草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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草加の爺(じじ)

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2021年03月01日
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上善は水の如し。水はよく万物を利して争わず。けだし名言というべきでありましょう。この言葉の中

に全てが尽きておりまして、余計な解説など邪魔にこそなれ、不必要でありますが、私は今現在、隠者で

あり、「爺捨ての身」でありますから、自由な御託を述べても余り障りがないでしょうから、この立場を

最大限に利用してみようと考えております。


 時により 過ぐれば民の 嘆きなり 八大龍王 雨やめたまえ   ( 源 実朝 )


 最善は最悪と同義でありますから、時に人々の嘆きを呼ぶ。

 津波に代表される過剰なる水の氾濫は、わが国では頻繁に起こり、人々を苦しめて来ている。台風や暴

風に伴う河川の洪水災害は数えるのに枚挙の暇もありません。

 これは、国土中に「上善」が遍満している証拠の、裏返し現象であります。



世紀を迎えている現在の周囲をめぐる海の汚染、河川の汚穢、森林の枯渇の惨状は何としたことでありま

しょうか。みんな誰の仕業でもない、我々人間のなした悪行の結果であります。高天原にいらっしゃる八

百万の神々は、どのように嘆き悲しんでおられることでありましょうか…。

 老子の言葉に戻りましょう。

 古言に言っている、曲がれば、即ち、全(まった)し、と。樹木について考えると、まっすぐな木は有

用な材として用いられるから、木としては伐採される憂いがある。これに反して、曲がりくねった木は、

役に立たない木として捨て用いられないが、木としては自己の生命を全(まっと)うすることが出来る。

 ―― これは、人が自己の聡明叡智などを現さないことが、自己を安全に保つ唯一の方法だと述べたも

の。

 例えば、尺取り虫に見るように、身を屈することがあるから、伸びる時が来る。人の一生もまた同様で

ある。又、土地が窪んでいればこそ、そこに水が一杯になる。人も同様で、謙虚であれば、多くの徳を入



からこそ、物が増えてくる喜びを知るのだ。  ―― 以上、消極を守る事の利益について述べている。

 これに反して、学問をして、多くを学べば学ぶほどに、迷いが多くなってくるものである。(―― こ

れは積極の害である)

 このようなわけであるから、聖人は最も少ないところの一つの道、消極の道をしっかりと抱き守って、

天下の模範となるものである。聖人は常に自分から身を現そうとしないから、却って明らかに表れる、自



ら、却って手柄が成り、自ら心に誇らかに感ずることがないから、結局永遠の生命を保つことになるの

だ。要するに、聖人は他と競争することがないから、天下の何者も肩を並べようとする者がなくなり、自

然、最上の地位を勝ち得ることとなるのである。

 古語で言う所の、曲がれば即ち全しという言葉には、決して嘘や偽りはないのだ。それ故に、我々はこ

の言葉の教えに従って、天から享けた全き徳を、そのままで天にお返しするように努力しなければいけな

い。

 天然自然を宗として、極力人為を排せよとの老子の教えが彼の教えの根底には、常に主張されていて見

事である。

 さて、草加の爺こと古屋克征は、老子の教えを知らず知らずのうちに励行実践しておりまして、基本的

には楽しい毎日を送ることに成功しております。何か、考えや行動で迷いや不安を感じた際には、決まっ

て私の身うちにおのずからに備わっている「天然・自然」の声に耳に傾けて、その語るところを聞き取り

、時には「その声の語る内容」を取り違えて、時間的なちょっとしたロスをすることもあるのですが、大

体に於いては間違いのない行動をとる事ができています。

 それと、常に自問自答を繰り返し行う事を実践し続けて、怠る事は致しません。

 私に限りませんで、天からの声なき声、地からの音なき囁き、身内からの以心伝心の導きに意を用いる

事に努力をし続けるなら、大体において人は、この世での行動の迷いを排除して、自己本来の正しい道を

歩むことが出来る筈であります。つまりは、そのように「仕組まれて」いるからですね。


  うち日さす 宮道(みやじ)を人は 満ち行けど わが思ふ君は ただ一人のみ  ( 万葉集より 



 天然自然の恋心とはこうしたもので、千数百年前も、現在も何ら変わりのないものであって、異性が互

いに強く惹かれ合って恋心を抱くのは、何と素晴らしく、無条件に共感してしまう天からの賜物でありま

しょう。私も、若い頃には淡いものではありましたが、幾度かは経験した感情でありますが、自分自身も

相手の女性も共に美しく感じられて、心の中まで清められる感じでありました。もしかしたら、人間の感

情の中で一番に清浄で清らかなものではないでしょうか。これも生まれながらにして身に備わった宝物の

如きものであって、感謝しないではいられません。

 所で、私が若年から押しかけ弟子をしている人類の偉大なる師・ソクラテスは悪妻と伝えられるクサン

チッペを他所にして、美少年の尻ばかり追いかけまわしていたと、悪口を言われますが、さにあらず、彼

の狙いは有能な若者の魂に、直接最上の善知を注入し、良き国家の指導者を育成しようと考えていたから

にほかなりません。ソクラテスほどの賢人になると、異性同士の結合による世代の継続よりも、同性によ

る霊魂の増殖増加をこそ、優先させる賢明さを有していたのでありました。それを称して、世人はプラト

ニック・ラブと唱えるのですね。

 異性との肉体的な結合がもたらす快感以上に、魂の強烈な結び付きがもたらす恍惚・忘我の愉悦は、激

しいものであり、忘れられない感動であります。


 老子、曰く、真実味のある言葉は、決して美しく飾ったものではない。これに反して、美しく巧みな言

葉には、信実味がないのである。真に善行をなすもの、善を衒って口先で弁じたてることをせず、口先で

得意に弁じたてる者は、実は善行をなさない。真に知っておるものは、該博に論ずることをせず、博識を

装って広く論じ立てる者は、真に知るところのないものである。さて聖人は決して自分の家に資材を蓄積

することをしないものである。それでは自分自身が貧苦に陥るかというと、そうではない。既にして一切

合切をあげて人の為に尽くし、人に与えてやれば、それがやがて己に返ってきて、以前よりもより多く所

有することとなる。結局のところ、天道と言うものは、あらゆるものに利沢を与える事はするけれども、

これを害することをしない。これに対して聖人のやり方は、万事を自分の力でなしながら、その手柄を他

と争うことをしないのである。


  老子様 我を日ごとに 導きて いとたや易くも 自然を説けり

    美しき 悦子が夢に 現れて 和服着こなし 一指しを舞う

      宵ごとの 目覚めの床の 嬉しさは 花粉の嘆き 失せし事なり

    春霞 流れ棚引き 静まりて 心に残る 悦びの声

  春近く 白梅香り 花やげる この清(さや)けさは 浄土なりけり

     惚け惚けし 枕の畑に 咲く花は 色とりどりに 美しく見ゆ

       我妻と 深く契りし 蓮の花 来世ではなく 現世にてなり

     振り返る 数々の事 みな嬉し 君と歩みし 日々の形見ぞ

  吾はまた 生まれ変われば 輝かし 当代一の 色男なり

    君も又 生まれながらの 佳人にて 日々磨かれて 珠と化したり

      やよ急げ 天国まさに 身近なり 娑婆に泥みて 本意な忘れそ

 私の駄句製造はこの様に、即座に出来て、留まるところを知りません。本当に手が付けられないとは、

この様な事を言うのでありましょう。

 所で、私は私流の 自然流 を勝手に会得したと心得て、大体においてまちがいのない、愉快な毎日を

送る事が許されておりまうが、この自分流の自然ですが、考えていたほど容易ではありませんで、そこに

は様々な障害と言っては言い過ぎなのですが、雑多な妄想が混入してきては、迷いや戸惑いをもたらして

しまう。凡夫の悲しさ、一度この障害を意識してしまうと、気持ちが揺れてしまい、ああでもない、こう

でもないと余計な思案をかかえることになり、そうなると、もう不安な気持ちは増大する一方で、とんだ

自然流に陥ってしまう。

 ですから、どうあっても私は自分の 自然 を抜け出すことはないのだから、安心して気楽に行動をす

るように、自分自身に言い聞かせるようにしております。

 現在伝わっている「老子道徳経」は、政治の在り方、人間の生き方、を「道」に従うべきだと説いてい

る。道とは、宇宙開闢以来から存在し、現在なお宇宙及び人生を支配している究極的な道理を言う。その

具体的な内容については、内容を詳細に熟読玩味する他はないわけで、その実践に至っては至難の業と言

うほかは無いようであります。いずれにせよ、春秋戦国という長い苦難の歴史の中で、鍛え抜かれた中国

民族の叡智の結晶であるこの書から学ぶことは、非常に有益であることに間違いはないのでありまして、

それは読者それぞれの立場によっても、まちまちである筈です。

 ここで、今朝の夢に見た懐かしい人をご紹介しましょう。人気の番組「太陽に吠えろ」の演技係を長年

務めていた深ちゃんこと深山氏であります。非常に個性の強い方で、若い頃には自衛隊で活躍して、中年

を過ぎてから芸能関係に入って来たのですが、詳しい経緯などは私は存じません。演技係という職種はそ

れこそ縁の下の力持ちで、陰にいて番組を支える重要なポストです。私は数多くの番組を手掛けたので、

様々な人々と一緒に仕事をしました。深ちゃんとはそんなに長い期間ではありませんが、夢で見るほどに

大変お世話になっています。監督で深ちゃんを演技者として高く評価していた斎藤光正さんの事を、自然

に今思い出したりしました。懐かしい限りであります。





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最終更新日  2021年03月01日 10時52分02秒
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