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2025.04.03
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カテゴリ: 妻 休職 その後

こんにちは、妻です。

アドラー心理学を分かりやすく書いてある『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』を読んで、自分が考えたことは、①【過去とはなにか】、②【自分と他者】、③【いまを後悔しないように生きる】でした。

前回に、①【過去とはなにか】、②【自分と他者】について考えましたが、今回は③【いまを後悔しないように生きる】について考えたいと思います。

本には、「人間の時間は有限なので、すべての対人関係は”別れ”を前提に成り立っている」「すべての対人関係において“最良の別れ” のために努力する」「もしいま突然関係が終わってしまっても別れを受け入れることができるか」といったことが書かれていました。

私は26歳の時に、特別仲が良かった友達が突然死にました。

私としては、後悔しないくらいにはその友達との付き合いをしていました。

だけど、私自身の想いというよりは、その友達のこれまでのことやこれからの未来を想った時、あまりに無念だと感じました。

若いけれど、これまで死ぬほど頑張ってきて、やっと落ち着いてきて、これからの未来は希望いっぱいだと私が感じるほどであったのに、突然それがなくなったのです。

その友達にとって自分は何かできたかなといったような、たいそうなことを上から言うつもりはなくて、純粋に無念だと”私が”感じました。

その経験から、もしかして人って自分のことよりも他人の辛いことの方が、受け入れるのが難しいのではないかと気づきました。

おそらく、自分のことではないから、自分ではコントロールできなくて、だから友達のことももちろんコントロールはできないもなので、だから“私が無念だった”と感じることは合ってたんだと思います。

そして、せめて、コントロールできる自分の行動だけは、無念にならないように、後悔しないように生きたいと思いました。

それは人との付き合いもそうです。

大きな人生の目標はそう決めたけど、それを忘れている日もたくさんありました。

特に、しんどくて自分中心になっている日々は、頭の中はネガティブなことが堂々巡りで、そんなことは少しも頭の中には残っていませんでした。

後から、しんどくて自分中心だったことを後悔しています。

だから、こういった目標を続けることも、なんとなくではなくて努力が必要なんだと思いました。

そして、本にある”別れ”は死だけではなく、すでにたくさん起こっているのかもしれないと思いました。

たとえば、同じ学校だった友達たちは、全国に散り散りになっていて、もう二度と会わないかもしれません。

近くに住んでいる人でも、会おうとしない限りはもう会わないかもしれません。

家族と喧嘩していても、仲直りしないまま明日死ぬかもしれません。

だから、『いま』会いたい人には会って、やりたいことはやっておきたいと思います。

自分が後悔しないためにです。

できればそれを毎日継続したいと思っています。

それも、たいそうなことではなくて、私にとっては丁寧に生活するということです。

たとえば、道路は車が通っていなくても、斜め横断はせず横断歩道をちゃんと渡るとか、集合時間のギリギリに行って、待つことは無駄な時間だと思うのではなく少し早めに行くとか、ちゃんと歯磨きをするとか、そういったことです。

たとえば、朝遅くに起きてバタバタ急いで準備すると、間に合ったとしてもなんとなく不完全感があります。

朝ごはんを充分に食べてないとか、化粧が適当とか、持っていくものの準備も、マスクやティッシュなどなくても大丈夫だけどあればなお良いものに気がまわらないとか、そういう不完全感です。

でも、余裕を持って起きて準備すると、自分にも丁寧に接することができるし、自分以外の子どもなどの他の家族にも丁寧に接することができます。

このように、自分が丁寧な生活をすることは、丁寧な人付き合いをすることにもなります。

本には、「”なんでもない日々”が試練」「”最初の1歩”が大切だが、人生は”最初の1歩“を踏み出した後から始まり、歩み続けることが試練」ともありました。

まさに、なんでもない日々が大事で、それを続けることは案外“試練”なのかもしれないと感じました。

でも、なんでもない日々を送りたいと心から思っています。

これまで、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』を読んで、いろいろと考えてきました。

ところで、アンパンマンに「愛と勇気だけが友達さ」という歌詞がありますが、この歌詞を書いた人はアドラー思想でも反映してるのかなぁなどと、邪推していました。






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最終更新日  2025.04.03 20:00:09 コメントを書く


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