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春になってそぞろ動き出すのは、単車と山ネズミと相場はきまっているが、あと自転車というのもこれ増えてまいります。さてそんなワケで、この春突如自転車が欲しくなってしまった人を今日はここで紹介してみたいと思います。ファイルその1、旧友ポストマン。運動不足とポッチャリ体型を自覚していた奴は、春になり通勤を自転車に変えようと考えました。そこでまず自転車です、自転車といえばほねつぎ屋のおっさんです、奴はほねつぎ屋のおっさんに自転車について相談をしました。「楽に走れてカッコイイ自転車は何ですか?ロードタイプですか?BMXですか?」するとほねつぎ屋のおっさんは答えました。「通勤やろ、琵琶湖一周とかせーへんのならロードもBMXも必要なし、まともなママチャリを買いなさい!」健康バカで酔っ払でスケベなほねつぎ屋のおッさんだが、さすが無駄に自転車に乗っておりませんで、この件に関しては実に的確な答えをポストマンに投げかけた、そしてポストマンは三段変速のついた国産メーカーのとっても丈夫なママチャリを買いましたとさ。でも頑張って自転車通勤を始めてみたら、体力的にはイケたんだけどサドルにお尻が食い込んでイタイイタイと泣きましたと、はたして自転車通勤は続くのか?続いて、ファイルその2、後輩マサちゃん。こちらも昨今ずっぽり二足歩行ロボットの大会等に肩まで漬かってしまい、めっきり体を動かす機会が減ってしまった後輩マサちゃん、このままではいけないと近くの緑地で仕事終わりに走りこむべく、その緑地まで行く足としての自転車を只今検討中なのだと、先日ウチに来たとき話してくれた。「今っていいのがあるんですよ、スタイルも随分良くってね、折りたたみもできるから車にも積めるし、一回の充電で結構アシストしてくれるんですよ!」「なんや電動アシスト自転車かいなぁー!そりゃまあ楽やけど・・・」「いやあれは侮れないですよ、しんどい場面になったら誰か見えない人が自転車押してくれるんです、見えないですけどね」方やママチャリケツイタタ、こなた電動アシスト楽ちん楽ちん、見合って見合って、この一番かろうじてポストマンの勝ち。
2010.05.08
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モザイクの帰りには再度山の展望台へ寄ってきた、あ、昨日のつづきです。ちなみに再度山というのは神戸の超メジャーなデートスポットである。大阪、兵庫に生息している男子は、女子とつきあい始めたら必ず一度はここに夜景を見に行くコトが府や県の条例で定められ義務化されていると、そんな場所である。六甲より断然眺めがいいのね。僕も若い頃にはよく来たもんだ、そうそう嫁さんと来た時なんか偶然ラッキー池田と遭遇もした、いやホントに、モデルらしきオネエちゃんを連れて観光していたんだ、夜の9時ごろだったか。話を戻そう、まだ明るい時間だったが娘たちにも一度再度山の免疫をつけといた方がいいかと考えて現地にやってきた、十五年ぶりだったが案外道は覚えてるもんだ。懐かしく見慣れた駐車場に車を停め、長い長い階段は登れそうにないので一人駐車場に残るコトとし、やつら三人を見送った。駐車場には僕以外にも客待ちのタクシーのおっちゃんでが退屈そうに車をトリノハネーン(棒の先に鳥の羽が沢山着いたブラシ)で車を拭いていた。「兄ちゃん見に行けへんのか?」「はぁちょと、階段がダメなもんで」「どっか悪いんか?」「呼吸器が少々」「そっかー大変やなぁ」「いえいえそーでもないっす!」「まあ上がっても、今日は黄砂で景色もイマイチやで」「黄砂ひどいですか今日?」「すごいでー、黒の車やからいっぱつで分る」おっちゃんは忙しそうにトリノハネーンを動かすのに余念がない。と、無駄話に花を咲かせてたら奴らが戻ってきたので「それじゃー!」とタクシーのおっちゃんに別れを告げて駐車場をあとにした。ところでこの展望台、僕が来てた頃にはそんなの聞かなかったのだが、ここ十年で柵のトコロが錠前だらけになってしまったんだと。というのも、さっきも言ったがこの展望台はカップルのメッカなので、いつの頃からかココに来て柵に錠前(南京錠)をかけて帰ればその二人はいつまでも離れないとかいう言い伝えがマコトしやかに囁かれだしたんだと。そしていつしか柵に錠前が鈴なりに・・・それを踏まえた嫁さんの話「あのな、お父ちゃん、上でエライことやってもうてん!それがな、上に行ったらな柵のところモノスゴイ数の南京錠がぶら下がっててんな、そんで中にいくつかナンバーを合わせるタイプの鍵があったから、まさかこんなん簡単に開けへんでー!て言いながらこの子らと一緒に四桁の番号を回してみてん、そんなら1111から始めて二番目の1211であっけなく開いてしもてん、どーしよ、もっぺん閉めてきたけどあの鍵つけて帰ったカップル絶対別れるわ!」すいません、その錠前つけて帰ったカップルさん、連休明けに別れたらウチの嫁さんのせいです。嫁さんになりかわりましてお詫びいたします。
2010.05.05
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連休も煮詰まってきたので、ここらで一発外出だ!と昨日は、神戸方面へ車を走らせた。渋滞をビビリ過ぎたため少々早すぎた出発が仇となり、神戸タワーを臨むショッピングモール『モザイク』に到着したのはまだ店店が準備をしている9時代だった。それでも人がまばらなモールを歩き、テラスで潮風に吹かれているとしだいにモールも動き出し、結果オーライといったトコロ。そして僕達がまず向かったのは、モザイクの一番奥にある取って付けたような遊園地。そこは子供だましという言葉がまさにぴったりの施設で、なんちゃってコースターや小振りな観覧車、あと空飛ぶダンボもどきにメリーゴーランド、片隅には「とっても怖い!」と自画自賛しているプレハブホラーハウスなどなどが待ち受けていた。本格派のアミューズメントパークなんて黄金週間に行くもんやないで、そんなん人混みに呑まれて疲れに行くようなもんや、な、ここでも十分楽しめるやろ!と娘らに無理やり言い聞かせて、まずは長女をなんちゃってコースターに乗せた。次女は何やら入り口付近で見た魚のやつがいい!と言いだしたので、そういえば今通ってきた傍らに金魚すくのお兄さんみたいなのがあったっけと、コースター組みを残して次女の手を引き少し戻った。あった、金魚すくいよりやや大きなやや深い水槽に小さな魚が放されているが、ん?金魚じゃない。水槽の周りを取り囲むように椅子が置かれていて、係員の兄ちゃんが二人、客は無し。何これ、釣るの?すくうの?状況がまったく把握でずにハテナマークをいっぱい飛ばしながら「ここは何するトコロなの?」と係員のお兄ちゃんに尋ねてみたら「足湯です!」という答えが帰ってきた。へっ?っとさらに混乱しかけた僕の脳は、土俵際でうちゃるがごとく突然全てを理解した、つまりは足湯なのだ、足湯の中に例の話題のほらあのドクターフィッシュって皮膚の古い角質を食べてくれる小魚が放されてるってワケだった。しかし、凄く地味ぃーに営業してるので人は沢山周りを通っているにもかかわらず誰一人この催しに興味を示していないのね。ましてや係員の兄ちゃんはバイトらしく、あまりというか全く客の呼び込みをしないもんだから尚更。そしてそんなトコロにやって来たのが僕たち二人だったって言うワケ。仕方ないので「足湯やぞ!ドクターフィッシュやぞ!ホンマにこんなんでいいのか?」ともう一度ヤスに確認したのだがヤツは「これでいいのだ!」とバカボンのパパよろしく答え、おもむろに靴下を脱ぎズボンをまくり、足をつけて黙々と制限時間の五分間を楽しみはじめた、僕は後ろに用意された椅子に座りながらヤスと話をしていたのだが、不意にヤツの足元がどんな具合になっているのかが気になって、立ち上がって近づき足をつけた水槽の中を覗いてみた、ら。うぎゃぁー!水槽中のドクターフィッシュがヤツの足を喰らわんとばかりに地獄絵図のような様相で群れていた、何でコイツはこんな状態で平然としていられるのだ、見てるだけでもものすごくコソバユイのが伝わってくると言うのに。とにかく嫁さんに見せなくては、この光景は僕たちだけで楽しむにはもったいない。しかし、視界の先にいるなんちゃってコースター組みの二人はいま少し降りてくる気配がなく、やっとコチラに辿り着いた時には時間切れとなりヤスは足を拭き靴を履き始めた時だった。そこでこのまま帰るわけにはいかないと僕は、有無を言わさず兄ちゃんに四人分のお金を払い、とにかく君たち靴下を脱いで足をつけなさいと家長として命令を下した。喜ぶヤス、困惑する嫁、嫌がる長女、実はうらやましかった僕、今度は三人増えて四人で水槽に足をつけた、が、長女は本気で嫌がりリタイヤ、仕方ないので三人でチャレンジを続けた。やってみると想像以上にとんでもなくコソバユク最初の内はなんとも気色が悪いもんだった、しかし慣れてくると結構楽しい、とにかく物凄い数の魚が寄ってくる、物凄い勢いで特に僕に寄ってくる、お前の足が一番汚いんだと言わんばかりに団体さんで寄ってくる。それに引き換え次女の足は前回ので食べつくしたからかなのか、ほとんど見向きもされない。嫁の足にもけっこう集まる、そして当人の嫁はこのうにょにょにょ感がどーも苦手らしく公衆の面前なのにギャーゥオーゥオー!と始め人間のように騒ぎまくり悶えまくり、行き交う人たちの足を止めていた。結果、まるでサクラのような我が家族の登場で閑散としていたドクターフィッシュの足湯は、僕たちが立ち去る頃にはモザイク話題のスポットとして生まれ変わり、沢山の人であふれあちこちで絶叫が上がっておりました。かくして、僕たちの足首から下、特にかかとは、今まで生きてきた中で一番にトゥルントゥルンになりましたとさ、おしまい。 ちなみにこの時点では客が増えたため奴らは分散しております。一人で足を突っ込むと、おおよそこれの四五倍!!ウソじゃないよー!
2010.05.04
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光の国からの使者は言った。「インタネーは今や光の時代です!」三月半ば某家電量販店でのことだ、さらに続けて光の国からの使者は小声で言った。「実は僕、この家電量販店の店員ではなくって、光の国からの使者なんです」ハタから見ると上手に勧誘されてしまったカモという図に映るかもしれないが、実はちょうど新しいパソコンを物色中で、購入の際には光も同時に契約して割り引いてもらおうと考えていた僕にとっては渡りに船の光の国からの使者との接触だった。かくしてその日、僕はパソコンを光の国割引で購入し、開通は今日から一ヵ月後が目安ですという使者の言葉を信じて帰路に着いた。それから半月して三月の末日、光の国からの二番目の使者が現地調査だと我が家にやって来た。使者は手際よくウチの周辺を調べ、図面を描き、当日の工事の説明を簡潔にしてくれた。使者はさすが光の国から来ているだけあって実に手際が良く愛想も良かった。ただ一点だけ、気になっていたのでタイムスケジュールだけは念を押して聞いてみた、すると「すんません、ちょっと混み合ってるもんで、契約時ではなく今日から一ヶ月と覚悟しといてください、日程は近々工事する方の部署から調整の電話がかかってくるはずです」そうか、そりゃまあ仕方がないわなと、その日は納得して使者を帰した。そして四月はどどどっと過ぎてゆき、ほっといたら月末がやって来そうになった昼下がり、あれ?いまだに電話がないわ!とハタと気づいた僕は、サービスコールにダイヤルをしてみた。すると、電話の向こうの光の国のオネエちゃんは恐縮しまくりで、至急担当の部署から連絡させますと言いごめんねごめんね!と謝った。そんな流れでやっと昨日だ、遊びに来ていた後輩マサちゃんとパソコン談議に花を咲かせていたまさにその時、タイミングよく光の国からの電話がかかってきた。「大変お待たせして申し訳ありません、やっと工事の日程の段取りがつきましてお電話させていただきました・・・」にいちゃんは何故かしょっぱなから半泣きの声で、一番早いのが12日の水曜日ですと言うのだが、平日は無理だと答えると、さらに泣きそうな声でその週の土日はもう予定がいっぱいで次週の22日23日になります22日の3時頃はいかがでしょうか?と提案してきた。そこで流石に僕も、ちょっと待ちぃーなにいちゃんと、なんぼなんかてコチラとしてはゴールデンウィークには開通するもんやと楽しみにしてたんやでと、開通まで二ヶ月かかるのやったら最初からそう言ってくれんとあかんし、そうでなければせめて四月の半ばに電話してきて断りをいれるのが筋ちゃうかいと、コッチが電話せんと連絡してこんとそのうえ22日でどうでしょうはないないんとちゃうかいと、次の土日でも遅いくらいやでなぁにいちゃんと、なんか僕、間違ったこと言ってるかい?と説教してやった。勿論ゴネるつもりは毛頭なかったのだが、僕と同じように待ってる客もいるだろうと皆になり代わって苦言を呈したのだ、すると兄ちゃんは何を思ったかまったく困り果てたというか細い声で「しばらくお待ちください」と突如通話を保留にし、そしてその一分後「あのーなんとか一週早く十五日に工事させてもらいますぅ」と言ってきた、それを聞いて僕は電話のこちら側でずっこけてしまった。「はぁ?できるんかいな!できるんやったら最初から言わんかいなボケ!さんざん待たしといてなに三味線引いとんねん、できませんて言ったからには最後まで覆すな、やっぱりできました!なんて言われたらよけい腹立つわ!あんな、そんな無理してもらんでエエ、別にゴネてるワケやないやから、工事は22日の3時でかめへん、たのむでしかし!」最初から、半泣きだった光の国のにいちゃんは、悲しそうに「スンマセン!」と言って電話を切った。とにかく頼むぜ光の国よ、期待しているんだからさ、一刻も早くシュワッチと光を我が家に届けておくれよ、お願いだから。
2010.05.02
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