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2019.12.06
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love
第57話「望まれぬ婚姻」



魔尊・旭鳳(キョクホウ)が萬魔殿(マンマデン)から出ると、ちょうど卞(ベン)城公主・鎏英(リュウエイ)がやって来た。
実は忘川で″幽冥(ユウメイ)の怒り″が起こったという。
鎏英は誰かの命令で暮辞(ボジ)が滅霊箭(メツレイセン)を作ったのだと訴え、その狙いは旭鳳だと断言した。
話を聞いた旭鳳もすぐ固(コ)城王の企みだと気づく。
するとそこへ魔兵に追われながら月下(ゲッカ)仙人が駆けて来た。

旭鳳は魔兵を下げ、叔父に挨拶した。
すると月下仙人は穂禾(スイカ)を娶るなど乱心したのかと呆れ、そもそも旭鳳を救ったのは錦覓(ジンミー)だと教える。

 ″玄穹(ゲンキュウ)の光″を得るために危険を冒して蛇山へ行った、命を懸けてな!」
しかし旭鳳は、自分が刺されるのを目の前で見た月下仙人まで錦覓に惑わされていると非難した。
月下仙人は自分を信じられないのかと驚き、錦覓が過ちを償うため命も顧みぬ姿をこの目で見たと訴える。
それでも頑な旭鳳は耳を貸さなかった。
「水神が何をしたかはどうでもいい、私を刺した瞬間から関係のない女なのです
 穂禾が私の妃になります」
「にっ…目を覚まさぬか!洛霖(ラクリン)と臨秀(リンシュウ)を殺めたのはあの女で…」
「叔父上!」
旭鳳は急に月下仙人の話を遮り、政務があると断って行ってしまう。



旭鳳は魔兵を連れて暮辞の捜索に乗り出した。
月下仙人との話を聞いていた鎏英は、思慮深い月下仙人が錦覓に利用されるとは思えず、やはり穂禾が元凶ではないかと疑う。

先の水神と風神を殺めたのが穂禾で琉璃浄火(ルリジョウカ)を使えると…。
旭鳳にはそれが真実とは思えなかったが、ただ自分が目を覚ました時に確かに穂禾は霊力を消耗しており、今も体調がすぐれないのは事実だという。

その頃、監禁されていた暮辞はついに滅霊箭を完成させていた。
すると鎏英が現れる。
「滅霊箭を渡さないと私は殺されてしまうの…」

「6月6日に…」
「…?…滅霊箭を、ここから出ましょう」
「そうだな」

暮辞の行方はなかなか分からなかった。
手分けして探していた旭鳳と鎏英は再び合流したが、互いに手がかりはない。
明日は6月6日、婚儀を挙げる約束の日…。
旭鳳と鎏英はあきらめず捜索を続行すると、しばらくして偶然、旭鳳が地面に結界の痕跡を発見する。
そこで試しに近くの岩肌に火術を放って爆発させてみたところ、突如、洞窟が出現した。
2人は早速、中へ…。
すると驚いたことに固城王がちょうど消散して行く姿を目撃する。
どうやらここで暮辞が監禁されていたのは確実だが、当の本人はいなかった。
「…暮辞が固城王を?ならまだ近くにいるはずだ」
「そうね、生きているんだわ!」

その頃、暮辞は薄れゆく意識の中で必死に歩いていた。
「6月6日…あの場所…6月6日…」
あの時、暮辞は6月6日に何の反応もしなかった鎏英が偽物だと気づき、滅霊箭で襲いかかった。
予想通り正体は固城王だったが、あっけなく掌ではね返されてしまう。
しかし暮辞はかろうじて固城王の腕を切りつけていた。
『…王のくせに知らぬのですか?滅霊箭はわずかな傷でも元神ごと滅ぼせると…』
こうして命からがら逃げ出した暮辞は鎏英との約束を守るため、おぼつかない足取りで進んで行った。

その夜、回復した錦覓は中庭でぼんやりとしていた。
そこへ潤玉(ジュンギョク)がやって来る。
潤玉は錦覓の元気がないのは旭鳳の婚儀のせいだと分かっていた。
「あきらめられぬのか?」
「そうよ、もうすぐ新郎になるのにね…」
すると潤玉は錦覓の手を取り、息を吹きかけて温めてやる。
「覓儿、手が冷えている…、戻ろう」
「あなたは私が冷え切っている時に温もりをくれる…」
「心の冷えは怖い、だが冷え切った者同士で寄り添えば暖を取れるし、傷つけ合わずに済む
 それに…冬と夏は相入れぬ定めなのだ」
錦覓は誰よりも身にしみている定めを指摘され、思わず手を離した。
仕方なく潤玉は先に帰ることにしたが、来月の15日は確かに婚儀にふさわしい日だと言い残す。
その時、錦覓がならば婚儀をと言った。
「覓儿?今、何と?」
「来月が婚儀にふさわしいなら行いましょう」

「覓儿、本気かい?」
「ぅん」
潤玉は感激し、錦覓を抱きしめた。
…深くなくても長い愛が欲しい(←こりゃ名言だねw
…君を守れるだけで私は幸せだ

暮辞が見つからないまま6月6日になった。
それでも鎏英は暮辞が必ず約束を守ってくれると信じ、思い出の場所でじっと待ち続ける。
卞城王と旭鳳は半ばあきらめていたが、その時、ついに暮辞が深手を負いながらも洞窟へ到着した。
2人は験心石(ケンシンセキ)の儀を済ませ、卞城王に拝礼、ついに夫婦となる。

しかし暮辞の身体は限界に来ていた。
暮辞は急に喀血してしまう。
旭鳳と卞城王は心配したが、鎏英が2人だけにして欲しいと頼んだ。

鎏英と暮辞はここ青天洞での思い出を懐かしみ、改めて愛を誓った。
そこで鎏英は自分に考えがあると切り出す。
「明日、人間界へ向かい、世の煩いは忘れ、自由に暮らしましょう?」
「…そうだな」
「前に海が見たいと言っていたはず…一緒に小舟に乗って、水の流れに任せて漂うの…」
「分かった…」
暮辞は力が抜けたように鎏英の肩に頭を乗せると、無念の涙をこぼして息絶えた。
すると鎏英は魂魄が離散し始めた暮辞に子供がいると告白する。
「父上には名づけを頼んで…魔尊には後ろ盾になってもらう…子供が安泰に暮らせるように…」
悲しみに暮れながら暮辞を見送る鎏英、そしてやがて暮辞の身体は消散した。

一方、天宮ではすっかり仲良くなった月下仙人と彦佑がいた。
来月15日、魔界では旭鳳と穂禾が、天界では潤玉と錦覓が婚儀を挙げる。
すると納得がいかない月下仙人は、こじれた縁を自分たちで元サヤに戻そうと持ちかけた。

天帝と錦覓との婚儀が決まってからというもの、鄺露(コウロ)は上の空だった。
自ら婚儀の支度をしたいと申し出たものの、身が入らない。
そんな娘を心配した太巳仙人は七政殿の天帝を訪ね、年頃になった娘に良い縁を見つけてやりたいと訴えた。
そこで潤玉は婚儀の後、自ら鄺露の相手を見繕うと約束、去就については本人に選択させるという。
喜んだ太巳仙人は拝礼して感謝したが、そこへ慌てて鄺露が駆けつけた。

すると鄺露はいきなり天帝の前にひざまずき、誓いを立てる。
「上元(ジョウゲン)仙女・鄺露、一生、陛下にお仕えいたします…この命のかぎり」

錦覓は嫁ぐと決心したものの、未だ旭鳳のことが忘れられずにいた。
しかし寝殿にはすでに完成した美しい婚礼衣装が飾られている。

つづく


(  ̄꒳ ̄)あ…そう言えば魔界っていつも夜?…なのよね?
暮辞…すごく良い人なのに…(TㅅT)
最後まで好きになれなくてごめんw





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最終更新日  2019.12.06 14:16:41
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