PR
ザッピングというのはメディアのデータを直接除いたり、書き換えたりする行為だ。ハッキングとそう変わらないが、悪意の有無で使い分けているのだろう。
検事がFDを書き換えたことで、「誤って」と言っているが、メディアの書き換えはそんなやさしいものではない。どんなソフトを使ったかは分からないが、私も8ビットの時代、今のようにセキュリティーが厳しくなかった頃、superzapと言うソフトを使っていたことがある。これはFDのセクタごとにデータを読み出し、書き換えることが出来るソフトだった。プロパティと言う言葉は当時はまだなかったように思うが、それさえも書き換えられたはずだ。パスワードを見ることも出来たのである。データの書き換えには何度も「やってもいいか?」を超えていく必要があった。
これを「過失」でやるなんてあり得ないし、過失に気がついたら元にも戻せるのだ。これ以上ない物的証拠の1つであったはずなのに証拠として提出しないのはいかにも不自然。報告を受けた上司もそれでよしとしたようだが、これももってのほか。してはいけないことをしているのだ。同僚の交通違反を見逃してやる警察官と同じだし、我々もスピード違反を「過失」として申告したって反則金を勘弁してくれる訳はない。
カレンダー
New!
七詩さん
ピピノさんコメント新着