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2021.04.16
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第2話「亡国の恨み」

病を理由に朝廷を休んでいた左相国(サショウコク)は妖魔に寝返っていた。
左相国は天原国の襲撃を手助けすべく妖兵と共に屋敷を出たが、その様子を偶然、驪(リ)国の帝女・燕燕(エンエン)に見られてしまう。

その時、上仙・傅九雲(フキュウウン)は眉山(ビザン)君と別れ、屋根の上から高見の見物を決め込んでいた。
すると妖兵に追われた燕燕が転倒し、今まさに殺されようとしている。
…天に逆らい再び関わるならば、あなたも災難を避けられませんぞ?…
「″天に逆らう″か?…それもよい」
九雲は老先生の戒めに逆らい、結局、仙術で燕燕を助けてしまう。


しかしこの時までなぜ狼煙が1つも上がらなかったのか。
朝廷を招集した宝安(ホウアン)帝は左相国に問いただそうとしたが、この危機的状況にも関わらず左相国は参内していないという。
皇帝は愕然となり、この時、ようやく相国の裏切りに気づいた。

一方、父の使いで寺に向かっていた左紫辰(サシシン)は胸騒ぎを覚え、馬車を止めるよう命じた。
しかし従者が左相国の命令で寺までは止まれないと断る。
「寺に着けば守って頂けます!」
紫辰は政変に気づき、今すぐ引き返さねば自害すると脅した。

九雲は仙術で竜巻をおこし、天原軍の侵攻を阻んだ。
しかし天原国の皇太子・靂渊(レキエン)が九雲の姿に気づいて矢をつがえる。
「仙人が邪魔をしおって…」
九雲は靂渊の矢をあっさり払い避けたが、それ以上、天原軍を阻止することはできなかった。


こうして天原軍は難なく城内へなだれ込み、人々をなぎ倒して行く。
襲撃された驪軍はなす術なく、両親を守るべく宮門を守っていた二皇子は靂渊の剣に突き刺され絶命した。

その頃、慌てて皇宮に戻った燕燕は宮道を埋め尽くする兵士たちの亡骸に呆然としていた。
しかし亡骸の下敷きになって奇跡に助かった貼身侍女・阿満(アマン)と再会を果たす。
すると突如、息を吹き返した妖兵が2人に襲いかかった。

驚いた燕燕は落ちていた剣を拾うも絶体絶命、その時、駆けつけた紫辰が妖兵を刺し殺してくれた。

燕燕は愛しい紫辰が助けに来てくれたと安堵した。
しかし左府の配下の言葉で全てを悟る。
「公子!なりません!相国が城内の者は皆殺しにせよと…」
紫辰は配下を怒鳴りつけ、自分が燕燕を守ると誓った。
一瞬、頭が真っ白になった燕燕だったが、ふつふつと怒りと悲しみが湧き上がって来る。
「天原国と左家は通じていたのね…」



燕燕は紫辰に裏切られたと誤解、激情に駆られて思わず剣を振った。
すると紫辰の両目から激しい血飛沫が飛び散り、驚いた配下たちが熱り立つ。
しかし紫辰は両目を押さえながら配下を制し、燕燕を逃がそうとした。
その時、仙鶴に乗った師匠が現れる。
仙鶴が巻き起こす激しい風に左府の配下たちは身動きが取れず、燕燕はその隙に阿満を抱えて師匠の手を取った。
こうして無事に脱出した燕燕、すると皇宮を埋め尽くす亡骸の中に惨殺された両親の姿を見つける。
「父皇!母后!」
眼下には自分たちを睨みつける靂渊の姿があったが、今の燕燕は逃げるしか方法はなかった。

燕燕は意識を取り戻した阿満を連れ、師匠と共に郊外まで逃げ延びた。
しかし運悪く妖兵と出くわし、師匠が仙術で応戦したものの、阿満が刺し殺されてしまう。
阿満は幼い頃から公主の側に仕え、身分は違えど燕燕にとって姉妹同然の存在だった。
…阿満が死んだ、これで身近な人は皆、いなくなったわ
…この世にはもう父上も母上も兄上もいない
燕燕は絶望し、阿満を埋葬しながら自分もすぐ行くと覚悟する。
すると老先生が諦めるのはまだ早いと励ました。
実は霊灯(レイトウ)という法器があれば妖魔を封印することができるという。
「それを灯せば全ての妖魔の霊力を封じられるのです、しかし…
 灯をともすには霊灯と血の契りを結ばねばならず、灯に捧げた魂は最後には消えてしまう」
「…霊灯を探すわ」
燕燕は驪国の敵を討つと奮起、自分の魂を犠牲にしても天原国の妖魔を討ち、全世界の妖魔を滅ぼすと決意した。
ただし霊灯を取りに行くには身分を忘れ、名を隠して生きなければならないという。

この世から亡国の帝女が消え3年が経った。
ここは仙人たちが住む雪深い香取(コウシュ)山、下働きの人間たちが暮らす雑役院とは境界線となる符文(フモン)を彫った高い壁があった。
実は来月、この香取山に白河(ハクガ)龍王がやって来る。
趙(チョウ)管事は仙人たちの住む内殿で働く雑用係を選ぶことになったが、ある娘に目をつけていた。

趙管事が目をつけたのは阿満に瓜二つの娘・覃川(タンセン)だった。
覃川は黙々と仕事をこなす一方で、同僚の仕事を請け負いながら小銭を稼いでいる。
そんなある日、内殿で働きたい翠丫(スイア)が賢い覃川を頼った。
( ・ノェ・)コショッ<これは趙管事が一日中、食べている鯪魚(リョウギョ)城の瓜の種なの

趙管事は覃川を居所に呼び、甥の二萌(ジホウ)を紹介した。
まだ香取山に来たばかり、20歳で独り身だという。
「白河龍王の訪問のことは知っているでしょう?私が雑用係を選んでいるの」
すると趙管事は急に馴れ馴れしくなり、二萌は頭が鈍いが両親を亡くして不びんだと訴えた。
そこで内殿で働かせるつもりだが、今回の白河龍王の訪問で何かあるかもしれないという。
実は香取山主と白河龍王の良好な関係は表向き、互いに腹を探り合っているため、内殿はぴりぴりしていた。
趙管事は覃川を二萌へ嫁がせ、内殿でへまをしないよう面倒を見て欲しいという。
(^ꇴ^)<はい!
(; ゚ェ゚)<え?いいの?
(^ꇴ^)<いいですよ!
覃川は即決して趙管事を驚かせたが、二萌が急に怒って出て行ってしまう。
「顔は醜いし、肌も汚い!青青(セイセイ)姑娘(グゥニャン)の足元にも及ばないよ!」
驚いた趙管事は甥に悪気はないと取り繕った。
覃川はむしろ率直で男らしいと褒め、これでめでたく婚約となる。
そこで翠丫から預かった瓜の種を渡し、一緒に内殿の雑用係に選んでもらうことにした。

翌朝、内殿の雑用係に選ばれた覃川たちは荷物をまとめて塀の前に集合した。
趙管事は香取山に入ったら掟に従うよう命じ、いよいよ洞窟へ入る。
そして山を登ること二刻、ようやく長い洞窟を抜けると、美しい花畑が広がっていた。
趙管事は許されていないことはしないよう釘を刺し、特に裏山は立ち入り禁止だと警告する。
「もし入ったら、跡形もなく消えるわよ!」
やがて花畑を抜けると、巨大な鏡が現れた。
驚いたことに鏡の中が凝碧(ギョウヘキ)殿だという。
覃川は皆が次々と鏡に吸い込まれるのを見ながら、最後まで入るのをためらった。
そこで恐る恐る片足を突っ込んでは戻し、今度は片手を入れてみては戻す。
すると趙管事がいきなり覃川の腕をつかみ、中へ引っ張り込んだ。
「何してるの?!まったく〜早くして!」
覃川が急いで仲間たちの列に加わると、ちょうど青青が現れた。

「青青大人(ダーレン)、新しい雑用係です」
「ん…子衿(シキン)、一心(イッシン)、仕事を割り振って」

九雲が笛を吹いていると、ちょうど眼下を歩く一行を見かけた。
子衿と一心は九雲大人に気づいて足を止め、白河龍王が来訪するため新しい雑用係が来たと説明する。
翠丫は九雲の美しい容姿に目が釘付け、うっかり手に持っていた腕輪を落とした。
すると九雲が瞬時に飛び降りて拾ってくれる。
「独山玉(ドクサンギョク)の逸品だな」
「母の形見です」
九雲はこれ見よがしに翠丫の手を握りしめて腕輪を返し、隣にいる覃川の様子をうかがう。
…今どきの仙人って軽薄ね…
覃川は思わず目をそらしたが、そんな覃川を翻弄するように九雲は翠丫に口づけしてもいいかと耳打ちした。
…恥知らず…
呆れる覃川だったが、その時、舞い上がった翠丫が気を失ってしまう。



雑用係の男たちは翠丫を近くの林の中まで運んだ。
覃川は心配で付き添っていたが、そこで男たちの噂話を聞く。
<容貌に惑わされたのか?今の仙界では全ての仙人が九雲大人を避けてるって言うのに〜
<ああ~だから滅多に見かけないのか、評判が悪いんじゃ面目ないもんな

眉山が涼亭で酒を飲んでいると、九雲がやって来た。
「あの娘が来た…」
「まさか!師兄が皇宮から救い出し、お前に見えぬよう結界を張ったんだぞ?
 自ら出向いて来るとは…恩返しでもするつもりか?!」
「恩返し?」
「仙人と人間と妖魔、3つの世界は千年以上も互いに干渉せずにやって来た、3年前まではな
 あの娘のために古来の掟を破ったんだぞ?!感謝して当然だ!」
しかし九雲の興味はあの娘が香取山に何をしに来たのかだという。
眉山は情が湧くのは縁かもしれないが、災いかもしれないと釘を刺した。
「…しばらく見ないうちにあの娘は小賢しくなった、構わぬ、時間はたっぷりあるさ」
不敵な笑みを浮かべる九雲、眉山は得意のお遊びかと揶揄したが、九雲は遊びではないと言った。

覃川は雑用係として花畑を任された。
しかし渡されたのは小さな玉の瓶ひとつ、何でも瓊花(ニカ)海の花は全て仙花のため天上池の水を与えればいいという。
するとその夜、翠丫が文句を言いながら居所に戻って来た。
「仙鶴に噛まれた~何が仙境よ~動物にまでバカにされるなんて」
覃川はふて腐れながら寝台に倒れ込んだ翠丫を励ましたが、すでに翠丫は眠っていた。

つづく

( ๑≧ꇴ≦)青青だーれん!どこか違和感あるけどまだ普通ですw
それにしても結構な惨劇映像でしたね…





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最終更新日  2021.04.28 14:51:30
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