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将棋の名人、羽生(はぶ)さん会話をひとつ。質問者”素人って、 だいたい大物の駒(コマ)を欲しがるんですよね。 飛車(ひしゃ)や角(かく)、 そして、金(きん)などのコマを大事にとっておいたら、 いづれ、なんとかなるんじゃないかと、 でも、そうしているうちに どんどん歩(ふ)を取られて、 その歩が、”と金(ときん)”に変えられ、 守り ようがなくなってしまう。 温存していた強い駒(コマ)を使う機会のないまま、 気づいたら負けている。 本当は、 飛車、角、金、みたいな強い駒より、 歩(ふ)という小物の駒のほうが大切なのかもしれませんね。羽生名人”ずば抜けて有能な人が一人いるより、 そこそこできる人がたくさんいるほうが厚みが出る。ということなんですね。 素人と、 プロの考え方の違いの一つに、 ”手を渡す(わたす)。” という発想があります。 まず、 歩(ふ)を打って、相手に次の手を渡します。 その打った駒(コマ)が、将来、”と金”に変わるかどうかは、 とりあえず、 自分の側に、考える余地はないんですね。 そういう意味では、 ”余裕(よゆう)”というか、”勇気”がないと出来ない考え方です。 ちょうど船場の商人たちの言う、 ”引いて勝つ ”という考え方ですね。 質問者”もしかしたら、 その一手が無駄になるかもしれない。 相手に主導権を握られる。 本当は、もっとスピーディーに攻めたい。と考えてしまいがちですが、 ”この歩(ふ)が、いづれ出世して、”と金”にかわって助けてくれる。”という かなり長期的な考え方を持っていないとできない一手ですね。羽生名人”急がば回れ”です。解説者”人の育て方”といっしょですね。 いますぐ役に立て。という外国の成果主義の対極にある考え方。 いまはとりあえず、ここに配置して、 三年後に、一人前になってくれればいい。 みたいな文化ですね。 歩(ふ)が、”と金”に変わるのを三年待てる文化ですね。(笑) 時間の幅を持たせることで、 あんがい、 遊んでいるように見える駒が、 いざという時、役に立ってくれるものです。”羽生名人”そうなんです。 潜在する力を持った駒が、運悪く力を発揮できるシーンがこなかったとしても、 その駒が存在している。ということで、 安心できるものなのです。 厚みが生まれるんです。 将棋の世界も、 会社と同様、やっぱり一番多いのが、”歩(ふ)ですから、 それを、 どう働いていただくかが重要なんです。将棋も、会社も、考え方は同じ。鳥海山 一の滝ここの水で珈琲を淹れると美味しい。
2010.07.21
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あんどーなっつさんへコメントありがとうございます。”でも性格はその産まれ持ってきた性格より・・ その後の親の育て方にかなりの影響力があると思います。 ”同感です。わたしは、過去と現在において、ずいぶんとたくさんの輝いている方々にお会いしました。それらの人々からは異口同音、”母親に感謝している。”ということばを聞きました。数多く。今日は、ある会社の入社試験の話をさせていただきます。ある地方都市に、高収益を出し続けている会社があります。その会社の入社試験の話です。その会社では、毎年入社試験の最後に、学生にふたつの質問をします。面接官”あなたは、お母さんの肩たたきをしたことがありますか?”この問いに対して、ほとんどの学生は、『はい』と答えるそうです。そして、学生たちは、次の質問に驚くそうです。面接官”あなたは、お母さんの足を洗ってあげたことはありますか?”この質問に対しては、ほとんどの学生が、『いいえ』と答えるそうです。すると、面接官は、こう学生に話をするそうです。”それでは、三日間差し上げますので、 お母さんの足を洗って会社に報告に来てください。 それで、入社試験は終わりです。”学生”。。。。。。。。。。。 ”当初、学生たちは、”そんな簡単なことで入社できるのなら ”と、気楽に考えながら会社をあとにします。と。こ。ろ。が。家に帰って実際にやろうとすると。。。母親になかなか言い出すことが出来ないのです。ある学生は、二日間、母親の後ろを うろうろついてまわり、母親から、”おまえ、おかしくなったのか?”と聞かれました。”いや、あのな、””お母さんの足を洗いたいんだけど。。。””はぁ なんだい? 気持ち悪いねぇ ”なんとか、学生は、ようやく母親を縁側に連れてゆき、たらいに水をくみます。そして、お母さんの足を洗おうとして、足を持ち上げた瞬間。。。母親の足の裏が、あまりにも荒れ放題になっていることに驚きます。母親の足がひび割れているのを手のひらで感じて絶句してしまいます。その学生は心の中で、”うちはお父さんが早いうちに死んでしまって、 お母さんが死に物ぐるいで働いて、自分と兄貴を養ってくれた。 この荒れた足は、自分達のために働き続けてくれた足なんだ。”と悟り、胸がいっぱいになってしまったそうです。そして、”お母さん、長生きしてくれよな”と、言葉をかけるのが精一杯だったそうです。それまで、息子の”柄(がら)にもない親孝行”をひやかしていた母親は、”ありがとう”と言ったまま黙り込んでしまいました。しばらくすると、息子の手に落ちるものがありました。それは、母親の涙でした。学生は、母親の顔を見ることが出来なくなって、”お母さん、ありがとう”といって自分の部屋に引きこもりました。そして翌日、彼は会社へ行き報告しました。”社長、わたしはこんなすばらしい教育をうけたのは初めてです。 ありがとうございました。””きみは、ひとりで大人になったんじゃない。 お父さんやお母さんや、いろいろな人に支えられて大人になったんだ。 そして、これからも、自分ひとりの力で一人前になるのではないんだ。 私自身、 スタッフやお客様、様々な人たちとの出会いの中で、 一人前の社会人にならせていただいたんだよ。”もうひとつ、こんな話があります。ある塾の先生の話です。”わたしは、勉強の嫌いな子供に、”授業中、騒ぐな!”などと怒鳴ったりはしません。かわりに こんな話をします。”お前、今、何時だ?””9時 ””そうだ。夜の9時だ。 この時間、お父さんは家に帰っているのか?””たぶん、まだ帰っていません。””まだ帰ってこないのか?遅いな。 お父さんはどこにいるんだ?””会社。””会社でなにをしているんだ?””仕事””仕事しているのか。じゃあ、お父さんは何のために仕事をしているんだ?””金を稼ぐため””そうか、そうだな。それで、その稼いだ金はどういうことに使っているんだ?””食べ物を買ったり、服を買ったりします。””そうか。この塾に来ているのはどうなんだ。””それにもお金を使っています。””そうか、では、お父さんはお前がこの塾に来るために働いているんだ。””うん””じゃあ、お母さんは何をしているんだ。””たぶん、晩ごはんをつくっている。””ごはんを作っているのか。そのごはんは誰のためのものだ?””ボクのためです。””おお そうか、じゃあ 家に帰ったら あたたかいご飯とか 味噌汁とかがあるのか。 いいなあ。””今、お母さんは、どんな気持ちでお前のごはんを作っていると思う?”こう、聞かれて、子供はハッと気づくそうです。そして黙り込んでしまうそうです。”お母さんは たぶんこう思っていると思うぞ。 お前がこんなに塾で遅くまで勉強して大変な思いをしている、 帰ってきたら、ちょっとでもあたたかくて栄養のあるものを食べさせてあげようって。””お父さんは、今、こんな時間まで働くことが、 お前の勉強に役に立つことだったら自分は満足だ。 きっと そう思って今もがんばって働いてくれているんだよな。”そのお父さんや お母さんの願いを、お前は授業や勉強でちゃんとかなえているのかよく考えてほしい。宿題をしてこない。授業中寝ている。それは、お前のお父さんと、お母さんが望んでいる姿なのか?””ちがいます。””じゃあ、たとえば、 ここにトラックが飛び込んできたとしよう。” 先生は、 ”あぶない”と叫ぶことはできる。 しかし、トラックの前に飛び出して君を助けることは出来ないと思う。 先生には、奥さんも子供もいるからだ。 悪いけど、お前のために命を張ることは出来ない。 ところが、トラックの前に立ちはだかって君を横へ突き飛ばし、 代わりに自分がトラックの下敷きになってでも君を守ろうとする人がいるんだ。 それは、誰だ?””自分の命に代えてでも、お前を守ろうとするその人間が、 今この時間、 お前に願いを込めて一生懸命に働き、 そして お前のご飯を作っているんだ。 そんな大切な人の期待を裏切る人間にだけはなってほしくない。””人は、 だれかのために生きると人生が変わる。”
2010.07.07
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たとえば、同じくらいキレイなモデルさんが二人いたとします。そんな時、どちらか一方に仕事のオファーを出そうとする時、ルックスが同じレベルの二人ですから、当然、迷います。でも、こういう場合、出来るだけ大勢の人に、写真を見てもらい意見を聞いてゆくと、はっきりと傾向が現れてくるのです。そして、最後に選ばれるほうは、かならず、”感じのいいほう”のモデルさんなんです。写真だけで選んでいるにもかかわらず。かならず、やさしいほうの人が選ばれるんです。”やさしい”とは、つまり、”性格”のことなんです。どうも写真のどこかに、”性格”はきちんと写っているようです。ちなみに、萩本欽一さんも、同じような話をしております。”ぼくは、長いことテレビの仕事をやってて、 ”アイツはうまいから使おう。”なんて話は聞いたことがないんです。 一番使われるのは、 ”あいつ いい奴だから使おう。”っていう、 この言葉が多いんですよね。 じつは、 演技なんかより、 性格を磨いたほうがいいんです。 性格こそ、 究極の才能なんです。 だから、 人を蹴落とそうとする思いがあると、 いくらがんばっても、 逆に、 遠回りをすることになってしまうんです。” そして、 司会などで大活躍している島田 紳助も、 また同じような話をしている。 ”ふつう、 芸人は人気がなくなるとテレビには写らなくなっていきます。 しかし、 人気がまったくないのにテレビに写り続けている芸人がいます。 そういう芸人は、 強いんです。” 芥川龍之介 ”運命は性格の中にある。”
2010.07.06
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