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みかん園は、この日大賑わい
小田原・石垣山のみかん園に、1月7日(日)二つの家族がみかん狩りに来てくれました。
この日は日曜日でもあり、一夜城方面は行楽の人たちで車の通行がかなり多かったんですが、
みかん園の方は、多くの農家は年末に収穫を終えて、静かなみかん畑にもどっています。
しかし、当方は収穫が遅れてますから、まだかなりの作業が求められてます。
そうした畑の様子です。
ここが目下の収穫の焦点になっている所です。
そこに、この日、二組のファミリーが収穫にやってきてくれました。
みかん園は、この時ばかりは、いつもの様子とは違って大賑わいでした。
一時間の作業だったんですが、2本の木の『荷下ろし』をしてくれました。
作業をおえた後の、「100万ドルの笑い」です。
こうした若い世代が、みかん作業を体験してくれると、
きっと、農家の未来も拓けるはずなんですが。
そのみかんの収穫作業の様子です。
「高枝は危険だから・・・」と注意したんですが、
身軽な子どもたちはなんのその、木に登ってまで収穫してくれました。
この時期は、12月の後半からは、すべてのみかんを木からとる、『荷下ろし』の収穫です。
木からみかんの負担を取り除いて、木を休ませるんですね。
果実をつけたままでは、みかんに養分が搾り取られて、木が枯れる場合もあるんです。
だから、みかんを収穫してやること、それが一番の手入れなんですね。
結局、一時間の収穫作業で、2本の木から「完全に収穫」をしてくれました。
『荷下ろし』が完了です。
私などか、一人でやっていたら、一日がかりでクタクタにさせられる作業です。
それを、8人の人たちがとりかかって、楽しそうに歓声もあげて、たった1時間ですませてくれました。
隣の畑で作業していた人が、用具を片付けていたら、
『今日は大勢の人たちで、にぎやかでしたね』と、声をかけてくれました。
実際、若い人たちが、みかん作業の体験をしてくれることが、
援農に大勢の人たちが来てくれることが、
高齢化したみかん農家を助ける上で、
みかん農業の未来をひらくうえで、一番の大事なこととなっています。
少なくとも、一人では一日がかりでクタクタにさせられる作業ですが、
それが、歓声をあげての楽しい1時間のうちに片付いたという結果的事実でした。
これは木にとっても、木の負担を解消させる、大助かりになっているはずです。
『荷下ろし』を終えた木を見ると、そんな感じがしてきます。
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