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2年ほど前にこの監督の 「生きて、生きて、生きろ」
というドキュメンタリーを見て感心した記憶があります。震災後の福島県相馬市の診療所に焦点を当てながら、災後を生きる人々を実に丁寧に描いていらっしゃったことが印象に残っていて、チラシを見て即決でした。
戦後80年。トラウマが、静かにほどけ始める。
ついに、というか、やっと、この国の「戦後」の「本当は」が姿を見せ始めたなという感慨が印象的な作品がでした。
歴史的傑作!だと思いました。
戦後
なんて言う言葉は、今の若い人たちには何の感慨も呼ばない死語化している時代です。兵士として戦争に行った青年たちで、もし、御存命であったとして、一番若い人でも100歳ですよ。 大岡昇平
であれ、 武田泰淳
であれ、 戦争を体験した作家たち
の書き残した、いわゆる 「戦後文学」
を読む20代がどれくらいいらっしゃるか。 夏目漱石も森鴎外
も忘れられているのが現状ですが、 大岡や武田の戦場文学
なんて誰もお読みになっていないのではないでしょうか。
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