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2021.01.29
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第55話「繋ぎとめた縁」

白鳳九(ハクホウキュウ)は息子・滾滾(コンコン)を縁啓(エンケイ)台の謝孤栦(シャコシュウ)に預けて九天にやって来た。
そして仙体を手に入れた葉青緹(ヨウセイテイ)と瑶池(ヨウチ)で合流する。
「仙体をくださり鳳九殿下に感謝しています」
「命を捨てて私を救ってくれた、礼を言うのは私の方よ
 …葉青緹、今日からあなたを仙班に加える、神仙の責を果たすように
 あなたは正直な人間だった、神仙の掟を守り、務めに励んでね」
「はい」

これは天地の精を集めて100年に1滴、得られる水で、人間界の汚れを払うという。
こうして儀式が終わると、控えていた仙娥(センガ)が東華帝君からの命を伝えた。
「青雲(セイウン)殿に来るよう仰せです」

青雲殿では東華帝君が新しい神仙に位を授けていた。
とは言え神仙になりたての葉青緹は修練も経ていないため、まだ何の能力もない。
しかし東華帝君は太晨宮に入って帝君を継ぐよう命じた。
「仙籍を管理するだけでよい…たやすい」
殿内が騒然となる中、東華帝君は重霖(チョウリン)に葉青緹を太晨宮へ連れて行くよう伝えて姿を消した。



一方、魔界では燕池悟(エンチゴ)がなかなか東華帝君の秘密を明かそうとせず、緲落(ビョウラク)が苛立っていた。
「思い出したら教えてやるよ!」
緲落は騙されたと気づいて燕池悟を痛めつけたが、燕池悟は屈服しない。

 ふっ、東華はすでに回復した、お前の悪行に始末をつけ、再び封印するだろう」
燕池悟はでたらめを吹き込んで緲落を梵音谷へ誘導する計画だった。
「以前、俺たちは梵音谷に落ち、仙力が急増した、その時、梵音谷の持つ力を知った
 だが今の梵音谷はお前の邪気で満ちている、漏れ出ぬよう東華が封じたんだ」
「…東華が迅速に回復したのは梵音谷で力を得たからか?」


白鳳九は内殿でひとり東華帝君を待っていた。
こんな時、人間界の芝居だったら最初はどんな台詞を言うだろうか。
…久しぶり、元気でしたか?…
するとついに東華帝君がやって来た。
東華帝君はしばらく会わない間にすっかりやつれ、薬の匂いをまとっている。
…病かしら?…
「お茶を?」
鳳九の最初の言葉に東華帝君は小さくうなずいた。

東華帝君は白鳳九が入れてくれた茶を飲みながら、それとなく震える手を抑えた。
「そなたに会いたかった」
「…人間界で聞いた言葉があるの、″難ならば耐えるより忘れる方が良い″
 確かにそうだわ、あれから長い時が過ぎた…で、今もあの方と?」
鳳九は東華帝君と姫蘅(キコウ)の関係を誤解したまま、2人の話はかみ合わない。
「あの方と魔界へ行くと決めたのはあなたです、私は何も言えない
 一時は苦しんだけど、今はもう元気よ、あなたにもそう望むわ」
「…祝宴に行けなかったのは私が悪い、ただ私は姫蘅を魔界へ送り、義理を果たしただけだ」
「私が離れたから急に惜しくなったのね?私は腹を立てて去ったわけじゃないの」
「そなたが誰より大切だ…誰よりも大切なのだ」
東華帝君は愛しい小白の髪を優しく撫でたが、鳳九はどこかよそよそしかった。
「あの時、私は待った、祝宴に来ないあなたを…心配しながらずっと待っていたわ
 だけど父によるとあなたは…(ぁ…)…もちろん信じなかった、あなたに直接、聞くつもりだった
 あなたが言えば何でも信じたもの…あの時に駆けつけて私が大切だと言ってくれたら疑わなかった
 でも今は…」
「シァォバイ…」
「青丘に戻って考えたわ、あなたが私に言ったことは嘘か真実かどちらなんだろうって…
 そして分かったの、相手を好きなら口から出るのは真実だけ、好きでなければ偽りだって言える…
 そんな細かいことはもういいの… ←いいんかーい!ピューッ!≡≡≡( 「ε:)ノ
 きっとあなたは一度は私を好きだった、やはり縁は望んでも得られはしない
 私は東荒(トウコウ)の女帝よ?愛にこだわっていられない、今の私たちにはそれぞれ幸せがある
 ディジュン…終わりにしましょう」
「私は幸せではない」(´-ω-。` )じーちゃん…
「青丘から責めを負えとでも言われた?私の体面など気にしないで…女媧(ジョカ)様に話して離縁を」
「私は離縁しない、小白、私が死ぬまでそなたは私の妻だ」
「何だか今日は…」
「今日の私は恐ろしいか?…恐れずとも良い
 碧海蒼霊(ヘキカイソウレイ)ではすでに東屋が完成し、果樹も植えた
 仙山の霊鳥にも毎月の終わりに舞いを見せに来いと命じた、好きな時に行けば良い」
「私はもう…」
「冷たい水は飲むな、布団を蹴らずに眠れ」←(=゚ω゚)ノ 歯ぁみがけよ~
鳳九は思わずこぼれた涙をこっそり拭った。
「急にどうしたの?」
すると東華帝君は鳳九の手を取り、両手で包み込むと、優しく口づけしてから離した。
「行くがいい」
鳳九はふと手の中に何かあると気づいて広げると、指輪を見つける。

「これは?…終わりなのね?…受け取らない」
結局、東華帝君の真心は届かず、鳳九は指輪を置いて席を立った。
「私は何もいらない、これで終わりよ…私があなたを思う、それだけの縁だった」
鳳九は最後にそう言い残し、出て行った。

黙って白鳳九の背中を見送っていた東華帝君だったが、突然、激しく喀血した。
卓上には虚しく置き去りにされた指輪がある。
そこへ重霖がやって来た。
重霖が床に広がった鮮血に驚いていると、東華帝君は咄嗟に涙を拭い、強情な鳳九が指輪を拒んで去ったとぼやく。
「私が死んだのち、何としても鳳九に渡してくれ…何かを残しておきたい」(´-ω-。` )じいちゃん…
「はい」
重霖はその場にひざまずいて了承したが、主人の落胆を思うとやるせない。
「悲哀は無用じゃ、時が来れば死ぬのだから…」
秋水(シュスイ)の毒はすでに東華帝君の全身に広がっていた。

一方、梵音谷の入り口に到着した緲落は燕池悟に結界を開けさせ、飛び込んで行った。
こうして燕池悟は東華帝君から与えられた使命を見事に果たす。
実は東華帝君は燕池悟に一芝居打って欲しいと頼んでいた…
『俺と小九に力を与えたその身体で緲落とどう戦うつもりだ?!』
『緲落を制するのは私ではない、それは碧海蒼霊の役目だ』
『お前の仙気の源は碧海蒼霊にある、確かに力を借りれば勝てるかも…』
『碧海蒼霊の持つ力により梵音谷を封じる、そして星光結界を張って邪気を浄化し、緲落を始末する
 星光結界は強固で邪気がある限り決して開かない』
…そうとは知らず、緲落は自ら谷底に降り立った。
「ドンファ…私が邪気を吸い尽くせばお前はおしまいだ」

白鳳九が縁啓台に戻ると、謝孤栦が待っていてくれた。
実は東華帝君が葉青緹に帝君を継ぐよう命じたという。
通常、後継者は死の直前に指名するもの、つまり神仙が後継者を決めるのは己の死期が近いという意味を含む。
「恐らくそなたが修為を与えた者だからだ、そなたとの縁を重視したんだな」
「信じられない…」
鳳九は慌てて太晨宮へ戻ったが、東華帝君も重霖もいなかった。
そこへちょうど成玉元君(セイギョクゲンクン)と司命星君(シメイセイクン)が現れ、動揺する鳳九をなだめる。
「私たちも多くは知らないの、重霖が戻ったら聞きましょう」

その頃、東華帝君はひとり碧海蒼霊にいた。
思い出されるのは白鳳九と2人だけで過ごした幸せな時間…。
すると洞窟の房間で鳳九が置いていった婚礼衣装を見つける。
…定住しなくても、ここも私たちの家よ?…
東華帝君は鳳九が言ってくれた言葉を思い出し、思わず涙があふれた。
「小白…″私たちの家″という言葉…気に入っている」(´-ω-。` )じーちゃん…

連宋(レンソウ)が葉青緹と重霖を従え、太晨宮に現れた。
白鳳九は東華帝君がなぜ急に後継者を指名したのか聞いたが、重霖は縁があるからだとはぐらかす。
その時だった。
東華帝君が碧海蒼霊の仙気を取り込み始めたのを機に天象に異変が起こる。
一方、燕池悟は梵音谷の入り口で結界を守っていたが、ついに緲落が谷底から飛び出して来た。

白鳳九は東華帝君の身に危険が迫っていると気づき、重霖に何か知っているはずだと迫った。
口の硬い重霖だったが、連宋はそろそろ潮時だと気づく。
「話すがいい」
実は3万年あまり前の魔族との戦いは、魔尊の緲落が帝君を追い落とそうと戦いを挑んだのがきっかけだった。
東華帝君は緲落を封じたが、その時、緲落が流した血の1つが血涙(ケツルイ)となり魔界の禁忌の地へ、もう1つは赤い印となってある赤子の体内に入ったという。
その時、鳳九は自分が戦の最中に生まれたことに気づいた。
「戦の最中に生まれた赤子って…まさか私なの?」
東華帝君も阿蘭若(アランジャク)の夢の中に入った時、その事実を初めて知ったという。

その頃、燕池悟は緲落が谷底から飛び出した衝撃で吹き飛ばされ、意識を失っていた。
「あははは~まぬけな若造め!私を封じられるとでも思ったか?!
 ドンファ!そろそろ決着をつける時だ!出てこいっ!」
その時、東華帝君が緲落の前に姿を現す。
すると東華帝君は梵音谷の入り口一帯に星光結界を張り巡らせ、緲落と2人だけで全てを終わらせようとした。

一方、太晨宮では白鳳九が次第に明かされる真実に唖然としていた。
東華帝君は緲落の封印を長年に渡り何度も強化して来たが、緲落の回復は予想よりも早かったという。
実は緲落が密かに策を巡らせ霊璧石(レイヘキセキ)を手に入れ、阿覧若の夢では鳳九から赤い印を取り戻したせいだ。
あとは血涙を取り戻せば封印を破れる、そんな事態になるまで東華帝君も連宋も全く気づかなかったという。
そして祝宴の直前、東華帝君は姫蘅から父親の形見を盾に鳳九と別れるよう要求されていた。
東華帝君は姫蘅を魔界へ送り届け、姫蘅の秋水の毒を全て吸い取って義理を果たしたが、その時に魔界に異変が起こったという。
「…つまり東華帝君が魔界に残っていたのは姫蘅のためではなく、緲落のせいだったのね」
鳳九は自分の早合点だったと気づいた。
「帝君の心には鳳九殿下、あなたしかいません
 秋水の毒をいち早く解くには解きたい者が体内へ吸い取るしかない、でも吸えば己が苦しみます
 帝君はそんな方法を使ってまで、姫蘅をあなたから遠ざけたのです」

重霖の訴えを聞いた司命星君は東華帝君の歴劫を思い出した。
「以前、帝君が人間界へ行ったのは封印の強化で失った修為を回復するためです
 あなたも知るように修為は完全には回復しなかった
 だが帝君は妙義淵(ミョウギエン)の浄化を続けて来られた
 数十万年分の邪気は帝君の一生分の修為と半分の精気を使い、やっと抑えられます
 だが阿蘭若の夢に入る時、帝君は9割の修為を除いてあなたのために夢でも傷を負った
 さらに秋水の毒まで引き受けられた…確かに秋水の毒など脅威ではない
 だがその毒を吸った者が修為を回復するには、通常の5倍の時を要します
 緲落は封印されたのち絶えず修為を蓄え、精気を吸って来た
 しかし帝君は梵音谷を出てから修為を回復する暇もなかったのです
 今、残された仙力だけで緲落に対抗するのは難しいでしょう…」
すると重霖は東華帝君の想いを無下にした鳳九を思わず責めた。
「本当は帝君を恨んでいたのでは?潔い物言いをしながら、言葉と心の中はきっと違ったはずです
 帝君は訳あって何も言えぬと考えたことはなかったのですか?」

東華帝君は阿蘭若の夢を出たあと、実は白鳳九との縁を調べていた。
すると天命石(テンメイセキ)には2人が巡り会う縁すらなかったという。
しかし天は鳳九の一途な想いを哀れみ、東華帝君と鳳九の影に縁を与えてくれた。
結局、蘇陌葉(ソハクヨウ)の出現が縁を壊して無縁となったが、影には来世がないため、沈曄(シンヨウ)と阿蘭若が結べなかった縁が東華帝君と鳳九に移ったという。←師匠ェ…( ̄▽ ̄;)
ところが天命石は内容が漏れると書き換えられることになっていた。
東華帝君は天命も恐れず愛する鳳九との縁を守る覚悟だったが、これも天意なのか祝宴の直前に思わぬ事態になる。
「…天命石の示す通りだわ、私と帝君の縁はごく浅いものだった」
「帝君は自分なりに縁を守ろうとした、方法を誤ったとしても真心は本物だった、そうだろう?」
連宋は天にまであらがおうとした東華帝君をかばった。
「なぜ私に話してくれないの…ゥッ…」
「その通りです、帝君も話せば良かった、でも帝君は我らと比べて高潔すぎるのです
 鳳九殿下に話せば少しは楽になれる、なのになぜ隠したと?
 帝君は発つ前まで憂慮していました、上仙や上神へ上がる劫数から殿下を守ってやれないと…
 多くの誤解も全て殿下を思ってのことだったのです
 もし話せば殿下が負い目を感じる、もし話さねば殿下の気性なら自分を恨み、憎み、
 いずれ立ち直ると分かっていた
 殿下の未来を思い、帝君は隠し続けたのです、死ねばあなたを一生、苦しめてしまう
 どれほどの覚悟だったかお分かりですか?!その帝君にあなたは何と言いましたか?!」
重霖は思わず声を荒げると、連宋が叱った。



白鳳九は東華帝君に冷たく別れを告げて去ったことを深く後悔し、涙に暮れた。
すると重霖が東華帝君から預かっていた指輪を取り出し、鳳九に渡す。
「本当は死後に渡すよう命じられていました」
それは東華帝君が心の臓の半分を使って作った指輪で、帝君が死んでも残って鳳九を守るという。
「なぜ帝君を信じてくれなかったのですか?」
東華帝君は第35話で鳳九が言ったことを覚えていた。
…心の臓を捧げるのが真心を伝える究極の手段で、人間界で流行したんだとか
…己の胸を裂けばこの上なく誠意が伝わるでしょう?

東華帝君は死を覚悟した戦いだと分かっていた。
もし鳳九がこれを知れば自分と共に死のうとする、それを最も恐れていたという。
東華帝君は未来ある鳳九の足かせにならぬよう、黙って1人で出かけたのだ。
「そんなのあり得ない…あの嫉妬深い帝君が私を置いて行くはずない
 私の未来のため?足かせになる?
 それほど好きなら私だけ幸せになるより、共に死んで欲しいはずだわ…
 そう思ってくれたら…ゥッ…終わりにできるのに…」

つづく


( ̄▽ ̄;)どうもワケワカメなのでひたすら打ちこみました
後半に詰め込むから〜字幕にも限界があるんですw
それにしてもまるで全部9ちゃんのせいみたいになってますけど?(#˘・з・˘)





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最終更新日  2021.01.29 12:48:59
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