青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2023.02.01
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1月31日で渋谷の東急本店が閉店したそうです。

閉店する話は聞いていたのですが
駅から少し離れた坂を上ったところにあり
扱っている商品も高い年代向けで、
駅前の東横店のほうが若い世代向けで
充分用が足りたので
わざわざ行くことはあまりありませんでした。

たまに行くと
やっぱり良いものがあるなあと思って

スカートスーツを購入したことがありますが、
とても良い生地・カット・仕立てでした。

ただ、少しだけ個性が強くて
スーツの色は杢グレーなのに、
メタリックグレーの細いパイピングが
思ったより目立って
結局あまり着ないままになってしまい、
東急本店のほうも、たまに文化村に行く位で
馴染みのないまま閉店してしまいました。

母はここも、元の本店の日本橋東急も
よく行っていたので、


日本橋東急は私も母たちと子供の頃からよく行っていて
音符のようなモナリザの絵が浮かぶ包装紙に
とても愛着がありました。

日本橋東急店は1970年代、
女の子の子供服に力を入れていて、

ディスプレーする方のセンスも素晴らしく
日本橋三越や日本橋高島屋といった
錚々たる百貨店を尻目にダントツの趣味の良さを
誇っていました。

どんな服だったかというと、
やはりそこは古き良きものを大事にする
日本橋だからかもしれませんが、
季節感のある色柄の上質生地の
コンサバなデザインの子供服なんですが、
三越や高島屋はどちらかというとごく当たり前の
たとえば白襟の紺のワンピースが飾ってあるとしたら
東急は襟元にレースがはめ込んであるワンピースとか
トリコロールのリボンがついているとか
毎回、素敵だなあ、ここの服がいいなあって
ディスプレーを眺めていました。

日本橋本店が閉店した時はショックでしたが
東急本店も閉店してしまうとは。
渋谷と言えば東急でしたから。

今、百貨店は
ハイブランドとファストファッションと
間貸しビジネスと食品売り場だけの
妙に自分を主張する店舗しか入っていない
居心地の悪いスペースになってしまって
百貨店文化がなくなってしまっています。

残っているデパートも
居心地が悪くなっていると
お客さん達は皆口を揃えて言いますが、
どうにかもちこたえてほしいなと
思っています。

追記:日本橋東急店の閉店日のニュース映像等を
お持ちの方がいたらぜひご連絡ください。
宜しくお願いします。

下:世界の夢のようなショッピングモールの本


非常にレビューが良い山形のデパート史実話


画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2023.02.15 07:14:25
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