Ash Ra TempelはNui、アモン・デュール、タンジェリン・ドリーム、CANなどと並び、クラウトロックの代表格で、マニュエル・ゲッチングを中心に、1970年西ベルリンで結成。本作リリース時のメンバーはマニュエル・ゲッチング(ギター)、ハルトムート・エンケ(ベース)、クラウス・シュルツェ(ドラムス)の3人。ほどなくシュルツェがシンセサイザー音楽追求のために脱退し、アルバム『セカンド (振動)』以降はゲッチングが一貫して音楽的主導権を握るようになる。 1976年に名義を「アシュラ」に変えてヴァージン・レコードと契約し、7thアルバム『ニュー・エイジ・オブ・アース』以下の4作品をリリースしている。 「エルガイム」「FSS」に登場した「アシュラテンプル」のネーミングはAsh Ra Tempelが由来。