トワニ」今回は久しぶりにおもしろかったし、集中して見た。走輔を失った連たちが、最初は怒りにまかせてヨゴシュタインに向かっていくところや、そして変身できなくなって落ち込んでしまうところなんかもよく描けていたと思う。彼らの中での走輔の位置が、それぞれ出ていたし、それが意外と納得できるシーンばかりだった。改めて思うと走輔がいたからこそ、ゴーオンジャーとしての特色が出ていたのかな。でも走輔のいないゴーオンジャーは、連がリーダーになってしまったようで、それはそれでおもしろい戦隊の話になったのではないかと、そちらの展開も見てみたかった……。でもやはりレッドを殺すことはできなかったね。戻り方はどちらかというと定番だった。でもその前の連のゴーオンジャーとヨゴシュタインの戦いが久しぶりにアクションを見たという感じで、よかった。吹き替えでやっているシーンもあるのかもしれないけど、生身の体で必死に戦うという姿をもう少し出してくれるといいと思うのだけどね。そして苦労して変身して、そしてヨゴシュタインを倒すところはすっかり入り込んでいたかな。盛り上がったし。そしてその後は走輔が明るく目を覚ますシーンで終わってもいいと思うのだけど。やはり話の構成上、走輔にもいいところを見せる必要があるのか、彼とヨゴシュタインの一騎打ちが最後の最後にあって。30分の時間にクライマックスが二つは少しきついと思う。このシーンが別に悪いわけではないのだけど、とっても格好良かったし。ただこれにたどり着くまでに一話使ってほしかったなとも思う。ヨゴシュタインと走輔が男として一騎打ちをするには、そこに至までのエピソードを掘り下げた方がよりよかったと思う。でもその一騎打ちのときに、連たちを止めた大翔は、今までの中で一番格好良かった。走輔の気持ちを一番理解しているんだなぁと。
2008.10.26
第35話「GP-35 炎神ノキズナ」今回はラストが「おっ、この先どうなるんだ?」と興味をひいたけど、それ以外は見るべきほどのものはなし。という感じ。ロボット戦ばっかりで、物語になっていなかったし、そのロボット戦も見ていて全然楽しくない。まるでおもちゃを見せるためだけにやっているように見えた。それをするぐらいなら、CMを工夫すれば短い時間の中でおもしろいものができると思うのだけどね。CMで宣伝はしているけど、アニメにも特撮にもなっていないおもちゃがあるんだけど、短い時間の中でそれの見せ方がすごく挙身を引いて、これがテレビになったきっとおもしろいだろうなといつも思っている。せっかく30分の枠がありながら、そのCMより興味をひかないのは、時間の無駄だと思う。アクションもおもしろくなかった。バトルフィーバーJを見て、戦いのアクションもけっこうそれだけでおもしろく感じることができるのだなと感じたのに、特撮の技術も敵ロボットの造形も、バトルフィーバーよりも進んでいるはずのゴーオンジャーのロボットアクションが本当につまらなかった。それはたぶんあまりにも合体させすぎて、着ぐるみに重量がありすぎなんだと思う。可動部分もそのせいでかなり制限されているのではないだろうか。ゴーオンジャーのロボットの戦い方を見ていると腕を横に動かして相手を殴るかふらふらと後ろに下がるか、そんな印象しかない。また今回に限らずだけと、下っ端の兵士たちがほとんどでないから、変身後でも思いきりアクションすることが少ない。変身後のアクションは私はあまり好きではなかった。ただ戦っているようにしか見えないし、敵を倒すことはおきまりだし。生身だったら、戦っている俳優の顔がアップになってその表情とかがわかっていいと思うのだけど。でもこれもバトルフィーバーなど古い作品を見て考えを改めた。こういうときのアクションって舞踊に共通していると思う。切れのある動きを見ていると、踊りを見ているような感覚になる。ただ、バトルフィーバーの踊りは……好きになれないけど(笑)それぞれのアクションはいいんだけどね。とりあえず、走輔の今後が気になるので次回は見る。サンバルカンのようにレッド交代にはならないと思うのだけど……。ちょっと不安が……。
2008.10.19
第34話「GP-34 悪魔ナオンナ」今回は、ゴーオンジャーの男性陣が早輝の姉、早苗にふらふらとしてしまうのがテーマかな?驚いたことに美羽のこと以外にはクールだと思っていたはずの大翔まで早苗にふらふらしてしまう。それはそれでおもしろかったけど、大翔はもっと大翔らしいところでクスリとさせてもらいたかったな。そして今回おかしかったのが蛮機獣のヒーターバンキ。どんな理由だったのかわからないけど、武器であるはずのヒーターで焼鳥屋さんの焼き鳥を焼いていたところが、おもしろかった。あのシーンをもう少しふくらませると、けっこう笑えたのではないかと思う。そしてヒーターバンキの熱のせいでロボットたちのレーザーが曲がってしまうところは、科学にのとっているように感じられた。温度差のあるところでは、光もまっすぐに進まないんじゃなかったかな?そういうところはわりと真剣に取り組んでいたような感じなんだけど、今回別のところで、ちょっと苦言が言いたくなってしまった。それはラストのシーン。早苗が勝手にギンジローを売り払って、お金を持って去ったていってしまうところが、何とも納得がいかない。たぶん見ているのは子供だし、そんな細かいところまで見ているはずもないし、ただ早苗がそういう女だと言うことがわかればいいという感じで作ったのだろうとは思うけど、もし本当にそうだとしたら、子供を馬鹿にしているし、ヒーロー番組としてどういうものだろう?悪いことをしてそのままなの? と言いたくなってしまう。「ヒーロー番組は教育番組だ」と言っていたのは、確か東映のプロデューサーの人ではないだろうか。まあ、この話は伝聞だから本人が本当にそういったのかはわからないけど。それに次回は何事もなかったかのようにギンジローが元に戻っているのだろうけど。でもやはり納得いかない。なぜなら、よその車を勝手に売買できないし、それは立派な犯罪で、そのまま早苗が逃げてしまったら、悪を見逃すことになりはしないだろうか? それはヒーロー番組を作っていく上で問題なような気がする。たかが、お子様向けだろうと言われてしまえばその通りなんだけどね。せめて、ディーラーが早苗の行動を怪しんで時間稼ぎをしているところに戦い終わったゴーオンジャーが駆けつけて、彼らに叱られた早苗がごめんなさいと謝る、というような感じにはできなかったのだろうか。あのままでは、無意識に悪いことををしてもああいう感じだったらいいんだというメッセージを与えないだろうか?この番組って正義の味方の番組なんだよね? だったらちゃんと彼らが生活している社会でも正義が行われるようにすべきではないだろうか?それがこういう番組の使命でもあると思うのだが。
2008.10.12
第33話「GP-33 原始エンジン」全体的に見て、おもしろかった。ただ古代炎神を見ていると、どうも電王を思い出してしまう。何もそこまでおもちゃを増やさなくてもいいのではないかと思うのだけど。次々と出てきたところで、あまり意味はないような気がする。と言うより、新しい設定を追うことで、話の内容を深めていく時間が足りなくなるのではないだろうか。今回はスピードルの通訳がないことには、話がわからないようだし。そういう意味でスピードルたちがいるというのは、いいのかもしれないけれど、以前も書いたけど、30分枠で充分活動できる人数というのは限られていると思う。ましてや、この一年が終わったら、彼らとは嫌でも別れなくてはならないのだから。その別れを印象的にするためにも、もう少しキャラクターに深さがほしいな。でも今回、走輔の熱い魂のおかけで古代炎神が仲間になったようだし。それはとてもストーリーと性格が合っていていいと思う。また大翔が無茶をしようとする走輔にかけた言葉が、ちっょと印象的だったかな。彼も走輔を見下すのではなく、それなりに認めている証拠のように感じられたし。さて次回は、早輝の姉の登場で、予告編によると、その姉が美人で外面はいいけどその実は困りものの性格って言う設定のよう。どこかでそんな連続ドラマやっていなかったっけ? それも最近……。
2008.10.05
第32話「GP-32 秘宝ヲサガセ」なんか久しぶりにヒーローたちが一般人と関わり合いになったような気がする。前回はケガレシアを含めた女性陣がユニットを組んで一日限りのユニットで共通の敵を倒して、と言う話だったし……。でも今回は、ゲストと子役たちがらみの話だった。そのうえ、次回への伏線にもなっているようで、盛りだくさんのようで楽しめるかと思ったのだけど、気分的には今ひとつだった。少し盛り込みすぎたせいか、それとも話の核をゲストが担っているという感じではなかったせいか、のめり込む感じはなかった。最近の戦隊は、ゲストにあまり重要な役を回さない感じがするかな?たとえば鳥人戦隊ジェットマンなどは、新兵器の心臓部の設計図をゲストの子役が持っている設定になっていたり、けっこう重要な役を振られている。ただ今回ゴーオンジャーの台詞の中ではっとしたのは「宝探しをするのは現実を逃避しているから」と言う台詞。認めたくないけど、そういう事実もあるんだろうなと考えてしまった。次は新しいロボットの登場らしいけど、あまりにもロボットを出し過ぎていると思う。スポンサーとの兼ね合いもあってそうしなければいけないのだろうけど、ほかの特撮ヒーローではあまりそういうことはないように思うんだよね。ロボットを登場させるために作品が存在しているわけではないはずなのだが……。たとえいくらロボットや新兵器を次から次へと出してきても、コレクターならいざ知らず、魅力的な使われ方をしないと購入者は増えないと思う。魅力的な使い方とは、ストーリーとちゃんとリンクしていることだと思う。励みになりますので、クリックしていただければうれしいです。
2008.09.28
第31話「GP-31 歌姫デビュー」今日はいつもとは違ってておもしろかったかな。昨日まで敵として戦っていた相手が、共通の第三の敵を倒すために協力すると言う話は、いくつかあったと思うけど音こんな感じなのはちょっと珍しいと思う。騒音で巨大化する怪物にロックを聴かせるヨゴシュタインたちや、大翔が歌ったり。でも結局、かえって巨大化させて、大翔はがっくりと肩を落としていたし。たぶんここで披露された曲は、キャラ村としてCDになるんだろうね。そんなこんなしているうちに、ガイアークのケガレシアや美羽、早輝がアイドルとして特訓するとことになって……。それにしてもジェットコースターを怖がるケガレシアはとてもかわいかった。男性陣もガイアークと共同戦線を張ることができたし、女性陣の息もぴったりで、怪物を倒すのだけど、その戦いが終わったあとで、ケガレシアがまた的に戻っていくのが少し悲しかったかな。ガイアークの連中は、どこか愛嬌があって、どうしてもたたきつぶさなければということになりそうもない。彼らよりももっと邪悪な存在が現れてくれるといいと思うのだが。
2008.09.21
第30話「GP-30 友情ノパンチ」今回の話はちょっと趣向が変わっていたかな?ケガレシアが作ったガイアクアを間違って吸収してしまった走輔と連が、悪人になってしまって、詐欺とか銀行強盗とか宝石泥棒をやってしまう話で、話自体はあまり好きではない感じがしたのだけど、それでも所々クスリとしたりしてまあ、それなりに楽しめたかな?特に宝石泥棒をしたとき、美羽が慌ててその代金を払ったりしていたし。それ自体と言うよりもゴールドカードを出した美羽の金持ちぶりが目をひいてしまった。またいつもの走輔なら、大翔に殴られていただろうけど、悪人となった走輔は大翔を倒していた。美羽にかっこいいと言われてもいたし、それを聞いた大翔の言葉もおもしろかった。たぶん話の全体があまり印象に残っていない感じがするのは、スピードルとの友情の話も盛り込まれていたせいかも。結局スピードルが、走輔との友情の力で、走輔を元に戻すんだけど、確かにそれは必要だとは思うのだけどね。どうもいまいち印象が分散してしまった感じかな?
2008.09.14
第29話「GP-29 大翔ヲトメロ」今回は大翔がメイン。初めはあまり好きになれなかった大翔だけど、最近ようやく、人間的になってきた感じがしていて、前ほどきらいではなくなってきた。大翔の美羽を思う気持ちが今回は爆発した感じ。妹にはとっても過保護で、とっても甘いお兄さんというところがしっかりと出ていた。美羽に大きな怪我をさせたことで、大翔は自分自身を責めたんだと言うこともわかったし、だから大暴走してしまう。特訓の様子は少々、おかしく見えたのだけど、ゴローダーGPの特性を考えたら、ああなるのも納得だけど、もう少しかっこのいい特訓方法はなかったのかな?それにしてもボエール教官がいたとはいえ、連がゴローダーを制御できるソウルを作ってしまうとは……。連はもしかしたら天才かも?ラストもけっこういい感じでよかった。大翔がかなり走輔たちを受け入れたのがよくわかったしね。
2008.09.07
第28話「GP-28 相棒グンペイ」今回の感想は難しい。と言うのも、話自体はおもしろいものだったと思うのだけど、それ以上に気になるところがあったから。HPなどを見て、今回の話が、テレビ朝日の「相棒」という作品を模しているのはわかっていたのだけど、話に集中できないぐらいの違和感があった。左京役をやった人が相棒での水谷豊の右京をまねているのはすぐにわかったのだけど、それがどうも引っかかっててしまった。それをすることが作品の主な目的のように感じられてしまった。もちろん、軍平がなぜあそこまでゴーオンジャーになりたかったのかよくわかる話だったのだけど、あえて相棒の真似をせずに、左京ではない軍平の上司を出したら、もっと話してとしておもしろかったと思う。それというのも、この話は「相棒」という作品を知っていなければそのおもしろさがわからないし(知っていたとしても「ああ、真似しているんだな」という感じでしかなかったけど)、「相棒」という作品がなければ、この作品自体も成り立たない。他者の作品に寄りかかっていなければ存在できないのは、まるで同人誌のように思えてしまう。この話から「相棒」の要素を抜いたら何が残るのだろう? せっかく話自体はいいと思うのに、制作者側が内輪で楽しんでいるとしか感じられないのは残念。それはすなわち、見ている側のことを考えていないと言うことと同じだと思うから。もし「ああこの台詞はあれだ」としたいのなら、もう少し工夫すべきだと思う。今回の敵は木枯らし紋次郎だったけど、それは別に邪魔にはならなかったんだよね。「ああこれ、木枯らし紋次郎だ」と言う感じですんだのだけど。もしやるのならこの程度にすべきだったのかも。今回はガイアークは「木枯らし紋次郎」ゴーオンジャーは「相棒」と二種類も出てきたし、やはりちょっとやり過ぎだった。こういうのはクスリと笑える程度が限界だと思う。
2008.08.31
第27話「GP-27 孫娘ハント!?」今回もけっこうおもしろかった。範人が女装するのだけど、これで二回目かな? 回数が少し多い気がしないこともないのだけど、前回よりもちゃんと意味があったし、話にしっかり絡んでいてとてもよかったと思う。範人の優しい心が現れていて、結局それによってお仙がいい方に変わる。それがとても無理がなかった。ダウジングバンキの声優が、エド・はるみで、しゃべるたびに「グー」といっていたけど、意外とおもしろかった。というのは何度かこの人の漫談というのか、芸を見たことがあるけど、あまりおもしろくなかった。でも今回のように続けていうと結構おもしろかった。ただ最近の戦隊にはよくお笑い芸人さんが、出るようになっている。ちょっと多いかも?今回は、お仙に引きずられて、せっかく前からエド・はるみが登場すると宣伝していたわりにはあまり印象に残らなかった。ゴーオンジャーの相手を、お仙にするか、エド・はるみ演じるダウジングバンキにするか、どちらかひとつにした方がよかったのかも。とはいえ、話的にはけっこうよかったのは事実。スクラップが花になって、しかもそのきれいさでキタネイダスたちが退散していくところは笑った。そしてまた、最後の範人の女装姿を見て、つぶやく大翔とそれに対する美羽の態度が、だんだんとゴーオンジャーに近づいてきたなと感じた。
2008.08.24
第26話「GP-26 恋愛カンケイ」今回も結構おもしろかった。ゴーオンウィングスが現れてから、ちょっと気分は下降気味で、そのままだったら、キバのように見なくなってしまうかもと思っていたのだけど、最近の彼らを見ていると、そう悪くない感じになってきた。今回もそう。早輝のパートナーのべアールが、美羽のパートナーのジェットラスに恋をするという話で、少々唐突な感じもあったけど、これぐらいなら許容範囲。それにしても最初の方で、ジェットラスを気遣って、ベアールが勝手に合体を解いてしまうというのは珍しい。これもロボットになるのが自我のある存在だからだけどね。ベアールの思いに手を貸すというのも早輝らしいし、美羽がジェットラスの代わりに返事をするところは、ジェットラスは自分のものという意思が見えたりもした。それぞれのキャラの感じがよく出ていたと思うシーンだった。また美羽を捜しに走輔たちのもとにやってきた大翔も少しまるくなった感じがする。戦っているときも、走輔に手を貸したりしているし、少しずつ変わってきているみたい。それにしても、二ゴール王子は意外とおもしろい存在だったけど、あっという間に退場という感じだね。アルハンブラ家というのは、ケガレシアたちの反応から見ると、とても強そうに感じられたのだけど、前回といい、今回といい、すぐにやられてしまった。本当はとても弱いのかな。でもおもしろかった。
2008.08.17
第25話「GP-25 母上(おかん)サヨナラ」今日はとてもおもしろかった。連がメインの話なのだけど、連の思いをくみ取った軍平と、それに対してあくまでも戦士として冷徹な判断をする大翔の絡みが、よかった。それぞれの立場と性格がはっきりしていて、それ故に起こる対立。物語を薦めていく上で、葛藤を描くのはとても重要な要素だと思う。それぞれの立場と性格から引き起こされるその葛藤がなかなか見られなかったけれど、今回はとても自然だった。軍平は仲間である連の気持ちの方が大事だったし、連が大切に思ってい思い出のものがガイアークである以上、私情を挟まずに破壊するという大翔の行動も彼の性格からは矛盾しない。こういう葛藤が物語の推進力なのではないかと思う。今回は久しぶりに、熱く見入ってしまった。連の口調も、普通のしゃべり方をしたら、キャラクターにリアリティが出るというか……。「~っす」と言う言葉を使うと、一枚幕がかっている感じなのに気がついた。キャラクターを作りすぎていて、リアリティがなくなるという感じかな。ああいう特徴ある口癖を使っていながら、リアリティを感じさせるには、かなりの演技力が必要なのではないかと思う。彼の口癖の理由はわかったけどね。またケガレシアの嫌そうな感じから、なんか次が楽しみな感じがする。
2008.08.10
第24話「最初ノエガオ」今回は結構おもしろかった。死んだはずのヒラメキメデスがウラメシメデスとなって復活するし。ただ彼の話を引っ張るのではなくて、デタラメデスに変わり、そして今度はウラメシメデスとなるところは工夫されていて、おもしろい。話自体はよくあるパターンなんだけど、森の精霊のような存在と戦隊メンバーとの関わりと言うのは、ボウケンジャーでもライブマンでもあったし、メガレンジャーでもあったと思う。ただ今回、それらの作品との違いは、ウラメシメデスの存在かな。彼がそうなったのって、見ていてもよくわかる。彼らに負けたことで成仏しきれなかったというのがね。またゴーオンウィングスたちも少しだけど登場してきて、本当なら彼らは話にはあまり必要ないのだけど、というか、大翔のシーンがなければ登場しても意味がないと切り捨ててしまったところ。でも大翔の幽霊たちに対する態度を見て、それだけでも彼らが登場してきた意味はあると思った。完全無欠の大翔が、幽霊を苦手としているのがわかるし、それがけっこうクスリと笑えた。そういうシーンがこれから増えてくると、彼にも感情移入できるのだけどね。設定的には嫌いなタイプじゃないのだが。早輝が古木に礼を言うシーンも、BGMがすごく雰囲気を盛り上げていて、ちょっと感動してしまった。映画が近くなると、BGMの使い方が映画的になるような気がするのだけど、それは気のせいかな?
2008.08.03
第23話「GP-23 暴走ヒラメキ」今回はそこそこおもしろかった。走輔が大翔にくっついて彼の真似をしようとするのだけど、結局彼には合わないというところは、コメディのようにしようとした結果だったとは思う。でもそれはあまりおもしろくなかったかな。ただその後の展開で大翔と走輔の戦い方の違いを強調するにはよかったかなとも思う。一番おもしろいなと思ったのは、ヒラメキメデス。最後の回と言うこともあるのだろうけどね。ヒラメキメデスの存在はてっきり、ハリケンジャーの下克上を狙った幹部のようなものだと思っていたのだけど、実はそうではなかった、と言うのが私としてはちょっと意外だった。ヨゴシュタインに引き立てられことにとても恩義を感じていたとはね。ヒラメキメデスの見方がちょっと変わった。またゴーオンウィングスも、少しずつではあるけど、ゴーオンジャーたちを認めようになった感じがする。ゴーオンウィングスが変わるとまたおもしろくなるかな?それにしても今回の合体ロボ。いろいろくっつけすぎ。もう少しスマートなデザインにはならないのかな?
2008.07.27
第22話「GP-22 最後ノノゾミ」今日のは結構おもしろかった。主人公はヒラメキメデスという感じだったけどね。でも最初から、ヒラメキメデスがヨゴシュタインに見切られるシーンで、しかもかなりなところまで、彼が完全に見切られて処刑されたのだと思ってしまった。さすがに、ゴーオンゴールドに競争を挑んで、ゴールをヘルガイユ宮殿にしてしまったところで、罠かもと気づいたのだけど。私も結局走輔たちと同じ頭かもと、ちょっとショックだった。今回はその走輔たちがかなりいい味を出していた。最後の最後までヒラメキメデスが敵に裏切られたと思っていたし、しかもロボットで泳いできたり、応援旗をつくったり。それだけで笑えた。無茶を無茶だと思わないところに彼らの良さがある。久しぶりにゴーオンジャーらしかったかな。
2008.07.20
第21話「GP-21 幼稚ナヤツラ」今回はそれなりにおもしろかったかな。ゴーオンジャーの面々もそれなりにたくさん出ていたし。ただ相変わらず、グッと来るような活躍はなかなか望めない。話自体が内輪だけで進んでいるせいもあると思う。これで第三者が筋にしっかり絡んでくると、彼らの活躍ぶりもちゃんと見えてくると思うのだけどまた今回見ていて思ったのだけどゴーオンウイングスはあまり必要ないように思う。彼らがいなくても充分おもしろかったし、むしろ話を壊しているのではないかな。いやみったらしいしね。彼らを出すよりももう少しゴーオンジャー5人の人間関係を深く掘り下げた方が断然おもしろくなると思うのだけどね。
2008.07.14
第20話「GP-20 兄妹バトル!?」今回は新しい炎神の登場編というところかな。メインはゴーオンウィングスの兄妹なんだけど、あまりにもゴーオンジャーたちの扱いがひどすぎる。これが炎神戦隊ゴーオンウィングスなら、話的にはおもしろかったし、大翔が妹に振り回されているところはクールな彼らしくなくて、おもしろいのだけど、これはあくまでもゴーオンジャーのはず。彼らの活躍はほとんどなし。最初に出てきた時点で、今回もやられっぱなしかな、と思ったら、案の定その通り。しかもただそれだけはなく、ラストの闘いの場面ではまったく出番なし。なんのためにそこにいるの? という感じ。大翔たちをメインに持ってきたとしても、走輔たちともっと絡めて話を進めることはできると思うのだけどね。あそこまで扱いがひどいと、腹が立ってくる。正直大翔たちの性格では感情移入しづらい。だからこそ素人戦士の無茶な戦い方の原動力となっている熱い魂を感じて、大翔たちに変化してほしいと思うのだけど、その段階にはまだまだのよう。このようなパターンは、忍風戦隊ハリケンジャーでも見られたけど、それなりに互いに関わり合っていて、それぞれが少しずつ変化していったように思う。ゴーオンジャーも今後を期待したいところだけど、それにしてもあの扱いはなぁ、やはりひどすぎる。スタッフたちが自分たちの中で遊んでいるのではないだろうか。テレビのこちら側のことをちゃんと考えているのだろうか?視聴者が置き去りになるようなことだけはしてほしくないんだけど。
2008.07.06
第19話「GP-19 軍平ノホンネ」メインはゴーオンブラックの軍平。でも話のおもしろさはいまいちだったかな?軍平自体があまりにも思い込みの激しいキャラクターで、なかなか好感もてなかったところに今度もまた独り相撲というか……。ちょっと出だしで引いてしまった感がある。それでも若干救われたのは範人の行動かな。軍平のためを思っての行動の意図にはちょっと感心したけど。ただそれもなんか、ちょっと引いてしまう部分があったのは残念だった。相変わらず、ゴーオンウィングスの二人は嫌みだしね。二人がそろって嫌みだと救われないし、美羽のお節介も生きてこないと思うんだけどね。今回はあまり満足できなかったけど、最後に軍平が、プロでもなくアマチュアでもなく、ゴーオンジャーだと理解するところは納得できたんだけど。この話自体それがテーマだったと思うし、そう考えれば、間違ってはいない作り方ではあるんだけどね。やっぱりちょっと残念だったな。
2008.06.22
第18話「GP-18 庶民ヒーロー」スマートなプロ戦士と、不器用な戦い方で、それこそ気合いで何とか戦っている走輔とのコントラストがはっきりしていた回だった。ゴーオンゴールドの大翔は性格的にあまり好きではなかったのだけど、この回で少し印象が変わったかな。バキュームバンキとの戦いがとてもかっこよかったし。ちょっときざだったけど、ああいうのはきらいではない。また妹想いの面がたくさん出ていて、非情に徹し切れないところはちょっと好感かな。やはり完全無欠なヒーローというのはおもしろくない。しかも彼の場合は嫌みたっぷりだったし。それもあって好きにはなれないなぁと思っていたのだけど。シスコンの部分がもっと前面に出てくれば、意外とおもしろいキャラになるかもしれないと思う。また走輔たちを見ていると、天才肌と努力家と言う違いがはっきりしてきたな。走輔たちらにスマートさはないけど、熱い想いだけが彼らを動かしているというのが見えてくる。これから彼らは大翔たちに追いついていくんだろうと思う。そういう成長を見ていけると、とってもおもしろくなると思う。今回は走輔がメインで大翔たちとかかわって、大翔たちの認識をちょっとばかり変えたけど、次回は軍兵がメインになって、少しずつ距離を縮めていくのだろうか?
2008.06.15
第17話「GP-17 正義ノツバサ」今日のゴーオンジャーはまったくいいところなし。いくら追加戦士の回とは言ってもあの扱いは悲しい……。前回や前々回で、ゴーオンジャーはけっこう負けているのに、今回はまったく手足も出ずという感じだったし。せめてゴーオンウィングが敵と戦っている間に何とか自分たちで窮地を脱してほしかった。彼らの強さを引き立たせるためとはいえ、主人公たちをだめ谷しては、だめだと思う。そういう意味では追加戦士投入の難しさを感じた回でもあった。ゴーオンウィングの二人はあまりにもお高くとまっている感じがして、第一印象として親しみが持てない。「おれ様キャラ」としてはボウケンジャーのボウケンシルバー・高丘映士がいるけど、彼は一見お高く見えながらもどこかかわいいところがあって、とても共感もてたし、登場していた初期の頃も、以前の感想を読んだらかなり彼に期待していたところがあった。事実、ボウケンジャーは彼がいたから最後までしっかりと見ていたところがあったしね。今回のゴーオンウィングの二人は二人とも嫌みな感じで印象が悪い。兄貴のほうが嫌みたっぷりでも妹が暴走気味な兄を押さえる感じだったらいいと思うのだけど。次回はゴーオンジャーに興味を持ったゴーオンシルバーの美羽がメインのようで、ゴーオンジャーとかかわりを持っていくようだけど、最後のあまりの嫌みは少しねぇ……。ただこれからの展開次第で評価は変わっていくと思うけど。追加戦士は難しい。
2008.06.08
第16話「GP-16 名誉バンカイ」まず敵にゴーオンジャーが敗れて、その後解決策を見いだして勝つというパターンはゴーオンジャーのパターンなのかな?ほかの戦隊シリーズでも、新ロボットの登場前後にこういうパターンの話は多かったけど、ゴーオンジャーはよりそういうのが多い感じがする。今回もそのパターンで、初っぱなからゴーオンジャーがオイルバンキに負けてしまって、それから解決策をみんなで考えるという話。それぞれが出す解決策には笑ってしまったし、早輝の作ったケーキから回り回ってオイルバンキに対する解決策を発見するところは「うまい」と思ってしまった。しかもそれがモップふきかい? てっきり洗剤をまくのかと思ったが……。これのほうがエコロジーになるかな?その合間合間に、新たな仲間ウィング族のことも語られていて、少しずつ見せていくという手法はおもしろいかも。期待が高まる。話自体は一話完結で、わかりやすい。ただもう少し第三者とのかかわりがもてればいいと思うのだが。当面は新しい仲間との関係を作っていくのに、そういう余裕はないと思うけど、一段落したらというか……ガイアーク側がゴーオンジャーにかかわりすぎなのかな? ゴーオンジャーと戦うのが目的ではなくて、彼らは地球を自分の住みやすいように変えていくのが目的なのだから、前半はあまりゴーオンジャーを相手にせず、自分の目的を突き進んでほしい。そして一年の後半ぐらいから、まずこいつらを倒してからじゃないと計画が進まないので、ゴーオンジャーを倒すことに集中するという形がいいのだが。次回はいよいよウィング族の相方が出てくるらしい。とりあえず楽しみにしてみよう。
2008.06.01
第15話「GP-15 炎神ストール」今回はとてもおもしろかった。今魔のゴーオンジャーの中でもかなりいいできだと思う。オープニング前の最初の一連のシーンは最初から笑えるし、それが全体から見ても重要なシーンだった。最初はただ息抜きのような感じで見ていたのだけどね。走輔のコインが裏返ったことで彼らのその後の展開がアンラッキーなものであることを予感させるだけのものかと思っていたのだけど、そればかりではないことにちょっと驚いたし、感心した。またゴーオンジャーのレッドは熱い男だけど、今回その特性がよく出ていた。炎神たちをその熱い言葉で立ち直らせるなんてね。それに細かいところでいろいろと笑えたし。ヒラメキメデスの名前をゴーオンジャーたちが何度も言い間違えるのを見ているヒラメキメデスもおもしろかった。たぶんよくあるパターンの笑いの取り方なんだろうけど、不思議と笑いを取ろうという力が入っていなくて、何度見ても笑えると思う。そういうのは、「間」がとても大切なんだろう。ヒラメキメデスは、策士だし、ゴーオンジャーよりも強いのに、なぜか副大臣。でも彼の存在は、敵側にもおもしろいドラマを作り出す要素となりそう。今回、アクションがメインだったけど、でも内容もちゃんとあってその点はとてもよかったと思う。早輝の出した作戦もおもしろかったし、成功したと思ったら、敵はそれを上回っていて、そこに新たな戦力登場というのも、きれいに流れていた。久しぶりに時間を忘れてみていた。次回も楽しみ。
2008.05.25
第14話「GP-14 毎日ドキドキ」今回のメインはグリーンの範人。彼の大活躍だったったけど、ケガレシアもけっこう出ていた。かぶり物がなかければ、とても優しい感じでいい人そうに見える。(素顔は優しい人なのかも)戦隊シリーズには珍しいと思うのだけど、範人がヒーローしながら相変わらずバイトをしているというのも珍しい。しかもみんなゴーオンジャーのことを知っているし。それがあまり不自然ではない感じかな。けっこう今までにはない作り方のように思える。敵の撤退の仕方もゲキレンジャーのような不自然さはないし、それだけゴーオンジャーの敵が弱いと言うことかもしれない。それにしても範人も捕まってしまったカマバンキの幻想空間を、師匠は一喝でこわしてしまうとは、何ともすごい力を持っている(笑)。次回はいっこうに進まない地球攻略に業を煮やして、新しい敵の登場のようだけど、東映のHPを見たら、新しい敵は害地大臣のヨゴシュタインの腹心の部下。上がだめなのに、部下で役に立つのか? などと考えてしまうが、まあ、いろいろとあるみたいで、ちょっと楽しみかな。それにしても相変わらず、次々と新戦力を投入するが、これはどうしても、おもちゃ対策だろうね。おもちゃの販売促進というものがないと、スポンサーがつかないだろうし、なにより特撮にはお金がかかるから。でも、子供のとき仮面ライダーなどを見て大きくなった人たちが今大人となっているし、漫画がすでに子供だけのものでなくなっているのだから、こういうヒーロー特撮ものも、少し年齢層をあげてもいいのではないかと思う。まあ、とにかく来週も楽しみと言うことで。
2008.05.18
第13話「GP-13 侠気マンタン」今日のはずいぶんと楽しむことができた。女性の悲鳴を聞いて駆けつけるとところは、突っ込みをついつい入れてしまったりもしたし。うんちくたれている前に、助けにいったらなどとね。フーコリンと言う女の子やその設定は、あるタレントさんを意識しているのかな。最後はなんともレトロな宇宙船に、かわいらしい角がついていたし。またケガレシアが、かぶり物を外したら、なんかとてもきれいな姐御になっていて、それも意外だったし、楽しめた。たぶんかぶり物をしないで、知的な悪女役でも見合う感じがする。最近、戦隊シリーズの敵役で、そういう感じの女性敵幹部って出ていないから。フーコリンのお父さんと連の勝負も笑えたし。ただ気になるのは、挿入歌。今まで、せっかくいい歌なのに、終わりになってようやく本編に流れていたので、とても残念だと思っていたのだけど、今回は蒙古の段階から挿入歌が入っている。それはそれでいいのだけど、でも昔の作品なんかと見比べると、最近の作品は「無音恐怖症」なのではないかと感じるぐらい音楽が入っている。アクションをしていても、まるで挿入歌のプロモーションビデオのように見えてしまう。それだけ音楽が出しゃばっているように感じられるのだが。もう少しバランスを考えてほしいな。
2008.05.11
第12話「走輔バンキ!?」今回はレッドの入れ替え話。戦隊では定番なのだけど、結構おもしろかった。それぞれが敵の基地に進入するところもよかったし、ハツデンバンキの中に入ってしまった走輔が、慌てる様子もおもしろかったけど、走輔になったハツデンバンキが、走輔の仲間たちを前にして走輔のふりをするところもよかったと思う。でも演じているのは走輔の役者さんだから、振りではないんだけどね。(ああ、書いていてややこしい)てっきり、仲間たちの厚い友情に走輔となったハツデンバンキが、心を入れ替えるとか言うドラマがあるのかと思ったけど、そんなのはなく、予想は外れてしまったが……。でもそれはそれでよかったと思う。悪はやっぱりドジでも悪に徹した方がいいときもあるし。再び入れ替えるのに、走輔のソウルを打ち込むところは新鮮だったかな。てっきりはじめと同じ状態にして入れ替わるのかと思っていたけど。ゴーオンジャーは、単純なところが魅力なのかもしれない。明らかに子供向けだけど、おもしろいものは大人が見てもおもしろい。
2008.05.04
第11話「GP-11 電波ジャック」今日もなかなかおもしろかった。メインはブラックの軍平でテーマは仲間を信頼すること。それがはっきりと打ち出されていた。大金持ちの孫になってしまった範人は別にしても、走輔や早輝、連は1年後戦いを終えた後の姿にも見えた。それにしても丹念に書かれていたと言うべきか、それらのことを描くだけで、Aパートを使っていたなぁ。またなぜ軍平だけ、影響を受けなかったのか? 周りの人たちが影響それてしまって、結局のところ、軍平に逃げ回る羽目になったのだけど……。もしかしたら軍平は一番の現実家だからか、それとも夢がないからなのか??軍平の危機に仲間たちが集まってくるところもよかったし、軍平の熱い叫びも心に響く。ヒーロー番組らしい作品だと思う。
2008.04.27
第10話「GP-10 発車オーライ」二話続いていると言っていいのか……。前回の話の一部を使っての今回の展開。一話完結と同時に話が連続しているのがなんかとても新鮮に感じられる。今回は敵幹部が協力しての蛮機獣でしかも登場早々いきなり大きくなってしまって、今までの攻撃がまったく通じないという展開。でも三人分の力を集めたカガミバンキはエネルギーが切れるのも早くて、ゴーオンジャーたちにとどめを刺せなくて退却。次に展開するためには、敵の退却が不可欠だけど、ゲキレンジャーとは違って、ちゃんと退却するにも不自然ではない理由があって、納得できる。エネルギーを注入するのにもいつもより時間がかかるというのも。敵が一休みしているあいだ、ゴーオンジャーは改造に当たっているのだけど、ただ改造しているところを見せるのではなく、その間に敵の兵隊さんたちとの戦いを見せたり、いろいろと工夫しているのが見て取れる。スタッフさんたちは飽きさせない工夫をしているみたいで、ゴーオンジャーは次が楽しみなぐらいとてもおもしろい。ボウケンジャーように一人のキャラクターに惚れ込んで、一年間見ることができる作品と、メガレンジャーのように特に突出したお気に入りのキャラクターがいないけど、作品自体に魅力があって、最後まで見てしまう作品とあるけど、わたしにとってゴーオンジャーは後者のタイプ。
2008.04.20
第9話「GP-09 明日ガアルサ」いやぁ、驚いた!! 本当に驚いたよ!!いわゆる子供向け(?)と呼ばれているジャンルの作品で、宇宙の統一理論を聞くことになろうとは。今回、早輝たちが飛ばされたあと、走輔たちの会話の中で「メンブレーン」や「ブレーン」「11次元」という言葉が出てきたけど、あれは宇宙をひとつの方程式で現すことができるのではないかと言われている「ひも理論」からの言葉なんだよね。ハーバード大学とかオックスフォード大学とか、世界中の頭のいい人たちが研究しているものらしい。早輝たちが異世界に飛ばされた説明の権威づけとして利用したのだと思うけど、でも全くの架空でないものを採用したというのはおもしろいな。NHK「BSドキュメンタリー」で何年も前に三回特集でこのことをやっていて、難しい話なのにとてもわかりやすくて、しかも人間のドラマ的要素もちゃんと入っていたドキュメンタリーで、アイロンをかけたりするときに録画したDVDを流している。理論自体もけっこうわかりやすく説明していて結構おもしろい。さて、今日のゴーオンジャーのメインは早輝と範人。今までまったく頼りなかった範人の大活躍というところかな。最初の頃よりは堅さがとれてきたのか、それとも脚本がうまくできていたのか、今までのような違和感はあまりなかった。変身できない二人のアクションも楽しめたし。多くのところは吹き替えかもしれないけど、知恵を絞って戦うというのは、いいことだと思う。また、前回のときも思ったのだけど、この作品っておもしろい作り方をしていると思う。前回と前々回もひとつずつの話はきっちりとけりがついているけど、でもその中に次の回への伏線が入っていて、次の回はその伏線から始まっているという作りになっている。今回もそう、レンズバンキに映されていたことが、次の回の伏線となっているもよう。戦隊のあとに始まる仮面ライダーのような形の前後編ではないというのがいいな。仮面ライダーの場合、どうもすっきり感が感じられない作り方をしているような気がする。キバにあまり魅力を感じないせいかもしれないけどね。ゴーオンジャーは次回も楽しみ。
2008.04.13
第8話「GP-08 最高ノキセキ」今回は前回の続きで、メインは走輔。ポンプ版気のせいでさび付いてしまった炎神たちのさび落としする。しかし走輔だけは細かい作業にいらいして飛び出したところで、かつてのレーシングチームの監督と再会する。そして彼がカーレースをやっていたとき、奇跡を起こしたと思っていたのは、実はその陰でそのためにいろいろな人が努力していたからだと知って、自分もスピードルを必死になって磨くというのが、だいたいのところ。さび付いてろくに動けないスピードルが、走輔のあとを追う姿はなんか痛々しかったけど、その絵があったおかげで、スピードルを必死で磨く彼の気持ちも十分伝わってきたし、また走輔と監督の会話もなかなか含蓄があっていい。光り輝く一人のために、多くのスタッフたちが努力しているという台詞はなんか、こういうものを作っている人たちにも向けられている気がする。本来、ドラマで表になって光を浴びているのは俳優さんたちで、監督さん以下スタッフは、画面に現れることはない存在だけど、彼らの努力がなくてはドラマは存在しない。以前も書いたけど、ゴーオンジャーがゲキレンジャーの失敗を教訓として作られているというのはどうも本当のよう。前回こう思ったときは、一人がメインになったとき、他の人は空気状態になっていたけど、ゴーオンジャーの場合はそれぞれちゃんと見せ場があるということで書いたと思う。今回は実際に努力することで、より高いところに上っていこうというのが見えた。ゲキレンジャーの場合は、自ら努力している感じじゃなくて、いつも誰かから次の力を与えられていた感じがしたけど、ゴーオンジャーは監督の言葉がきっかけではあるけど、その言葉自体に強制力はなくてただ方向性を示しただけのもので、結局スピードれは走輔自らが磨かないといけないというところがゲキレンジャーとは違う。また走輔が来たとたん、幹部たちと戦っていた仲間が、幹部を無視して巨大化したボウリングバンキと戦いに行くとは……。呆然とする敵幹部の様子に思わずクスリと笑ってしまった。それと今回、変身直後の名乗りを変身してマシンに乗り込んだあとに名乗っていた。特に名乗らなくても気にならなかったのだけど、この作品はどういう状態でも名乗らせる気なのかな?(笑)
2008.04.06
第7話「GP-07 相棒アミーゴ」二号ロボの登場というのが、この回の目的なんだろうけど、わたしはどちらかというと、敵の三幹部に注目してしまった。出番もあまりなくて少々地味な感じの三幹部だけど、彼らの掛け合いにクスリと笑ってしまった。ボウケンジャーのガジャのようなおもしろさがあって、話の内容がまじめになりがちなところに、そういうくすぐりが入るから、続けてみることができる感じ。今回は、スピードルたちがさび付いてしまったままなので、それは次回持ち越しというので、二話連続の話でもある。平成仮面ライダーとの違いは、二話連続の話でもちゃんと一話完結という筋があることかな。それにしても二号ロボの登場が少し早くないだろうか。PL法の関係で、お持ちの製造を前もって計画的にやらなければならないという話を聞いたことがあるのだけど、その星もあるんだろうな。そしてまた次々新しいロボットを出すことで、買ってもらうことを期待しているのかな?
2008.03.30
第6話「GP-6 乙女ノココロ」今日のメインは、イエローの早輝。でも話のの主軸は、走輔の勘違いが巻き起こす騒動。チームの中の誰かが、チームを抜けるかもしれないという話は定番なんだけど、早輝は抜ける気など全くないのに、走輔一人だけが空回りしているという話の運びは珍しい。たいていは抜けなければならないという事情が本人に降りかかっている。たとえば、ゴーゴーファイブでは、ゴーグリーンの鐘(ショウ)に、本人が希望していた部署に配属されるという通知が来て、それ見た長兄の纏が、彼の望みを叶えてやろうとして……というのだった。たいがいは結婚話だけど。そういう意味では今回のはちょっと変わっているかな。そしてまた早輝を巡って走輔が勘違いしていく一連のシーンがとてもよくできていて、ここで勘違いすることはわかっているのだけど、クスリとしてしまった。ただこの話自体はとてもよくできていたと思うのだけど、少し持ってくるのが早い気がしないでもない。走輔は自分でも気がつかないうちに嫉妬に駆られているとは予想つくのだけど、もう少し早輝と走輔の関係に対して伏線を張った上で、この話を持ってくるとよりおもしろかったのではないかと思う。
2008.03.23
第5話「GP-05 ときどきオカン!?」今日の敵は磁石をテーマにしていたようで、U磁石が顔の周りにあったり、とってもわかりやすかった。今までとはちょっと造形が違うという感じがする。敵の造形はゲキレンジャーのほうがスマートだったけど、ゴーオンジャーは子供向けの作品というのがはっきりしている。ゴーオンジャーの場合は敵の特性によって話がとてもわかりやすいし、おもしろくなっている点があるかな。今回の敵も強力な電磁石を利用してゴーオンジャーを苦しめるのだけど、でも彼らはそれを逆手にとって、反撃するシーンがおもしろかった。最初の戦いで、吸い寄せられたロッドが曲がってしまったのがはっきり見えたのは、おまけというところ。柔らかめの材質を使っているんだなというのが見えてしまった。もっとも本当の材質で作っていたら、実際には使用できないから仕方がないのだけどね。今回のドラマ面は、範人がメインのようだったけど、でも同時に連もメインと言ってもよかった。いい加減な性格という感じだった範人だけど、彼にも一応ゴーオンジャーに対しての悩みがあったというのはわかった。でもちょっと説得力がなかったかな。むしろ連が範人の言葉を真に受けて本気で手伝うところは見所の一つかな。ウィキペディアでコーオンジャーの項目を見ていたら、前回の反省を踏まえて作られていたとあったので、思わず「やっぱりそうだったのか」とつぶやいてしまった。ゲキレンジャーは誰かがメインになれば、他の人はその他大勢になってしまうと何度も書いたけど、少なくともゴーオンジャーはその点大丈夫みたい。今回のメインは範人と連で、ほかの人たちはその他大勢になってしまう可能性はあったけど(ゲキレンジャーだったら、間違いなくレッドの走輔ですらその他大勢、あまり関係のないようなところで戦わせているところか)、そうはならなかった。うまく連動していて、最初の戦いでは範人をのぞく四人の戦いが見せ場だったし。ただ今まで以上に、子供向けになったというのは間違いない。
2008.03.16
第4話「GP-04 炎神トラブル」ゴーオンジャーは今のところは定石を踏んでいる感じがする。軍兵と範人は炎神ソウルを手に入れても、キャストが手に入らず、それぞれに四苦八苦する。今回は話の流れが範人と軍兵で別れていたのだけど、ゲキレンジャーの時のように話が分断されているという感じはなかった。同じものを手に入れようとするところや、それぞれに見せ場がちゃんとあったからかな。子供からキャストを手に入れようと苦労する軍兵に対し、範人の方は幹部との遭遇。範人の方が大変そうだけど、軍兵の方もけっこう大変だった。軍兵の方は、たぶんあれでキャラの一端を見せたんだろうな。今回は敵側にけっこう笑えるところがあって、おもしろかった。敵は相変わらず迫力不足だけどね。前作が強すぎて、主人公たちを飲み込むほどだったから、これでちょうどいいのかも。炎神たちを意思を持たせしゃべらせ、人間の方とパートナーを組むというのは、電王の成功があったからかな? そういえばアバレンジャーでもこういう手法を使っていたっけ。アバレンジャーたちの相棒は、全体を動かすのはけっこうお金がかかるから、顔の回りを作って会話させていたと聞いたけど、アニメにした方が安くつくのかな? でも不思議とアニメとゴーオンジャーたちって、違和感がない。今のところ純粋に楽しんでいる。その証拠に、ゲキレンジャーの時は録画を繰り返してみたりしなかったのに、ゴーオンジャーの時はリアルに見ているのにもかかわらず、見終わったあと間を置かず、録画していたゴーオンジャーを見ている。結局一日に二度も三度も見ることになっている。
2008.03.09
今回のテーマは、新しく加わった軍兵と範人が走輔たちとどうなじんでいくかというところかな。自分に絶対的な自信を持っている軍兵はキャラ的に好きにはなれないのだけど、範人に対する態度を見ると、優しいところもあるのかと感じてしまう。走輔とはなかなかなじみそうにないけど、一度心を許せば頼りになると思う、という感じ。1話1話がシンプルなので、アクションシーンも十分に盛り込めるし、まだ始まりの部分だというのに、変身前のアクションをしていたりして、ゲキレンジャーとは大きく違う。敵側はクスリと笑えたところもあったのだけど、今はまだ迫力不足かな。
2008.03.02
第2話「GP-02 無茶ナヤツラ」ゴーオンジャーを見ていて、ゲキレンジャーとは違う熱いものを感じる。今回もドラマとアクションが調和している。アクションをしながら演技をすることがゲキレンジャーには欠けていたのだと、これを見て改めて気づいてしまった。ゲキレンジャーではたびたびドラマとアクションが分離していると言っていたけど、それは結局のところアクションしながらの演技する部分がカかなり低かったからなんだろう。そういう意味では、ゲキレンジャーの轍を踏まないようにと考えているのかも。そればかりはスタッフの人の考え方なので、わからないけど。ただメインライターが武上純希氏なので、ある意味オーソドックスな戦隊が見ることができるかも。すくなとも今のところは、期待は裏切られていないし。キャラクターたちのそれぞれの個性がはっきり見えてきている。そしてヒーローらしく、敵との戦いに巻き込まれた人を助けようとしているところはよかった。軍兵のやり方はヒーローらしくなくて、はじめは好きになれなかったけど、あれほどこだわるところに何か秘密があるような気がする。それをちゃんと見せてくれれば言うことはないのだけどね。敵側が、ヒーローたちに押され気味のような気がするのは気のせいかな?いずれもっと存在感を感じさせてくれることを期待したいな。
2008.02.24
一番最初の印象は、「原点回帰」という感じ。これはどう見ても敵だろうという悪役たちがいて、彼らが平和に暮らしている人間たちに害をなして、人々守るために正義の味方登場という感じで、なんだか久々に懐かしい始まり方だった。東映のHPでは、最初に登場していたゴーオンジャーがどういうときに戦士になったのかさらりと書いてあったから、それがまず最初のエピソードとして描かれるのかなと予想していたのだけど、すでにゴーオンジャーとしての登場だった。予想は外れたけど、たぶんすぐにエピソードとして見ることができるのではないかと思う。戦隊のメンバーの一部が、すでに変身できる状態はある意味、そこにたどり着くまでの過程を見せる必要がないから、1話でほかの設定を描くことができるという利点はあるし、今回はすぐに二人がはいるようだから、どういう事情でそうなったのかというのも、その段階で説明されるはずと思うので、むしろいいのかも。最初に三人が変身できるから、敵との対決がはっきり見えたし、そういう意味でも、ゲキレンジャーやボウケンジャーにはない感じがしている。少しターゲットの年齢層を下げたようにも感じられるしね。はじめからアクションもたくさんだったし、(これも三人が早々に変身できたためだろうけど)、複雑な背景などもあまりなさそうで、まずは話そのものを楽しめるかなという感じ。ただ気になったのは、キャラクターをやる役者さんたちが若いこと。仮面ライダーキバにしてもゴーオンジャーにしても演じる方の年齢を上げてもいいのではないかな。若いとエネルギーは感じるのだけど、演技力という点ではいまいちだったりするし。ヒーローとしての迫力もちょっと物足りない感じがする。若い役者さんがあって、ヒーローのキャラを作っているのかも、でももう少し大人のヒーローがみたいな。また役者さんのアテレコは、炎神たちに声優さんが声を当てているからよけいにその下手さが目立ってしまう。まあ、そのうちなれてくればマシになるかも、とは思っているのだけど。
2008.02.17
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