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部屋の中が31℃でも、涼しく感じる今日この頃。湿度がなければ、過ごしやすいのですが…。風の通り道をしっかり確保して、直射日光防止!湿度と気温に応じて、窓の開け閉めを行う。(必要に応じて、空調も使いましょう!)四つの部屋と広いリビング…。(うち二部屋は倉庫)カビが生えないように、虫がわかないように、定期的に掃除もしないとね…。年年、快適な過ごし方を研究し続けています。今朝は外稽古2時間。11時を過ぎると、日陰がなくなってしまうので、遅くても11時20分までには家に帰ります。日影がちょうどかかる時間帯が9時から11時なので、1時間は太陽にあたりながら站椿功をしてから、日陰に移動します。午後からは、今の季節は部屋の中で稽古の続きをします。稽古後、水分は400㎖(2カップ分)流失していました。まあまあですね。北京での稽古の際は、激しい動きも多かったですし、稽古後1㎏体重が減るのは当たり前でした。今考えると、心臓への負担が凄まじい生活をしていたと反省します。家の中の気温も外と変わらず…。でも、雨が降らないだけましなのです。熱を冷ますために、緑茶にミントと生姜、ライムを入れて爽やか茶を飲んでいます。もちろん、温かいお茶です。でも、涼しくなる。「心静、自然凉…。」山東省は、農作物が安くて豊富。果物や野菜もたくさんあります。今日も、大量のカリカリ桃、種あり葡萄、丸ごと一個すいかを頂きました…。青島の富士リンゴは、酸味と甘味のバランスがよくて、とても美味しい。暑い夏には、リンゴの酸味が心地よい。甘くないカリカリ桃も大好物です。(果物は、リンゴか桃くらいしか食べません)今日は、35℃以上になるので、ピリ辛冬瓜スープを作ろうと思います。
2026年07月29日
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7月23日大暑。日本各地では、37℃から40℃以上を観測中。中国では、新疆トルファンが49.8℃を更新中。南方では、相変わらず、水害や風害が多発しています。『五運六気』の六気では、大暑から、下半期の四之気に入ります。今年の司命(長)は、少陰君火なので、火が強いのは変わりません。下半期からは、陽明燥金が半年を司り(在泉)、四之気の主気客気ともにダブル太陰湿土が降臨します。太陰湿土の双湿は、例えると、高圧力蒸し器のようなもの。湿の気が増幅されて、重だるい、粘り、滞り、気の停滞などにより、環境や人体における影響も出てきます。太陰湿土は、気の上昇、気の降下を滞らせるため、火と水の循環がスムーズに運行しなくなります。それによって、自然界では、菌や害虫なども発生しやすくなったり、頭が重い、下肢の浮腫み、重だるい、四肢に力が入らないなどの症状もあります。また、湿土は、脾経に当たるので、消化吸収が充分に行われにくく、気の運行も阻害されるため、排泄に問題が生じたり、体内に老廃物が残留しやすくなります。少陰火と陽明金は、水蒸気を消耗し続けるため、バチバチの雷とか、激しい雨など、火と水の交戦も激しいです。7月25日庚子から中伏となります。三伏は、「庚伏」とも言います。庚とは、天干の庚金。伏は、潜伏の意味です。庚は、白虎七宿の「参宿」(オリオン)の象から来ています。ちょうど、秋口から冬を越す、半年にかけて観測することができるので、「涼しい金の気」の代表格です。空に「参宿」が見えると、天気は徐々に涼しくなることから、暑い夏を乗り切る間、参宿の降臨を心待ちにしていた人たちの思いが三伏に込められています。潜伏している庚(参宿)が顔を見せる時が、「出伏」です。太陰湿土のイメージ私達、饅頭マントウや包子になっちゃいそう。なんとも、過ごしにくい夏ですね…。
2026年07月25日
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認知症は、中国語で痴呆症と言います。(というか、日本語で認知症というのをさっき知りました…)古中医では、痴呆症の原因は、長期に渡る『肝火旺』により神経細胞に炎症が起きて、脳が退化すると考えます。(今年は、特に増えそうです)肝は、神経や血管、筋膜を司るので、今年は、特に肝と腎を調える必要があります。肝の火が収まらない状態が続くと、脳の神経が詰まり「認知症」を引き起こしたり、軽い症状では、頚椎の筋膜が詰まって、頚椎の痛みに繋がります。例えば、小麦食のグルテンの蛋白質の粘着は、神経細胞や血管を詰らせます。現代のパンで、問題なのは、添加物が多いことと発酵時間が短いことです。私は、日本のパン(輸入小麦)やラーメンなどを食べると、胆経が詰まって、顔の側面(胆経)にニキビができたり、便秘になったりしていました。なので、ラーメンはもうずいぶん食べていませんし、日本のパンもほとんど食べません。山東省のマントウ(小麦粉が主食)や粉物は、食べても体調不良になることはありません。何が違うのかと思っていましたが、やはり小麦粉の種類が違うのはもちろん、あとは作り方が伝統式で、添加物も入っていないのが一番大きいと思います。それでも、最近は冷凍のマントウ、餃子、ワンタン、質の悪い乾麺も多くなっており、特にこちらで驚くのは、駅や高鉄では、100%カップラーメンを食べている人を見かけます。これらの麺類は、例の問題のある方の小麦粉食となります。昔ながらの老面マントウ(饅頭)は、「三次発酵」が基本だそうです。一次発酵:コネコネ捏ねた後、25℃~30℃(室温)で寝かせる。(発酵)二次発酵:ガス抜きをして、さらにコネコネ捏ねた後、また10~20分寝かせる。三次発酵:蒸し器に入れて、水から火にかけて、ゆっくりと蒸していく。これが三次発酵なのか?普通の作り方に見えますけど。これ以外の作り方があるのだろうか…。そういえば、発酵不要の小麦粉とか売られていますね。(いわゆる時短ということね)肝経を調える方法はいろいろありますが、簡単にできることは、足の裏の刺激と踵のコツコツ叩きです。足の裏には、筋膜や靭帯が複雑に絡み合っていて、その筋膜をほぐすことが有効的です。足裏の前方は、肝と繋がり、踵側は腎と繋がります。踵を硬い棒でコンコン叩いて振動させると、腎水が肝火を抑える作用があります。(水生木)今、レッスンでもしていますが、太極棒(なければ、麺棒など)を置いて、その上に足を乗せてから足裏をごりごり刺激させると、とにかく激痛です。(でも、効果はばつぐん)記憶力低下しているなと感じたり、頭がぼうっとしたり、筋が硬くてストレッチが苦手な人にはおススメです。また、今年に限らず、内臓にやさしい食事方法は、広東省に習って、良質なスープを摂ることです。(広東人は認知症が少ないそうです)スープとは言っても、添加物ばかりの即席スープは意味がありません。45分から90分じっくりと煮込んで作る、エネルギーの高いものでなければなりません。特に、骨や筋から煮込んだスープは栄養価も高く、消化にも良いので、夏場には最適です。肉が欲しくないときは、豆類、昆布、干し椎茸などの乾物も良いし、特に今年は根菜がよいです。今年の夏は、葉野菜や果物は控えめにして(体を冷やし、消化に悪い。陰木の気)、根菜(土の気)をメインにします。特に、冬瓜は重宝します。きゅうりやトマトなどの夏野菜はスープにするとよいけれど、食べなくても良い。陽の気を高めていけば、血管や経絡の詰まりも通してくれるので、結果的に、脳の状態もよくなり、認知症の予防に繋がります。ご参考までに。五行については、また座学の時に詳しくお話します。
2026年06月01日
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長沙の修行から帰ってきてからの久々の外稽古。やっぱり、北の空気がいいわあ~。実は、大気の磁場は乱れまくっております。5日から7日は、湖北省黄岡に竜巻発生、江西省南寧では、豪雨と大洪水で毒蛇たちが流されたり。今回の台風バービーは、山東省にも来るというので、警報も出ています。7月7日に小暑に入りました。甲午から乙未月になったので、少しほっとしています。7月8日は、月と土星が壁宿に入るそうで…。外に出ると、スズメの赤ちゃんが倒れていました。亡くなってから時間が経っているようです。私がいたら、助けてあげられたのにな…。未(木墓)に入ってしまったのですね…。暑くて乾燥しています…。9時ごろ、西の空にうっすら月が見えました。壁宿は、乾卦の象です。修行において、また一つ良い兆しです。今月はあまり動かず、学びの姿勢で過ごそうと思います。天文アプリで星の位置を確認。この星たちを意識しながら、太極拳を打っています。今月は、いままでの蓄積が実りそうな予感です。
2026年07月08日
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奈良と言えば、柿葉寿司、吉野葛、黒豆茶、柿、ヨモギ、奈良漬け、大和当帰、大和茶などなど…いわゆる「郷土料理」ですが、身体にいいものいっぱいです!中でも、塔の茶屋さんの茶粥は素晴らしいです。ようやく、胃に優しい料理に癒されそうです。たかが「茶粥」と言うなかれ。ランチの茶粥弁当は、美味しい奈良が詰まった会席でした。飾りすぎず、自然体でも、歴史のある物はやはり違います。茶粥は簡単なようで、家ではなかなかこんなに美味しく仕上げることはできません。米一粒一粒の食感もあり、お茶もさらさらと喉を通り抜けていく。さすがは老舗茶粥屋です。柿葉寿司も美味しかったです。子供の頃苦手だった奈良漬けが美味しいと感じるようになったことを誇らしくかんじたりして…。お吸い物に入っていたミニサイズの柚(未熟柚」が最高に可愛かったです。香りは高く、こんな形でも料理に使えるのですね。初めて見ました。小青柑のように未熟な柑に茶葉をいれたりすれば、小青柚茶もできそうです。「ならまち」に移転したので、ならまち散策ついでに寄ってみてはいかがでしょうか?そうそう、奈良漬けでお薦めなのが、「黒い奈良漬け」「今西本店」は近鉄奈良駅から徒歩2分ほどの三条通りにあります。江戸時代から続く正真正銘の奈良漬けの老舗です。酒粕だけで作られる「純正奈良漬」は酔ってしまいそうなほど芳醇な香りで、(アルコールが高いので、開けて3日後くらいからが食べごろだそうです)全く塩辛くなく、そのまま食べても十分楽しめます。京都でも添加物の入っていない漬物を探すのが困難な今、奈良ではこういう昔ながらの製法で作られているものが多く残っているのも魅力の一つです。奈良、さいこう~。
2019年06月14日
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清明節。新茶の季節です。悲しいかな、現地に行きたくても、自由に動けないので、あふれる思いをぐっとこらえて、今年の中国茶の情報をネットを通して一方的に受け取るだけです…。春分を境に、毎日のお茶は、プーアル生茶が日課となりました。気候にも大きく左右されるため、いろいろ飲み比べながら、生プーのご機嫌を伺っています。大班章と呼ばれる「老班章」エリアの村寨と冰島五寨は、開発が最も進んでいる地域と言っても過言ではないでしょう。開発されれば、茶樹の環境も変化します。友人によりますと、今年の春冰島老寨の茶農家は新たな開発区に移転を余儀なくされるそうです。(拆迁)2012年の冰島老寨は村の唯一の製茶場「均翔号」でした。当時、古樹の生葉の単価は1㎏600元。毛料で1㎏2400元。現在2021年冰島古樹は3,4万元にまで値上がりしています。約20倍…。冰島老寨の今年の新芽私のお宝冰島五寨(冰島老寨、南迫、地界、垻歪,糯伍)の生プーは北京の倉庫に眠っているので、五種類の生プーを飲み比べた感想を紹介することができないのですが、手元に置いてある冰島老寨と地界を飲み比べています。冰島老寨も冰島五寨の地界も、異なる味わいと香があり、どちらも花香が高く、渋みもすっきりして好きです。使った水によって、味と香りが左右されるため、どの水を使うかまだ迷っています。左下冰島老寨 右下地界本来、冰島と言えば、冰島老寨のことを指します。しかし、老班章の名声で周囲のお茶も老班章組に取り込むのと同様、周囲の村も冰島組として売られています。値段は冰島老寨の4分の1くらいです。新班章を老班章と偽って売ると偽物になるように、もしも、南迫、地界、糯伍のお茶を冰島老寨と言うなら、それは詐欺になります。ちゃんと「冰島五寨」の茶と言わなければなりません。お茶に最適の水と土壌が備わっていることが、名茶の産地の条件です。数キロ離れているだけで生態は異なり、当然植物の味も異なります。冰島老寨茶の特徴はその独特な香にあります。その冰島の「気韻」と呼ばれるものが欠かせないと言います。数年置くと、薔薇香がほのかに帯びてくると言われています。老班章エリアを大班章と呼びます。南糯山と帕沙のお茶は長年の友人が作っているので、生茶、熟茶、紅茶、白茶どれも定期的に購入していますし、お茶会でも何度も紹介させていただきました。もう一人の友人がプロデュースしている古樹生茶もコストパフォーマンスが良いので、お薦めです。老班章古樹毛料、賀開古樹、章家三隊古樹、布朗山古樹は大班章にあり、飲み比べもなかなか面白いのではないかと思います。4月のお茶会は古樹生プーの飲み比べです。雨の日には気韻が閉じている場合が多いので、天気が良いことを願いたいと思います。
2021年04月12日
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未月は、長夏の土、湿熱の期間。もともと乾燥していて涼しい地域でもある欧州でも、40℃以上の気温と山火事が続き、本当に大変な状況です。中国も、雨の少ない北方もまるで江南地域の雨季のような夏を迎えています。湿気は本当に辛いですね。私の部屋は、安定の30℃から32℃…、湿度は70%…。ファンを回して、除湿機フル運転中。それでも、今年は早い段階で、暑さと湿気対策をしていたおかげもあり、それほど不調は感じていません。心気を消耗させないために、稽古もゆったりと行い、汗のかき過ぎに注意しています。その甲斐もあって、以前のように、体重が2,3キロ落ちることもなく、食欲もあります。気の巡りをよくするために、香辛料を毎日たくさん使って、調理しています。こういうときは、蒸し暑い地域の智慧が大いに役立ちますね。インド、スリランカのアーユルヴェーダやタイの料理は日本人にも合うので、この時期お薦めです。稽古では、毎日新しい筋膜が剥がれていく感覚があり、この一年で随分奥の方の筋膜が緩み、骨の位置が矯正されてきました。先週は、足の親指から上に内転筋と繋がって、踵、膝、骨盤のゆがみが矯正されました。今週に入り、骨盤から背骨、肩甲骨と筋膜が剥がれていき、肋骨損傷の筋膜も徐々に動き始めました。20代の肋軟骨骨折部分は、3か月ほど痛くて動けませんでしたが、病院では治療できないと言われたので、そのまま放置していました。今思えば、ちょうど左側の脾臓部分なので、この頃から脾の機能が弱ってきたように思います。その場所が今まさに、動き始めています。(だから、今年は食欲が衰えなくなったのかなあ。)内観をしていると、ちょうど足太陰脾経の経絡に沿って、緩んできているのがわかります。太極拳や站椿功でも、脾経の反応を感じます。脾陽が上昇するというのが少しずつ理解できるようになっています。まだ筋膜が突っ張る場所もあり、神経にも障るため、鈍痛が生じたり、気分が悪くなったりすることがありますが、三伏の期間に、脾経を通すことが最優先です。しかも、面白いことに、お能や尺八の際、長時間座ると痛みが生じて苦しかった正座の姿勢ができるようになりました。足首、膝、股関節の靭帯がくるりと回る。正確な角度はわかりませんが、確実に動く感覚があるので、後は自然に身を任せて治癒していくのを待つのみです。太陰経は、もう一つあります。手太陰肺経。肺は金に属し、粛降(下に降りる気)を行います。こちらは、レッスンの際に、実際に手印を使って呼吸法をしながら、体感してもらっています。
2026年07月28日
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本格的に易経を読み始めて2年。中国の古典は難読であるがゆえに、奥深い。易経は、他の古典に比べると圧倒的に難解だと感じる。哲学的、芸術的、数学的、宗教的…、一体どこから入っていけばよいのかと戸惑う。一番最初に読んだ「周易」の本は7,8年になると思うが、今思えば1%くらいしか理解できなかった気がする。いや、むしろ何もわかっていなかったのかもしれない。さて、毎週金曜日の夜、難解な「易経」を意欲的に学ぼうとする十数名の同士たちが今日も集まった。書道、論語、中庸、大学、黄帝内経などを何年も学んでいる人もいる。小学生の子供たちも学んでいる。外国人である私が彼らとともに学べることを至福に感じる。中国語がわかることをこれほど有難く感じることはない。易から考えることは多い。ここ数日、「易」の研究をしていたら、あっという間に1週間が過ぎ去ってしまった。易の意識の中で生きていると、あらゆるものが変化しつづけていることに改めて気づかされる。変化のなかには一定の周期やルールがあり、私たちはその中の特定の時空における一点の影響で一喜一憂しながら生きている。日々、一点に感情や運命が左右されている。一般的に易というと、風水や占いなどに関心が多く寄せられるのは事実だが、私はすぐに「盛者必衰の理」を思い出した。中学で暗記した平家物語の冒頭。「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ」私の座右の銘でもある。これは、仏教の人生観を詠ったものだが、まさに陰陽の道理。私はこの文章に幾度となく救われた。世の中は常に変化している。同じ日はやってこない。今まさに苦しんでいる人間に、「つらいことは一生は続かないから、そんなに苦しまないで」といっても今の苦しみを取り除くことはできないかもしれない。でも、易の道理を知れば、何事も一生続くなんてことはないのだということが明言できる。平常心を取り戻し、つらい時期が過ぎ去るのを淡々と待つ。なんとか、この教えを上手に生かして(伝えて)、いじめで自殺に追い込まれている子供たちを救うことはできないものか…。過去の記事「学びの集大成 易経」「古典の世界」
2018年04月06日
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中秋節でにぎわう中、北京の団結湖公園では、「太極之春成立10周年記念イベント」が行われました。青空のもと、100名以上の武術愛好家たちが集まりました。来賓紹介、太極之春の軌跡、成績、社会貢献などの報告、来賓の祝辞、弟子たちの表彰式、そして、演武交流など内容も盛り沢山。「太極之春」チームは、私の師父でもある、2008年に程派八卦掌第五代伝承人、武当紫霄派第三代伝承人である張光萍が設立しました。1986年に「長江大侠 吕紫剣」の直弟子である武当紫霄派第二代伝承人肖安発に師事。太極拳、剣、刀、扇、槍、推手、游身八卦掌、伝統武当拳などの拳術、器械などを習得。2002年には、伝統武当太乙剣84式を改編した龍形剣套路、2009年には、肖安発師父とともに武当太乙扇の教材DVDを発行。2002年から程派八卦掌名家孫志君大師に師事し、八卦掌及び器械を習得し、2008年に正式に程派八卦掌第五代伝承人となる。また、河南陳家溝では太極拳名家陳生雷先生に系統的に陳式太極拳の指導を受ける。師父は、北京に来る前の湖北省荆州の時から太極拳を教えており、「私よりも太極拳を打つのが上手(うわて)な人はいるでしょうが、太極拳の教え方に関してはベテランよ!!」と豪語しています。来賓の中には、都合で来られなくなった方もいましたが、中秋節の連休にも関わらず、駆けつけてくださった武術仲間の皆さんです。北京武術協会副主席王徳明先生、北京八卦掌研究会会長詹厂慶先生、秘書長李健先生、副会長超鳳勇先生、孫志君大師の嫡子 孫慧祥先生、北京北虎堂国術館館主李玉虎先生、江蘇省連雲港八卦掌研究会会長胡明泉先生、中国民間武術家聯宜会秘書長孫徳玉先生、北京朝陽区武術協会片長孫秀竹女史、道家五子門第五代伝承人藍世傑先生、浙江省建徳市木蘭協会主席朱有妹女子、その他八卦掌伝承人の先輩方などなど…。太極之春は数多くの団体競技でも優秀な成績を収めています。団体演武の陳式太極拳、武当太乙扇、八卦定式掌。弟子たちの演武わざわざこの日のために、地方から参加した弟子達。こういう機会はめったにありません。武当逍遥笛、武当剣、八卦刀、八卦钺、八卦六十四掌対練、双節棍、八極拳、拂塵剣、八卦連環掌、子供たちによる五歩拳など私と師父の娘との八卦対剣天気もよく、気の場もすばらしい!あっという間の1分30秒。とりあえず、ミスもなく、怪我もなく、無事に終了です。来賓演武こちらは、ベテランクラス。さすがに気迫が違います。五子門乾坤春秋大刀(藍世傑先生)、長穂剣(朱有妹女史)、八卦掌(趙鳳勇先生)2時間のイベントが終わると、ホテルに移動し、今度は師父の第六回伝統拝師式です。まずは、師父が董海川先師に焼香と三拝九叩。入室弟子が師父に三拝九叩。2018年は7名の新弟子が拝師しました。師妹師弟達から「生徒と弟子の違いは何があるの?」と聞かれますが、「それは、これからわかるよ。」と答えています。何はともあれ、今年のイベントはこれで終了かな…。
2018年09月24日
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近年の白茶熱もさることながら、白茶、黒茶、陳皮などは、熟すほど価値が上がると信じられています。「一年茶、三年薬、七年宝」「一両陳皮一両金」余談ですが、広東省中医局が発行する「広東省2021年夏季新型コロナ発生期間における中医の未病治療の手引き」に、陳皮の効能が薬食同源予防対策法の中に加わったことで、陳皮熱が再び起こりつつあります。白茶の効能もコロナウイルス感染予防に効き目があるというので、今や白茶と陳皮は注目の的ですね。ご存知のように、白茶、黒茶、陳皮は、年々値上がりするため、中国では一部投資の対象ともされています。では、値段が高騰し続ける新白茶と市場にあまり出回らないため高値で取引が盛んな老白茶、一体本当にそれほどの価値はあるのでしょうか。福鼎白茶は主にヨーロッパ、アメリカ方面、政和白茶は東南アジアに多く輸出されていますが、ほとんどは新茶です。老白茶の概念は、茶農家が自家用に保存し、上火(shang huo)、歯痛、発熱時などに煮だして飲んだり、皮膚病の治療に使ったりしていました。老白茶の保存方法は、プーアル熟茶の後熟(熟成)と違って、高温多湿を嫌います。つまり、東南アジアや中国南部、日本、台湾のように湿度の高い地域では保存に適していません。保管が行き届いていなければ黴が生えたり、劣化してしまい、健康になるどころか却って害になりかねません。お店で購入する場合は、ほとんどは新茶です。信頼できる店であれば老白茶も購入できるかもしれません。本当の「老白茶」は7年以上の白茶を指します。7年以下の白茶は、「陳年白茶」に属します。まだ陳化と呼ばれる熟成期間が足りないため、老白茶としての品質基準に達していないからと言われています。福鼎白茶は、7年~15年の間が最高の白茶と言われます。茶の陳化、滋味、口当たり、効能が頂点に達しているそうです。老白茶の価値基準一:原材料良し二:保存良し三:年数相応市場には偽物の老白茶が出回っているのも少なくありません。本来白茶の製法は、萎凋と晒乾(天気の良い日の陰干し)のみです。低温で、ゆっくり仕上げていきますから、色合いは明るい白で、ところどころムラがあります。香りはすがすがしい花のような香がします。このような白茶は数年経っても、すぐに黒っぽく変色することはありません。もし全体的に黒っぽい白茶を老白茶として販売しているお店があったら、そのお茶には警戒したほうがよいです。老白茶っぽく見せるために人工的に加工がされたものは、プーアル茶の熟茶の製法のように、湿度を高くして堆積(渥堆)をした白茶で、このような白茶は、色は黒く変色し、劣化しやすいです。新白茶と老白茶の成分含有量について≪ポリフェノール(%)≫高級白牡丹 22.70陳1年白牡丹 21.40陳2年白牡丹 21.22陳3年白牡丹 20.23陳4年白牡丹 20.23陳20年老白茶 8.20≪カフェイン(%)≫高級白牡丹 4.28陳1年 3.63陳2年 3.93陳3年 3.49陳4年 3.70陳20年 2.0≪アミノ酸(%)≫高級白牡丹 3.90陳1年 3.89陳2年 3.67陳3年 3.81陳4年 3.80陳20年 0.32≪可溶性糖(%)≫高級白牡丹 2.74陳1年 2.76陳2年 2.51陳3年 2.70陳4年 2.69陳20年 1.96≪黄酮素(フラボノイド)≫高級白牡丹 5.67陳1年 6.94陳2年 7.65陳3年 5.95陳4年 6.04陳20年 13.26(新茶の2.34倍)2011年、劉仲華教授が「白茶と健康」の研究をしています。1年、6年、18年の白茶を比較でわかったことは、白茶の貯蔵時間に伴い、白茶の風味が増し、主要成分のポリフェノール、アミノ酸、可溶性糖、フラボノイドなどの物質に変化が起きることで、薬用価値が高まります。抗炎症、降血糖、アルコールによる肝機能障害の修復や胃腸疾患の治癒に効果が見られました。特に、白茶に多く含まれる黄酮素は、抗酸化、抗腫瘤、抗突然変異、心血管保護作用などが注目されています。分子量が大変小さいので、人体に吸収されやすく、代謝も早いので、体内に蓄積されません。食品からだけでなく、白茶からも摂取でき、しかも吸収が早いので、効果も出やすいのです。
2021年06月27日
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乙巳年戊寅月壬子日正月十五 道教では、『上元節』、民間では、『元宵節』新年最初の満月の夜「天官賜福」の吉祥の日本日は、懺悔の日で、『感恩詞』を一日三度に分けて唱え、自己反省の時間にします。当たり前の内容なのに、脳でわかったつもりでいても、心に入っていないことが多い。心で感じて、靈魂を震わすことができなければ、人はなかなか変わらない。特に、他人に厳しくなっている社会では、自らのエネルギーを高めることは必須のように感じます。感恩詞の一部ですが、感恩、我を傷つける人。そのおかげで我の心志が磨かれる。感恩、我を騙す人。そのおかげで我の見識が広がる。感恩、我に鞭打つ人。そのおかげで我の業障が払われる。感恩、我を捨てる人。そのおかげで我は自立すべきときを教えてくれる。感恩、我を突き落とす人。そのおかげで我の能力は高まる。感恩、我を叱る人。そのおかげで、我を定慧に導く。現実は、とても残酷なものなのだけれど、このような自分にとって傷害を伴うことに対しても、すべては自分の因果によるものであり、乗り越えなかければならない壁なのだと。他人のせいにして生きていくことはできないもの。とはいえ、今年の値年卦は、「沢火革」卦なので、革命という意味があります。今の体制を打ち壊し、新たに生まれ変わる。腐敗した状態を打破していく過程を意味する。明治維新のような感じでしょうか。乙巳の変。中国では数年前から始まっていますけどね…。今年は、特に顕著になりそうです。世界中でも荒れています。青龍に続き、青蛇ですからね…。なので、とにかく、心が乱されないよう、災害にあわないよう、毎日念じることが重要です。念が強くなれば、天地を繋がり、自然に吉に導いてもらえます。立春からは、天医呪、安土地呪に変わって、解厄呪、解災呪を唱えています。「天官賜福、地官赦罪、水官解厄」今年の春聯と横批。上聯一年好景同春到下聯四季財源順時来横批時来運転とするところですが、ここのマンションでは、お迎えさんと門対門なので、風水に問題があるため、毎年「天官賜福」(朱砂、印含む)です。これで邪気除けの作用があります。春聯は、正月が終わるとその役目は終了しますが、天官賜福は年中貼っておきます。福字は、五福。今年は、乙巳で、甲辰同様、納音は「覆燈火」ですから、火の形に張ります。このような様々な作法がありますから、煩わしいと感じるかもしれませんが、(実際忙しいけど)面白いのです。本日は、月に見立てた餅団子を食べます。円満、一家団欒という意味です。北は元宵、南は湯元と呼びます。作り方が異なります。北は、甘い餡子が多く、黒胡麻、小豆、ピーナッツなど種類は豊富です。作り方は、丸い餡を糯米粉の上でごろごろ転がして作ります。煮る時間も長く、その煮だしたスープも一緒にいただきます。(消化を助ける)南は、甘い餡以外に、野菜、肉などが入ったものもあるそうです。食べたことないけど…。こちらは、餡を包んで作るタイプなので、作るのも簡単で、煮る時間も早いです。日本のお汁粉の逆タイプのような感じですね。日本のはスイーツに分類されていて、甘すぎて食べられませんが、中国のは食事中にいただくので、甘さもほどよくて美味しいです。早いもので、本日で春節の行事が一段落しました。
2025年02月12日
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2025年の三伏期間は、背中のお灸を毎日して、体内の「寒」を取り除き、陽気を高めました。そのおかげもあり、風邪を引くこともなく、冬の寒さを順調に乗り切ることができました。夏の間に、冷えを取り除くことは、冬から来年の春を健康に過ごすためです。2026年の今年の三伏のテーマは、「祛湿」です。今年はもともと火が強く、お灸は火を使うため、今年は火を使わない方法にします。この姜艾膏は、陽気を補ってくれるので、内臓疾患や怪我の治療にも使えます。冬の寒い時期にすると、身体を温めるのにも効果的なのですが、三伏期間にすると、効果は、10倍以上あるのではないかと思います。私は、左側の靭帯を負傷しているので、歪みのある場所、痛みのある場所、そして、背骨(督脈、膀胱経)に沿って載せます。温めてトロトロにしたものを乗せて、ラップでくるんだら、タオルや布などをかぶせます。風に当たらないように、空調や扇風機などは一切止めます。30~40分くらいしたら、乗せている膏は固まっているので、すぐに取ることができます。玉状の汗がたくさん出ているので、タオルでしっかりと拭いたら、冷えないように服を着て、白湯をゆっくりと飲みます。30回繰り返し使えるので、家でも出来て便利です。汗をかいても、シャワーを浴びたり、水仕事をしないようにします。せっかく湿がとれたのに、また冷えを湿が入り込んでしまします。溜まった湿が流れ出る感覚は、とても気持ちいいです。太極拳や運動でかく汗も気持ち良いのですが、何せ体力を消耗するので、この蒸し暑さの中ではバランスをとるのは意外と難しいです。昨日は、足が少しむくんだ感じがあって、重だるかったので、初めて足に乗せてみました。しっかりと大粒の汗が吹き出しました。昔足の靭帯も切っているので、数回続けると、治療効果が出そうです。やり終わった後、生まれ変わったように顔色もよくなります。次回、帰国の際、必要な方は体験してもらえると思います。
2026年07月26日
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