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こんにちは、妻です。
私は今まで他人の目を気にして生きてきました。
何かを決断する時も、社会的にみて良さそうなことを選んだり、何かあったら合理的なもっともらしい理由をつけたりしていました。
物理的にも、実際歩く時は人がいたらキョロキョロして周りを気にしたり、もしくは逆に、人と目が合わないように下を向いて歩くなど不自然に意識していました。
自意識過剰ですね。
人のことなんか気にしなくていいし、人も私のことは気にしていない、と理解しているつもりが、なかなか実感できませんでした。
だけど、少し変われた出来事がありました。
私は、誰と言うわけでもない社会からの目や、保育園での他の保護者の目などを、勝手に気にして、ほどほどに無難なイメージの存在であろうと、しばらく無髪な髪型で過ごしていました。
それは、離職後、働いて稼いでいないのに美容院にお金をかけることに罪悪感を感じて、ということも理由の一つでした。
ある時、保育園にも慣れてきたし、他の保護者の目とか、別に大丈夫かなと思ったときに、髪の色を変えました。
現在の髪の色は緑色です。
ちょっと目立ちます。
それから、すれ違う人がたとえ私を見たとしても、または、見られている気がしたとしても、それは私という存在を見ているというよりかは、髪の毛を見ているのだろうと思うようになりました。
そして、だんだん私自身に対する他人の目が気にならなくなってきました。
ある時、定期的に行っているあるお店に行って、自分の担当のような感じで何度か会っている店員さんと会いました。
数ヶ月ぶりということもありましたが、まるで初めて会うような感じで「お子さんいるんですか〜?」と聞いてきました。
「はい」と応えると「えぇっ!(笑)そうなんですか〜!」というような感じの応答でした。
おそらく見た目の影響があるのだろうなと思いました。
なぜかというと、その店員さんは、初めて会った時も「お子さんいるんですか?」と同じ質問をしてきたのですが(なんならその後も同じ質問をすることがありましたが)、聞き方と反応の仕方がまるで違うからです。
何回か会っていても同じ質問をしたりする店員さんなので、客の一人である私の記憶は薄いのかもしれませんが、緑色の髪の毛になると、別人と認識し、その私に対する薄い記憶とも結びつかなかったのだと思います。
そして、無難な髪型の女性と、緑色の髪の毛の女性とでは、店員さんは人によって態度が異なるということを実感しました。
無難な髪型だと子どもがいて働いている女性、緑色の髪の毛だと、、、どう思ったのでしょうか、もしかしたら実年齢よりも年齢が若く見えたのかもしれません。
以前は丁寧な口調で「大変なお仕事をされていますね」とか、「お子さん大変だけどかわいいですよね」とか、客として、ある程度たててくれている感覚がありました。
しかし、緑色の髪の毛の私には、口調がカジュアルになっており、子どもがいることにも意外だといった感じで、仕事のことなども聞いてきませんでした。
この経験が、人の目を気にすることに対して、なにか吹っ切れるキッカケの一つになったように思います。
だって、私は私で変わらないし、仕事は変わりましたが、以前も今も変わらず真面目に一生懸命過ごしています。
だけど、髪型だけでここまで人の態度は変わります。
だとすれば、他人はそこまで私のことを見ていないのではないのか、というように思いました。
改めて、人の印象は見た目がほとんど影響していて、見た目でいくらでも印象操作できることを感じました。
実態もない、自意識過剰な、「他人の目を気にする」ことで、自分の生き方が左右されるなんて、なんてもったいないんだと思いました。
好きな髪型をして、好きな服を来て、好きな過ごし方をして、生きたほうが良いなと思いました。
そうでないと、一寸先すら生きているかも分からないので、後悔する気がしました。
これからは「他人の目を気にする」ことをやめようと決めましたが、そんなに簡単には変われません。
しばらくは無難ではない緑色の髪の毛で過ごすことにより、他人は私の髪の毛をみているのだ、と思うことで、変わっていきたいと思います。
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