さ・る・の・あ・な・た

さ・る・の・あ・な・た

2009.07.16
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まさに、タイトルそのままなのですが、

キーワード「 シンガーミシン 」で検索していて、こんな素敵なサイト発見しました(^^)。

http://www.singermemories.com/index.html

およそ150年間にわたり、世界を席捲したシンガーミシンカンパニー。

ミシンの代名詞の『 シンガー 』が、栄光のブランドネームのみ残して
どうして、どのようにして企業本体が消えたのか、
野次馬ながら(笑)、興味がありました
(検索しても、日本語版ウィキでも現在のところ見つからない。)

このサイト作成しているかたは、
スコットランド系の両親のもとにメキシコで生まれ、
南米で育ち、現在はカナダ在住とのこと。

このかたのお父上はシンガーのサービス部門でゼネラルマネージャー
(この場合、支配人または営業部長と訳すのでしょうか(^^ゞ)
として販促に辣腕をふるい、
1960年代にリストラでシンガーを離れるまで、
主に南米で活躍されたようです。
このかたが幼いころの思い出では
日曜日の家族ドライブのとき、とおりすぎる人々に手を振って会釈するお父上に
パパが知ってる人?
と聞くたび、
この世には2種類の人しかいないんだよ。
と、必ず返事がかえってきたのだそうです。

シンガーの顧客か、これからシンガーの顧客になる人だよ。

うーん。 ・・・なんだか、わが国の高度経済成長時代のモーレツサラリーマンもかくや
と連想するような(^^ゞ。

シンガーに貢献したお父上や同僚の方たちの、リストラされて後の悲運も
つぶさにみてきたこのかたの、「 シンガー 」への愛憎半ばする思いは、
察して知るべしというか、私などにはおしはかれない心境であろうと
胸がしめつけられます。

・・・シンガーの長い歴史の中で、12人しかいない歴代社長についても
簡潔にふれられていますが、全世界に拠点のあった多国籍企業グループにふさわしく、
社長もグローバルな出自の方がいらっしゃいますね。

・・・10代目および11代目社長はすごい、
年表だとお二方が就任したのは1987年から1997年と最近で、
日本ではバブル~不況~超氷河期と表現された時代ですが、

10代目は企業本体の事業部のほぼ大部分を最高落札者に売り飛ばし、短期間に
約15億ドル (! ! ! 国家が買えますね(^_^;)・・・)
の収益を手にいれたのもつかのま
背任横領で告訴された。

11代目は、「シンガー」を買収した中国系カナダ人の華僑。
合衆国およびカナダや香港の銀行から
企業およびブランドの復興のためという大義名分で
1億ドルもの資金融資にまんまと成功し、
「上海シンガーミシンカンパニー」をふくむ周到に計画した企業ネットワークを設立。
・・・この人が、2000年に中国本土で「行方不明」になるころには
銀行の借入金や会社の資産はそっくり消えてしまいもぬけのからだったとか・・・。
・・・現在、香港で公判を待つ身だそうで。

企業乗っ取りはえげつないですねー(>_<)。読むだけでどっと疲れます。

・・・ところが、シンガーハッピージャパンの 「シンガーの歴史」 では、
歴代社長のうち同時代、このお二方と別人のお名前が載っていますが、
これはどういうことなのでしょうか?
複数の代表取締役が存在するのか、同じ「 シンガー 」グループで
別法人とみなされているのか・・・、
(まさか、改宗した別名ではありませんよね? (^_^;))

いずれにせよ、シンガー終焉時代のダークサイドなのでしょうか。

企業の斜陽化とは逆に(笑)、
有名無名、全世界のあらゆる人々が登場するシンガーの豆知識は
読んでいて楽しいです。

わが国のこともちょくちょくでてきます。

・・・ヒロヒト皇帝(昭和天皇陛下)が花嫁に
特注の菊の御紋入りのシンガーミシンを贈ってから、
日本の一般家庭でも、実際に使用するかどうかはともかく、
ミシンが普及するようになった。・・・

若き日の両陛下のほほえましいエピソードもさりながら、
わが母と祖母を思い出し、読みながらにやけてしまいました(^^ゞ。・・・かつてわが家でホコリをかぶっていた、
ボックス収納タイプのジューキの足踏みミシン。

・・・田舎の祖父母宅の廊下に、赤さびだらけで放置されていた蛇の目ミシン。
私がこどものころ、  「何年前のミシン?」「どうやって使うの?」
と聞いてもこたえずに不機嫌になった祖母。

・・・私が整理下手でたいそう不器用なのは、
代々うけつがれた遺伝的資質なんだなーと、納得してしまいます
(って、ひとのせいにしちゃいけませんね(^v^))。

・・・まだまだ、これから楽しみに(辞書引きながら(^_^;))、読んでいきたいウェブサイトです。

栄光のシンガーミシン、その最高峰は
大正~昭和初期に
スコットランド・クライドバンク市の自社工場で製造・全世界に販売された
スフィンクスのミシン 』でしょうか。

デザインの美しさ、使い心地のよさ
ともに当時の最高水準だったのではないかと思います。
残念ながら、私もこれの実物は拝見したことがないのですが、
( ネットオークション ではしばしば目にします。完動品はめったにないようですが・・・
レストア済みの完動品となると、有名な マスザワミシン さまに問い合わせる
ほうが確実なようです)
現在も所蔵しておられるかたには、ぜひ大切に保管していただきたいですね(^^)。

シンガー職業用ミシン・商標.JPG

わが家にあるシンガーは、せいぜい昭和30年代製造
(たぶん日本製)で、骨董価値はありませんが、
シンガーミシンの栄光と斜陽の歴史をみるにつけ、
私のところにきてくれたこのミシンを大切にしたいと思いました。
一生、使いきりたいですね!

綿パンツ2.JPG

写真は、最新作の
しじら木綿と七分丈の綿のイージーパンツ。
ブラウス といっしょに、夏のワードローブで活躍してくれそうです。






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Last updated  2009.07.16 22:55:56
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