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2006年02月27日
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『わが父・溥傑』 というドキュメンタリーがやっていたので録画をしておきました。

あれは忘れもしない、中三に上がる前の春休み、
イタリア人映画監督ベルナルド・ベルトルッチの 『ラストエンペラー』
2夜連続でテレビ朝日で放映されて、
訳も分からぬまま必死に見た記憶があります。

今回のドキュメンタリーの主人公は
そのラストエンペラー(清の最後の皇帝溥儀)の
溥傑 の次女に当たる こ生 さん(ごめんなさい、漢字出ません)の
中国訪問に密着したもの。

そういえば何年か前にむっちが日本でやったテレビドラマ
『流転の王妃・最後の皇弟』 をわたしが好きそうだと思って
録画しておいてくれたのですが、
RUTEN
それはこ生さんのご両親、溥傑と妻 のお話で、
竹之内豊と常盤貴子がそれぞれを演じていました。
ラストエンペラーの思い出もあり、
とても興味を持って見ました。

それにこの間日本に帰った時に愛新覚羅浩の自伝
『流転の王妃の昭和史』 という本が
流転の王妃の昭和史
書店で偶然目に入って買ったのです。
浩さんは日本の華族出身のお嬢様で溥傑とともに日中友好に尽くした人です。
結婚当時は満州国(日本の軍部による傀儡国家で溥儀が皇帝であった)と
日本との政略結婚だったのですが、
この2人には本物の愛情が芽生え、
途中で戦争のせいで16年間も会えなくても手紙のやり取りをしたりして
お互い支え合っていたそうです。
ちなみに溥傑さんは若い頃日本の軍隊に留学していたので
日本人のように日本語を操れます。
平成4年浩さんの死後に溥傑氏が書いた
『妻を語る』 というあとがきがあります。
これを読むと日本の軍部の策によって押し付けられた奥さんであるのに
彼女を心から愛し、そして中国と日本をとても愛していたのがよく分かります。

こ生さんはそんな2人のお嬢さんです。
長女慧生さんは若い頃に心中して亡くなっていました。
溥傑さんも10年くらい前に亡くなってしまいましたが、
ドキュメンタリーでは娘さんが(つまり彼女は 中国と日本と両方の血
受け継いでいるのです)がご両親を語りました。

戦争のせいで結び付けられたり離されたり、
まさに流転の生涯をたどった溥傑さんと浩さん。結局一番大切で一番強いのはお互いの気持ちなんだなあと
ドキュメンタリーを見、本を読んで思いました。






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最終更新日  2006年10月13日 05時08分27秒
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