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2021.12.23
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第33話「喜びと不安のはざま」

辺境への道中、王藺(オウリン)は寝込みを襲われた。
しかし危ないところで王藺の護衛兵が阻止、刺客たちは慌てて逃げ帰る。
刺客の登場は想定内だった王藺、しかしこんなに早く現れるとは予想外だった。
「ここは危険です」
「よし、行こう」

一方、慈安寺に身を寄せた王儇(オウケン)は3カ月たっても屋敷に帰る気配はなかった。
蕭綦(ショウキ)は面会に来ても何も言わなかったが、そんなある日、宋懐恩(ソウカイオン)が訪ねて来る。

蘇錦児(ソキンジ)の話では今や皇太后が実権を握り、安平王は皇都にいても肩身が狭いという。
「まだ傷も言えないうちに自ら墓守を名乗り出たとか、あの寒い地で耐えられるでしょうか」

玉秀(ギョクシュウ)は宋懐恩が高台へ登って来るのを今か今かと待っていた。
玉秀が宋将軍を慕っているのはもはや公然の秘密、蘇錦児は堂々と宋将軍を慕うことができる玉秀が羨ましい。
せめて子澹のために着飾って出迎えることにしたが、結局、子澹が馬車から出て来ることはなかった。

王儇は大王からの薬を受け取り、宋懐恩を見送りに出た。
そこで懐恩は大王が王妃を恋しがっていると切り出し、屋敷に戻るよう勧める。
「大王には王妃のいたわりが必要です…(はっ)出過ぎたまねを…」
「言う通りだわ、逃げられるのも一時だけ、永遠には無理…」
すると王儇は最後に子澹の具合を聞いた。
懐恩は傷なら問題ないと答え、ただ時々、咳をしているという。

 枯れていなければ水をやって欲しい、世話をお願い」
「心得ました!ではこれにて…」
王儇は懐恩が帰ると、徐(ジョ)女官に明日の晩、豫章王府に戻ると伝えた。

王藺に刺客を放ったのは何も皇太后王氏だけではなかった。
暗殺に失敗したと報告を受けた皇后・謝宛如(シャエンジョ)は、老人の始末もできないのかと憤る。

将軍は豫章王の部下が邪魔したと怪しんだが、皇太后は否定する。
「哥哥の残党でもいるのかしら?一掃したと思っても網から逃れる魚がいたのかも…」
しかし流刑地は寒く、長旅も重なることから、将軍は丞相の身体も衰えるはずだと言った。
「その時を狙えば勝算はあります」

その夜、豫章王府は祝賀用の赤い幕で覆われた。
誰もが王妃不在の間に豫章(ヨショウ)王が側室を迎えると思っていたが、そこへ何も知らずに王儇が戻って来る。
王儇は動揺しながらも王妃として毅然とした態度で前庭に足を踏み入れた。
すると兵士が立ち並び、その向こうに真紅の婚礼衣装をまとった蕭綦の姿が見える。
蕭綦は王儇を迎え、手を引いて招待客の前に立った。
「ご存知の通り私は王妃との婚姻初夜に急に戦地へ出向くことになりました
 王妃を一人残して皇都を離れたのです
 世の女人は誰しも婚姻後の幸せを夢見てその日を迎えるのでしょう
 しかし上陽郡主は私のような男と婚姻し、その上、置き去りにされてしまった
 それこそが私が犯した最も大きな過ちです
 それでも王妃は何度も私を救ってくれた、聡明な妻を得て他に何も望みません」
そこへ侍女たちが現れ、王妃の外套を真紅の衣装に着替えさせた。
あの日、王儇は冠を壊していたが、蕭綦が新しい冠を王儇の頭に乗せてくれる。
「この瞬間から私、蕭綦の生涯において女人は王儇ただ一人です」
徐女官は蕭綦の愛情に胸を打たれ、長公主も喜んでいるだろうと涙した。



皇太后は豫章王の婚姻が側室を娶るためではなかったと聞いた。
実は皇都に戻って来た阿嫵(アーウォ)へ婚姻初夜の罪を償う宴だったという。
「やはり豫章王はただものではない、頭が切れるわね」
士族たちは権力を握った豫章王と姻戚になりたいはず、しかし皇都に不慣れな豫章王はまだ誰が敵か味方か分からないだろう。
恐らく阿嫵に一途と見せかけ、厄介ごとを追い払ったのだ。

蕭綦と王儇は初夜をやり直すことになった。
しかし寝所に入った王儇は蕭綦の心遣いに感謝しながらも素直に喜べない。
父が敗北した今、王氏と皇家が蕭綦を奪い合うのは必至だ。
「私は罪人の娘よ、かろうじて王妃の肩書きで体面を保っているだけ…」
誰からも愛され輝いていた上陽郡主も今や父や叔母の駒にすぎなかったという現実に打ちのめされ、すっかり自信を失っていた。
「私たちは夫婦だ、この先どんな困難が待ち受けようとそなたと共にする」
蕭綦は阿嫵を強く抱きしめ、疲れた時は自分がおぶって歩いてやると励ました。

一方、刺客に狙われ続ける王藺はある策を講じた。
その夜、小さな集落では王藺の命を狙う刺客が何組もかち合い、互いに王藺の護衛と勘違いして殺し合いになってしまう。
ようやく1人の刺客が王藺の部屋にたどり着いたが、待っていたのは別人だった。
王氏の護衛は刺客に暗器を放って仕留め、火をつけてから王藺の玉佩を置いて行く。
そして集落を火の海にして姿を消した。

皇太后は琅琊王氏から阿嫵に似た美しい娘を呼び寄せた。
すると朝議で大臣たちが連名で皇帝に側室を迎えるよう上奏する。
丞相・温宗慎(オンシュウシン)は先帝の崩御から100日未満だという理由で婚礼を反対したが、中書・顧閔汶(コビンムン)はむしろ子孫を重要視していた先帝への孝行だと訴えた。
その時、急報が舞い込む。
新帝の即位を祝い、忽蘭(クラン)王が使者を送るというのだ。
寧朔軍との因縁が深い忽蘭に顔を曇らせる蕭綦、しかし皇帝は自分の力を知って下手に出て来たと喜んだ。

王藺の一行が道中の辺ぴな村で火災に巻き込まれた。
骸は焼け焦げ人相の判別も付かず、捜索に駆けつけた将軍は頭を抱える。
罪人とは言え王藺は皇家の親戚であり豫章王の義父、すると部下が骸のそばにあった丞相の玉佩を渡した。

王儇がふと目を覚ますと蕭綦がいた。
「まだ朝議へ行かないの?」
「戻って来たところだ…美しい人はまだ寝ていたのか?」
蕭綦は阿嫵の手を引っ張って起こすと、王夙(オウシュク)からの伝言を教えた。
琅琊から叔母と王倩(オウセン)が来ているので屋敷へ来て欲しいという。
「いつもは着替えを手伝ってくれるが、今日は私が手伝ってやろう」
「…嫌よ」
「本当に?」
「嫌!ふふふふっ」
久しぶりに笑顔を見せた阿嫵、すると蕭綦は何とも愛おしくなり抱きしめた。

皇帝・馬子隆(バシリュウ)は側室を迎えるかどうか決めかねていた。
一方、この話を聞いた宛如は頭に血が上り、皇太后への怒りが爆発する。
「あの老ぼれ!皇帝は即位し、正室が懐妊したのに、それだけでは足りないというの!」
すると乳母がお腹の子に障れば皇太后の思うつぼだとなだめた。
そもそも皇帝が多くの側室を迎えるのは当然、避けては通れない道だという。

つづく


(  ̄꒳ ̄)うむ…確かに皇帝のママだけど、王氏の皇太后がここまで威張ってるのってどうなの?





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最終更新日  2021.12.25 23:11:47
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