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2022.12.20
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カテゴリ: 玉昭令 全52話



第25話

啓封(ケイホウ)の城門が結界でふさがれ出入りができなくなった。
幽族の仕業なのは明らか、人間では太刀打ちできない。
江文卿(コウブンケイ)は成偶(セイグウ)と朱然(シュゼン)に城門の見張りを任せ、働き詰めの展顔(ヂャンイェン)と上官策(ジョウカンサク)を休ませることにした。
しかし展顔は端木草盧(ソウロ)が心配になり、雨の中、様子を見に行ってしまう。

その夜、端木翠(ダンムーツェイ)は城門を封じている結界を解いた。
やはり結界は龍族のもの、幽毒は本当に温孤(オンコ)の仕業らしい。
端木翠はひとまず草盧へ帰ったが、そこには雨に濡れた青花(セイカ)小仙を気遣う展顔の姿があった。

展顔は努力したが上仙の端木とは釣り合わないと釈明し、ともかく青花を部屋まで運ぼうと手を差し出した。
しかし青花は怒って独りで先に入ってしまう。
その時、展顔は急に激しく咳き込み、喀血した。
端木翠は自分が近くにいるせいだと慌てたが、展顔は意識を失って倒れてしまう。

青花と小薬瓶は何とか展顔を寝台まで運び、薬を用意した。
どうやら展顔は心労がたたり倒れた様子、その時、外から物音が聞こえ、青花たちは慌てて飛び出して行った。
その隙に端木翠は展顔の具合をそっと確認する。
するとうなされた展顔が端木翠の手をつかんで放さなかった。
「端木…私を置いていかないでくれ…お願いだ…端木…」
「展顔、私はここよ、大丈夫、ごめんなさい…」
端木翠は泣きながら展顔の口へ薬を運ぶと、やがて眠ってしまう。



展顔が目を覚ますと端木翠の寝顔があった。
愛しい端木翠を見つめながら髪をなでる展顔、すると気がついた端木翠は慌てて出て行こうとする。
しかし展顔が咄嗟に端木翠の手を引っ張って抱き寄せた。
「私を見捨てるはずないと思っていた…端木、本当に君なんだな?」
端木翠は展顔の背中に手を回そうとしたが、ふと楊鑑(ヨウカン)の警告を思い出して展顔を突き放してしまう。

「…すまない、無礼な真似をして」
展顔はなぜ端木翠が自分を冷たく突き放すのか理由も分からないまま、草盧を後にした。

。・゜・(ノД`)・゜・。


端木翠はひとしきり泣いた後、気を取り直して啓封府に江文卿を訪ねた。
「義父、ご無沙汰しました」
「過去の記憶が戻ったんだな?…展顔の件は早く決断せねば厄介なことになる」
「…展顔とは縁を切ります、どうかご心配なく、幽毒を一掃したら蓬莱へ帰ります」
実は端木翠が啓封府を訪ねたのは幽毒の件だった。
江文卿は啓封府が全面的に協力すると約束、直ちに温孤医院へ行かせる。
一方、端木翠を生き返らせるため生気を集めた温孤は、幽族を煽って蓬莱でひと暴れすることにした。

温孤医院では城門がふさがれたせいで薬が不足していた。
そこで端木翠は飲み水の中に幽毒に効く札を溶かし、おかげで苦しんでいた患者たちの症状は劇的に緩和される。
しかし幽毒の源を除かねば焼け石に水だった。

端木翠は啓封の水源となる井戸の水を調べた。
そこで自ら水を飲もうとしたが、突然、現れた展顔が柄杓を奪って飲んでしまう。
「展顔!毒が入っていたらどうするの?!…今は非常事態よ、気をつけて」
「私を心配してくれるのか?」
しかし端木翠は何も言えなかった。
「井戸が幽毒の源だと思ったけれど違ったわ…地中の気なのかもしれない」
恐らく温孤が何か仕組んだはず、すると端木翠はある神仙の存在を思い出した。

端木翠は展顔と儺神(ダシン)廟へ駆けつけた。
すると壊れた仏像が床に転がっている。
「儺神は下位の神仙だけど気位が高い、己の像の破損は許さないはず…」
その時、端木翠は像の近くに落ちている龍の鱗を拾った。
「思った通り温孤はここへ来たのよ」

捕吏の張瓏(チョウロウ)は最初の患者だった子供を助けた際、幽毒を吸い込んでいた。
札の水を飲もうとするも水瓶はすでに空、ついに発病して喀血してしまう。
趙武(チョウブ)は感染も恐れず愛する張瓏を背負い、慌てて端木翠を探しに出かけた。

その頃、端木翠は仏堂の外で地中に埋められた儺神の像を発見した。
「(はっ)温孤は儺神を殺して幽毒をまいている!」
端木翠は早速、三昧真火(サンマイシンカ)で幽毒を除いたが、突然、雲行きが怪しくなり、激しい雨が真火を消してしまう。
すると紅鸞(コウラン)が現れた。
門主の無事な姿に感激する紅鸞、その一方で温孤の悪事を知られてしまったと動揺する。
そこで紅鸞は幽毒をまいたのも故気を放ったのも自分だと罪をかぶったが、端木翠をごまかすことはできなかった。
「いいわ、温孤と会う」
「門主!」
紅鸞は端木翠を引き留めようとしたが振り払われ、その勢いで面紗がずれて枯れた右頬があらわになってしまう。

…そもそも他人の生気を奪うのは天に背く行為
そのため肉体を離れた生気は自然と散ってしまう
しかし紅鸞は草木の命が源である桃花妖のため、自分の生気を使って人間の生気が散るのを防げた
全ては愛する温孤のため、すると生気を激しく消耗したせいで紅鸞の顔の半分が枯れてしまう…

紅鸞は温孤の悪行が全て端木翠のためだったと訴え、恩情を請うた。
しかし端木翠は民を害した者には情けをかけられないと一蹴、自分の手で成敗するという。
「端木!温孤はあなたのために神位を捨てて幽王になったわ、あなたが心の支えなの!
 どうかお願い、残酷な真似はしないで…」
すると端木翠は引き止めようとする紅鸞を仏堂の柱に梱仙縄(コンセンジョウ)で縛り付けてしまう。
「そこで頭を冷やしなさい」

温孤は端木翠を奪い返すため、幽族を率いて蓬莱に乗り込んだ。
そうとは知らず、端木翠は温孤を探しに崇城(スウジョウ)を訪れる。
千年前の償いもままならぬうち、まさか自分のせいで温孤が無辜の民を死なせることになろうとは…。
展顔は辛そうな端木翠を気遣い、責任は選択した本人が取るべきだと慰めた。

崇城に千年前の敵・端木翠が現れた。
幽族は騒然、しかし端木翠は温孤に会いに来たという。
「幽王はご不在だ!」
「どこにいるの?!」
その頃、温孤は帰墟(キキョ)にいた。
しかし端木翠の情債(ジョウサイ)箱がない。
すると楊鑑(ヨウカン)が駆けつけ、端木翠なら温孤の尻拭いで人間界へ行ったと教えた。
にわかに信じられない温孤、これも楊鑑の嘘だと激怒して襲いかかってしまう。
2人は激しく激突したが、麒麟の小天(ショウテン)が現れ、主人を守った。
「温孤、やめろ!端木上仙は本当に生きている!お前の行いももうバレているぞ!」
「不可能…」
「端木上仙は幽毒を除くため啓封へ行った!蓬莱を襲ったことも上仙は絶対に許さないぞ!」
小天の言葉に温孤は激しく動揺した。
「端木がまだ生きている…?!」

温孤の怒りの黒雲が啓封を覆い、豪雨が襲った。
家屋は浸水、啓封府では大事な文書の運び出しに追われていたが、その頃、張瓏を背負った趙武はようやく儺神廟に到着する。
しかし端木翠の姿はなく、柱に縛られた紅鸞がいた。
紅鸞はもはや手遅れだと教えたが、趙武は愛する張瓏を必ず救うという。
「もう十分よ…趙武…もう行って…早く!」
「絶対に嫌だ…辛ければ私の手を噛め」
すると張瓏は泣きながら趙武の手を噛んだ。
「本当に馬鹿な人ね…死ぬのが怖くないの?」
「母さんが言ってた、男は女房以外を怖がるなって」
紅鸞は趙武の深い愛情に心を打たれたが、その時、温孤が現れた。
「言え、展顔はどこだ?!」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)キィャァー! ←何が?w





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最終更新日  2022.12.20 22:26:06
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