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2023.02.06
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第35話「仇同士の対決」

容景(ヨウケイ)に密書を送り牽制した三皇子・夜天逸(ヤテンイツ)。
すると目論見通り容景から接触してきた。
「私の名を騙って兵馬を集め、国境を荒らしたな?」
「ふっ、下手に動けば平城(ヘイジョウ)の民が巻き添えを食うぞ?」
もはや淇(キ)国太子・容景が挙兵したのは周知の事実、今さらどんな言い訳も通らないだろう。
そこで三皇子は容景が皇位簒奪に協力するなら、成功した暁には領地を与えると約束した。
しかし容景は汚い行為に手を染めたくないと拒否、思い留まるよう警告して帰ってしまう。


一方、三皇子は破竹の勢いで越州から鳳凰関を越え平城へ到達、星野坡(セイヤハ)大営は反乱軍に包囲されてしまう。
急報を受けた朝廷は対応に追われたが、今の朝廷に援軍を送る余裕などなかった。
すると朝堂に皇后・雲浅月(ウンセンゲツ)が現れ、及び腰になった臣下たちを叱責、自ら夫を助けに行くと啖呵を切ってしまう。

拓跋葉倩(タクバツヨウセイ)は皇帝が劣勢と知り、想定外の事態に呆然となった。
そこで慌てて侍女・阿烏(アウ)に月岐(ゲツキ)から薬材を取り寄せるよう命じる。
一方、秦玉凝(シンギョクギョウ)も密かに平城へ出かけようとしていた。
しかし屋敷に冷邵卓(レイショウタク)が駆けつけ、やみくもに動いても仇討ちどころか返り討ちに遭うと止める。
「私を信じてくれ」
実は冷邵卓にはある策があった。

浅月は祖父の人脈で兵を集め、兄・南梁睿(ナンリョウエイ)と共に星野坡を目指した。
しかし天聖陣営は敵に包囲されて半月、朝廷からの援軍も期待できず、夜軽染はついに覚悟を決める。

一方、容景は三皇子の勢力が増していることを危惧し、対抗するには夜軽染と手を組むしかないと考えていた。
すると皇帝から密書が届く。
…明日、辰の刻に星野坡で…
容景は玉洛瑤(ギョクラクヨウ)の反対をよそに独りで出かけると決めたが、なぜか胸騒ぎがしていた。

翌日、星野坡で夜軽染と容景が対峙した。

「今一度だけ私を信じてください…再興の意志など毛頭ありません、あれは夜天逸の軍です
 野心に取りつかれ、民のことなど眼中にない、だが皇上と私が協力すれば食い止められます
 もう二度と荒野をさすらう淇国の悲劇を見たくありません
 全ての民に安住の地を与えて頂きたい、血みどろの皇位争いなど無意味です」
「もはや私にその時間はない、国と共に栄えるのではなく、国土と共に眠る…夜氏皇帝たる私の定めだ
 かくなる上は共に誓いを立て、今ここで決闘に臨む」
夜軽染は生死をもって勝者を決めると言い放ち、宝剣を抜いた。



皇后が援軍を連れて陣営に到着した。
しかし皇帝は不在、何でも独りで容景に会いに行ってしまったという。
驚いた浅月は南梁睿と一緒に探しに出かけたが、やがて激しい雨に見舞われた。
すると裏山で戦う皇帝と容景の姿が見える。
浅月はびしょ濡れの容景の背中を見ると、ふいに記憶がよみがえって頭が痛くなった。
その背中はかつて自分を手ひどく捨て去った容景の後ろ姿、これが浅月の封じられた記憶の綻びとなってしまう。

浅月は全てを思い出した。
その時、容景が夜軽染から剣を奪い取り、突き付ける。
「軽染っ!」
浅月は慌てて駆け出したが、その姿に気づいた夜軽染は剣先をつかみ、自分の胸を突き刺してしまう。
「皇上?!」
「弱美人…そなたの勝ちだ…」
容景は一体、何が起こったのか分からず呆然となった。
すると背後から浅月の悲痛な叫び声が聞こえ、驚いて逃げ出してしまう。

浅月は夜軽染を抱き起こした。
「容景!待って!軽染を助けて!」
しかし夜軽染は息も絶え絶えに浅月を止める。
「いいんだ…最後に会えて良かった…少し休ませてくれ…
 記憶が戻ったんだな?騙してすまなかった…私は卑怯な手を使い君をつなぎとめた…
 ほんのひと時の夢だったが、君といられた時間は生涯で最高の日々だった…恨まないでくれ…
 命が尽きる前に最高に贅沢な夢を見られたんだ…後悔していない…」
「あなたは私たち母子に居場所をくれた…死なないで…あなたが死んだらどうしたらいいの?!」
「分かっていた…君の心の中にいるのは自分ではないと…全て思い出したのなら私に勝ち目はない…
 君たちは来世で一緒になれるだろう、来世ではもう張り合わないよ…」
すると夜軽染は葉倩に詫びを伝えて欲しいと頼み、愛する浅月の腕の中で事切れた。



玉洛瑤は浅月に真実を伝えずに戻った容景を心配した。
皇帝を殺したとなればただでは済むまい。
しかし容景は浅月が弁明の機会をくれるとは到底、思えなかった。
悲嘆の中にある人間は真実より現実の光景を信じるもの、例え命を差し出しても浅月の恨みは消えないだろう。
浅月にとって今や容景は祖父と皇帝を殺した仇であり、今さら許しを乞える道理などなかった。
「私にはやることがある…夜天逸に会う」

翌朝、解毒薬を完成させた葉倩が陣営に駆けつけたが一足遅かった。
葉倩は夜軽染の死に目にも会えず、棺にすがりつき悲しみに暮れる。
「お願いよ、目を覚まして…私のものにならなくていい…自由にしてあげるから…」
するとうたた寝していた浅月が目を覚まし、葉倩に寄り添った。
「浅月、私が軽染を殺したの?天が私の呪いを聞きつけてその通りにしたのね…本心じゃなかった
 死んで欲しいなんて本気で思うわけないのに…」
葉倩は自分の横恋慕が原因だと嘆いた。
しかし浅月は夜軽染の妻は葉倩だけだと慰める。
「軽染は私を守ってくれただけ…実は…あの子の父親は容景なの
 皇室の正統性に関わるからと極秘にせざるを得なかった…私たち母子のためだったの」
「何てこと!…殺したのは私なの、全て私のせいよ!」
葉倩は自分を許せないと取り乱し、副葬品の剣をつかんだ。
そこへ慌てて南梁睿が駆けつけ、葉倩から剣を奪い取る。
「時が解決する、残された者は生きて行くしかないんだ
 自死などしたら、愛する者が苦しむぞ?!…バカな真似はするな」

その頃、月岐王・拓跋業成(タクバツギョウセイ)は新帝の夜軽染が容景に討ち取られたと報告を受けていた。
喜んだ業成は直ちに部隊を夜天逸に合流させ、一気に都を攻略するよう命じる。
これで妹も月岐に戻るしかなくなるはず、業成は男なら他にいくらでもいると笑った。

一方、三皇子の陣営でも皇帝の崩御を喜び、祝杯を挙げていた。
すると突然、三皇子と袂を分かつはずの容景が現れる。
容景は皇位に近づきつつある三皇子のため、美酒を差し入れに来たと言った。
しかし三皇子はにわかに信じられない。
「どういう風の吹き回しか…公明正大な景世子は人が変わったか?」

つづく







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最終更新日  2023.02.06 00:16:14
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