青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2026.07.07
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カテゴリ: 将来のために
繰り下げは年金を増やす方法として
よく知られていて、
65歳から始まる年金受給を
一ヶ月刻みで75歳まで好きな期間まで遅らせ、
遅らせた分、割増しされた額を受給する方法です。

大きな注意点は、

1.65歳での受給を遅らせるのが繰り下げですが、
66歳まで1年間遅らせた分には割増し額はつきません。
繰り下げで割増しがつくのは66歳からです。


2.たとえば71歳まで受給を遅らせる=繰り下げると
年金額が1.504倍になります。

年金額が7万円の場合は、3.5万円以上増えて
約10.5万円になり、
公共機関が発表している必要生活費16万円より
9万円も足りなかったのが4.5万円足りないだけになり、
生活費16万円確保のハードルが下がります。

年金額が10万円の場合は5万円以上も増えて
約15万円になるので
一気に生活費16万円に近づけられます。

3.年金額が20万円の場合、何と10万円以上も増えて

増加額も多くなってお得になるんですが、
ここで気をつけなくてはいけないのは
年金が増えると税金他も増えてしまうということです。

なので、年金が多い場合は敢えて繰り下げを選ばずに
65歳で受給する人が多いんです。


という人が周りに多くても、それは年金額が多くて
繰り下げする必要がないからかもしれないので、
年金が少ない人が同等に考えて鵜呑みにしてはだめです。

4.年下の奥さんがいる場合も
繰り下げると奥さんにも出る特別手当が出なくなり
結果、損するので、繰り下げしない人が多いです。

5.年金が少ない人に関して言えば
繰り下げ受給は必須だと思うんですけど、
上記2.でお話している例は71歳まで繰り下げた場合です。
6年も年金が出ない状況は結構大変かもしれません。

仕事などで生活費が出るのであればいいのですが、
そうでない場合は、自分の状況にあわせて
繰り下げ期間を決めるのが良いと思います。
1年繰り下げると1.084倍、2年で1.168倍、
3年で1.252倍、4年で1.336倍、5年で1.42倍です。

6.繰り下げはいつでも自分の都合で止めて
年金受給に切り替えられるので、
とりあえず繰り下げて
できるだけ繰り下げを続けるという考え方でも
良いと思います。

以上を考えると、年金額が10万円以下の場合は。
仕事をできるだけ続けて
できれば6年繰り下げに近づけるように頑張ってみる、
年金受給額目標は政府発表の必要生活費月額16万、
というのが基本なのかなと思います。

ここで注意点
7.65歳以上で積み立てる厚生年金部分は
繰り下げできません。

たとえば65歳時点で年金額が10万円の方が
6年繰り下げをしながら働いて厚生年金を支払う場合、
65歳までの10万円だけ繰り下げ割増しがついて
15万円になりますが、
65歳以降の6年間の厚生年金積み立てで
増えた部分は割増しになりません。

もし繰り下げをせず働きながら年金受給していたら、
増えた分もすぐ受け取れるんですけど、
繰り下げしている間は受け取れないので
6年繰り下げだったらその分無利子になり
損してしまいます。

これもおかしな話で、繰り下げされないのであれば
受給できるべきですし、
繰り下げ中受給できないのであれば
繰り下げ期間部分のわずかな利率でもつけるのが
当たり前だと思うんですけど、こういう変なルールが
沢山あるんですよね。

で、損なルールなんですけど、
厚生年金は少しでも積み立てた方が
年金額が少しでも多くなるので、割り切って
繰り下げ&働くというのが
年金が少ない人が必要生活費を安全確保するには
一番わかり易くて良いのかなと思います。

どれだけ長く繰り下げれば良いのかと言うと、
年金額が10万円以上の場合は
必要生活費月額16万円になるまで
繰り下げをするのが基本かもしれません。

年金予定額が
10万円だったら71歳プラス位まで
11万円なら70歳位まで
12万円なら69歳位まで
13万円なら68歳位まで
14万円なら67歳歳位まで
15万円なら66歳位までの繰り下げ受給で
16万円位になります。

16万円位の年金だと税金等が2万円近く引かれて
手取りは14万円位だそうです。
なので本当はプラス2万円位
余分に考えたほうがいいんですけどキリがないので
とりあえずは16万円を目標で考えてみました。

先に書きましたけど、16万円は
公機関発表の最低限の一人暮らしの必要生活費で
別の言い方をすればカツカツの生活費なので
予備費や娯楽費分の余裕も出るように
他にもいろいろな対策は必要なんですが、

まずは生活費確保なので
まずはそこから確保するのが大事だと思います。


ちなみに年金が少なければ生活保護があるじゃない、って
思う人がいるかもしれませんけど、
生活保護ってよっぽどの状況の方向け&
よくわからないけど受給のコネのようなものもあるようなので
当てにしても出ない可能性が高いです。

それよりも年金で毎月の生活費が
確実に出るようにしたほうが何かと安心です。

繰り下げに関しては、70過ぎ迄繰り下げして
65歳からをカツカツに過ごすよりは、
65歳で年金受給または年金受給プラス働きながら
余裕をもった60代をすごしたほうが、
旅行を楽しんだり美味しいものを食べたりと
楽しめるものをたのしんだほうが良い、
という考え方もあります。

だから65歳での年金額が暮らしていける額なら、
もっと増やそうとするよりも
年金生活を楽しむことを考えたほうが
いいのかもしれません。

でもこの話は年金額が少ない人向けの話なので、
生活費が足りない人には繰り下げは重要かなと思います。


画像をクリックすると詳細が見られます。年金が少ない方の対策





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Last updated  2026.07.19 23:39:46
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