ショップハンター

2014.04.24

ブヨブヨなケーキをフライングゲット

テーマ：おみやげ(397)

カテゴリ：なんちゃってレビュー

「明日からゴールデンウィークだよー」

　そんな話、聞いてません。

「明日平日だけどね」

　すっかり連休に突入したものと思い込んで、ケーキを買ってきたそうです。
　というわけで、今回はそのケーキのレビューをしてみます。

おことわり

　当ブログのレビューは人によっては全然参考にならなかったり、表現の一部が読者の思考パターンとはかけ離れていたりする可能性がございます。
　ブログ管理人の率直な意見ということで、寛大な心で受け止めていただければ幸いです。

賞味期限一日のケーキ

　支払いの時に今日中に平らげろと念を押されたらしいです。
　それではさっさと開けてみましょう。

　フタが曇ってしまうほどよく冷えていていますね。

フルーツケーキ外観

　フタを取ると、こんな感じにケーキがぎっしりと詰まっているのが確認できます。

フルーツケーキ上からみたところ

柔らかすぎて悪戦苦闘

　このような容器にケーキが詰まっている場合、次に悩むのがどうやって内容物を取り出すかですね。

「何だかブヨブヨしてるなぁ」

　などと言いながら開け口を探し回ったのですが、どうも見つかりません。
　外筒の合わせ目にシールが貼ってあったので、それを剥がしてみることにしました。

フルーツケーキの開け方がわからない

　ムリやり外筒の紙を剥がすと、白い中筒が表れましたとさ。
　すごろく風に言えば、 5 マス進んだ所の指示で、ふりだしに戻ったような気分です。

外のカバーを外したら中筒が現れた

　同居人も、潰しちゃいそうだなあと言いながらあれこれやっていましたが、きっとこれが正しい食べ方に違いないだろうという結論に達しました。

　それがこちらです。

フルーツケーキが切れないのでスプーンぶっ挿し

　スプーンで掻い出して食べる、でした。

　この食べ方は後で間違っていたことが分かりました。
　みなさんは文末の方法で美味しく召し上がってくださいね。
　トホホ。

　ケーキは三層構造で、一番下の層がふわふわのシフォンケーキ、中の層が生クリームとゆるめのカスタードクリーム、一番上の層がイチゴ、スライスしたリンゴ、砕いたナッツ、粉糖の贅沢な組み合わせとなっております。

　それでは、皿に取り分けてみましょう。

フルーツケーキ盛り付けが美しくない

　私の盛り付け技術の未熟さゆえ、どうも残念な見栄えになってしまいましたね。

　こちらが拡大写真です。
　賞味期限一日の新鮮さを少しでもお伝えできればと思います。

拡大しても盛り付けがイマイチなフルーツケーキ

　味の方ですが、見た目によらずとても軽い口当たりで、クリームのみならず、ケーキまでが舌の上ですっと溶ける感じです。
　その後にざっくりフルーツを歯で噛み砕くことによって、爽やかな香味が鼻を抜けますので、コーヒーや紅茶と一緒ならいくらでもいけるという人もいらっしゃるのではないでしょうか？

　スイーツ大好きな方ならこれを小脇に抱えちゃったりなんかして、テレビ見ながら一人占め気分を味わうという楽しみ方もあるでしょう。

　ただ、これは間違いなくカロリー爆弾ですので、ヤケ食いしたい心境以外のときは、数人でデザートをいただく感覚程度に楽しむのが良いような気がします。

　二口で満足してしまいましたので、今日中に何とかしろというミッションはとてもクリアできそうにありません。
　ケーキのあまりの柔らかさに驚きましたが、ごっそーさんでした。

後日談：実は正しい食べ方があった

　翌朝、ケーキの袋にこんな紙が入っているのに気付きました。

(クリックで原寸)

　な、なんとケーキの切り分け方を図解したものでした。
　外側の筒紙を外してから、ナイフで一周ぐるりと切り込みを入れ、その後に中筒を外すことで、ケーキを「美しくかつ上品に」切り分けることができるようです。

　というわけでスプーンでほじくり出す方法は、やっちゃいけないパターンでした。
　このケーキを購入された方は、図に従って綺麗に美味しく召し上がってくださいね。

　ケーニヒスクローネの商品に興味がおありの方は、公式サイトをご覧になってみてください。

ケーニヒスクローネ公式サイト [外部リンク]

2014/04/26 追記：
　ケーキの正しい切り分け方追加。