さ・る・の・あ・な・た

さ・る・の・あ・な・た

2015.07.09
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カテゴリ: つれづれ日記

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ニュース

陰湿ないじめが原因となる子供たちの死は、もう30年も前からえんえん報道されているのに
根絶しませんね。

大きく報道されたあの大津の事件も、依然
おとなたちの教訓になっていないということでしょうか。

いつも思うのだけど、
報道される事件。

担任の先生はじめ学校の対応が、いいわけしてのらりくらりとにげまわり
時間をかせぎ隠蔽するばかりで、絶望的なほど不誠実ですね。

自らを消したいほど追いつめられる被害者およびその家族がまったくうかばれない。

不思議でたまらないのが、
とおりいっぺんの反省の弁だけで現場がいっこうに改善されるようすがないこと
(またべつの小中高校で、おなじような事件とにたりよったりな対応)。

いじめをみてみぬふりしていたおとなが、
そのばかぎりでしおらしいこといったところで、
被害者家族の傷が癒えるわけもなく。

いじめた当事者たちがいちばん悪いに決まっているのだけど、

何十年もいじめによる死がくりかえされながら、
学校現場のシステムは根本的になにも変わらない、

加害者を処罰する規則(絶対必要だと思う)もなければ
法的な教職員へのペナルティもない、

あきれたことに「いじめっ子を罰する規定がないからどうにもならない」
と堂々と教員の無対応を説明する御仁までいらっしゃる。

要するに、生徒より教員を守るために
(体罰できないから子供を叱らない、問題教師を処分する権限は校長にない
良い先生がいてがんばっていたとしても昇進昇級に無関係)
無為無策、子供見殺しOK。
な無責任システムを周到に手配しているとしかみえない。
いいんですか文部科学省! !

つごうのわるいことはみてみぬふり、教師を庇うために学校ぐるみで隠蔽

バレさえしなければいくら悪いことしてもいい、
誰もとめないんだから、みんなやってるんだからいじめてかまわない。
と、子供に刷り込んでるも同然ですね。おとなの背をみてこどもは学習する!
なんと逆説的な教育(暗澹)。


もう、制度自体を改変するべき時機だと思う。

「いじめ」と分類されるけど、暴力暴言や因縁脅迫や破壊は犯罪行為。
心身ともに傷つき、通学が怖くなるほどの人権侵害は、れっきとした憲法違反
(教育をうける権利、健康に生活する権利を妨害されている)。

どうせ先生は何もできない非力な存在なら、警察の力をかりてください。

校内に防犯カメラと、即時通報可能な通信機器設置。

ついでに、いじめによる死者がでた学校の管理職および担任は即時懲戒免職。

実施してもぬるいくらい、
現行の教育委員会や学校組織を解体して、再編しなければいけない時になっていると思います。

メディアにも違和感あり、

いじめに苦しみながら生きているあいだは、みなみてみぬふり
で誰も助けてくれなかったのに、
亡くなったとたんにマスコミがとびついて世論の嘆きをかきたて
センセーショナルに報道するのをくりかえしていると、

いま現在この瞬間もいじめでつらい思いしている子が、
「自分も死んでしまえばこんなにみんなが気にかけてくれるんだ」
と解釈して、生きる希望を失う悲しい結果を誘引しないでしょうか
(もしかしてそれを煽っている?)。

「あとのまつり」は絶対にいけません。
思いつめる前に、なんとか助けたい、その方法こそを、おとな全員で考えなくては。

岩手のニュースのように、

思いやりのある優しい子が、
(だからこそ)いじめグループに目をつけられ痛めつけられて
絶望の果てに死を選択する、あってはならないことです。

えげつない事件が起こるたびに
「(犯罪者の)人権ガー」「未成年の更生の機会ガー」「少年法ガー」
と喧しい、人権派の皆さま。
加害者の人権にすら配慮するひろい心をおもちなら、
どうかまず被害者を率先して救済してください。
本当に助けねばならない、優先して応援すべき人をないがしろにして
さかんに人道を訴えるのは欺瞞でしかないと思います。

「いじめ」という殺人 加わった「犯人」たち

岩手県中2男児自殺 学校の隠ぺい体質

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親御さまたちへ。

お子さんがなやんでいるそぶりがあれば、
どうかまず、寄り添ってじっくりと話をきいてあげてください。

万が一深刻ないじめがあれば、しばらく学校を休むのもありです。

残念ながら、学校はせまい遮断された世界。
良い先生や友人に恵まれればそれにこしたことはないけれど
偶然の要素が大きいので、「はずれ」もありえます。

貴方はなにも悪くない。
なにがあっても、ぜったいに(親や家族は)貴方の味方だよ。
と、しっかりくりかえし伝えてあげてください。

そのうえで必要なら、転校も視野にいれる。
学力をやしないキープできる塾等をさがす、
法律のプロに相談する
等々、お子さんの居場所を確保することふくめて対策をたててください。

本人の「やる気」さえあれば、進学や資格取得はなんとでもなります(ほんとうです)。

わが子を護れるのは、親しかいません。


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Last updated  2015.07.15 15:50:52
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