青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2023.06.08
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久々にカラオケに行ったとき
ふと思い出して、SMAPの『さかさまの空』を
聞いてみました。

この曲は2012年のNHK朝ドラの『梅ちゃん先生』の
主題歌だったので、普段SMAPを聞きなれていない
私や母みたいな人にもなじみがある曲だと思います。

母は朝ドラは欠かさず見ていたのですが、
2011年ごろから複雑な事の理解力が衰えはじめ、
『梅ちゃん先生』の話自体はあまり面白くない

母にはピンとこなかったらしい)
といいつつもこの主題歌はリズムをとりながら
熱心に聞いていて、
SMAPも好きだし、この歌はとても良い歌だと
とても楽しそうに言っていました。

若者向け風の曲なのに、どこが気に入ったのかな、
SMAPが好きだって言ったって、
『世界に一つだけの花』が好きなだけじゃないのかな、と
ちょっと不思議でしたが、
一応私も歌えるようにはしておきました。

今回カラオケで、そういえばとこの曲を流した時に、

歌詞を見て当時はなぜか全然ピンとこなかった内容に
驚きました。

『さかさまの空』

作詞:麻生哲朗
作曲:菅野よう子


君は靴ひもを(ずっと)なおすふりしてるけど
本当は 泣いてたんだ

街の音は 泣き声を消して(そっと)
夕焼けは 君をただ 静かに見つめてた
「夢に目を凝らす人ほど 涙はこぼれる」

涙ふいてさ
しゃがみこんで 抱えたひざから
少しだけ(そう少しだけ)顔あげてごらん
うつむきながら 歩いてばかりじゃ 見つからない
幸せが(照れくさそうに)君と目が合って 笑うから

わかってるんだ
君はその靴で(ずっと)一歩ずつ一歩ずつ 歩いてきたんだね
「夢を抱えてる人ほど かかとはすり減る」

あの頃にほら 寝転がった時に見つけた
さかさまの(キラキラ光る)空があったよね
うつむきながら 歩いてばかりじゃ 見つからない
幸せが(あの空のように)明日のどこかで 待っている

夢は遠くても 道は細くても
なにかが消えてゆく訳じゃない
君が思っているより 君が笑ってる顔は
君が出会ったみんなに 愛されてんだよ!

涙ふいてさ
しゃがみこんで 抱えたひざから
少しだけ(そう少しだけ)顔あげてごらん
うつむきながら 歩いてばかりじゃ 見つからない
幸せが(照れくさそうに)笑っているから

さかさまの空を あの日見つけたみたいに
幸せが(笑顔の君を)どこかで待っている
うつむかないで しゃがみこんだ時に 見つけた
幸せが(照れくさそうに)笑ってる君を 待っている

一歩ずつ さぁ行こう


こうやって歌詞だけみると
幸せとか、涙拭いてとか、愛されてるとか
いかにも歌詞って感じですけど
曲をつけるとさらっとした感じになります。

私はその、さらっとした感じでしか
この歌をとらえていませんでしたし、
あんまり濃い歌詞ってちょっとね、って
好きじゃありませんでした。

でもこうやって改めて見てみると、
母がこの曲をとても気に入っていたのは
夫を亡くしてつらい思いをしていたけど
子供には涙を見せずに
がんばって前を向いている自分の気持ちを
謳っていてくれたからなんだろうなあと
初めて気が付きました。

それから、つらい気持ちの私に
母が贈ってくれたような気もしました。

都合の良い解釈かもしれないけど
それでもいいと思います。

元気が出ることや、励ましてくれるものは
嬉しく受け取ろればいいと思うんです。







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Last updated  2023.06.12 04:16:53
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