喜べば喜びが喜んで喜び集めて喜びに来る

Sep 4, 2005
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毎日毎日、テレビや新聞で信じられないような事件が報道され、この先、この国の将来はどうなるのだろうかと不安になってしまうことがあるが、 テレビや新聞で流される「情報」が全ての真実ではない と言う事を、僕らは自覚しないと、真実を読みぬくことはできない。

ここに一冊の本がある。
タイトルは、
「この子供たちが日本を救う」

この子供たちが日本を救う

一読して、日本と言う国の将来が輝きだした。
この国には、本当に素晴らしい子供たちが、
確実にいるのである。

本文より◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


みんながいるから         



 わたしがお父さんの作文を書いたら、おばあちゃんがなきました。ポロポロなみだをながしました。きっと、いつもわたしたちやお父さんのことをたくさん、たくさんかんがえてくれているからだと思います。

 わたしのお父さんは、タクシーのうんてんしゅをしています。朝早い時は、五時半ごろに家を出ます。よるは、十二時ごろになることもあります。あまりねる時かんがなくつてたいへんなのに、きちんと朝ごはんを作ってくれます。作れないときは、ちかくにすんでいるおばあちゃんが、作ってもってきてくれます。いっぱいはたらいて、いっぱいつかれていてもお父さんといっしょにねる時が、少ししかないのがかなしいです。

 お父さんがお休みの時は、おいしいりょうりを作ったり、おかいものにいったりします。べんきょうもみてくれます。べんきょうがむずかしくなって、だんだんわからなくなると、お父さんがきびしくなってきて、おねえちゃんがなきだすこともあります。お父さんに、おこられたくないのになあと思います。お父さんとはいっしょにあそびたいけれど、いつもしごとでつかれているので、ゆっくりねてもらいたいです。

 学校で、一年生から六年生までのおともだちがあつまってあそぶ「なかよしかつどう」がありました。かえりの会になって、おなじはんだったももこちゃんがはっぴょうしました。

「わたしは、みんなとなかよくできるかなって、心ばいしていたけれど、なつみちゃんがいてくれたから、あん心しました。なつみちゃんが、そばにいてくれたから、じぶんのかんがえが言えました。」

わたしは、うれしかったです。わたしがいるだけで、あん心してくれたなんて、ちっともしりませんでした。いるだけでいいなんて。

お父さんは、わたしがいるだけで、あん心してくれるかな。おねえちゃんは、どうかな。おばあちゃんは、どうかな。わたしはやっばり、みんながいてくれるから、あん心していられます。時どき、ばくはつしちゃうこともあるけれど、みんながちゃんときいてくれるから言えるんだと思います。

 だいじなわたしの家ぞくだから、お父さんのいうことをきちんとまもります。おるすぼんもします。だから、お父さんも体に気をつけて、しごとをいっしょうけんめいがんばってほしいです。おねえちゃんも、おばあちゃんも、元気でいてほしいです。みんながいるから、わたしもがんばります。たくさんのおともだちもいるから、がんばれます。

いつもわたしのそばにいてくれる家ぞくであってください。
いつまでも、わたしのともだちでいてください。


====================



  千葉市立葛城中学校三年 山田 千紗

 尊敬する人。あらためて考えてみると、私にとって尊敬できる人はたくさんいる。学校の先生方、友達、先輩、芸能人……、と私は、自分自身をはつきりと表現できる人、たくさんの努力をしている人にあこがれる。

 また、私を褒め、叱り、大きく成長するように見守ってくれている人がいる。それは「両親」だ。この存在が、私にとって支えになり、気持ちが安らぎ、安心できる、ナンバーワンの存在だ。

 小さいころの写真を見ると、父、母のひざの上に座って、笑顔で、とても幸せそうな私がいる。このころは公園によく遊びに行って、父、母といつもずっと一緒にいた。だんだん大きくなってくると、父、母のひざの上にも隣にも、両親と一緒に写っている写真が少ない。友達と笑顔で写っている私の写真が増えた。当たり前なのかは分からないが、そのときは両親といるのが嫌だった。部屋に入ってきたり、手伝いをするのも嫌で仕方なかった。

 しかし、あるきっかけで私は変わった。兄が登校拒否をしていたときに、母がすごく辛かったのを私は知っている。



私もこんな存在になりたい。
私の両親のように、みんなに自慢できる存在に。







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Last updated  Sep 4, 2005 10:17:22 PM
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思い出しました  
suzupc22  さん
私の息子の作文を思い出しました。
内容は「お父さんのおかゆ」でした。

僕のお父さんはおかゆを作るのが上手です。
お母さんが病気になるといつもお父さんがおかゆを作ります。それを、お母さんは「美味しい、美味しい」と言って食べます。

こんな作文でした。私はこの時本当に嬉しかったのを思い出しました。
本当に主人の作ってくれるおかゆは最高に美味しいのです。病気の時で無くても食べたくなり作ってもらいます。息子がその姿を見て何かを感じたから作文になった・・・・
それがとても嬉しかったんです。
その子も18歳です。良い子に成長してくれました。本当に感謝です。
(Sep 5, 2005 12:36:16 AM)

Re:思い出しました(09/04)  
suzupc22さん
「おかゆ」の美味しさがこちらにまで伝わってくるようです。(^_^)そして、何より子供さんがその二人を見て何かを感じ取ってくれたことの嬉しさ。本当に嬉しかったのでしょうね。

子供の良い点が見えたり、御主人の行為のありがたさに感謝できたり、自分の息子の言葉に感謝できるというのは、なかなかできない事だと思います。

そしてその感じた事を、素直に表に出し、表現することのできる家族がいるからこそ、それができるし、自分がいる。
素晴らしい御家族ですね。



(Sep 5, 2005 05:14:49 AM)

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Comments

attsu@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) 20代の者です。 最近講演会で今の日本人は…
とうも@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) ふらふらと生きてきた自分によく聞かせた…
auly@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) こんにちは。 「誇り」で検索してこちらに…
ななし@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) この少年の誇りがどれ程 試されているか、…
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