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2019.09.29
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第37話「譲れぬ親心」

乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)の嫡子である第7王子・永琮(エイソウ)は天然痘に感染、幼い命を落とした。
誰もがこの事実を皇帝に伝える勇気がなく、仕方なく皇太后が奉先(ホウセン)殿で息子の回復を祈る弘暦の元へやってくる。
「永琮は…亡くなりました」
すると弘暦は張り詰めていた糸が切れ、その場にへたり込んだ。
「でもそなたには他の息子もいる、この悲しみを必ず乗り越えなさい
 さもなくば紫禁城の天が崩れ落ちてしまいます…」
皇太后は悲しみをこらえ、弘暦を慰めた。



葬儀が重なって落ち着かない正月となったが、正月が明けると皇帝と東巡に旅立つため、しばらく娘にも会えない。
弘暦が即位して13年、初めての東巡、秦の始皇帝と漢の武帝も東巡で泰(タイ)山での封禅(ホウゼン)を重視していた。

一方、皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は息子を失った衝撃から床に伏せっていた。
固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)は弟が亡くなっても自分がいると元気づけたが、琅嬅は娘では何の役にも立たないと落胆する。
「娘なんて息子の添え物に過ぎない…
 息子がいなければ、娘は雪中に送られる炭にも及ばないわ…いないよりはましな程度よ」
琅嬅は息子を守れなかった自責の念に駆られ、もはや生きている意味などないと嘆いた。
しかし璟瑟がうっかり父皇が妃嬪たちを連れて山東(サントウ)へ出かけると口を滑らせ、思いがけず琅嬅を奮起させる。
侍女・素練(ソレン)の話では皇帝も皇后の同行を望んでいるものの、重病の琅嬅を心配して秘密にしていたという。
琅嬅は嫻貴妃(カンキヒ)の台頭を恐れ、何が何でも東巡に行かねばならないと焦った。
「ダメよ、永璉(エイレン) と永琮がいなくなっても皇后はこの私よ!まだ死んでいないわっ!」


欽天監(キンテンカン)は皇帝に謁見し、天象により東巡の出発は2月4日が最も吉だと報告した。
しかし離宮に客星(カクセイ)が見えるため、皇后に災いが降りかかるかもしれないと懸念する。
弘暦は息子を失った皇后にそれ以上の災いなどないと一蹴したが、太監・李玉(リギョク)に念のため警戒するよう命じておいた。

乾隆帝一行が都を出て半月が経った。
琅嬅は無理を押して同行し、一緒に泰山に登って碧霞元君(ヘキカゲンクン)にも参拝する。

そんな中、弘暦は蒙古(モウコ)でも一大部族であるホルチン部から色布騰巴勒珠爾(スプタンバルジュル)の許嫁に清(シン)の嫡出公主を要望される。
巴勒珠爾は皇子たちと共に尚書房で学び、2年前に輔国公(ホコクコウ)に封じられた周知の人物だ。
しかし未婚で嫡出の公主と言えば、皇太后の次女で長公主・恒媞か琅嬅の娘・璟瑟の2人しかいなかった。
皇帝からその話を聞いた琅嬅は動揺を隠せない。
その時、皇后の寝殿に玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)が挨拶にやって来た。
ちょうど皇帝と話し中だと止められ、仕方なく少し散歩でもして来ると言って離れたが…。

その夜、白蕊姫は皇太后を訪ねた。
「公主の縁談が朝廷で議論されており、皇上は皇太后より先に皇后に相談していました
 私が挨拶に伺った際、皇后は自分の娘を一心にかばい、長公主を嫁がせるよう主張していたのです」
皇太后は憤慨したが、白蕊姫が自ら動いて知らせてくれたことに感謝する。
すると白蕊姫は皇太后の憂いは自分が取り除くと約束した。
「でも妙ですね、皇后は重病だったのになぜ急に回復したのか…」
「回復などしておらぬ、薬で命をつないでいるのだ」
「なるほど~では娘を遠方に嫁がせるとなれば、衝撃に耐えられぬやもしれませんね?」
玫嬪が下がると、侍女・福珈(フクカ)は慶常在(ケイジョウザイ)や舒嬪(ジョヒン)より役に立つと褒めた。
「和敬公主は高慢です、蒙古で苦労したほうがいいでしょう」
いつも嫡出であることを鼻にかけている璟瑟、ならば嫡出の務めを果たしてもらえばいい。

皇后の病状を探っていたのは嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)も同じだった。
そこで白蕊姫は金玉妍に接触し…。

翌朝、葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)は皇帝を待ち伏せ、散歩に同行したいと言った。
しかし弘暦はまた公主の縁談の件で意見しに来たと分かっている。
すでに皇太后の息のかかった大臣たちが恒媞を差し出すことに2刻も反論し、さらに玫嬪まで加勢に来ていた。
結局、意歓は皇帝を諫めることができず、何も言えずに下がってしまう。
その様子を福珈が見ていた。|ωー́ )ジーッ

皇太后は役立たずの舒嬪を引っ叩いた。
「皇上の妃嬪にしてやった恩を忘れたのか?!あん?全て私のおかげであろう!」
今まで舒嬪の真心に配慮し、皇帝への進言を強要してこなかった皇太后だったが、今回ばかりは一大事だ。
「情にもろい者は推挙せねばよかった…いずれ仇となるぞ」
皇太后は憤慨して出て行ってしまう。
↓使える駒と使えない駒


皇后への挨拶に向かった烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は遊廊で弘暦に出くわした。
弘暦は今は皇后に会わない方が良いと止め、散歩に誘う。
今や朝廷と後宮は公主の輿入れで大騒ぎだった。
大臣にはわめき立てられ、皇后には泣いて懇願され、板挟みに苦しむ弘暦…。
如懿は皇太后も皇后も間を置けば理解できると話し、その時に決断を下してはどうかと進言した。

皇太后は夜更けというのに琅嬅を呼びつけ、自分が先帝から下賜された豪華な真珠の首飾りを差し出した。
「璟瑟は年頃の娘だ…嫁入り道具として贈ろう」
しかし琅嬅は受け取らず、自分が輿入れの時に先帝からもらった金の鴛鴦を献上する。
「恒媞長公主はホルチン部に嫁ぎます、これを嫁入り道具に加えてください」
皇太后と琅嬅は自分の娘を遠方に嫁がせまいと牽制し合った。
結局、2人は互いに贈り物を下げ、激しい言葉の応酬となる。
「璟瑟は皇上とそなたの子、庶出の公主たちに比べて高貴である
 璟瑟も嫡出であることを吹聴し、称号をもらって以来、庶出の弟妹を見下しておる
 ホルチン部に嫁がせるべきだ」
「年若い璟瑟は礼儀知らずで嫁になど出せません」
「婚家で苦労すれば自然と礼儀も身につく、母親に教わるよりずっと有効だ
 それに今回の嫁ぎ先であるホルチン部は蒙古の中でも尊貴な部族だ」
「ならば長公主のお相手に最適では?」
皇太后は一歩も引かない琅嬅に苛立ちを隠せなかった。

如懿は弘暦にそろそろ休むよう勧めた。
しかし弘暦は公主の件が解決しなければ落ち着かないという。
その時、李玉が現れ、福珈が皇太后と皇后の仲裁を求めていると報告した。
驚いた弘暦はすぐ出かけることにしたが、ふと立ち止まってきびすを返す。
自分が行けば2人から助太刀を求められるだけだ。
弘暦は皇后が軽率にも皇太后に会いに行ったことに憤り、李玉にともかく皇后を連れ戻せと命じる。
困惑した李玉は皇太后の話に割って入ることなどできないと訴えた。
すると如懿が斉侍医を行かせてはどうかと進言する。
皇后の薬を届けたことにすれば双方が窮地を脱せると言うのだ。

皇太后はかつて長女を遠方に嫁がせていた。
自分のそばには恒媞のみ、どうしても手放したくない。
「そなたは姑を悲しませても構わぬというのか?」
「滅相もない、でも私は永琮を亡くしたばかり、璟瑟が唯一の我が子です
 そばに置いて孝行させ、永琮の供養もさせねば…」
これまで義母に忠実だった琅嬅だったが、今回ばかりは譲れなかった。
「それに私は兄嫁として長公主の将来が心配です
 ″詩経″によれば″摽(オ)ちて梅あり その実7つ 我を求む庶士 その吉に迨(オヨ)ぶべし″
 長公主はお年頃なので機会を逃してはなりません」
嫁から諌められた皇太后は我慢ならず、思わず琅嬅の泣き所をついた。
「そなたは大した兄嫁だ…
 だが当時、込み入った事情がなければ皇后になっていたのは嫻貴妃だ
 そうすれば今ここで兄嫁を自称しているのも嫻貴妃になる
 嫻貴妃が兄嫁だったら、私の立場も理解してくれただろう」
皇太后の一撃に激しく咳き込む琅嬅、しかしそれでも折れる様子はない。
「嫻貴妃に子はいません、ホルチン部に嫁ぐのはおのずと長公主になります
 皇上も悩まずに済むでしょう」

皇太后が頑なな琅嬅にへき易していると、ちょうど斉侍医が現れた。
斉侍医は皇后には決まった時間に服薬が必要だと訴え、2人の口論を収めることに成功する。
すると最後に皇太后は、己の身が持たねば娘を長い目で見守れないと釘を刺した。
琅嬅は必ず病を克服して娘の門出を見届け、皇上と添い遂げると言い返す。
「よろしい、あいじゃーもそなたの望みが叶うよう祈ろう」
皇太后は憤慨して席を立った。

如懿の妙案が功を奏した。
しかし今度は老臣・張廷玉(チョウテイギョク)が謁見にやって来る。
そこで弘暦は如懿を屏風の後ろに行かせて話を聞かせることにした。
すると張廷玉は皇太后派でないにも関わらず、恒媞を嫁がせることに反対だという。
実は皇太后の長女・恒娖(コウサク)はジュンガル部に嫁いでおり、恒媞まで尊貴なホルチン部に嫁がせれば、蒙古王室の二大部族の子が皇太后の娘婿になってしまう。
そうなれば朝廷における皇太后の勢力がますます増長するだろう。
張廷玉は大臣たちの反対が皇太后をかばうためだけとは言い切れないと言った。
「皇上の天下を守りたくもあるのです…」

翌朝、弘暦は未だ公主の輿入れに結論を出せずにいた。
如懿は張廷玉の話も一理あると納得し、弘暦が一番、優先したいことは何かと尋ねる。
すると弘暦は真っ先に清の皇帝として家族の事情より朝廷を優先すべきだと言った。

つづく

( ๑≧ꇴ≦)あいじゃーが皇后に押されている〜www





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最終更新日  2019.09.29 21:25:47
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