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仕事のせいで緊張している。2月はとてもしんどそうだ。海外からやってくるお客さんのプログラムが8件、紙芝居のイラストが1件(でも12枚描くの)、スタートアップの会社のロゴ製作が1件。何でもほいほい引き受けちゃう体質が怖い。カレンダーとにらめっこしてたら何だか本当に不安になって来て眠れなくなってしまった。きっとどうにかなる。いつもどうにかなって来たのだ。でもこの歳の徹夜は厳しい。で、今はもう2時なのにいまだ全細胞が活性している。こんなふうにちょっとした不安で眠れなくなることがあるのだ。こんな時は日記更新だ。(爆)前回の日記でこだわりのことを書いたが、急にカリフォルニア州都に住む元義姉を思い出した。この人は基本的にはいい人だ。朗らかでフレンドリーで、そして相当の変わり者でもある。かなり精神的に不安定でもある。彼女は動物が好きだ。犬も鶏もうさぎも飼っている。そのせいか、ベジタリアンだった。でも生まれた最初の子に障害が出て、わずかな因果関係の可能性を指摘され、これからも子を産むつもりだったので、ベジタリアンをやめた。(大した根拠はない)以来肉を食べている。嫌々食べている。調理するのも嫌らしい。なので、パックのひき肉を買って来て、パックごとフライパンにパカっと開け、四角いまま焼くという暴挙に出る。できるだけ肉を見たくないし触れたくないからだ。他はすべて冷凍食品のチキンナゲット、照り焼きチキン、バーベキューチキンなどでまかなっている。生肉を包丁で切ったりなどという乱暴な真似は到底できまい。魚なんてもってのほかだ。見るのも触るのも匂いを嗅ぐのも許せない。皮肉なことに彼女の夫とその息子は魚が好きで、外食の機会があるごとに魚を食べている。鶏を飼っていたので「新鮮な卵が食べられるね」と言ったら「とんでもない。あの子達は庭の虫をほじくり返して食べてるのよ。そんなエサを食べてる鶏の卵なんて死んでも食べられない」と言って、スーパーの安売りの抗生物質漬けの卵を買って来ている。無料の、オーガニックの、放し飼いの、すばらしく健康な、鶏の卵を捨てて。私にくれよ!!!彼女は節約家だ。そして自称セールマスターだ。驚くべき才能で、あちらこちらのセール品を探す。75%、80%オフはあたりまえ。さらなるクーポン活用で、ものすごい超低価格で品物をゲットする。確かにそのアンテナの確かさは驚異的だ。でも安いからって買ってしまうその量は半端じゃない。ある日遊びに行ったとき、「ジュース少し持ってく?」と聞かれ、ガレージに入って驚いた。ジュースが10個入ったケースが100箱積まれている。その横には2リットルボトルのジュースが50本。ゲータレードの6本パックが30セット。「この間のセールで買ったの。何度も往復して半日がかりで手に入れたの。」いくら安いといってもこんなに必要なのか?こんなにジュース飲んでどうする。1年前にいただいたこのジュース、まだ残っている。シリアルもいつも2-30箱は積んである。すべてセール品だ。そして気前よく人にあげてしまう。なんだか節約しているのか浪費しているのかわからない。冷蔵庫はいつもカラッポだ。基本的に食事は冷凍品と、インスタント、缶詰でまかなわれている。そんな彼女の口癖は「健康」だ。子供達がちょっとでも不調を訴えると症状も確かめずに薬を口に放り込んでしまう。私の物差しを押し付けたくないのであれやこれや言うまいが、うーん、人によって本当に考え方は違うものだ。彼等の子育ては凄まじい。一言で言えば軍隊方式。ものすごく厳しい。ほんのちょっとの粗相で、タイムアウト。そして強引なお昼寝タイム。10歳の子供にもこのお昼寝タイムは適用される。なので、彼等の子供達は確かに礼儀正しい。親の前では特に。親がいないと・・・・言及はあえてすまい。でもやさしい子供達なので問題はない。他にも私が驚くことはたくさんある。*炊きたての白いご飯に、市販の苺ソース(果汁0%)をかけて食べる。*肉を調理するたびに(たとえ冷凍物でも)キッチンカウンターを洗剤でスプレーしまくる。あちこちに洗剤が残っているような気がするが、まあいい。*私たちが遊びに行き泊まると、翌朝夫婦揃って11時くらいまで寝ている。仕方ないので私が朝ご飯を作り子供達全員に食べさせる。あとで「あなた、お客さんなんだからそんな事しなくて良かったのに」と必ず言うが、一度も起きて来たことはない。いつもは一体どうしているのか。(涙)*妊娠中に尿に糖が出て再検査になった。再検査は無事だった。「そうか、前回のテストの前の晩に、チョコレートを1ポンド、食べちゃったのよね』1ポンド=453.59237 グラム。彼女は甘党だ。*産後数か月経って、お腹が引っ込まないので紛らわしくもマタニティドレスを着ていた。なので親戚の人に「おお、次の子が出来たのかい?」と聞かれ激怒。10年経った今でも彼を許していない。私は彼が気の毒でならない。いやもうあげていくときりがない。そんな彼女に私は好かれているらしい。黙って話を聞いているからだろう。何といっても英語の話術が決して巧みではない私は、機関銃のようにまくしたてる彼女を前に、口を挟む高度な技術を持ち合わせていないだけなのだ。でも彼女はとてもフレンドリーなので、うちの息子達も彼女が好きだ。私も好きだ。一緒にいても楽しい。ただし、1回につき24時間限定ということで。
2007.01.31
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人にはいろんなこだわりがある。自分の中ではある程度完結しているので、そのこだわりが一般的だと思っているかもしれないが、人それぞれあまりにも違うので笑ってしまう。ある人は家が散らかってても気にならないが、バスルームが汚いのだけは嫌だといい、ある人は多少の汚れは気にならないが、散らかっているのだけは許せないと言う。ある友人は子供には一度も予防接種の類いを受けさせたことがない。フっ素入りの歯磨きも絶対使わせない。それなのに、子供の食事にはあまり気を使っていなくて、ジャンクでも着色料でも保存料でもおかまいなしだ。私の場合、まず家の散らかりは、気にはなるけど二の次だ。家がきれいだととても気持がいいが、「ほこりじゃ死なない」を実践してもいる。洗濯物もいい加減で、2-3日山積みになっている時もある。取りあえず、食べ物だけは多少は気を使っている。それでも使えるお金が限られているのでどうしても妥協をする必要がある。例えばオーガニック。もう何度も書いているが、オーガニックは高すぎる。栽培過程を考えれば無理もないが、いくら安全だと言われても家計を圧迫するものは辛い。そこで最低限度、これだけはできるだけオーガニックでないと、という基準を作ってみた。果物・・・ぶどう(干しぶどうはもう絶対)、林檎、苺ほかベリー類、梨。野菜・・・ネギ、葉もの、赤ピーマン、セロリ肉・・・ベーコン、ソーセージ、ハムなどの加工品その他牛乳、卵、大豆製品、コーン、米(もできたら)この基準は農薬が多く使われている、というものや、実際に私が育ててみて、虫が多くつくと感じたものだ。林檎の虫のつき方と来たらひどいものだ。これは農薬をたくさん使っているに違いない(と勝手に判断)でも例えばオレンジなどは、ほったらかしても虫がつかない。・・・ということは農薬をそれほど使わなくても栽培出来るのではないかという超素人判断。(よい子の皆さんは鵜呑みにしないでくださいね。)要は自分が納得出来ればいいのだ。最近あまり食べないものとしては、牛肉、大きな魚。でも時にはお寿司も食べたいし、ハンバーガーも食べたい。無理は禁物だ。あと家計費と相談しながら私がこだわっているもの、それは医薬品や化粧品、洗剤の類い。直接肌にふれるものや身体に取り込むものは、できるだけケミカルなものを避けたい。だから「ちょっとーなんとなーく頭痛ーい」くらいで頭痛薬を飲むなどもってのほかだ。(あくまで自分の基準です、あしからず)歯磨き粉、シャンプーリンス、手洗い石けん、基礎化粧品の類い、白髪染め。洗濯用洗剤、食器用洗剤などはすべてナチュラル系のものを使っている。確かに高いが、これは強迫観念があるので何とか捻出。特に洗濯用洗剤は次男がどうも香料にアレルギーがあるらしく、元夫実家で香料入りの洗剤を使ったとき、ものすごい蕁麻疹が出てなかなか消えなかったのだ。しかも洋服が触っているところだけなのであまりにも明らか。食器用洗剤は私がダメなのだ。自然素材の洗剤以外のもので洗った鍋やフライパンを火にかけると、わずかだが温まった香料が立ち上ってくる。いっくらしつこくリンスしたものでも駄目なのだ。あの匂いを嗅ぐとかなり具合が悪くなる。これもはずせない。でも何故か掃除用の洗剤は全然平気なので、あまり気にしてない。あくまでも私の偏った基準という事でよろしく。収入がおぼつかない私が、こういう値のはるものを使っていると、どこかで帳尻を合わせなくてはいけない。その思い切りのしわ寄せが衣服費に来る。昔はそれなりに気にしたものだが、今の私は「おされさん」からはほど遠い。そんなものにまでお金をかけていられない。そんな私の味方はSearsのセール。そしてRossやMarshallsなどのディスカウントストア。ガレージセールやGoodwillなどもまめに覗く。家具や電化製品はほとんど、掲示板の不要品を利用だ。だから私のうちに新品の家具はない。(きっぱり)自慢することでもないが、自慢しても嫌みにはならないだろう。だいいち男子2名がいる我が家で高い家具を買っても仕方ないのだ。このあたり(衣服・雑貨・家具など)で私は大幅に節約をしているに違いない。こだわりはとても個人的なものだ。王道なんてない。要は自分がどれだけ気持よく暮らせるかにかかっている。気持よくくらせさえすれば、ストレスも押さえられ、健康な暮らしにもつながるのではないか。その基準を人様に押し付けることだけはしちゃいけないけど・・・ね。
2007.01.25
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私はカラオケが嫌いだった。はじめてのカラオケデビューは、前にも書いたかもしれないが、新宿のゲイバー。先輩たちによく連れられていった、小さな店だ。私よりいくらか年上の2人の男の先輩は、取りあえず当時未成年だった私を、どういうわけか妹のように可愛がってくれ、ほとんど毎晩のように飲食街を引きずり回され、最後に行き着くところがこのゲイバーだった。そこのママは当時26歳のゲイではじめてのオカマ遭遇におびえる私を一瞥し、「なーんであんたたち、こんなしょんべん臭い小娘連れて来たのよ」といきなり言い放った。初日はとってもいじめられた。そして無理矢理マイクを渡され、歌わされた。初めてのことにブルブルと緊張した純情な私。声の震わせて歌い終わった時、オカマママは大げさに手を叩きながら「素敵素敵ィ、早く終わって良かったわあ」こうしてカラオケは苦いデビューを迎えたのだった。その後も2年ほど、その先輩達との夜遊びは続いた。何故か彼等はその後カラオケにはまって、私もしぶしぶお供した。カラオケボックスなんてなかった時代だ。場末チックなスナックでは、マイクを握る人々が次々登場するので、私の出番などはない。「うふふ、よかったー」とほくそ笑みながら薄い水割りをポッキーでくるくる回していると「おめえの番だよ、入れておいてやったぜ」と頼みもしないのに勝手に選曲され、マイクの前に押し出された。この先輩達には遊んでもらった、というより、面白がっていぢめられた、という方が正しかったかもしれない。その数年後、カラオケボックスというものが巷に登場してからも、私は何だかんだヘリクツをこねまわし、カラオケをできるだけ避けていたのだが、世の中にはカラオケ好きも多く、断りきれずに渋々ついていくこともよくあった。20代の後半から働いていたあるデザイン事務所は私をのぞいて5人の男がいる事務所で、ここでも私はほぼ毎晩のように飲み会につき合わされ、やはり同様にオンナ扱いは受けなかったが、幸いこのグループは飲む方が忙しく、カラオケなんぞは滅多に行かなかった。そうこうしているうちに私はアメリカに来て、結婚して子供産んでカラオケの存在を忘れたのだ。それがついこの3年ほど前、ある友人と親しくなり、ご飯なんかも食べに行くようになった頃、突然彼女が「ねえ、今からカラオケ行こうよ」と行った。「えええ?カラオケやだ。苦手だもん」「いいじゃん、行こうよ、楽しいよう」私よりもいくらか年上のくせに今時のラップから、日本のハヤリウタから、洋モノまでこなしてしまうカラオケクイーンの彼女を前にはじめて歌ったのは「風の谷のナウシカ」。(笑)押されるようにして、なつメロを歌っているうちに「おお、なかなかこれも楽しいじゃないか」という気になったのだ。そのうち、実は回りにけっこうカラオケ好きがいることがだんだんわかってきた。今は回りを巻き添えにして2ヶ月に1度か2度、行っている。ドラマで覚えた新しめの曲なども仕入れるようになった。カラオケクイーンの友人は、今は南カリフォルニアにいるので普段はそうそう会えないが、こちらに来るとかならず一緒にカラオケに行く。最近はろくに本も見ないで選曲してしまう私を面白がって見ている。この年になって、「趣味はカラオケです」っていうのもなんだかなあと思うが(笑)、楽しいなら何でもいいのだ。それともオバさん化がすすんで来たことの証だろうか。ま、いいストレスの発散法ではあるし、ね。さあ、私と一緒にカラオケに行きませんか、みなさん。
2007.01.22
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さぼりにさぼっている日記だというのに、見に来てくださっている方ありがとう。心を入れ替えて、豆に更新しよう。去年はとっても忙しかった。でもいっぱい、いろんな人に会えた。私の仕事のひとつは人に会う仕事。たいていは一人につき2-5回くらいしか会わないから嫌なところは見ないですむ。ほとんどは駐在で来る人で、それなりに教育も受けている人たちだから、表面上、無礼な人や感じの悪い人もそういない。それでもこの3年で、お世話した人は150人、延べ出身国は33カ国、仲良くなってお友だちになった人もいるし、いろんな話が聞けてとても楽しかった。世界中に60億を超える人がいる中で、個々のステレオタイプを言うのも馬鹿らしいが、それでもある程度の文化背景や、民族の意識、常識の違いなどが相まって、おぼろげな国民の特徴などはあると思う。今日はふたたび独断と偏見に満ちあふれたお話。例えば日本人はやはり相対的におとなしいと思う。もちろん個人個人はおとなしくなんかちっともなくて、家の中ではきゃんきゃん喚いている人や、おしゃべりな人も山ほどいるけれど、言い値でものを買わされたり、公共の場で言いたいことが言えなかったり、言ったとしても控えめなので無視されたり、とそう言う経験をしたことがある人はたくさんいるのではないかと思う。K国の人も日本人とそう言う部分が似ているような気がする。彼等自身の国の中ではどうだかは知らないけれど、少なくともここに来ると、あまりガンガン人を攻めたりはしない。控えめで礼儀正しい人たちが多いのだ。そこへ行くと同じような顔をしていても、かの大国の人たちは違う。同じ血筋でもHKやT湾の人たちはまだ薄めだが、「メインランド」は濃い。とっても濃厚だ。あまりの濃さにお腹いっぱいになること間違いなし。人なつこくて気さくな人が多いが、主張は激しい。そして日本人の感覚では顔が火照るようなこと(おもに金銭的なこと)を平気で言ってくる。あっさりしているようでなかなかしつこい。それでも最後にはすべて「はっはっはー」と笑って終わりにするのでこちらは煙に巻かれた気分だ。これが私にとって、「働きがいのあった民族」2006年度版第3位。(笑)やはり大国というのはそうやって切磋琢磨していかなければいけないから逞しいのか。と思うと、地中海の超小国、「以色列」。去年、おととしはこの国の方々と、やはり満腹になるまで働いた。私はこの国出身の友人も何人かいて、決して悪い印象を持っているわけではない。彼等の英語の訛りはとてもエキゾチックで素敵だし、人なつこい人も多くて、かわいらしい。でも頑固だ。しかも一度こうと思い込んだら、なかなか変えられない。気難しい、ともいえる。この人たちとお仕事するときは他の国の人たちより3倍くらい働く覚悟でいなくちゃいけない。だから第2位。そして他に大きく水をあけて堂々の第1位を獲得したのは、これからも素晴らしい活躍が予想される、印Dの方々だ。彼等の右に出るものはいない。どんな行動に出るか、いつも予測不可能であり、私の仕事をこのうえなくスリリングで冒険に満ちあふれたものにしてくれる。人の話をまったく聞いていない。人の時間を時間とも思っていない。計り知れないプライドの高さ。小さな1セントも無駄にしまいと思う経済観念の強さ。世界の常識はこの俺様だというような、その揺るぎない自信。私のように微小でちっぽけな人間は彼等の前に出るとひとたまりもない。本国イギリスの人間でさえ言わない、「自分たちのキングス・イングリッシュはアメリカ人に通じない」を楯に自分がドライビングテストに落ちるのも、運転が下手なのもきっぱりとアメリカ人のせいにする。待ち合わせ場所に現れないばかりか、平気で「あ、今日はやっぱり行けない」などと待たされたあげくにそう言われた日には、ぶるぶる震えるこぶしをなだめるのに一苦労だ。突然勝手に計画を変えるのも彼等の得意技だ。けっこうフレキシブルな人たちなのだけど、他人にもフレキシブルを要求するので働く方は大変なのだ。そんな彼等も人のいい人が多く、たいてい「この仕事が終わってすべてが落ち着いたら、うちに来て、夕飯をごちそうさせてくれ」などと気のいいセリフを言うが、実際にそれが実現することは滅多にない。他にもいろいろあるがきりがないのでやめておく。実際、中南米方面に関わっている方からのいろいろな興味深い報告も聞こえてくるが、わたしはあまり関わっていないのでそれはそれで幸福かもしれない。個人的にお友だちにはなりにくいが、ヨーロッパ方面からの人とは働きやすい。ってか、個人主義というだけなのかしらね。そんなアメリカの、このシリコンバレーは特に私の住むエリアは、印中二大大国による乗っ取りがもうすでにもう始まっているような気がする。カレーが勝つか、餃子が勝つか。興味深いところではある。
2007.01.16
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アメリカの正月は寂しい。大晦日はカウントダウンで盛り上がり、正月はフットボールで大騒ぎするが、2日からはもう平常に戻る。3が日は少なくともお正月気分を味わえる日本とは大違いだ。それでも日本人の多いこの土地に住んでいる私はまだまだ恵まれている方だ。大手の日系スーパーも車で5分のところにあるし、韓国系でも中国系でも何でも揃う。大晦日は友人宅で小さなパーティをしてそれから皆で連れ立ってお寺に行き、除夜の鐘だとばかり思っていたが、実は法要だったけど、それでもおごそかな新年の雰囲気は味わえた。年越しそばもごちそうになった。お正月は去年に引き続き、朝は機械でついたお餅を食べ、おせち作りの続きをする。お重につめて親戚宅へ。そしてテーブルに広げられた色とりどりのお正月料理でいつものようにお祝いをするのだ。毎年この親戚宅で過ごしている私は、もう日本の正月を14年も迎えていないことになる。2日は仕事が午後から入っていたので、午前中はのんびりできたけど、相変わらず腰が痛かったので、ベッドでのんびり、子供達も本を読んでいた。仕事のあと、子供達を元夫宅からピックアップしたら、長男が珍しく熱を出していた。この子はそろそろ11歳になる今まで、熱を出したのは3回くらいだ。だいぶ辛そうで、それでも夕飯を軽く食べさせたらすぐにベッドに入って寝てしまった。夜中に起きて来て水を飲み、それからいきなりキッチンの床に吐き出してしまった。着替えさせ、足だけ洗わせて、ベッドに戻し、私は床掃除。(泣)それでもそのあとは朝まで寝てくれた。正月当たりは体調を崩す人が多く、まわりにも病気の人がけっこういる。今日は仕事もキャンセルになり、長男はまだ具合が悪いので、3人で1日家にいた。朝はオートミールとヨーグルト、昼はおかゆと、コーンスープを作った。午後はみんなでこたつにもぐり、みかんを食べながら「人生ゲーム」をした。長男は淡々と駒を進める。人生の挫折でも平然としている。(笑)次男はなかなかの野心家のようだ。私が彼のサラリーを奪ったときは半狂乱になり泣きながら私に食ってかかった。長男の「C'mo-n! This is just a GAME」のヒトコトでよけいに逆上したようだ。結局メラメラと燃やした野心の炎が功を奏し、次男が大差で勝ったのだが、この先が思いやられるというものだ。このゲームでもっと人生の厳しさを学んでもらおう。(笑)まあ、そんなこんなで1日が終わり、正月らしい気分を味わえたといえば味わえた。こたつさまさま、なのだ。夜は次男のリクエストでメンチカツ。キャベツと玉ねぎ、人参をたっぷり刻み込み柔らかめに作った。長男にはきついかなと思ったけど、まあ豆腐の味噌汁もあるし、お昼のお粥もある。長男はやはり体調が悪く、夕飯を食べたら、8時にもならないのに寝てしまった。さてさて、こんな感じでやはりバタバタと過ごした3が日、今年はどんな年になるのでしょう。みなさま、今年もよろしくお願いします。
2007.01.04
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現在午後3時。教会から帰って来て、昼ご飯を食べ、ちょっとベッドにゴロリと横になって読みかけの本を読んだ。本当はこんなことをしている場合ではないのだ。なんたって大晦日ですもの。本来ならお掃除したりおせちつくったり。でも今日は朝市で友人宅に行って猫の世話をし(餌やり、トイレの始末、そして点滴・涙)そのあと教会に行って今年最後のお努めも果たし、帰って来て昼ご飯を作り、そしたらもう疲れてしまった。なんたって私はまたぎっくり腰がぶり返したのだ。(怒)こんな状態では大掃除やおせちどころではない。今日は取りあえず、ささっと片付けて、掃除機をかけて、洗濯物をたたんで。それから今夜、友人宅に持っていく簡単につまめるようなものを準備。*サラダ*チーズ入り揚げワンタン*枝豆*おいなりさんそのあと皆で除夜の鐘を聞きにいくのだ。そこのお寺で年越しそばも振る舞ってもらえるので、おそばの用意も省略出来る。(笑)もともと「紅白歌合戦」はどうでもいい人間なので見ないし。子供の頃からどちらかというとNHKの「ゆく年くる年」が好きだった、地味ーな性格なのでアメリカ流のやかましいパーティは好きじゃないし。だから、除夜の鐘。明日の朝はつきたてのお餅を食べて(っていっても電動もちつき機ね)、それからおせちの準備。本当は年末に作るものなんだけど、どうせおせちを食べるのは親戚宅で夜なので、どうでもいい。*くりきんとん*黒豆(市販)*筑前煮(お煮しめの代わり)*伊達巻き*二色卵*かまぼこ(市販)*ウインナー(笑)*えびの塩焼き*手まり寿司(まぐろ、はまち、鮭)が、うちの今年のおせち(予定)親戚宅ではやはりそのうちの、しかも数の子、田作りなどもきちんと入った伝統おせちがある。そしてお雑煮、ちらし寿司、手巻き寿司、アメリカ人用にローストビーフとサラダ。私は5年前までおせちは作らずにただごちそうになっていただけなんだけど、やっぱり少しは自分でも日本人らしいことしたいなあと思って、彼女のおせちとあまりバッティングしないようなものを選んで作り始めた。いつもはお正月までツリーが出ているのが嫌で、年末に片付けてしまうんだけど、今年は腰が痛いので、とても無理。だからせめてリースのかわりに玄関にしめ飾りを飾った。これはシアトルの友人からのおみやげ。なんたってシアトルにはダイソーがある。そのダイソーがとうとう今年、うちのエリアにも開店するのだそうだ。もうサンフランシスコの近くには開店しているんだけどね。来年からはもっと気軽にお正月準備ができそうだ。わくわく。さて、それでは子供達の尻でも叩いて。掃除でも始めるか。それでは皆様、良いお正月をお迎えください。
2007.01.01
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