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ご無沙汰でございました。同居人が現れて1ヶ月半。ずいぶんと、いろんなことが落着いてきた感じ。変わったこともあれば、変わらないこともあり、変えられないこともある。さて、それはともかく、メシ担当は俺。ちなみにヤツは掃除洗濯担当で、気づくと洗濯機を回している。ハタラキモノである(笑)。洗濯物を干すのとたたむのが大嫌いな俺には、有難いことである。で、メシだが。1人のときは、作ったらめんどくさいからキッチンで立ったまま食っていた。食い終わった食器から、流しへ置いていけばいいわけで、ラクチンでもあった。が、さすがに2人になると、キッチンで並んで食うのは狭い。つーか、広さの問題じゃないか(笑)。当然、居間の卓袱台へ運んで食うわけだけど、おりこうなヤツはきちんと「いただきます」と「ごちそうさま」を言う。俺の目を見て言う。食う前にチャッチャと洗っておけるものをキッチンで洗ってる間も、ポツネンと待っている。どうも、ヤツ的にそれだけははずせない礼儀らしい。食う前に「いただきます」を言うのは、まぁ基本的なお行儀だ。しかし、この台詞は今まで「言う側」であったのに、初めて「言われる側」になった。なってみると、なんかヘン。「いただきます」と言われ、俺はとりあえず「ん」と頷いておくわけだけど、なんだかエラソーである。今まで自分も作った人に向けて「いただきます」を言っていたのだけど、作る側になるとどうもしっくりこない。だって、キミがいなくても、俺は俺が食う分を自分で作るわけだから、別に「作ること」そのものは「いただきます」とご丁寧にご挨拶頂かなくてもよろしいくらい、どーでもいいと言うか、取るに足らないことな気がする。そりゃぁ、言われなければ言われないで気分悪いけど(笑)。で。だいたい、じゃぁこういう場合、俺は誰に「いただきます」を言うわけよ?そもそも、1人のとき、上機嫌で「いっただっきま~~~~す」と言っていた、アレは誰に向けて言っていたのだろうか??と、何日か違和感の中で考えたのだけど。「いただきます」「ごちそうさま」は、その料理を作ってくれた人に向けるのはもちろん、その食材を育てたり獲ったりしてくれた、会うことのない農家や漁師のみなさまにも向けるものなのではないか、と。今までもそういう気持は無意識にあったのだろうけど、「いただきます」を「言われる側」になって、自分がじゃぁ誰に「いただきます」を言えばいいのか考えることで、そのことに改めて気づいた気がする。食材の不要な部分を切取って捨てるときの、なんだか割切れない申し訳なさみたいなのも、これでその理由が判った。次からは、「ん」ではなく、俺も「いただきます」と言おう。30オトコの財布事情掲示板
2001年06月28日