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連載随筆「仕事のできないホテルウーマン」


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2004年11月28日
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カテゴリ: チネマミ
アジア映画祭。

15時からの 『バウンスko GALS』 を、
コギャルの「コ」の字もかすらなかった
20代後半のわたしとそらままで観に行きました。

コギャルの 生態 をドラマチックに描いた映画に、
わたしはかつての職場(日本の私立高校)を思い出し、
感無量
あのコギャルたちもいまや
落ち着いているんでしょうねえ(と思いたい)。

日本を知らない外国人に
日本の社会問題の一部を見せる目的で
この映画を紹介するのは有効だと思います。
これだけを観た浅はかな人たちに
「これが日本のすべてだ」と思われるのはしゃくですが。

援助交際 風俗 商売などなど
もう決して「ウラ社会」とは言えない問題と、
それに関与しながらも
まだ10数年しか生きていない少女たちの
完全には失われていない 純真さ
うまく描いた作品でした。

主演の若い女優さんたちを支えたのが
脇役の役所広司と 桃井かおり
しかしこの2人、全然脇役っぽく見えません。
存在感ありすぎで完全に食っていますよ、
主役のコギャルたちを。
日本映画界にもはや欠かせない俳優さん2人です。

さて、3歳の娘をダンナに預けて
土曜の午後を女友達(←ワタシ)と 満喫しよう じゃないの、
というわたしの提案、
そらままには効きましたでしょうか?

その答えは…。
わたし「どこ行きたい?」、
そらまま 「味噌買いたい」
…。
うーむ。
そうきましたか…。

コルソ通りでのウインドウショッピング計画は
水の泡と化しました。
東洋食材店が集まるこきたないヴィットーリオ広場周辺に足を運び、
買い物(アレ、味噌買わなかったねー)。
唯一女のコらしいことをしたと言えば、
ジェラート屋さん でダベったことかな?
2人でインスタントラーメンの詰まった ビニールの買い物袋 をひるがえし、
ローマの街を闊歩しました。

夜、黒沢清監督の 『ドッペルゲンガー』
みのりちゃんと鑑賞。
主演はまたまた働いてますねえ、 役所広司
自分の内面から出てきてしまった
もう一人の自分(ドッペルゲンガー)と対峙する
主人公の苦悩と成長を描いた作品で、
ラストあたりの主人公の言動はちょっと思わせぶり。
みのりちゃんと「アレは 何だったんだろう ねー」と考えてしまった、
まさにハマらせてくれた映画でした。

黒沢清監督の、最近の 日本のホラー映画ブーム と、
それに 乗じるハリウッド を揶揄したコメントが
ナマ で聞けたのもここならではの特典でした。

*昨日の映画 IL FILM CHE HO VISTO IERI*
バウンスko GALS (1997年・日本)
監督*原田眞人
出演*佐藤仁美&佐藤康恵&岡元夕紀子

ドッペルゲンガー (2003年・日本)
監督*黒沢清
出演*役所広司&永作博美&ユースケサンタマリア






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最終更新日  2020年07月09日 07時39分39秒
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