青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2022.10.30
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以前、3D投影画像技術の番組を見て、
母がいつも座っていた椅子に
母の3D映像があったら…と思った事を書きましたが、
今、それが現実化してきて
デジタルクローンとかAI故人とか言う名前で
亡くなった方をデジタル再生し
音声やAI会話(アレクサとかシリみたいな)も
できるようになってきているそうです。

でもそれを聞いてちょっと危ないなと思いました。


本物の画像と声を利用した全くの作り物なんですから。

本人の気持ちはそこにはないんです。
(どこか別のところにちゃんといるかもしれないし
全くいなくなってしまったかもしれないけど)

大切な人(やペット)が幸せそうに会話してくれるのは
幸せな事のようだけど
それは本物ではないんですね。

話飛ぶようですが、
私はハリーポッターの愛読者ではなくて
映画をテレビなどで何編か見ただけですが、
みぞの鏡(原語では欲望の鏡を逆さ読みにしているので

というのがありました。

心の奥の一番の欲望を映し出す鏡で、
それを見ると望みを手にした自分が映るので
幸せになって鏡の前から離れられなくなり
一生を棒に振ってしまうという鏡です。


優しく肩に手を置いて自分を見つめている姿が映り
うっとりして、その鏡を見続けていました。

デジタルクローン技術ではそれが現実になるんですね。

大切な人を亡くした人の多くは
大切な人がいない人生は意味がないと感じているので
それでもいいと思うかもしれませんが、
問題はその鏡の像もデジタルクローンも
見えているのは作り物。

母を亡くして5年半たっているから
思えるかもしれませんが、
私は作り物に翻弄されるのは嫌です。

もしそのデータの中に、母の意思や
残そう伝えようと思った言葉が入っているなら
又少し変わってくる話ですが、
母の意思や意識とは全く違う場所で
作り物が本物のようにふるまっているのは
どうなんでしょうか。

3D画像とか、声が再生できる画像ならいいんですが
母が言ってもいないことをAI技術で予想して
あたかも本物のように言うのは要注意なのでは。

なんでもそうかもしれませんが
AI技術含むITが発展して、ますます選択とか
自分の考えをしっかり持つこととか
使用上の注意について考える事が
大事になってきたかもしれません。

なぜかというと、ITって(PCやスマホ使用も)
中毒性が強そうだからです。

私は母の事を考えて何も出来ないでいるので
これ以上そうならないように
気を付けようと思っています。










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Last updated  2023.01.18 07:00:24
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